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[17] オリジナリティはどこに?

2009/12/01


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                               ☆    ☆    ☆

つい先日、
松本零士さんと槇原敬之さんの「盗んだ/盗まない」論争が和解に至った、
というニュースを耳にしました。
3年という長い年月を要しましたが、
とにもかくにも、決着してよかったと思います。

著作権をめぐるこうしたモメゴトは世間に山ほどあるのでしょうが、
大抵は、
「Aさんが発表した内容と同じものを後にBさんが発表した。
だから、BさんがAさんから盗んだのだ」
という論法になります。

もちろん、こういったケースが多々あるのは間違いないでしょう。
しかし、すべてがこのパターンだともいえません。
例えば、
(1) Cさんが、ず〜っと昔に、あるフレーズを書いていた。
(2) Aさんが、どこかでそれを目にしたことを忘れ、
自分のオリジナルとして発表した。
(3) Bさんも同様に、そのフレーズを目にしたことを忘れ、
Aさんが発表したことも知らず、自分のオリジナルとして発表した。

これはありうることです。
この場合、AさんがBさんを責めるのは筋(すじ)が通りません。



さて、ここからは、波動的な見方を加味した話です。
常識を逸してはおりますが、まずはお付き合いください。

波動の世界に接していると、
「ある人のアイデアは、その人の脳の中にあるのではない」
という考えが浮かんできます。
そもそも、思考や記憶は、脳細胞間の情報伝達だけで成り立っているのだろうか、
という疑問です。
思考や記憶の情報は、どこか “虚空(こくう)” のようなところにあって、
脳は単にそこにアクセスしているだけなのではないか、
という見方です。

なぜなら、脳細胞の数がいかに膨大であるとしても、
それらの組み合わせだけで、
あれほど複雑で情報量の多い思考や記憶を保存しておけるものだろうか、
と思うのです。

それに、赤の他人が思想を共有したり、同じ想いに共感したり、
といったことが、別々の脳の間で成り立つのでしょうか?

そこで、こう考えるのです。
地球上のすべての人が同じ血液の組成を持ち、同じ細胞のシステムを持つのは、
人類に共通した “基盤(ベース)” や “環境” があるため。
同様に、感情や思考にも共通のエリアがあるのではないか、と。

これは、テレビやラジオと電波との関係に似ています。
私たちの住む空間には、様々な放送局の電波が飛び交っています。
テレビやラジオは、周波数を合わせることによって、
その中から特定の放送番組を受け取ります。
当然、テレビやラジオの中に番組が記憶されているわけではありません。

仮にこのような仕組みを前提にすると、
上の「CさんのアイデアをAさん、Bさんが知らずに受け取った」というパターンの
拡張版を考えることができます。

つまり、無数の人々が共有している感情や思考の “電波” を
AさんやBさんがそれぞれ別個に受け取って発表する、
というケースです。

もし、このようなことがあるとしたら、
著作権で問題になるオリジナリティというのは、
とても曖昧(あいまい)なもの、ということになります。

本来、そうなのかもしれません。
「Aさんだけに属するオリジナリティ」などというものは、
存在しないのかもしれません。

でも、それだからこそ、私たちは、想いや考えを共有できるのですし、
地球の裏側の人たちとも(あるいは宇宙人たちとも?)
共感できるのではないでしょうか。

もちろん、
“虚空” から引き出した情報であっても、
それが本やCD、建築物のような形になるまでには、
人の時間や労力、あるいは金銭が費(つい)やされています。
ですから、著作権の管理というのは必要なことです。
ただ、「これはオレが考えたのだからオレのものだ!」と主張し誇示するのは、
いかがなものでしょうか。

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創刊日:2009-04-07  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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