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実録。投資で月一千万円を得るまでになった道のり

投資を資金20万円ではじめ、月一千万円を得られるまでの真実と成上がる秘訣を公開。破産寸前の失敗。年商200億円の社長からの痛烈な批判。500人を超える個人投資家と接して学んだこと。それらがあるから今がある。投資で財を成したければ読むべし!

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人は本当に間違うのか?

2009/04/22


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  実録。投資で月一千万円を得るまでになった道のり。

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                                           From ZENT


すっかり春になってしまった。


散歩をするには良い季節だが、
私は春があまり好きではない。


とても眠たくなるからだ。


それと私は4月末から季節外れの花粉症に悩まされる。


なので春が苦手だ。



ま、そんなことはあなたには関係ないので、気合をいれて
メルマガを書いていくとしよう。


今日のお題は「人は本当に間違うのか?」になる。


私の元に届いた以下の質問が今日のお題を取り上げるキッカケに
なっているので、まずその質問からご覧いただきたい。


【質問】
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送られてくるメルマガその度に新しい発見がありました。
 
感謝しても感謝してもしきれるものではありません。

しかしながら、人は常に間違いを犯す、果たして本当に
そうでしょうか、確かに往々にして間違いを犯しています。

1人1人は間違いを犯すかもしれませんが、大衆が文明を
創出し進化させてきたという側面もあります。

一大平和運動など全てが大衆が覚醒しセンセーショナルを
巻き起こしているのです。

マーケットは大衆心理の束ともいえます。

ですから、人は常に間違うというだけでは腑に落ちず
矛盾部分がありますがいかがでしょう。

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私はこれまで、個人投資家は“印象”や“感覚”によって
非合理的な判断を招き、儲けを減らしてくると一貫して
伝えてきた。
(詳しくはメルマガのバックナンバーをご覧いただきたい)


で、質問を送ってくださった方は、

「人は間違うかもしれないが、その間違う人々が大衆であり、
 その大衆によって文明が進化したり、世の中がよくなっている。
 そして相場も大衆で形成されている。
 人は間違うというだけではツジツマが合わないのでは?」

と質問してくれたわけだ。


確かに矛盾を感じるかもしれない。


これは私が個人投資家の行動にフォーカスして話をしすぎた
ことが原因だ。


なので、今日はもう少し大きな視点、大衆という視点から
話を掘り下げてみよう。


「人は本当に間違うのか?」の私なりの結論を先に言って
おくと、多くの人は間違い、ある要素を満たすことができる
人は間違いにくくなる。


そしてある要素を満たせる人が次の時代に生き残り、
作っていく人たちでもあると考えている。


では、その理由を話していくとしよう。




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  大衆が間違う2つの理由
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個人的に「大衆が間違ってしまう」理由は2つあると
思っている。


■不確実なことに対して他者に手がかりを求める。

■真実を洞察する力が鈍る。


この2つが大きな理由だ。


これからこの2つを具体例を出しながら掘り下げていくが、
「自分の身にも同じことが起こったら・・・」
と想像しながら読んでもらいたい。


例えば・・・


「大衆の中にいると、1人でいるより安全な気持ちになって
 しまうなぁ」


とか、


「何か悪いことが起こったとしても、1人でいるより、
 大衆の中にいる方が、何となく大丈夫な気がする」


など、これから挙げる具体例が自分の身に起こっている出来事
として想像しながら読み進めると理解がより深まるだろう。




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  「火事ですよ」
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以前、私は仕事の関係で防火管理者の講習に参加していた。


その際、ある実験データを見せてもらった。


どういう実験かというと、ドアの下から煙が漏れているのを
見た人がどのような反応をするのか?というものだ。


煙を1人で見た場合、被験者の75%が消防に通報している。


3人で見た場合は、38%しか通報しなくなる。


3人のうち、2人が実験を知っている「サクラ」だった場合は、
10%しか通報しないという結果が出ていた。


この実験のポイントは、ドアの下から煙が見えているだけで、
実際に火事が起こっているか確認できないという点だ。


つまり、火事かもしれない不確実な状況で人はどのような
反応をするのか調べるための実験だったわけだ。


煙を見た人は、通報するか、しないかの判断を迫られる。


1人で煙を発見した場合は、75%が通報するのに、
3人で発見した場合は38%まで下がるのだ。


それは、なぜだろう?


