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動物病院からの話題

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口内にできた腫瘍が出来た犬(5) 保温

2009/12/27

前回の〔水分〕と同様に、老犬にとっては、温度は大切です。外で飼われている犬は、13歳をすぎますと、大変です。
 家の中で飼われている犬や猫でも、一日で体調が悪化します。

 先日、同じ日に、前の日には、食べて、近くですが、散歩にも行っていた16歳のシーズが、立つことが出来ないと電話がありました。
 皮膚の色は真っ白で、ガタガタ震えていました。震えますと、体温が上がる筈ですが、足のさきの方は、冷たく、体温を測ろうと尾をつかみましたら、冷たいを通り越していました。体温計は、36度台です。勿論、ご飯はたべることはできません。
 心臓の音は聞こえますが、耳の悪い私には、ようよう聞き取れる音です。

 酸素を吸わせようかなと思いましたが、皮膚を摘まみましたら、首のところは戻りません。目の輝きは良いので、リンゲル掖を皮下に入れ、強心剤や其の他を皮下ですが、入れました。
 皮下注射でも、効果は速いものです。10分後には、震えが少なくなってきました。又、10分後には、皮膚にピンク色がみえるようになりました。

診察台には、ヒーターが入る様になっています。
水分と暖かくしてやるだけで、どんどん、良くなりました。翌日には、歩けるようになりましたが、食欲はありませんので、もう一度、来ていただき、同じ治療をしました。本当は、もう、二日治療をすればいいのですが、リンゲルの代りに、同じぐらいの量の水を飲ませるように云いました。食べれば、本日は来なくていいと云いました。
 今日、来られない所を見れば、食べているのだと思います。

同じ日の夜に、隣り町の初めての方から、ウサギの治療を頼まれました。
はじめての方ですから、ウサギの年齢とか、どのように飼っておられるのを聞きませんでした。30分たっても来られません。温めていたリンゲル液がさめてしまいましたので、温め直していましたら、「タクシーを呼んで来てもらったのですが、ウサギは死にました」との電話がありました。 
はじめに、家内が電話に出たのですが、私の所へ来る前に、ドライヤーで温められたら良かったのになと思いました。

 たった、これだけで、危機を脱することが、よくあることです。

口内にできた腫瘍が出来た犬のことは、なにも書きませんでしたが、はじめに書きましたように、この犬は、手術をする前に、することがいっぱいだなと思いました。

 これらのことをしますと、4日程で、随分改善されると思います。ただ、癌の組織も元気になり、増えることとなり、癌は悪化するかもしれません。

その時は、癌に効くと云われているサプリメント等を試してみることは悪くないと考えます。
この癌とは、別に、身体を温かくしてやるだけで、免疫力は増えるのではないかと思っています。
 と云うことは、若い犬猫でも、免疫力がつきますと、あらゆる病気になりにくくなると思われます。
人間も、動物ですから、同じことです。寒い期間は、二ヶ月程のことですから、病院にお金を支払わないで、暖房費に費やした方が良いと思って、わたしは、冬は、家では薄着で、汗をかくほど、暖房しています。

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創刊日:2008-09-24  
最終発行日:  
発行周期:一週間に一回   
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