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動物病院からの話題

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老犬猫の話題 夜泣き(11) 立つことができない

2010/12/27

夜鳴きをする犬に、立てなくなった犬が多いので、少しでも、立つことができるようにしてやることを考えて見ようと思います。
 
 立つことができなくなる原因は、二つ考えることが出来ます。
!)頭からの命令が筋肉に伝わらない。 例えば、背骨が折れた時は、折れている所から、下の部分は動かなくなります。
!)命令は伝えられますが、受け取った筋肉が痩せすぎて働かない場合です。

!)の場合は、私では、お手上げです。

!)の場合は、二通り考えることが出来ます。大学で随分前に学びましたので忘れましたが、まあ、その積りで読んでください。
 動物は、骨も含めて身体の水分は、70〜75%位だったと記憶します。年令が若い程、水分は多い筈です。 身体を立たせたり、動かせたりする部分は、筋肉ということになります。ここは、一般に食べる時のお肉の部分になります。 ここは、80%ぐらいが水分でしょうか。
 この筋肉は、使いますと、力も出ますが、熱をも作ります。その分だけ、別の形になりますから、筋肉は減ることになります。
 例えば、3日間、水分も何も食べませんと、身体からは、汗や尿と成って出て行きますから、身体の水分は減ることになります。筋肉の中の水分も、血液の中の水分も減ることになります。
 従いまして、筋肉は使わなくても、筋肉は痩せて行くことになります。水分が入ってきませんと、一層痩せていくことになります。
 
 身体の水分を減った状態の事を脱水状態と云いますが、脱水している時の筋肉は、動きが悪いことになります。

犬が脱水をしているかどうかを知るには、いろいろの方法が有ります。どこの皮膚でも良いですから、指でつまんで、少し持ち上げます。指を離して、一瞬に元に戻れば脱水していません。犬でする前に、自分の腕で試してください。
 毎日、体重をはかっていますと判ります。普通の状態ですと、仮に400グラム入りの缶詰を食べている犬がいるとします。それにプラス、水を飲むと思いますが、それが50グラムとしますと、毎日、450グラムの物を体内に取り入れて、450グラムの物を身体の外に排泄します。従いまして、体重は変わりません。
 もし、特別なことがあって、体重が減りますと、減った分を取り入れようとします。 言葉を変えますと、食欲がでて、足りませんと欲しいと催促することになります。

 このように考えますと、毎日、体重が増えもしないし、減りもしない状態が健康と云うことになります。

 脱水をして体重が減るだけで、筋肉の水分が減りますと、筋肉の動きが悪くなります。

 脱水をしている為に、立ちあがることが出来ないのであれば、水分を補給してやるだけで、立つことが出来ることになります。

ただ、水分だけを補給しますと、身体に蓄えられる水分の量は決まっていますので、大伊分は、尿として出て行ってしまいます。 この時に、水分に少し(2%分)の塩分とか、養分が入りますと、水分が出て行くスピードが遅くなります。

脱水の理屈は、理解して頂けましたでしょうか。
次のところにも、簡単に書いていますから、ご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/netmino/index.html

次回は、脱水とは違う理由で筋肉が痩せてくる話を書きます。

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創刊日:2008-09-24  
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発行周期:一週間に一回   
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