冠婚葬祭

葬儀屋さんの考えるメールマガジン

お葬式の担当者をしながら、研究職も兼任する筆者が 「独自の視点でリアルな情報」 を発信します。

メルマガ情報

創刊日:2009-03-26  
最終発行日:2009-06-24  
発行周期:月刊  
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お葬式に関するメールマガジン

2009/06/24

●ごあいさつ

ご無沙汰しております、物理教師です。

「考える葬儀屋さんのメールマガジン」
をご購読いただきありがとうございます。

最近インターネット上でもお葬儀に関する話題が増えてきていると思います。
しかしその一方で、葬儀業界内部からの情報発信が少ないと思います。
そのため誤った情報が出回っていたり、消費者の方が実用的な情報を得ることが難しいケースが多いように感じます。
お葬式の担当者をしながら、研究職も兼任する筆者が
「独自の視点でリアルな情報」
を発信します。


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祭壇費用のお話です。

通常葬儀屋さんは祭壇と棺に高い利益を乗せます。
なぜなら料理とかお返し物と違って、
消費者が価格予想しづらいからです。

「良く使い回しの祭壇で高い料金を取って」という批判があります。
この批判を行う気持ちは分かりますが、やや的外れな気がします。
祭壇費用という名目でありながら、実際は祭壇の費用ではなく人件費をこの部分にふくめているからです。

では、葬儀社側としては誤解を避け、透明性を高めるために祭壇のレンタル部分と人件費を分離してみたら?

一理あります。

しかしホテルだって部屋代とスタッフの人件費を分けて表示はしていないですよね。
ホテルによっては宿泊料金の10%ほどをサービス料として取るところがありますけど、これはかえって不透明ですよね。どう考えてもサービス料でホテルの人件費がまかなえるとは思えないですからね。

ただ、葬儀業界はホテル業界ほど信用が無い分、あえてやるっていう考えもあると思います。
実際分離させた料金体系の葬儀社がありました。
しかし、しばらくしてやめちゃいましたね。
きっとうまくいかなかったのでしょう。
おそらくちゃんと原価計算して人件費を表示すると、一般の消費者は割高だと感じてしまうのではないでしょうか?
なにしろ葬儀屋は儲けすぎというバイアス(偏見)が存在しますからね。

いずれにしろ、そのうち祭壇で大きく利益を上げるというビジネスモデルはダメになると思います。

このメルマガを読んでいる消費者の方、つまりインターネットを使う人は価格感度が高いですから、木でできた祭壇(画像のイメージがわかない方は、YahooもしくはGoogleを使って「白木祭壇」で画像検索してみてください)の場合はとりあえず一番安いものを選ばれる方が多いんではないでしょうか。
いま最安値は20万円くらいですかね。

それから花祭壇を選ぶ場合は、まずホームページに花祭壇の写真を載せている葬儀社を探しましょう。ホームページを持ってない、祭壇の写真を載せてない、というような最低限の情報公開を行っていない葬儀社に依頼するのはやめてください。
(余談ですけど、たまに花祭壇の作り手である花屋さんの自己陶酔を反映したような祭壇がありますよね。菊のラインがうねっているような。あまり趣味が合わなければその葬儀社もやめておいた方がよいでしょう)

そしてその葬儀社に電話して
・サンプル画像はたくさん(せめて一価格帯につき10枚)あるか
・デザインは希望の形にできるか
・季節が合えば希望の花材を使ってもらえるか
・花の祭壇のサイズはどれくらいか(特に横幅)
を聞きましょう。
どの従業員に聞いても同じ回答ならその葬儀社は信用できます。

最低価格は花祭壇らしい(棺の周りに供花を数基置くような形は除いて)形状なら30万〜でしょうか?
ただこの価格帯だとデザインや花材の指定が難しい場合があります。

それから各葬儀社の、祭壇費用に含まれているセット項目を細かく比較検討している消費者の方がたまにいます。
価格感度が高くて、分析好き、葬儀社に対して疑心暗鬼になっているタイプですね。
私も他社のカタログ構成を分析するときにやるのですが、すごく手間がかかります。
一般の消費者の方は総額を計算する方法が、時間と情報が制限された状況では、有効だと思います。

最後までお読みいただいてありがとうございました。
よろしければご意見ご感想などをおきかせください。
今後ともよろしくお願いします。

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