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子供の習い事は何にするか?選ぶ基準

2012/08/05


 
 
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■■  子供の習い事は何にするか?選ぶ基準
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読者の方からの質問&回答です。
 
何か皆様の参考になれば幸いです。
 
尚、経営以外のこうした質問も、お気軽にメールして下さい。
 
すべて高橋が直接回答致します。
 
daihyou@en-jpb.com
 
 
 
 
 
高橋純様、
 
いつもありがとうございます。
 
さて、お忙しい中で本当に本当に恐縮ですが、
子供のことで現在とても迷っていることがありまして
ぶしつけながらご相談のメールをさせていただきました。
 
 
<テーマ>
「長男を今の野球チームから辞めさせるかどうか」
 
 
<状況>
長男(小学生)は硬式野球チームで強豪のチームに2年前から所属しています。
 
この長男、2年間で実に上手になりました。
2年前には考えられなかったことです。
 
これは明らかにレベルの高いチームでやってきたからに他なりません。
しかし、相対的にはまだまだ下手なのでレギュラーにはなれず、
弱気でおっとりとした性格なので、よく指導者に怒鳴られています。
 
 
「やる気が伝わらない!」
 
 
「弱気でバッターボックスに入るな!それじゃあ試合に使えない!」
 
 
「よく考えろ!」
 
 
つまり弱気のレッテルが貼られてしまっているのです。
 
 
長男もボケーっとしていることがあるので仕方がないのですが、毎週土日フルにやって
基本的には怒られてばかりという状況が続いております。
 
 
長男に「このチーム辞めたくないのか?」と聞いても「辞めたくない」と言います。
しかし、怒られて反発することもできず、かなり辛い思いをしていることは明らかです。
 
 
子供心に「これに耐えなければいけないんだ」と思っているかもしれません。
また、チームへの愛着や誇りは持っていることも確かです。
 
 
妻はかなり限界に来ています。
 
「あそこまで怒鳴られっぱなしでは、どうやっても自信がつくわけがない。」
 
このチームでは長男が輝けないと思っています。
 
 
一方で、指導者達は長男がコーチ(私)の息子ということもあり、
あえて厳しく接して強くなってもらいたいという
一心であることも事実です。
 
 
こんな状況の中、私が今月より単身赴任となり、
月に2回程度しか週末に帰れなくなってしまい、
ますます長男に目が行き届かない状況となりました。
 
 
長男に電話をすると「パパ、今週は帰ってくるの?」と聞いてきます。
私がグラウンドにいるかどうかが本人のモチベーションに影響しているのでしょう。
 
 
尚、私自身はこの強豪チームでコーチが出来ていることはとても幸せで
チームも必要としてくれています。
(個人的にはコーチは続けたいのです。)
 