人は確信がもてない時、

「早まった行動をしたくない」

「早まった行動をして愚かな人と思われたくない」

「取り乱していると思われたくない」

といった気持ちを持ってしまう。


それは自分だけでなく、他の人も思っていることなのだ。


こういった心理・感情が、1人の時より3人の方が大きく働き、
影響を与えていることを意味している。


そして、その心理・感情によってやるべきことが“ぼかされる”
のだ。


“ぼかされる”ことによって“真実を洞察する力が鈍る”
結果を招いてしまうことになる。




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  40人の目撃者がいたにも関わらず殺された女性
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もうひとつ例をあげておこう。


私の記憶では、アメリカで起こった事件だったと思うが、
人目のつきやすい道で女性が30分間にわたり男性に暴行を受け
死亡する事件があった。


女性が殺されるまでの間に、40人くらい目撃者がいたのだが、
警察に通報されたのは女性が死亡してからだった。


不思議な事件に感じるかもしれない。


大勢の目撃者がいたにも関わらず、誰も助けず殺されるまで
警察に通報しなかったのだから。


しかし、これも確信が持てない目撃者の心理・感情が影響
している。


「夫婦ケンカかもしれない」

「まさか、大勢の人が見ている前で大ごとにはならないだろう」

「巻き込まれると自分は対処できないかもしれないが、
 誰かが助けるかもしれない」

「すでに誰かが警察に電話しているかもしれない」


こういった思考は人として健全といえるだろう。


そして確信が持てないので周囲を見回す。


落ち着いたふりをしながら、
何気なく周りの目撃者達を見て手がかりを探すのだ。


「早まった行動をしたくない」

「取り乱していると思われたくない」

「早まった行動をして愚かな人と思われたくない」


このような心理・感情を持った状態で。


他者に手がかりをもとめ、他人の行動が正しいと期待し、
それが目撃者の間で蔓延しするのだ。


その結果、誰もあわてず行動しない悲惨な事件になって
しまったわけだ。


確信が持てない出来事、不確実な時、状況が不明確な時、
あいまいな時に“大衆の中にいる人”は、


■不確実なことに対して他者に手がかりを求める。

■真実を洞察する力が鈍る。


こういった傾向が1人の時より強くなる。


これは個々に起こっていることだが、
大衆の中にいるからこそ蔓延しやすい心理であり、
大衆の行動に影響を及ぼすことになる。




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  思い出してもらいたい
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今回例に挙げた「火事の実験」と「殺人事件」は、目撃者が
見知らぬ者同士だったから、このような結果になったことが
考えられる。


もし目撃者が、知り合いや友人関係にあったなら、
また違った結果になっていただろう。


相場は「火事の実験」や「殺人事件」と同じで、
見知らぬ者同士の大衆心理で形成されていると言っても
過言ではない。


相場が荒れている時や、うまくいっていない時に

「早まった行動で損をしたくない」

「儲かっている人は何をしているのだろう?」

と思ったことはないだろうか?


そして、いくつもブログやHPをチェックした記憶は
ないだろうか?


これは“不確実なことに対して他者に手がかりを求める”
典型的な行動になる。


他者に手がかりを求めはじめた時点で、真実を洞察する力が
鈍ることを忘れないでもらいたい。


そして他者に手がかりを求めるほど、大衆と同じ行動となり、
望まない結果が待っていることになる。


よく聞く話だと思うが、バブルの時ほど人が集まり、
高値をつかんで損をしたり、暴落時にあわて売りに出して
損を大きくするのも、大衆と同じ行動をとったことで招いて
しまう望まない結果だ。


では、望まない結果を招かない為に
何をすれば良いのだろうか?


