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[35] “寝耳”のきびしいリストラ 第2部

2010/09/01

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      アクアタック研究室  mail magazine - 35  2010/9/1
             
              【 “寝耳” のきびしいリストラ  第2部 】

                  経営 ◇ エピソード
               
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会社での片付けも終わり、独立に向けての準備が始まりました。
第2部です。

(第1部で読者登録をしてくださった方、ありがとうございます。
  続きをお楽しみください)


                           ☆    ☆    ☆


≪シーン 4≫ ――― 支給が停止する日 ―――

会社の温情により、
「8月分までは給料を出す。
  その間、出社しなくてもいいから、次の仕事を探しなさい」
ということになりました。

我々夫婦は、「今しかない」 とばかりに、
京都・奈良・伊勢、1週間のジャパネスク旅行に出掛けました。
旅行に出たのは、
仕事上の出張を除いて、この時以来ありません。
行っておいてよかった。

とはいうものの、
この頃、私たちの経済に余裕などありませんでした。
詳細は省きますが、
Y子氏も関わり、ある音楽CDを制作するために大金を投じていたのです。
そのお金が底をつき始めた矢先のリストラでした。

この時もまた、Y子氏の口から “おことば” が出ました。
「やめた!  CDづくりは中止!  自分たちの生活優先!」
なぜか、サンドラ・ブロックの 『インターネット』 を見終わった直後でした。
どういう繋がりなんでしょうね?
(このCDは、数年後、
  『精霊たちの休息』 というタイトルで
  ラサポイント レーベルから出ることになります)

さて、8月も終わって、給料はストップしました。
お菓子を携(たずさ)え、
すべての部署に 「お世話になりました」 とご挨拶(あいさつ)回りして、
会社を離れます。

と同時に、同業者Nさんを通して、
いま使っている波動測定器QRSの会社に紹介され、
測定器を購入することになりました。

ちなみに、測定器は380万円。
お金のない時によく決心がついたものだと、いまだに信じられないのですが、
とにかく、まったくためらいがなかったのを憶えています。

QRSの会社も、よくしてくださいました。
担保となる持ち家もないのに分割払いにしていただき、
通常は1回だけの講習会(4泊5日ほど)を無料で再度受けさせていただき、
さらには、その会社で測定のアルバイトまでさせていただきました。
これも “独立宣言” (第1部参照) のご褒美でしょうか?


こうして、準備は進んでいきました。


≪シーン 5≫ ――― 売りバカ日誌 ―――

年末までは準備期間でしたが、
たまたま物置になっていた4畳半の洋間を片付けて測定室にし、
ぽちぽちと仕事はしていました。
それなりにお客様はあったのです。

最初は、
退社の際、「当社の会員を連れて行かないように」 と言われていたので、
お客様ゼロからの出発でした。

ところが、会員さんのなかに、とても具合のよくなっていたTさんがおられて、
私どもを訪ね当ててくださり、
さらには、ほかの方々まで紹介してくださったのです。

といっても、この時点では、Tさんとはまだお会いしていません。
会社では検体(当時は尿)を送っていただいて測定していたからです。
それを思うと、不思議なご縁ですね。

また、同じく会社時代に知り合った I さんは、
たびたび測定会を開いてくださいましたし、
そこから、ほかの様々な人にも広がりました。

準備期間ながら、このような動きがあったのです。
助かりました。


もっとも、結構おバカもやっています。

独立するからには営業をせねばと、
アテのあるところ数ヶ所に電話をしてみたのですが、
すべてアウト。
向こうから問合せしてきたのに …

所詮(しょせん)、ふたりとも営業は向かないと、
1日で見切りをつけました。
当然、“待ち” のスタイルを取ることになります。

そんな頃、3時まで待っても電話が来ないと、
「今日は電話がないね」 と、
ふたりでコーヒーを飲みに出掛けておりました。

すると、ある時、こんなことを言われました。
「お宅、いつ電話しても留守ね。忙しそう」
あっ …
どうやら、皆さん、3時以降に電話をしておられたようなのです。
以来、3時以降もひとりは居残ることに。
それからは、電話の申込みが来るようになりました。

一方、電話がぱったり止むこともあります。
世間から忘れられた?  電話が通じなくなっている?

そこで、ひとりが外から電話を入れて確認する、
なんてこともしましたが、
こういう ’ぱったり’ の時は、
株や不動産の売り込み電話までありがたく感じてしまいますね。


年末までは、こんな調子でした。


≪シーン 6≫ ――― インデペンデンス・デイ ―――

年末になると、
年内に払わなければならない測定器の代金が用意できなくなっていました。
近々入るあてもありません。
○○さんに借りなければいけないかなあ〜

そんな折、またもや奇跡が起きました。
Kさんがお金を持ってやってきたのです。
元々、いつか入る予定のものではあったのですが、
この時になるとは、絶妙のタイミングです。
しかも、Kさんの滞在中、普段は鳴らない電話がよく鳴ります。
「忙しそうね。私はこれで」

Kさんの姿が見えなくなるのを待ち、
受け取ったお金を持って銀行に駆けつけます。
滑り込みセーフ、これで年が越せる!


そのほかに、屋号を決める仕事も残っていました。
しかし、ふたりでいくら知恵を絞っても、なかなか決まりません。
「ナントカ研究室」 にしたいのですが、その ナントカ が浮かびません。

すると、
苗字の KATAOKA を逆から読んでみたら?
という案が出ました。
AKOATAK =アコアタク
波動水という水を作るので、
「アコア」 を 「アクア」 に変えて 「アクアタック」。
15秒で決まりです。
そこに、
“水(アクア)を留(と)める(タック)”  “悪にアタック”
などと、分かったような分からないような意味づけも加わります。

そして、翌日だったでしょうか、
たまたま仕事で会った I さんに屋号を伝えると、
「ちょっと見てみましょう」 と、字画を数え出しました。
I さんは、プロではありませんが、少し心得があったのです。

「39画、これ、男の大吉数ですよ」

私たちは、それがすぐに理解できました。
というのは、ちょうど前日、
テレビで美輪明宏さんが39画の話をしておられたからです。

苗字を逆さにしたら男の大吉数、
この符合はきっとゴーサインです。

「2年でやめる」 という予言、
独立記念日7月4日に呼ばれたこと、
二日めの報酬、 (以上、第1部)
Tさん、I さんとの出会い、
測定器の会社のご好意、
年末にやってきたお金、
そして男の大吉数 …

“これらはきっと、道が間違っていないことの証(あかし)”

この先どうなるか分からない私たちの目には、
一連の出来事がそのように映りました。


    ・・・・・


半年間の紆余曲折を経て、
どうにかこうにか新年を迎えることができました。
1997年1月には
≪アクアタック研究室  オープン≫ となります。


      ━  F I N  ━



【 プレミアムトーク ―― 監督舞台挨拶 】

本日は、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

このように来(こ)し方をたどってみると、
随分多くの方からご支援いただいていたことに気づかされますし、
驚きもします。
とても、自分たちだけでは、オープンに漕(こ)ぎ着けなかったことでしょう。
また、ここに登場していない人のなかにも、
お世話になった方々は何人もおられます。
お力添えくださった皆さんには、この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。


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