 
<迷いのポイント>
?怒鳴られ、叱られてばかりでは到底本人に自信がつかないので「即刻辞めさせる。」
 
?ここで辞めたら今後の人生でも嫌なことがあったら辞めてしまえばいいという逃避行癖がついてしまうので
 「辞めさせずに見守る。」
 
?私のエゴで長男を犠牲にしているのではないか。
 
?今年度(7月末)までは辞めずに続けてその時の状況で判断、決断する。
これが大人の事情としてはチームに最も迷惑をかけない。
 
 
最近よく思い出す言葉があります。
それは私をよく知る先輩が2年前に長男をこのチームに入れる時の話です。
 
「長男の実力ではこのチームでは難しいと思うよ。結局長男よりもお前がやりたいんじゃないの?」
 
以上、いつも長々とすみません。
ありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
 
 ・・・・・回答・・・・・
 
 
非常に関心の高い内容です。
文章が長くなりますが、少しでも参考になれば幸いです。
 
 
僕もよく似たようなことを体験しました。
 
 
僕は空手をしていたこともあり、生まれる前から娘にも教えたいと考えてました。
そこで自分で空手教室をボランティアで開き、他の子供と一緒に指導しました。
 
 
数ヵ月後に痛感したのは、娘には格闘技の才能がまるで無いということです。
本人はやる気はありましたが、僕は空手教室そのものを結局1年で辞めました。
 
 
才能の無い事への努力は、負け犬根性を染み付かせ、
 
子供から自信と勇気を奪うからです。
 
 
僕は陸上と空手でインターハイに出ていますが、この2つのスポーツをしたことが、
後々の人生に大きく影響を与えています。
 
といいますのは、陸上は朝はもちろん、
昼休みも練習、夕方部活で練習し帰宅後に1人で更に練習します。
 
それでどうにかインターハイに出れたのはたった一度切り。
順位は下から2番目でした。
 
 
一方空手は練習時間は10分の1もないですが、それで全国トップ10に入りました。
 
こういうと才能があったのか?
 
と誤解されますが、とんでもない!
 
何と10分の1の練習でも、国体レベルの練習量だったのです。
 
 
何故そのようなことになるのかといえば、走るという競技は全員参加型です。
 
陸上部での1番は学校での1番であり、
市の大会で優勝する選手は、市内の同学年で1番です。
 
一方空手はというと、まずやったことある人が極端に少なく、始める方がいない。
分母が全然違うわけですから、競争が異常に低い。
 
なので大した努力がいらないのです。
(全国1位や2位を目指すなら、どの競技でも同じくらい大変ですが。)
 
 
商売も同じで、みんなが憧れる職業は競争が激しく並ならぬ努力が必要ですが、
誰もやりたがらない仕事というと、簡単に成れます。
 
僕は起業する方には必ずこの競争の原理を説きます。
 
 
 
 
さて長〜い前置きになりましたが、本題です。
 
辞めさせるか?
 
続けさせるか?
 
どちらが正しいかではありません。
 
 
親として、子供をどう導くかを決めるのみです。
 
 
どちらでもいいんです。
 
 
悩みながらも決断し、また悩み、考え、そして自分なりの答えを出していく。
 
その答えが正しいか、間違えているかは、誰も分かりません。
 
これは経営と同じです。
 
 
社長は部下に意見や思いを聞きますが、最後の決断は社長がします。
 
苦悩し、もがき苦しんでも、部下にはその姿は見せず、自信を見せて方針を示します。
 
部下は社長を信じてその方針を守り、やり遂げようとします。
 
途中間違いがあれば訂正し、改善する。
 
一方的にならず、部下の考えも聞き入れ、慰め、励まし、やる気を起こし、
 
部下の能力を最大限発揮出来るようにする。
 
 
 
会社の数だけ方針や戦略は同業種でも違います。
 
 
 
どれが正しいのではなく、その時々にあった考え方、やり方があると思います。
 
自信を持って決めて下さい。
 
 
 
ただしその決断は重く、お子さんの人生に多大な影響を与えるかも知れません。
 
親の決断は、時として一生涯子供の人生に影響を与えます。
 
そこだけはどうぞ、忘れないで下さい。
 
 
 
 
 
 
 
最後に、このメールを頂いたのは随分前ですが、
 
「今年度(7月末)までは辞めずに続けてその時の状況で判断、決断する。」
 
と言われていた、年度末が過ぎました。
 
 
どう決断されたのでしょうか?
 
 
きっと、どちらに決められても、いい方向にいかれたと思います。
 
 
夫婦共にお子さんのために悩み、こんな長文メールで他人に相談する人はそうはいません。
 
 
それだけの愛情があれば、どんな問題が起きても大丈夫です。
 
 
 

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  • 名無しさん2018/08/05

    子供に与える影響というのは大きいのだと痛感しました。自分が子供の頃も親の影響は絶大でした。子供のことを考えると果たして本当にこれでいいのか、と悩むこともしばしばあります。子供のためと思っていても、こちらの都合になっていて、結果的に子供のためにならないのではないか、これであっているのだろうか。心配もありますが、本人がどうしたいか、という気持ちを大切にしていきたい、そう思いました。