私の実感としては、自分の知識、経験、知恵を絞って
真実を洞察することが大衆と同じ過ちを犯さない
一番の近道だと感じている。


もし、その結果がうまく行かなかったとしても、
それは己の知識となり、経験となり、知恵となって次の
真実を洞察する力となる。


これを繰り返すから投資で良い結果を得ることができる
ようになる。


失敗せずに何かを成すことなどできるわけがないのだから、
失敗はどんどんしていくべきだと思う。


その際にポイントになるのがリスク管理なのだが、
これはまた別の機会に話すとしよう。




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  三人寄れば文殊の知恵
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人と大衆は間違いやすい生き物だということが、
わかってもらえたのではないかと思う。


では、その人や大衆によって文明が進化したり、
世の中がよくなっていくのはなぜだろう?


「三人寄れば文殊の知恵」とい言葉を引用して
考えてみよう。


この言葉意味していることは
“不確実なことに対して他者に手がかりを求める”
とはまた違う。


それぞれの知識、経験、情報を共有することで、
新たに磨きをかけたアイデアや知恵を生み出す作業の
ことを指している。


他者に手がかりを求めるような受身ではない。


個々に洞察しようとする姿勢がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大衆にこの姿勢があれば文明は進化するし、
世の中が良い方向に導かれることになる。


不確実なことに対しての姿勢が違うだけで、
その結果には大きな差があるのだ。




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  まとめ
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今日も長いメルマガになってしまったので、要点をまとめて
おこう。


投資において人は間違いやすく、そして大衆も間違って
しまう傾向がある。


その理由は・・・


■不確実なことに対して他者に手がかりを求める

■真実を洞察する力が鈍る。

■上記の2点が大衆の中で蔓延する。


なぜこのようなことが起こるかというと・・・


■相場は不確実なことに満ちているから

■相場は見知らぬ者同士の大衆心理で形成されているから


この2つが大きな原因になる。


では、我々はどうするべきか?


■他者に手がかりを求めようとせず、自分の知識、
 経験、知恵を絞り真実を洞察するように努める


もし失敗しても、それは次の真実を洞察する力に
なっていくので、失敗を恐れず知識、経験、知恵を
総動員し続けることで大衆と同じ過ちをしなくなる。


私の経験上、これを繰り返すことで、感情のコントロールも
できるようになってくるし、より良い売買ルールの構築にも
つながってくる。


今日のポイントを簡単にいうと、真実を洞察する姿勢が
あれば大衆と同じ間違いをすることはなくなるだろう
ということだ。


そしてこれは、様々な分野においても共通することであり、
洞察する力を持った人が増えることで、人類は進化し、
世の中が今より良い方向へ流れていくことにもなる。


私の知る限り投資を単なる金儲けの道具として捉えている人が
多いようだが、投資をすることで様々な学びがあり、その学びは
世の中を良い方向へと導く力にもなるので、学ぶ楽しみも感じ
ながら資産を構築してもらえればと個人的に思っている。


そのキッカケが、このメルマガを通して伝わっていれば幸いだ。




以上、今日はここまで。


質問や不明な点があれば、遠慮なくメールをしてもらえればと
思う。
black@kabu01.com


では、また会おう。




追伸

「三人寄れば文殊の知恵」の「三人」は、
なぜ「三人」なのだろう?


真実を洞察するには、こういったことを考えると
練習になる。


「なぜ三人なのか?」の答えはどこにもないが、
自分なりに考えることに大きな意味があるわけで、
その積み重ねが洞察する力にも結びついてくる。


洞察する力を養うための練習には、日ごろから些細な
ことを意識しながら、世の中を見ることをお薦めする。


いろいろ面白い発見もあるので、興味があれば楽しみながら
やってみてはどうだろうか。


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創刊日:2009-03-02  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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