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[39] ホメオパシー事件-波動屋から見ると…(第2部)

2010/11/01

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      アクアタック研究室  mail magazine - 39  2010/11/1
             
    【 ホメオパシー事件 - 波動屋から見ると … (第2部) 】

                  波動・健康・医学 ◇ エッセイ
               
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先回第1部では、“ホメオパシー信じる” 派の人に向けて書かせていただきました。
今回第2部は、“ホメオパシー信じない” 派の人に向けてです。
でも、“信じる” 派の人もお読みくださいね。


                           ☆    ☆    ☆


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【 第2部 】  “ホメオパシー信じない” 派の人へ
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◆ 「ホメオパシーは効果なし」 ◆

日本学術会議から、
「科学的に見て、ホメオパシーは効果なし」 という発表がありました。

… と聞くと、
「ああ、効果ないのね」 と単純に納得してしまいます。
しかし、「効果なし」 の意味は、ほんとのところ、どうなのでしょうか。


まず、どのような実験が行なわれたのでしょう?
そのあたりが、新聞を見てもネットで調べても、よくわかりません。

権威ある機関のすること、
当然、通常の “正当な手順” は踏んでいると思います。
実際、「二重盲検法」 という形は取られたようです。
「二重盲検法」 というのは、
処方する側にも、される側にも、
本物の薬か偽者の薬かわからないようにしておいて処方する、
というものです。
暗示でよくなってしまうのを避けるわけですね。

ただ、通常の薬のテストならば、
単に 「A,B,C、どの薬が効いたのか」 という点に的を絞ればいいのでしょうが、
ホメオパシーはちょっと事情が違うと思うのです。

というのは、
ホメオパシーでは、あらかじめ、1時間ほどもかけて問診をし、
普段の習慣や性格(症状に関係あるとは思えないようなことも)を聞き出す、
というプロセスを経てレメディーを処方するからです。
つまり、「どの症状にどの薬が効くか」 という西洋医学とは、基本的な考え方が異なり、
生活や性格も含めてのケアとなっているのです。
(そのせいで、非科学的なイメージがあるのでしょうけど)

こういったホメオパシー特有のスタイルが実験でどこまで考慮されていたのか、
そのあたりも気になります。


それと、極端なたとえで恐縮ですが、
「治ったら承知しないぞ!」
という冷た〜い視線のなかで実験が行なわれたのだとしたら …。

治るものも治らないかもしれませんよね。

まさか、わざわざそんな意地の悪い実験はしないでしょうが、
たとえ悪意はなくても、
「ホメオパシーなんか、どうせ …」
と思い込んでいる人たちが実験したのだとしたら、
そんな空気ができていないとも限りません。

実験をした人たちは、
「そんなもの実験に関係ない」 と言われるのかもしれません。
しかし、それって、本当に100%言い切れることなのでしょうか?

もちろん、
状況をなるべくシンプルにしてメカニズムをはっきりさせようとするのが科学なのでしょうから、
そのためには、そういった “ワケのわからん” 要素を除いておく必要がある、
というのは理解できます。

でも、それならば、
「これこれこういう条件のもとでの結果です」 と
条件をはっきりさせておかなければいけないのではないでしょうか。
「 “空気抵抗のない真空中” という条件で落下実験をしました」 というように。


以上の件は、実験された方々の間では明確になっているのかもしれません。
ですが、そうであれば、私たち一般の人間にも、
それをわかりやすく知らせておいていただけるとありがたいです。
でないと、
「科学的に判明した」 というのが、
「神のお告げだから信じなさい」 と同じ響きを帯びてしまいます。

     ・・・・・

ところで、「効果なし」 については、波動から見ても、
「ひょっとしてそうかも …」 と思い当たる点がないわけでもありませんので、
少し触れておきます。

それは、 “ポテンシー(エネルギーの高さ)” のことです。
同じレメディーでも何段階かのポテンシーがあり、
ホメオパシーでは、それを患者さんの状態に応じて使い分けているのですが、
ホメオパシーの誕生は200年前、
その頃の人に合わせて設定されたポテンシーがいまの人に合っているのだろうか、
というギモンがあるのです。

というのは、
波動測定を何年もしていると、
人も物も、基本の波動レベルが年月とともに上昇し続けている、
としか考えられない状況を目にするからです。
これは、他にも何人かの方が言っておられることなので、
おそらく間違いないです。

だとすると、
200年前のポテンシーがいまの人に合う可能性は少ないことになります。
日本学術会議の 「効果なし」 という結論が正しいのだとすれば、
ひょっとして、そういう事情があったのかもしれません。 


◆ レメディーは単なる砂糖玉? ◆

レメディーは、
もとの物質がなくなるまでに水で薄め、それを含ませた砂糖玉です。

そこから、
「単なる砂糖玉。だから、効くはずはない」 という結論になっています。
「もとの物質が含まれていない。だから、効くわけがない」 というわけです。
常識的にはモットモです。

でもこれ、いささか乱暴な論理ではないですか?

