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小さい会社だからこそ志が大事

2012/07/06

 
 
 
 
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■■ 小さい会社だからこそ志が大事
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採用や教育のことで質問を受けることがある。
 
メルマガでもいろいろとやり方を説いてはいるが、
 
何か一番大事かと言われたら、間違いなくそれは、
 
「志だ!」
 
と自信をもって答える。
 
 
 
 
僕はキレイ事は好きではない。
 
夢を語り、ビジョンばかりを追う人も信用しない。
 
それでも志が大事だし、
 
小さい会社だからこそ、志が無ければいけないと思う。
 
 
 
 
採用時においては、小さい会社では、
 
高学歴のものなど中々採用できないし、
 
高年棒、好条件で勧誘することも通常は出来ない。
 
 
 
 
仮に出来たとしても金銭で勧誘したものは、
 
いい働きをしても、そう長くは続かない。
 
そういう人はもっと好条件の会社があれば、すぐに転職するだろうし、
 
会社の業績が悪くなれば、高年棒は払えなくなり、
 
たちまち愛想をつかされる。
 
 
 
 
 
弊社の木戸は神戸大学法学部卒だが、
 
ここは全国の大学法学部のトップ10に入る。
 
彼が入社したのも当然入社条件ではない。
 
 
 
 
当時、彼は公務員を辞め、実家の自営業を手伝っていた。
 
面接の時のことは、今でも鮮明に覚えている。
 
 
 
 
僕は優秀ではあるが、ついていない彼の半生を聞き、
 
「人生を変えたければうちに来い!」
 
とモチベートした。
 
 
 
 
自営であり、住居も遠方であったので、
 
躊躇するのが普通だが、
 
「やる気があるなら、今この場で決めてくれ。
 
やり方は後で悩めばいい。」
 
と回答を迫った。
 
 
 
 
彼は、
 
「わかりました」
 
と即決したのだが、その後、どう帰ったのか?
 
記憶が飛ぶくらいに、心境は複雑だったそうだ。
 
 
 
 
今年の9月21日で丸6年が経つが、
 
その間大企業からの引き抜きが2回あった。
 
 
 
 
当然、弊社よりも好条件で高待遇だったが、
 
それに応じることなく、今も活躍してくれている。
 
 
 
 
嬉しいのが彼の奥さんに、家庭のために退職か否か悩んでいた時、
 
「どうせ辞められないでしょ」
 
と言われたことだ。
 
いろいろな解釈がとれるが、僕はいい意味で木戸を理解してくれていることに、
 
非常に好感が持てたし、何より純粋に嬉しかった。
 
 
 
 
また、もし僕が彼を好条件でモチベートしていたならば、
 
よそに転職したかも知れない。
 
 
 
 
一切条件を語らなかったからこそ、
 
採用でなく、共に働きたいと思ったからこそ、
 
彼も今も変わらず志高く働いているのだと思う。
 
 
 
 
そして僕は6年前の約束はきっちり果たすことが出来た。
 
それは彼のエンジョブブログからも分かるが、
 
この6年間はジェットコースターのように、次から次へと変革があり、
 
まさに別の人生に変わり、別の人格に変貌を遂げた。
 
 
 
 
また彼に限らず利益が出ればみんなに還元したいと常々考えている。
 
黒字であれば社員旅行や毎月の食事会、レクレーションを行うし、
 
賞与も当然多めに支給する。
 
社員は当然だが、パート社員でも気を使う。
 
 
 
 
家庭のあるものは、中々賞与を貰っても自分に還元できないことも考慮し、
 
自分の服や靴など好きなものを買ってきてもらいプレゼントしたりもする。
 
 
 
 
決算時には予想以上に利益が出れば、それを元に分割し支給もするが、
 
こういうことが出来るのも、自分に志があるからだと思う。
 
私利私欲だけの経営、自己実現だけを狙うならば
 
30万でも不満が出ない社員に対し、40万払おうとは思わない。
 
 
 
 
それにカネに執着心が強い社員ならば、今期高く払えば、
 
来期に下がると逆に不満になる可能性が強く、
 
それなら今期はこれくらいがいいのではないか。
 
と数字を読んで払うことになる。
 
 
 
 
働く以上はいくら貰えるのか、という現実的な話はとても重要だが、
 
お互いにいい関係になるには、返ってその話はマイナスだ。
 
交際間もない付き合いで、年収など条件を聞いて来られたら、
 
返って引いてしまうことも少なくないと同じだ。
 
 
 
 
そういえば?MDM(現、楽天)の創業メンバーは6人だが、当初は4人だった。
 
その内、楽天をする前に2人辞めて、その後4人が加わることになる。
 
彼らもまた誰一人報酬の話をすることがなく、全くどうなるか分からない状態で、
 
昼夜を惜しんで働いたのだ。
 
だからこそあれ程の会社になったのであろう。
 
 
 
 
楽天と比較をするのはおこがましいが、やはり志ある人の元にしか、
 
志あるものは集まらない。
 
条件で交渉する人には、好条件好きな人しか集まらないのである。
 
 
 
 
あなたには志があるか?
 
