生活の知恵

見慣れた世界に “小窓” を開けて …

♪目にする景色がほんのり変わるメールマガジン。
4月29日最新号は 【 [155] 『題なし』が台なしに … 】

全て表示する >

[93] 政治オンチ 参院選を語る

2013/08/01

□ ========================================================= □
      アクアタック研究室  mail magazine - 93  2013/8/1
             
                 【 政治オンチ 参院選を語る 】
               
□ ========================================================= □


告白しますが、私はひどい政治オンチです。
どれくらいひどいかというと、
高校時代、自民党と共産党の区別がまったくつきませんでした。
党名以外になにが違うのか … ?

その後も、
政治家の秘書をする友人がいて、
そうした世界は身近にあったのですが、
このアタマに政治が入ってくることはありませんでした。

ところが、今回の参院選だけは、なぜかしっくりきました。


                           ☆    ☆    ☆


■ 選挙前

選挙前には、
「どこに票を入れたらいいのかわからない」 という声をちらほら聞いていて、
当然、私もその部類です。

とはいえ、政治オンチなりに、大まかな当たりはつけていました。

    ・ 政党としては自民党かな?
    ・ 石頭の古株にかわって若手や女性が増えてくれないと、マズイ。
    ・ 原発問題の急先鋒=山本太郎氏には頑張っていただきたい。
       (“売国奴” とのウワサも承知のうえで) 
    ・ 拉致問題解決のため、中山恭子さんはぜひ当選してほしい。
       (比例区だから指名はできないけど)
    ・ 川田龍平さんも当選するといいな。
       (こちらも比例区)

「いったい、どの政党の誰を支持してるんだ?」 と言われそうですが、
私は、
組織というものをあまり信用していませんし、
特定の人だけを支持するという考えもありませんから、
こういうことになります。


■ 選挙後

さて、選挙前には漠然とこう考えていた私ですが、
選挙がすんで速報を見ていたら、
視界の霧が晴れて、ちょっとした確信に変わっていました。
「なんとなく …」 も、あながち的外れではなかった、という感じ。

それは、
選挙前にイメージした通りの結果だった、ということもありますが、
加えて、
こうなるのは必然だったのかな、とあらためて得心するところもあったからです。

それは …


【その1】 基本は自民党

    党内では分裂。口を開けば、不景気な顔で他党の批判ばかり ――
    そんな政党や政治家は、もういりません。
    (他党の批判は自民党も同じですが)
    
    また、領土問題のさなか、
    「防衛はいらない」 なんて言ってる場合ではないと思います。
    高僧のごとく、「侵略されても受け入れますよ」 と全国民が悟っているのなら、
    それもいいし、むしろ理想かもしれませんが、
    そんなこと無理ですし、かといって、侵略されない保証もありません。
    
    TPPも、積極的に賛成ではありませんが、
    アメリカが離れたら日本を守れないでしょうから、いまは必要なのでは?
    
    天皇制も、日本人の精神性や文化からは切り離せないでしょう。
    即物的に “税金の無駄遣い” と片づけられる話ではないと思います。


【その2】 自民党だけでもダメ 
    
    というわけで、基本は自民党でいいのですが、
    なにごとも、ひとつの組織で固まりひとつの色に染まるのはよくない。
    それと、発想の古いタヌキオヤジさんたちが居座るのも嬉しくありません。

    その意味で、
    山本太郎、川田龍平、中山恭子といった、
    他党や無所属の若手、女性が当選しているのは、
    よかったのではないでしょうか。

    さらに、若手、女性といえば、
    日本共産党の吉良よし子さんに注目が集まったのも、
    党の空気が少しリフレッシュされそうで、歓迎できる気がします。
    山本太郎さんは、原発問題で吉良さんと手を組むかもしれませんが、
    それもまた、与党、野党に新しい刺激と風をもたらしてくれるでしょう。


                  *   *   *   *   *


やはり、「お前はなにを考えているのかワカラン」 ですか?

いえ、簡単な話なのです。
独裁国家の末路を見ればわかるように、

    ・ ひとつの視点だけで物事が進むのはよくない
    ・ いくつもの視点を併せ持つことで健全になれる

ということです。
当たり前といえば当たり前。

ですが、ここに、忘れてはならない重要なポイントがあります。

    異なる視点が “対立” したままではいけない

ということです。
といって、“妥協” も違います。
対立も妥協も、意識のレベルとしてはおなじだからです。

    対立(妥協)の一歩向こうに目をやり、
    双方を包み込むような、もっと広がりのある光景に焦点を合わせる

これが大事だと思うのです。
当選した若手や女性には、そこを期待するのです。
長年の政治オンチが今回はしっくりきた理由も、きっとそこにあります。

逆に、それができなかったら、古い政治家と変わりません。
私も、以前の政治オンチに戻るでしょう。

わたしたちは、ややもすれば、
ひとつの視点だけで物事を見、おなじ物言いを繰り返して一生を終える、
そんなことになりかねません。
これは不幸です。
政治の世界も、早くそこから脱却してほしいのです。

ちなみに、
《るろうに剣心》 《酔いどれ小藤次》 が、そろってこの時期に登場しています。
両者に共通するのは、最悪でも峰打ち(みねうち)に留める武士道ですが、
防衛も政策も、対立の一歩先に目をやり、この精神を貫いてほしいですね。
スピリチュアルな日本人こそ、それができる民族だと思います。


====================================================================
お読みくださっている皆様、ありがとうございます。
当メルマガ、切り口は毎回変わりますが、底辺には一貫した流れがあります。
そのあたりを ほんのり♪ とでも感じ取っていただければありがたいです。

■ バックナンバー一覧 : http://www.aquatack.com/home/writings_list.html
■ コメント・お返事一覧 : http://www.melma.com/backnumber_179959/

◎ 発行人 : アクアタック研究室/片岡 章
          url : http://www.aquatack.com
          e-mail : aquatack@msc.biglobe.ne.jp
◎ 登録・解約は、http://www.melma.com/backnumber_179959/
====================================================================

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2009-04-07  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。