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[102] パール・ハーバーから日本を見ると

2013/12/15

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            アクアタック研究室(片岡 章)
            mail magazine - 102  2013/12/15

            【 パール・ハーバーから日本を見ると 】

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年内も残り少なくなりましたが、
今年は、「短かった」 という声をよく聞くような気がします。
みなさんはいかがでしたか?

それにしても、光陰矢のごとし。
“まだ17歳” のアグネス・チャンさんが、孫を持つ夢を語っていたり、
“新人芸人” さんたちが軒並み40歳になっていたり …

人生あっという間に過ぎていく、しかも年々速くなる ――
歳を重ねると誰もが実感するところで、
追い立てられるような感じさえあります。

でも …


                           ☆    ☆    ☆


■ パール・ハーバーでアメリカ人になっていた

ベン・アフレック主演の映画 『パール・ハーバー』(2001年)、ご覧になりましたか?
私は、それを観たとき、不思議な体験をしました。
(心霊現象ではありません)

題名のとおり、
第2次大戦でハワイのパール・ハーバー(真珠湾)が日本軍に攻撃される、
というシーンがあります。
舞台は、休日を過ごすパール・ハーバー。
そこに、日本の戦闘機が何機もやってくるのです。

このとき、奇妙なことに、
私は、アメリカ側に立ち、アメリカを応援していたのです。
そして、攻撃してくる日本を “敵国” とさえ思いました。

それまで、日本製の戦争映画では必ず日本を応援していたのに …

この体験で気づいたのが、

    人間、《いま居るところ》 から見ているだけなんだな

ということです。


■ 領土もスポーツもおなじ

この体験から想像するに、
領土問題で 「それは我が国の領土」 と主張するのもおなじかと思います。

つまり、
「独島(竹島)は韓国の領土」 と主張する韓国の人たちが
もし日本に生まれていたら、
「竹島は日本の領土」 と主張していたに違いないのです。
尖閣諸島もそうでしょう。

これは、逆もおなじで、
「日本の領土」 と主張している日本人たちの多くも、
韓国や中国に生まれていたら、
「韓国(中国)の領土だ」 と譲らなかったはずです。

ここに理屈はありません。
いくら資料や証拠を揃えたって通じません。
もちろん、どの国にもクールな人たちはいて、
その人たちなら、資料や証拠にもとづいて判断するのでしょうけど。


スポーツもそうです。
監督や選手が審判の間違いに抗議するのは、
それが自分たちに不利なときだけ。
自分たちに有利なときは黙っています。

やはり、《いま居るところ》 からしか見ていないんですね。


■ “あちら” からも見てみる

さて、ちょっと飛躍させて、“こちら” と “あちら” のハナシ。

人生というスパンでもまた、
わたしたちは、
《いま居るところ》、つまり “この世” から物事を見ています。
だからこそ、
「年をとってしまった」
「人生、短くて空(むな)しい」
とため息が出るわけです。

でも、考えてみてください。
〈“こちら” に居る〉 のが普通でしょうか?

もし ‘何度も生まれ変わる’ のなら、
〈半分は “こちら” に居て、半分は “あちら” に居る〉 のが普通です。
まして、‘人生は一度きりで生まれ変わらない’ のなら、
〈“あちら” に居る〉 のはもっと普通、ということになります。

だったら、“あちら” の目からも見るのがフェアというもの。
そうやって いま を眺めたら、
目の前のものが、もっと違った意味を持ってくるのではないでしょうか。


あとは想像力次第ですが、
なにごとも、
“あちら” + “こちら” = 普通 から眺めることができたら、
少し気が楽になりますわね。
《いま居るところ》 からだけ見ていたのでは、嘆くばかりです。


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次回は、元旦を休ませていただき、15日から始めます。
よい年をお迎えください。


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