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中小企業の羅針盤、人生も経営もやる気とやり方で決まる!

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小さい会社は売り上げを下げて儲ける!

2010/06/16



 
 
 
 
■■  小さい会社は売り上げを下げて儲ける!
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小さい会社が大きい会社に勝ることは沢山ある。
 
 
代表的なことを挙げれば、
 
図体が小さい分決断や報連相のスピードが速い。 
 
規模が小さいので経費を削減しやすい。
 
人件費が少なく、売り上げが減少しても倒産しにくい。
 
 
社長である以上は誰もが最初は売り上げを追いかけ、社員数を増やす。
 
それでドンドン右肩上がりを続けられる会社はそれで良い。
 
経営者として優秀で、時流に合う業種なのだろう。
 
 
しかし多くの会社はそうはいかない。
 
ライバル競争は激しく、人口は減少の一途を辿る。
 
僕も含め普通の社長で、普通の会社であれば、
 
会社はある一定の成長期を終えれば、
 
後は売り上げは下降傾向に入る。
 
 
もちろん、新規商品開発や新規顧客開拓をしたり、
 
新規事業を検討するなど、売り上げアップは模索し続けるが、
 
それと同時に意図的に自分で売り上げを落とすと利益は急速に上がる。
 
 
 
実際講演でもよく話すが、弊社はこのやり方で利益率を上げている。
 
 
 
多くの会社やお店は、
 
一番儲かる月や、
 
一番発注や来客が多い曜日に合わせて、
 
人員確保をし在庫を持ち、店舗の大きさを決める。
 
 
その数字をよく分析してみよう。
 
そうすれば、小さくすると格段に儲かるのが良く分かる。
 
 
一週間でいえば、土日にサービス業はスポットを当てる。
 
年でいえば、どんな業種でも忙しい季節と暇な季節がある。
 
この売り上げと経費と利益の因果関係をよく分析するのだ。
 
 
 
一週間で利益が出ているのは何回あるか?
 
 
一年で利益が出ているのは何回あるか?
 
 
何勝何敗か?
 
 
そしてもし売り上げを意図的に下げて、
 
経費を減らしたらどうなるか?
 
 
つまり2勝5敗だったのを、5勝2敗に変えるのだ。
 
そうすと急にキャッシュフローが良くなり、資金繰りに困らなくなる。
 
弊社がずーと無借金経営をして来れたのは売り上げに頼らないからだ。
 
 
人件費は最たる例だ。
 
忙しくなるかも知れないと思い、必要ない人を何人多く抱えているか?
 
 
 
 
 
 
先日社員さんと「西松屋」に見学に行った。 
 
そう恐らくあなたの近隣にもあるであろう子供服の西松屋だ。
 
結論から先にいえば、あれこそ中小企業のあるべき戦略である。
 
 
といっても、この会社自体は全国に700店舗抱える巨大チェーンである。
 
ただその儲かる仕組みは中小企業そのものだ。
 
 
立地は国道沿いに面せず、安い家賃で借りて商品を絞り込んでいる。
 
ポップや棚売りなど、手間の掛かる業務は一切しない。
 
BGMもポイントカードもマネキンもない。
 
ガラガラの店内にパート2人だけを配置し、店長が数店舗を回る。
 
 
優秀な社員を雇用せず、店舗ごとのアイディアを求めない。
 
 
つまり、売り上げを意図的に下げて経費を抑え、人材に頼らない経営だ。
 
 
 
一店舗あたりの売り上げは2億円に押さえて、
 
10%の経常利益率を出している。
 
 
 
売り上げを追いかければ、1.5倍程には上がるだろう。
 
しかしその数字を永久的に守れるか?
 
といえば人口減少と過当競争を考えれば難しい。
 
だから敢えて売り上げを抑えることで、安定した売り上げを確保し、
 
コストを調節しやすくしているのだ。
 
 
 
これこそまさに小さい会社の儲かる仕組みつくりの基本である。
 
そして僕は同行した社員に聞いた。
 
 
 
「どうだい?
 
