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「ガツンと一発」平成21年('09)6月18日第199号

発行日:6/18

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民主党・石井副代表はお咎めなしか
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平井修一

郵便法違反事件で民主党の石井一副代表の「口利き」関与疑惑が指摘されている。

<郵便法違反:民主・石井副代表「全く関知していない」

民主党の石井一副代表は2日、障害者団体向け割引制度を悪用した郵政不正事件で障害者団体「凜の会」(現在は解散)代表、倉沢邦夫容疑者が石井氏の名を借りて厚生労働省に圧力をかけたとされる問題について、同党の副代表会議で「全く関知していない」と関与を否定した。

平野博文役員室長によると、石井氏は「倉沢氏は私設秘書だったが、その時どうやっていたかは知らない。私自身が厚労省に行ったとか、国会質問のやりとりをしたとか、全くあり得ない」と述べたという>(毎日6月2日)

石井副代表(参院比例)には以前から金銭スキャンダルが絶えない。ウィキによれば2008年10月には、石井副代表が平成15年当時に代表を務めていた「民主党兵庫県第1区総支部」が2003年にマルチ商法業者らでつくる政治団体など業界側から計450万円の献金を受けていたことが判明した。「流通ビジネス推進政治連盟(現・ネットワークビジネス推進連盟」が300万円、企業1社が150万円である。

石井副代表は2003年にマルチ商法業界を支援する議員連盟を立ち上げ、名誉会長に就任していた。また「ネットワークビジネス推進連盟」は、2007年までの3年間に民主党のパーティー券計170万円分を購入し、さらに石井副代表ら民主党の議員側に計290万円の資金提供をしていたことも既に判明している。

この郵便法違反事件で厚生労働省の村木厚子局長が逮捕されているが、週刊新潮(6月25日号)はこう報じている。

<倉沢らは、村木局長から得た証明書を示して郵便事業会社から割引制度の利用を認められている。つまり厚労省が「お墨付き」を与えなければ事件は起こらなかったのである。なぜ村木局長はそんな重大な不正に手を染めたのか。

「それはこの件が“政治案件”だったからです」とは、地検担当記者。

「当時、村木さんの上司だった障害保険福祉部長は任意の事情聴取に対し、“民主党の石井一議員から凛の会の対応を頼まれた”と供述しています。石井議員に頼まれた部長は部下の村木さんに対応を指示。その後、石井議員の元秘書で石井事務所の名刺を持ち歩いていた倉沢が村木さんに面会して証明書の発行を依頼。それを受け、彼女が上村(当時の部下)に書類作成を指示した、という流れです」>

当時、村木局長は障害者自立支援法の成立に「尋常ならざる熱意」で奔走していた。

<「法案をどうしても通したい村木局長としては、国会審議で野党議員が強硬に反対する事態は避けたい。そうした“心の引け目”があったからこそ、石井議員の“政治案件”を断らずに呑んだ、というわけです」(全国紙社会部デスク)>

そもそもの事件の火付け役は石井副代表である。政治的、道義的責任はあるはずだ。国会で追及すべきだろう。

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