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[38] ホメオパシー事件 - 波動屋から見ると … (第1部)

2010/10/15

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      アクアタック研究室  mail magazine - 38  2010/10/15
             
      【 ホメオパシー事件 - 波動屋から見ると … (第1部) 】

                     波動・健康・医学 ◇ エッセイ
               
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『感動企画室! エミフロンテ』 さんが、
先回のメルマガ 【 “前世”は過去の栄光 】を
ブログの中で紹介してくださいました。
こちらのブログ、よろしかったらどうぞ。
http://ameblo.jp/neo-renaissance/entry-10675524374.html

では、今回のテーマです。


                           ☆    ☆    ☆


ホメオパシー治療をめぐって話題になっています。

その様子は、マスコミによって度々(たびたび)伝えられました。
そして、ひととおりの意見が出尽くしているようでもあります。

ですが、ホメオパシーといえば、波動的な療法の一種。
波動に20年近く携わっている人間としては、
それなりにひとこと申し添えておくのも大事なお勤めのひとつかと思います。

そこで、
ホメオパシーからは少し距離をおいた “波動屋” の目を通して、
このあたりを書かせていただくことにしました。
もちろん、波動業者を代表しているわけではなく、あくまでも個人的な意見です。


お話は2回に分かれます。
今回(第1部)は、「ホメオパシー、有りだよねー♪」 という人に向けて、
次回(第2部)は、「ホメオパシーなんか、アホらし!」 という人に向けてです。
といっても、どちらの人にも両方読んでいただけるとありがたいです。


いつもよりちょっとヘビーかもしれませんが、
難しくはしてませんので、お読みくださいね。
それでも 「やだやだ、無理ィ〜」 っていうのだったら、
すっ飛ばして、次回(第2部)最後のシメだけ見てください。 ポイントはわかります。


                           ☆    ☆    ☆


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 第1部 】  “ホメオパシー信じる” 派の人へ
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◇ レメディーでは栄養は摂れません ◇

報道によると、今回の騒動の発端は、
<助産師がレメディーしか与えず、ビタミンKのシロップを与えなかったために、
    乳児が脳出血で死亡した>
という出来事なのだそうです。

<助産師は、「レメディーがビタミンKの働きをする」 と考え、
    シロップのかわりにレメディーを与えていた>
ということでした。


(・_・) あのぉ〜、「レメディー」 ってなんですか?

ホメオパシー療法で使われるもので、通常の医学でいえば薬にあたります。
といっても、レメディーは、いわゆる薬ではなく、砂糖玉です。
ただし、ある効果を持つ物質を水でかなり薄め、それをしみこませてあります。
それが特徴なのですが、
この 「かなり」 が天文学的な薄め方で、
そのため、もとの物質がかけらも含まれていないことになります。
ということは、あとに残っているのは、物質の痕跡である “波動” だけ。
そんな “クスリ” です。

と言われても理解しにくいかもしれませんね。
ならば、
<置いてあったリンゴをのけると、そこにリンゴの香りだけが残っている>
そんなところを想像してみてください。
少しはイメージがつかめましたか?

こういった性質から、
「ホメオパシーは、物質ではなく波動が作用する療法」 
と考えられているのです。

(・ε・) はぁ〜、なんとなく分かりましたぁ。

「なんとなく」 で構いませんよ。先に進みますね。


さて、ここが問題になっている点なのですが、
「レメディーがビタミンKの働きをする」 というのは本当でしょうか?

私は、違うと思います。
ビタミンKをもとにつくったレメディーであっても、
そこにあるのは、ビタミンKの “波動” だけです。
“物質” としてのビタミンKはありません。
だとすると、
“波動としての働き” はあっても、“物質としての働き” はないことになります。

(- .-) ふう〜〜んん …

このあたりが少しムズカシイのですが、
“波動の働き” と “物質の働き” とは、
無関係ではありませんが、別のものなのです。

リンゴの香りでいい気分になることはできますが、
それでお腹を満たすことはできませんね。
それと同じで、レメディーも、もとの物質の代用にはならないのです。

だって、もし代用になるのだったら、
カツカレー定食の波動が入った砂糖玉を摂れば、
カツカレー定食を食べたことになってしまうでしょ。
これは、誰が考えても変ですよね。
こんなことをしていたら、栄養失調で死んでしまいます。

ですから、事実が報道の通りであったのだとすれば、
あの助産師さんは、やはり、
“物質としてのビタミンK” をあげるべきだったのではないか、と私は思います。

“波動の働き” と “物質の働き” がオーバーラップする部分はあるのかもしれませんが、
そうだとしても、「代用」 させるのは無理ではないでしょうか。

     ・・・・・

ただ、ひとつお断りしておきます。
例の助産師さんによる投与の仕方をもって
「レメディーやホメオパシーが悪い」 とする人もいるようですが、
それは筋違いです。

医者が薬の処方を間違えたからといって、
「薬や医学が悪い」 と言う人はいませんよね。
レメディーも同じです。
助産師さんらが投与の仕方を間違えたからといって、
レメディーやホメオパシーそのものまで悪者扱いしたのでは、
『坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い』 になってしまいます。
そこはまた別の議論です。


◇ 現代医学も尊重して ◇

このホメオパシー事件でもうひとつ問題とされているのが、
「現代医学拒否」 です。
「現代医学の治療は受けずに、ホメオパシーで治しましょう」 という方針です。
しかし、私は、同じ自然療法系の人間ながら、この点にも賛成しかねます。

ホメオパシーは自然治癒力を大切にする療法ですから、
現代医学を疎(うと)ましく思う気持ちはよくわかります。
でも、それでは偏っていると思います。

というのは、私はふたつの療法をこのように捉えているからです。
・ ホメオパシーは、“波動” 面(氣・感情・精神)のケアをするもの
・ 現代医学は、“物質” 面(肉体)のケアをするもの

こう考えると、ここでもまた、
「一方が他方の代用をする」 というものではないことがわかります。
担当する分野が違うのです。
そして、
人間は波動と物質との両面をもって生きていますから、
どちらも必要なのです。
2つの治療が手を携えてはじめて、バランスがとれるはずなのです。

確かに、病院通いしている人を見ると、
「そんなに薬漬けにしなくても」 とハラハラする場面はあります。
でも、こちらが医者でない以上、
その判断は担当医にお任せするべきです。

それに、私が知っているだけでも、
薬てんこ盛りの治療を受けつつも回復していく方は少なくありません。
ですから、頑(かたく)なに現代医学を避けるのではなく、
「現代医学には肉体面のケアをしていただく」
と考えるのがよいのではないでしょうか。
特に、万一の場合の応急処置を考えた場合、
現代医学を遠ざけておくのは危険だと思います。


                           ☆    ☆    ☆


以上で第1部を終わります。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございます。
(難しくなかったでしょ)

次回は、
≪ 【 第2部 】  “ホメオパシー信じない” 派の人へ ≫
をお届けします。


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  • aquatack2010/10/16

    >本質を見ないで否定したり肯定したりは良くないとわたしも思います。

    ここ、大事ですよね。みんな、表面の違いだけで非難しあってますが、本質はつながっているはずです。異なるものどうしが根を下ろしている共通の背景を見ていきたいですね。

  • 名無しさん2010/10/15

    好き嫌いならばしかたないのだけど、本質を見ないで否定したり肯定したりは良くないとわたしも思います。

    それぞれの持つ素晴らしさを認めることは、人と人どうしでも大事なことなので、なおさらそう思うのですよね(^^)