暇そうで少ない人員で、実は儲かっている会社と、
 
人員が多く、急がしそうに生き生きと働いてはいるが先行き怪しい会社、
 
どちらがいい??」
 
 
 
多少誘導尋問的なところがあるが、
 
今の時代は小さくても儲かっている会社が強いのだ。
 
 
 
儲かる会社には儲かる要因があり、
 
赤字の会社は赤字になる原因が必ずある。
 
良く目を凝らせば、改善のヒントは身近なところに無数に存在している。
 
 
 
 
 
 

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  • 名無しさん2016/06/19

    「良く目を凝らせば、改善のヒントは身近なところに無数に存在している」

    その通りなのだと思います。上手く行かないのなら何かしらの原因がある。

    そこを突き詰めずにあいまいに通してしまうと、上手くいかないままの状態が

    続いてしまう。上手く出来ているところもあるので、参考にしたり、自分の所

    と何が違うのか?比較することも大切だと感じました。原因について追求し、

    改善していかなければいけないです。

  • 名無しさん2015/07/20

    わざと売り上げを下げることで、先を見ている経営のやり方もあるんだなと思いました。

    自分としては、いけるときにがんがんいったほうがいいという考えですが、それだけではだめなんだと感じました。

    わざと抑えることで、バランスをとっているんだなと思いました。

  • 名無しさん2015/06/10

    儲かっている会社と儲かっていない会社、どちらも必ず要因があると思います。

    儲かっている会社にはもちろん儲かるだけのことをしているのだと思いますし、

    儲かっていない会社はそれだけのことをしていないのでしょう。

    赤字で困っている会社は赤字になる理由がやはりあり、そこを改善していかなければずっと赤字は続いてしまう。

    小さくても儲かる会社を作っていくためには日々改善を模索していかなければいけないのだと感じました。

  • 名無しさん2014/06/07

    自分が思っている成功している会社とは、活気があってアイディアが出て、社員教育がきちんとできていて・・・というものでしたので、正反対で意外でした。

    しかし、やり方はひとつではなく、本当に色々な視点からの戦略があって面白いものだと思いました。売り上げを上げるばかり考えるより、コストを下げる

    視点も必要なんですね。

  • 名無しさん2013/11/14

    商売をしていて、顧客を追わずに売上をあえて落として利益を出していくという考え方はそうそう出来る事ではない。やはり来客を増やして売上を増やして利益を増やしたいと考えてしまうものだと思います。そうすると人件費が増えていったり、経費が多くなって利益率が悪くなっていくということはどうしても考えにくい。経営者として確固とした考え方が身についていないとなかなか難しい。

  • 名無しさん2013/09/05

    企業の方針として、攻める部分と捨てる部分を決断するというのは言うのは簡単ですが、実行していくのはなかなか難しい。目の前の売上をあえてとりに行かないというのは、経営者には方針が決意として定まっていて、全体的な視野で判断が出来て、ぐっとこらえる事が出来ないと普通は全方位利益を追求しようとするのが普通だと思う。企業の力を攻める部分だけに集中させるのは、勝てる方法だと分かっていても実践が難しいのはそういうことなのだと思う。

  • 名無しさん2010/08/15

    あえて売り上げを抑えることで利益をだしくていくやり方ですね。西松屋さんには以前にいったことはありますが、静かだなというイメージはありましたが、こういった戦略があったとは知りませんでした。一見、人も少ないし、ガランとしていて店員も少ない。もうちょっとでつぶれるかもしてないなと思っていたら実は、儲かっている。なんてすごいですね。儲かっているところは、すべてにおいて考えているんだなと勉強になりました。自分の会社の中小零細企業なので、まだまだコストを削減して経費を抑えて利益をあげれるところがたくさんあるように思います。外を見るよりは、まずは、内部を見直してみて改善していくことが大事なんだと気づかされました。次回、西松屋にいく時は、違う目線で店内を見てみようと思います。

  • 名無しさん2010/06/28

    タイトルを見て、入力ミスをしていらっしゃるのではないかと、目を疑いました。

    売上を下げているのに儲かるわけがないではないか。

    心の中でそう思いました。

    半信半疑で読んでいると、売上を求めない分、コストを下げているということなんですよね。



    どこかの社長さんが書いた本でそういうことを読んだこともありますが、そういうことって現実にあるんですね。

    目からウロコでした。

  • 名無しさん2010/06/28

    子供の衣料を買いによく行っている西松屋がまさかそんな優良企業だったとは!!