  • 名無しさん2018/07/01

    自分の転職の時を思い出しました。

    親の視点ではなく、自分自身の視点でしたが、迷うものです。

    転職して、自分は変われるのか、

    今よりもいい会社に行けるのか、

    そもそも自分を採用してくれる会社があるのか、

    迷って迷っての決断でした。

    今は良かったなと思っています。

    ただ、その時はどれが正解なんて分からなかったし、

    最終的に自分で決めた決断でした。

    正解なんて、その後の本人の取り組み姿勢で変わります。

    やめることが大事ではなく、決めた後の行動が大事だと思います。

  • 名無しさん2012/08/23

    習い事をさせたいけど、何がいいかって本当に悩みますね。

    私は子供がどうしても習いたいと言った事や、

    先生から向いているから習わせたらどうかと言われた事をきっかけに

    習い事を始めたように思います。

    習い事は結果も大事だけど、過程がもっと大切ですね。

  • 名無しさん2012/08/10

    せっかく野球を始めたのだからレギュラーになりたい・ならせたいという気持ちはよ〜く分かります。

    でも、レギュラーになる事以外でも、学ぶ事は沢山あります。

    私も我が子3人が野球をし、次男は少年野球〜高校野球を経験してきたので、その気持ちが凄く分ります。(主人もコーチでしたし)

    ただ、親が不憫に思って感情的になって、我が子の大好きな野球を辞めさせる事は反対です。

    レギュラーに慣れなくても、監督に怒鳴られても頑張っているお子さんは素敵です。きっと将来、素敵な大人になれると思います。



  • 名無しさん2012/08/09

    それだけの愛情があれば、どんな問題が起きても大丈夫です。

    ・・・・・

    とてもよい回答だと思います!

  • 名無しさん2012/08/07

    私も子供がいますが、まだ小さいので習い事はしていませんが、これから習い事を始めたらそういう問題がでてくるんだろうなと思って読ませてもらいました。

    やっぱり決めるのは親で、その親が自信を持って決めてあげることが大事なんですね。親が迷ったままだと子供もつらいままで終わるかもしれない。子供の人生をよく考えていい方向に向かえるようにしてあげないといけないと感じました。

  • 名無しさん2012/08/07

    私も11年間続けた習い事があります。同い年の子がいなく、辛い思いをしたりしてやめたいと何度も言っていました。

    そのたびに、親は「やめて後悔はないか?」とだけ聞いてきます。

    その質問に対して自分で考え、「やはりやりたい」という答えを何度も出し、結果ずっと続けてきました。

    今では自分の自信の大きな部分となっています。

    やはり、理想は自分で決めさせることだと思います。どちらにしても、自分で出した答えというのが、後々縛られず、後悔のないものになると私は思います。

  • 名無しさん2012/08/07

    子供がやめたくないと言っているのなら、続けさせてあげたいとは思うのでしょうが、親としてはやはり心配になりますよね。

    すごく悩むところだと思います。

    でも、レギュラーになることが成長ではないし、レギュラーでなくても頑張っている分必ず成長はしているはず。

    子が本気なら、見守りたいなーって思います

  • 名無しさん2012/08/06

    子供がやりたいようにさせてあげるのが一番だと思います。

    とはいえ習い事には、お金もかかることなので…。

    よっぽど子供に意思がないようなら、させなくてもよい気がします。

  • 名無しさん2012/08/06

    自分がこの方の立場だったら…。

    子供がやりたいと言うのであれば、応援すると思います。

    向いていても、向いていなくても、野球の技術以外の事をそのクラブチームで学べるだろうし、決して無駄になることはないだろうし。

    強豪チームだったら、きっと練習は大変だろうと思います。

    そのチームで頑張ったらきっとこの先どこの部活に行ってもついていけると思います。

    その子なりの成長があったらいいし、本人がやりたいと言うのにやめさせることの方が意思をくじくような気がします。

  • 名無しさん2012/08/05

    どんな結果になっても親が導いてあげることだと思う。

    経営も同じで、部下を上司がうまく導いてあげれるようにならないといけないんだなと思う。