江戸時代の偉〜い科学者(?)が現代にタイムスリップして携帯電話を見たとします。

「なに!  “電波” なるものが声を運ぶだと?
  戯言(たわごと)を申すでない!
  竹筒も糸も繋がっておらぬ単なる金物の箱、
  話が伝わるなど言語道断!
  民心を惑わす危険な奴、
  ええい、お上(かみ)に申し出て打ち首にしてくれるわ!」

論理の筋道は同じではないでしょうか。


“科学的に見て” 単なる砂糖玉であるのは、その通りです。
ですから、「科学的に認めることはできない」
として科学から除外するのも正しいと思います。

しかし! です。
どういう意味での “科学” なのでしょうか?

多くの科学者の方も、こう思っておられるはずです。
    「科学的にこうだ」 といっても、
    もちろん、“宇宙のすべてを見通す目” をもって確認しているわけではない。
    所詮(しょせん)は人間の目、
    “いままでに開発された検査装置を使い”
    “人間の五感によって認識できる範囲で” 
    確認しているにすぎない。

ですから、実験がきちんと行なわれたのだとすれば、
その範囲では間違いないことになるのですが、
あくまでも、“その範囲では” なのです。
“その範囲” の外に世界がない、とは、誰も断言できないのです。
( 「私は神だ!」 という自信のある方は、断言してもいいのでしょうけど … )

それがいつの間にか 「科学的だから宇宙の真理だ」 となってしまうのでは、
(我々シロウトの大半は、そう思い込んでしまいます)
ちょっと恐〜い気がするのです。


     ◎     ◎     ◎


第1部・第2部の <まとめ> です。

私は、どちらかといえば、
ホメオパシー(レメディー)の働きはあるのではないか、と思っている人間です。

それでも、科学的・医学的に効果が確認できないうちは、
科学や医学の範囲から外しておくべきだ、
という考えは持っています。

ただし、それは、インチキとして葬(ほうむ)り去っていい、ということではありません。
どの時代の科学も、“ある条件のもとでの真理” であって、
そのまま “宇宙の真理” ではないからです。

「ホメオパシーで治る」 と言ったり、現代医学を拒否したり、
といった治療に対して警告することは、現実問題として必要でしょう。
でも、いまの科学から漏れているものもある、という “可能性” だけは、
明確にしておかなければいけないと思います。
(もしそうでないのなら、ガンでもなんでも治せなければオカシイです)

その意味で、
日本学術会議 『 「ホメオパシー」についての会長談話』  のなかで
「ホメオパシーについて十分に理解した上で、自身のために使用することは個人の自由です。」
と付記してくださっているのは、ほっとします。
なにしろ、
レメディーを摂ってもマイナス作用はない、ということが科学的に判明しているのですから。
同談話に、つぎの一文があります。
------------------------------------------------------------
「ただの水」ですから「副作用がない」ことはもちろんですが、治療効果
もあるはずがありません。
------------------------------------------------------------
(「ただの水」 = 砂糖玉に染み込ませる水)

(*) 日本学術会議の会長談話は、こちら。
        http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d8.pdf


要は、
    「効能を謳(うた)うこと」 「現代医学を拒否すること」 がいけないのであって、
    レメディーを摂ること自体に問題はない。
    効果がないかわりに、害もないのだから。
ということのようです。



そういうわけで、私の考え・願いはこう↓です。筋が通ってるでしょ?
*************************************************************
現代医学を尊重する。
また、少なくとも現時点では、ホメオパシーを科学・医学から除外する。
ただし、自己責任で選ぶ自由は残す。
*************************************************************


最後に、
精神科医の斎藤環さんが寄せられた記事をご紹介しておきます。
10月3日の毎日新聞に掲載されたものですが、
偏らない視点で書かれていてとてもいい、と思います。ご一読を。
http://mainichi.jp/select/opinion/jidainokaze/news/20101003ddm002070085000c.html


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