    驚いてしまいました。



    何も売る努力をしないことが利益になることもあるのですね。

  • 名無しさん2010/06/28

    あの地味でインパクトのない西松屋がそんなに利益をあげているはビックリしました。

    お店もやり方も華々しさがないだけに、スゴイといか言いようがないです。

  • 名無しさん2010/06/19

    西松屋さんだけでなくほかの企業もいろいろと考えて

    今の経営スタイルになってるんだと思いました。

    企業訪問までもいかなくても、

    お店をみるだけでいろんな部分が見てくると思います。

    今度西松屋さんに家族で行ってみようと思います。

  • 名無しさん2010/06/19

    自社を分析していくことは大事なことですね

    小さい会社なりの戦略もここに見えてくると思います。

    以前に西松屋にいったことがありますが、言われてみれば本当にそうでした。

    ちゃんと戦略があったなんてびっくりです。

  • 名無しさん2010/06/17

    人員が多かろうと少なかろうと、儲かっている会社がいいですよね。

    どのように儲けるか、ヒントは身近にあるって本当ですね。

  • 名無しさん2010/06/17

    西松屋さんへは行く用がないので、よくは知らないのですが、どういった経営をされているのかと興味を持ちました。

    一度足を運んでみたいと思います。

    とはいえ、子供服ということで若干敷居が高いのですけれど(笑)

  • 名無しさん2010/06/17

    西松屋さんがそんなに儲けているとは、驚きです。

    確かに1点1点の金額は安いですし、店員さんは店の広さの割には少ないですね。儲けている店は、工夫をしているのですね。

    利益を上げた方が、勝ちですね。

  • 名無しさん2010/06/17

    私は小さい子供がいるので西松屋はちょくちょく利用してます。

    そんなに利益を出してるなんて驚きです。

    商品は凄く安いので消耗品として利用してますが経費削減もちゃんと考えていたのですね。

    そういえばBGMがないし店員さんも少ないです。

  • 名無しさん2010/06/17

    どうしても売上を追ってしまう自分がいます。

    それよりコストダウンを考えた方がいいと言う事ですね。

    自分も本気で考えてみます。

    西松屋さんには行った事がないので、勉強がてら寄ってみようかな。

  • 名無しさん2010/06/17

    西松屋さん行く用事がまったくないので、行ったことがないです。

    このメルマガを読んで一度いってみようかなと思いました。

    見学のみですけど。

      

  • 名無しさん2010/06/16

    確かに西松屋さんは素晴らしいと自分も思います。

    無駄な経費をかけずにしてるやりかた自分も素晴らしいと思います。

    やり方を間違えると大損ってことがありますが、

    西松屋はこのやり方で上手く経営をされてらっしゃるので、

    我が社も考えなければと思います。

  • 名無しさん2010/06/16

    我が社は社長である自分が無駄遣いをしてる方なので

    なんと言っていいのやらですが・・・

    確かに赤字になる要因が必ずどこかに転がってるはず。

    それをこれから、見直して、少しでも会社を立て直しできるよう、

    自分なりに頑張っていこうと改めて感じました。

  • 名無しさん2010/06/16

    つまり2勝5敗だったのを、5勝2敗に変えるのだ。

    そうすと急にキャッシュフローが良くなり、資金繰りに困らなくなる。

    ・・・・・

    こんなことは誰も教えてくれません! 

  • 名無しさん2010/06/16

    あえて売上を抑える、この発送は私にはありませんでした。

    経営者としてまだまだ勉強不足だと実感しました。

    とても参考になりました。ありがとうございます。

  • 名無しさん2010/06/16

    西松屋、そんなに利益あげてたんですね!

    高橋さんの言う通り、あまりお客さんがいなかったので

    そんなイメージ全くありませんでした。