 
 
 
運命を切り開くのは、いつも志高きものであり、
 
志がその人の運命を決めている。

 
 




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  • 名無しさん2019/07/07

    お給料や条件というのは少なからずあると思いますが、それに勝る志を持っている人というのはより意志が強いのだろうなと思いました。条件で考えている人は簡単に他へ行ってしまったりする可能性もありますが、志を持っている人はどんな状況でも一緒に戦ってくれる人になると思いました。ここに書かれている木戸さんという方でも悩んではいたようでしたが家族のサポート、後押しもあって続けられたのだろうなというのも感じました。志という意外なところに焦点をあてたテーマでしたが、大事なことだと思いました。条件うんぬんよりも、ここでなら自分の夢が叶えられる、そう思えるところに出会えたからこそ今も働かれているのだろうと感じました。そういった人がいてくれるのは嬉しいですね。

  • 名無しさん2017/01/29

    人は損得よりも志で着いてきてくれる人のほうが信頼できますね。

    どうしても損得がからんでくると他に好条件があったら迷ってしまったり

    色々な問題が出てきてしまうような気がしました。

    経営者として社員や面接に来た人に対して、熱く志を語れたら、

    きっとそれに共感してくれた社員は良きパートナーになってくれると思いました。

  • 名無しさん2015/08/07

    全体を見た意見、攻めの提案等、普通以上の仕事をしようと思ったら、絶対に条件だけではその域には達しないと思います。

    志とは理想であり、そこへいくまでの目標の数々でもある。

    志がある人とない人とでは、目的地が見えている人と、暗闇をあてもなく歩いている人くらいの差がある。いつでも自分のなりたい姿を忘れないでいきたいと思いました。

  • 名無しさん2015/06/24

    イエスマンを集めるということではなく、根本のところや価値観が同じでないと結局組織としてはまとまらない。人を動かすものは金ではない。金があり志がない人は、生きてはいけるが空洞化し腐っていく。金が無くても志がある人は濁らず、迷わない。雇用関係の基礎条件は必須だが、より強くレベル高く組織を繋ぎ留めるものは、志や理念への賛同であると思う。そして、自分自身を進むべき道を踏み外さないようにするものも同じ。自分は今どうだろうかと考えました。

  • 名無しさん2014/10/14

    いつまでたっても志高く仕事をしていきたいですね。

    やはり自分の信念みたいなものをもっていないとどこかでぶれてしまったり、

    周りに流されてしまったりすることもあると思います。

    一緒に仕事をしたいと思えるような人物ってなかなか出会えるものではないと思います。

    木戸さんは、いい出会いをしたんだなと思いました。

  • 名無しさん2014/07/31

    今居る場所に価値を見出し、志を持つと、姿勢や表情全てが変わってくるのだと思います。

    その価値を見出すことが出来たなら、どんなに高待遇であっても、どんなにすばらしい環境であってもブレることがなく揺るがないのだと思いました。

    そんな居場所を手に入れられた高橋さんの社員の方も幸せだと思うし、

    そんな風に挑んでくれる社員がいるということも本当に幸せなことだと思います。

  • 名無しさん2013/06/29

    あれこれ条件をつけたがる人は、その条件にあわなくなった際あっさりと去っていくと思います。

    ですが、志を共感しともに頑張ってくれた人はめったな事その関係は崩れることなく、

    きっと会社が危機に陥った際、条件なんて顧みずに手を差し伸べてくれるのだと思いました。

  • 名無しさん2013/06/16

    志をもつことで、仕事感も全然違ってくると思いました。待遇面でどしてもいい条件があれば、そっちにいきたいとなるのは、普通だと思うが、それだけではない気持ちがあるからこそ、木戸さんもほかの道を選択しないで、そのまま残ったのだと思います。

  • 名無しさん2012/07/25

    お給料はもちろん大事。しかし、それだけで繋ぎ止めていたら、今の不安定な世の中では生き残るのが難しいですね。

    多少無理をしても会社のため、仲間の為に頑張れるという社風作りが必要だと思います。社員一人一人も、そんなふうになっていけるように意識しなければいけませんね。

  • 名無しさん2012/07/09

    木戸さんにとっても大きく人生がかわったんだろうなと思います。

    仕事をする上でやはり何ももっていない人よりも志をもった人を仕事をしたいと思うし、自分も持っていたいと思います。

  • 名無しさん2012/07/08

    志しがあるのと有るのと無いのでは全く違うと思います。

    ただお金を稼ぐために働いても楽しくない。

    どんな困難でどんな大変でも、目標を持って取り組めれば立ち向かっていけると思います

  • 名無しさん2012/07/08

    私は生活もあるのでお金は大切ですが、志で仕事をしていきたいと

    今回のメルマガを読んで感じました。

    まだまだ自分にはこういった志があると胸をはっていえるようなものはありませんが、高橋さんの会社の木戸さんのような素敵な人になれるよう頑張りたいです。

  • 名無しさん2012/07/07

    仕事をしていく上でのビジョンや目標というものがどういうものであれ、条件ではなく志を持って仕事をしていくというのは大切なのだと思います。夢のまた夢のような突拍子のないものではなく、現実的なビジョン、目標、志は人を奮い立たせる力があると思います。自分自身、常に目標を持ち続けれるようにしたい。

  • 名無しさん2012/07/06

    本当の結びつきというのは、金銭や損得を越えたところにあるのですね。

    理想ではありますが、なかなか出会う事は少ないですね。

    自分の周りには自分と同じようなレベルの人が集まるので、

    自分がレベルを上げるようにしていかなければいけないですね。

  • 名無しさん2012/07/06

    人生が変わり、人格が変わる。

    すごいですね。

    エンジョブブログの方もいつも楽しく見させて頂いてますが、どの社員さんも志が高くすばらしいです。

  • 名無しさん2012/07/06

    採用でなく、共に働きたいと思ったからこそ、 

    彼も今も変わらず志高く働いている

    木戸さんはとても素敵な社員ですね。

    どんな事があっても、力を貸してくれる社員になりそうです。