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[62] アップルから波動へ

2011/10/15

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      アクアタック研究室  mail magazine - 62  2011/10/15
             
              【 アップルから波動へ 】

                 ご縁 ◇ エピソード
               
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アップル社スティーブ・ジョブズ氏の訃報は、
みなさんすでに耳にされていることと思います。

その死は多くの人に惜しまれていますし、
私も、このときばかりは、少々寂しさを覚えました。
ただ、その寂しさは、
ほかの人とは少し違っているかもしれません。
というのも、私自身、
iPhone にも iPad にもまったく縁のない人間だからです。

では、なぜ?

そこには、「ジョブズ氏と同世代」 という感触もあったでしょう。
ですが、それよりも、
「アップルがなかったら波動をやっていなかったかも」
という想いがあるのです。

今回は、ジョブズ氏への感謝も込めて、
アップルとの出会いから波動測定までを辿(たど)ってみたいと思います。
私事になってしまい、恐縮ですが、
「昔のパソコンて、そんなだったの !?」
というオマケもありますので、しばらくお付き合いください。


                           ☆    ☆    ☆


@ ―― 吉成真由美さんの講演

いまからちょうど30年前、
29歳だった私は、
「この仕事を続けていて、いいのだろうか?」 と思案していました。
(誰もが迷う年齢かもしれませんね)

そのときの仕事はアニメーション。
業界では稀(まれ)なことに、給料も悪くはありません。

しかし、決定的な問題がありました。
絵を描きたいとか映像を創りたいとかいう動機がなかったのです。

そんなときでした。
CG(コンピュータ・グラフィックス)の講演があるとの情報が。
「これは突破口になるかもしれない!」
池袋西武の会場へ出掛けました。

そこで講師をされていたのが、
当時NHKのディレクターだった吉成真由美さん。
現在は、
ノーベル生理学・医学賞を受賞された利根川進博士の奥様です。

講演では、アメリカ最新のCGが紹介され、
(といっても、 『ジュラシック・パーク』 の恐竜とは月とナントカ )
続いて、こんな情報がありました。
「CGのできるパソコンがあります。“Apple II(ツー)” 」

コンピュータにまったく無知だった私は、
思わず隣の人に聞いてしまいました。
「Apple II って、どこの会社の製品ですか?」
「アップル社ですよ」

これがアップルとの出会いです。


@ ―― 80万円持って新宿へ

間もなく、現金80万円を携えた私は、
Apple II を買い求めるべく、新宿のパソコンショップにいました。

80万円と聞いて驚くかもしれませんが、
パソコンといえども、それくらいしたのです。

もっとも、いまのパソコンとは比べものになりません。

  扱える情報量は100万分の1以下。
  ハードディスクはなし。
  弁当箱みたいな外付フロッピーディスクドライブが20万円。
  (それでも、絵が1枚記憶できるかどうか)
  「半角のカタカナを表示できます!」 が売り。
  マニュアルはほとんど英語。
  さらには、
  カリフォルニア生まれで日本の暑さに弱く、
  せっかくの夏休みに必ずダウン。
  機械好きでもない私が分解掃除をするハメに …。
      ・・・・・

でも、店員さんによると、
「NASAでも使ってますよ」 なのだそうです。


さて、Apple II を持ち帰って机に設置したものの、
「なにからはじめようか?」
とにかく、コンピュータをいじったことがありませんから、
見当がつきません。
とりあえず “A”のキーを押してみました。
画面に “A” の文字が出ます!
あたりまえの馬鹿みたいな話ですが、
まるで 『2001年宇宙の旅』 で猿が骨を放り上げたときのような、
画期的な第一歩だったのです。

それからしばらくして、
Basic(ベーシック) というプログラム言語を覚え、
社長に申し出ました。
「給料計算のプログラムを作らせてください」

みんなの給与額が私にわかってしまうのに、
よくまあ社長もOKを出したものだと思うのですが、
とにかく、1回だけ、それをさせていただきました。


@ ―― 自然療法のクリニックへ

そんなわけで、社内では、
「コンピュータといえば片岡」 ということになっていました。

やがて、会社はアニメーション学院を開設します。
そのとき、CG科も作ろう、ということになって、
私が初代講師に任じられました。


ところが、ここでもまた壁にぶち当たります。
CGといえども、
自動的に絵を創造してくれるわけではありません。
コンピュータも画材のひとつにすぎず、
やはり、絵心のない者には、それ以上進みようがなかったのです。

そこで、アニメ業界を離れることにし、
以前から関心があった自然療法のクリニックを目指して、
職員募集に応募しました。
そのときの売り文句が、「コンピュータの経験あり」 です。

就職すると、
検査や食事指導のかたわら、
患者さんのデータベースを作り、食事と疾患の相関などを調べていました。
そして、ここでもまた、「コンピュータの片岡」 になっていました。


@ ―― 「波動測定をやれ」

そのうち、クリニックに波動測定器を導入することになり、
「まず片岡が操作を憶えろ」 という指令が院長から下されます。
なぜ私だったのかはよくわかりませんが、
候補に上った人たちを見ると、
どうやら、パソコン経験者や機械好きの人を選んでおられたようです。

もっとも、このとき、私は “波動” なんて知りませんでした。
そんなこともあって、正直なところ、
「メンドクサイなぁ〜」 と思うばかり。乗り気ではありません。

しかし、なにが幸いするかわかりませんね。
仕方なく始めた波動測定ですが、
たくさんの患者さんを測定し、
やがて、その仕事で独立することになってしまいました。
しかも、これにはしっくりくるものがあります。
天職かどうかはともかく、
少なくとも、天職にいたる道であることは確かです。

こんな具合に、ありがたい展開となりました。

30年前にジョブズさんのアップルと出会ったことが、
思いがけない道筋を経て、いまの波動測定につながっています。
ほんと、自分の道は意外なところで切り開かれるものです。
ですから、あらゆることに目を開いておきましょうね。
開いた目の数だけ可能性が広がります。


(PS)
「アップル=リンゴから波動へ」 ―― なんだか、
「ニュートンから量子物理学を経て波動へ」 を暗示しているようですね。
こんなことを言うと、眉をひそめる方もいらっしゃるでしょうけど。


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