いよいよ始まる裁判員制度について 考えるな!
発行日:5/4
小野派一刀流
免許皆伝小平次です
本日は
いよいよ始まる裁判員制度について
感じてみましょう
「裁判員制度」
われわれ素人が
刑事事件における裁判に参加し
その刑罰について
関わる事になるのだ
刑事事件と言っても
しょうもないコソ泥事件ではなく
死刑、無期懲役刑といった重大事件の裁判にのみ関わる事となる
死刑、無期、の判決を審理する裁判となれば
まあ十中八九
「殺人事件」だ
裁判員制度
そもそもその導入目的はなんだろう
お上が言うには
「より国民の日常的感覚を裁判に反映させ、国民にも裁判というものを理解させる」
事らしい
簡単に言えば
「裁判を、より身近なものにする」
ってとこだ
この時点ですでに小平次としては
なんだか理解不能である
裁判を身近にする必要なんてあるのか?
法律のわからない素人の日常的感覚を裁判に持ち込む必要があるのか?
よしんばその必要があったとしても
「身近なもの」にするために
なぜ
死刑やその他重大な事件に我々素人を関わらせるんだ?
我々素人に一人の人間の命に関わらせるというのか?
いやあ、やりすぎだよ!やりすぎ!
身近なものにさせたいなら
それこそコソ泥事件でいいじゃないか
何故殺人のような凶悪事件でなくてはいけないんだ?
暴力団などの絡んだ殺人事件で
裁判員に何かしらの被害が及ぶ恐れがある場合は
裁判官のみで裁判するらしい
ってことは、そういう被害が及ぶ可能性があるって事を
お上も認識しているわけだ
で、なおかつほんとにやるんだ「裁判員制度」
さあ感じてみよう
自分が裁判員に選ばれた
事件はあの林真須美の「毒カレー事件」だ
状況証拠のみで物的証拠は何一つ無い
楽しいはずの夏祭り
子供たちはみんな大好きなカレーライスにむらがった
……
ひどい事件だよ
犯人は許せない! だれもがそう思うよ
林真須美の、それまでのヒ素を使った
保険金殺人未遂なんかを思えばさ、
限りなくこの女がやっただろうな
って思うけどさ
うーーーん…
いいのか? おれが決めて … 人一人死ぬんだぞ
いいのか?そんな事素人に決めさせて…
そうなんです 大概の人間はそんな事決められるわけない!
とすればどうなるんだ?
そう、死刑が減る、いや完全に無くなる可能性すらでてきた
まるで死刑廃止を訴える公明党が喜びそうな制度だ
うん…? 公明党? ん?
なあんだ!そう言う事だったのか!
所詮は死刑廃止論者の仕掛けた策略みたいなもんか!
うーーーん…
ってな感じであらかた間違いないのだろうか?
しかし、死刑廃止論者の中にも
裁判員制度に反対している人たちも多勢いる
また、一部ではアメリカの圧力によるなんて事言ってる人たちもいる
実際のところどんなもんなんだろう
まあいずれにしても
裁判員制度
死刑制度と切り離して考える事は出来ないのは間違いないようだ
死刑制度存続について、賛成、反対でいうと
圧倒的に賛成の人のほうが多い
賛成の理由として良く言われるのが
「犯罪抑止」「遺族感情」
「凶悪犯を刑務所で養うための費用」
などなど
反対については
一番は「冤罪」「人道的感覚」「先進国では死刑制度廃止の国が多い」
など
両方の主張をちょっと見てみよう
まずは「犯罪抑止」
どうだろう
具体的数字は実の所調べていないが
少なくとも死刑がある事によって
凶悪な殺人事件などが減ったような感覚はないよ
むしろ増えているような…
「死刑になりたかった」
などと言って殺人をするようなやつまで出てくる有様だ
つまり「犯罪抑止」にはなっていないのは間違いない
次に「遺族感情」
これは一般人にも一番わかりやすいものだろう
大切な家族を殺された
普通なら許せないし、犯人を殺してやりたい
そう思うだろう
ところがである
実際に殺人犯が死刑判決を受けるのは
全事件の1%程度だそうだ
と言うことは
ほぼ全ての遺族は
自分たちの望む結果にはならず
むしろ悔しい結果になっている
と言える
次に、「刑務所で殺人犯を養う費用」
については
死刑反対論者から次のような提案も出ている
「服役囚に、最先端のIT関連の技術を学ばせ
そういったものの製作作業にあたらせる。格
安の人件費で賄え、日本経済に大きく寄与で
きるのではないか」
うーーん… なるほど
では反対論者の主張はどうか
「冤罪」
これはもっともだ
それに素人では判断もつくまい
「人道的感覚」
これもそう言われちゃったら何にも言えまい
じゃあ犯人に「人道的感覚」があったのかってな事くらいだ
「多くの先進国では死刑制度を廃止している」
これはさあ、
「死刑廃止が進んだ感覚である」
なんて事はだれにも決められないだろう
他の国でそうだからそれがいい制度だなんて限らないじゃないか
まあ何にせよ「死刑廃止」については議論の余地がある
しかしながら、圧倒的に日本国民は「死刑廃止」を望んではいない
どう考えるのが良いのか
さあ感じてみよう
先日、裁判のあった事件
ネットで知り合った3人組が、見ず知らずの女性を拉致し
助けて欲しいと懇願する女性を、
凶器で殴り殺した…
もう理屈なんかいらないだろう
死刑だよ!死刑!
人道的感覚もへったくれもないよ!
やった事がむごすぎる
それでいいのだ!
少なくとも
死刑判決を受けるのが1%と言っても
同じ殺人にしたって
「こいつは死刑だ!」
とか
「情状酌量の余地があるだろう」
ぐらいの感覚的差はあるだろう
そういう事を承知しているからこそ
国民の多くは「死刑存続」を期待しているのではないか
それを受けての「裁判員制度」
どう受け止めるべきか
本来、人を裁く
これは、それなりの覚悟と信念がなくてはならない
小平次のお頭である長谷川平蔵様はじめ
昔の武士は、自分に落ち度があれば腹を切ったのだ
その覚悟で人を裁いたのだ
現裁判官に、腹を切る覚悟までとは言わないが
大いなる覚悟と信念を持っていると信じている
そのために人並みはずれた勉強をして
学んできたのではないか
その道のプロフェッショナルなのではないか
われわれ素人は感情でものを考える
先ほどのような事件を知れば
多くの人間が「死刑だよ!死刑!」
と思うだろう
それが素人なのだ
その素人を裁判に参加させ
人の生き死にに関わらせるというのは
理屈抜きで
全く必要のない事だ
それが、本当に死刑廃止を目論む政治家の目的だとしたら
なんとまあひどい話なのだろうか
ちなみにアメリカの陪審員制度は
素人に「有罪」「無罪」の認定をさせるだけで
量刑には加わらせてはいない
日本の裁判員制度は「死刑」を決めさせるのだ
いまさら騒いでも…
なんて思わずに
「死刑有り!」
「裁判員制度なし!」
みんなで騒ごう!
騒いで法律が変わった事など
過去にいくらでもあるのだ!
御免!!
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