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[107] “悲しい”を拾う人 “嬉しい”を拾う人

2014/03/15

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            アクアタック研究室 - 片岡 章
            mail magazine - 107  2014/3/15

            【 “悲しい” を拾う人  “嬉しい” を拾う人 】

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会社勤めの方はご覧にならないでしょうが、
岡江さんと薬丸さんの 『はなまるマーケット』。
そのなかに 『はなまるカフェ』 というコーナーがあって、
ある日、女優の堀北真希さんがゲストでした。
 
そこで堀北さんが語っていたひと言 ――

    ドラマを見ていて、
    悲しい場面では泣きませんが
    嬉しい場面では泣いてしまいます

たまたま、私自身、その少し前に、
「自分は、悲しい場面よりも嬉しい場面のほうが感動するなぁ」
と思っていた、
そんな事情もあって、記憶に残っているのですが、
私のことはさておき、
これは、誰もが頭にインプットしておいていいことかもしれません。


                           ☆    ☆    ☆


このときの堀北さんを見ていて、ふと気づいたことがあります。

    この人には、ほかの人にはない安定感がある

会ったことはなく、テレビで知るかぎりなのですが、
ざわざわ、そわそわ、といった気配を感じたことがありません。
落ち着いて見える人でも、
こういう人、なかなかいないのではないでしょうか。

といって、ただの “おっとり”  でもないですね。
少し大袈裟(おおげさ)なようですが、
“泰然自若(たいぜんじじゃく)” の感じです。

それから、
このカフェでは 「結婚願望がない」 とも話していましたが、
ここにも、“安定感” を窺(うかが)わせるものがあります。
ひとりであっても、すでに充足している、そんな印象です。

    *  *  *  *  *

さて、話は戻って、
悲しい場面では泣かないが、嬉しい場面では泣く、
というのは、とてもいいことだと思うのです。
(別に、泣かなくてもいいんですけど)

世間ではとかく、
嬉しい場面よりも悲しい場面で泣く人のほうが、思いやりがある、
と見られがちですが、
ほんとにそうでしょうか?

私はむしろ、こういう人のほうがタチが悪い m(_ _)m と思っています。
というのは、往々にして、
自分の不幸や不満を相手に重ね合わせているにすぎないからです。

人の痛みを汲(く)んで涙するのは、尊いことです。
でも、
一見そう見えるものの、実は自分の不足を嘆いているだけ、
という人が多いのではないでしょうか。

そういう人は、普段、こんな様子で暮らしているはずです。

    いつも不満ばかり口にする
    表情が晴れ晴れしていない
    人の仕事ぶりや生き方を賞賛することがない
    他人を尊重しない
    不幸な人や病人を見つけて仲間にしたがる
    ネットで悲しい出来事や不遇な話を探し回る
    “かわいそうなワタシ” への同情を求める
    いつまでも同じところでくすぶっている
     ・・・・・・・

こんな想いでいては、
辛(つら)い状況の人に接しても、不幸倍増計画にしかなりませんし、
結婚しても、自分の穴埋めを相手に求めるばかりで、遠からず破綻です。

悲しみも人生の味わいのうち。 その体験は貴重です。
ですが、それも、
“嬉しい” に泣ける “幸せモード” のなかで味わってこそ活きます。
“不幸モード” では、負のスパイラルに沈み込むばかりで、
本人も周囲も、永遠に現状から抜け出せません。

グズグズのぬるま湯でじーっとしているのは、
居心地がいいのかもしれません。
しかし、その発想はしみったれています。
身についた習慣を変えるのは難しいでしょうが、
やはり、“悲しい” を拾う人よりは “嬉しい” を拾う人に近づきたいですね。
小さな “嬉しい” でもいいのですから。

ドキュメンタリー番組でもよく目にしますが、
“嬉しい” を拾う人は、
震災や戦禍のなかにあってさえ、つぎの道を見つけています。


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