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「誰の心の中にもその人だけの物語がある。」
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文芸同人「主婦と創作」2010年12月18日発行 通巻 たぶん391号

発行日:12/18

 初めましてのかたは、初めまして。
 そうでない方は、お待たせいたしました。
「自称・文芸同人誌」主婦と創作・発行人の銀凰です。

 小誌の2010年の発行は本日が最後となります。
 一年間お付き合いいただきまして、有難うございました。
 発行人として、投稿者様、読者様、皆々様に、心より御礼申し上げます。

 来る2011年も、なにとぞよろしくお付き合いいただけますよう、
お願い申し上げます。

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      << メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2010 >>
      2 0 1 0 年 1 2 月 20 日 ま で 投 票 受 付 中 !!
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       ↑よろしければ、投票お願いいたしますです↑

さて、来週「2010年12月25日」および再来週「2011年1月1日」は休刊となります。
 2011年の一回目の発行は「2011年1月8日」を予定いたしております。
 よろしくお願いいたします。

 それでは早速本日の会報をお楽しみ下さい。

★各作品の感想、及び各作者への励まし、声援のメッセージ・雑談などは
 Web拍手
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 または掲示板↓でお気軽に
http://www.alphapolis.co.jp/each_bbs.php?bbs_id=2408

 皆様からの一言が書き手の「糧」となります。
 なにとぞ一言お寄せいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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@━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━@
◇本日の目次…
 ◆連載……銭澤時計店  140文字でイソップ  その12
 ◆連載……風天マン  実録国際線乗務員の飛行(非行)日誌 89
 ◆連載……高野聖  Neo horror Fantasy 黄龍(ウォン・ロン) 50
 ◆連載……湖東わたる  『お茶の間ものがたり』【休載】
 ◆連載……一色靖  ファルコのノート  【休載】
 ◆連載……神光寺かをり  意外な話 
         或いは、雄弁なる正義《ラ・ジュスティス》    21
@━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━@
★文芸同人「主婦と創作」ではあなたの作品のご投稿をお待ちしています。
投稿は専用メールフォームで(http://mm.9no1.gozaru.jp/mmagazine.html
作品投稿に際しては投稿規約(http://mm.9no1.gozaru.jp/03.html)必読です。
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇連載  140文字でイソップ              作:銭澤時計店
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
賢者とアリとヘルメス神。

船旅中の罪人に天罰下り船沈む。
他のお客も溺れ死に。
それ見た賢者
「罪なき者を巻き込んで神の正義は何処にある」
天を罵る彼の足、行軍中の蟻一匹、がぶりと噛み付き、
怒った彼は行列全部踏み潰す。
そこへヘルメス顕現し彼を打ち据え
「お前が蟻にしたことは不条理でないと言えるのか」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
twitterので1回につぶやける文字制限140字に収まるように抄訳した
イソップ寓話をお届けするシリーズです。

このシリーズは「銭澤時計店」のtwitter(http://twitter.com/zenisawa)で
不定期に連載されています。
バックナンバーはこちら:http://www.zenisawa-tokeiten.bzue.com/special/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇連載  実録国際線乗務員の飛行(非行)日誌       作:風天マン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆☆ 実録! 国際線チーフパーサーの飛行(非行?)記録 ☆☆     
                                   
  「エッ、ウソ、ホント?」笑いと感動、痛快、恐怖の裏側を覗いてみる?
  
  航空会社志望の学生、外国事情やスッチーに興味あるヒト、飛行機を利用
  するヒトは必読!
   国際線2万時間のハチャメチャ乗務員が仕掛けた、笑いと涙、恐怖と珍事
  の打ち上げ花火。  

===================================================================== 
                                VOL.89  本物のオヤクザさんとの出会い
(その4)

■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□


しかし、その後も一向に状況が好転する兆しはなく、スチュワーデス達からそ
の客室の周囲のお客から
「いつになったら、静かになるんだ!いつまで待たせるんだ!明るくて映画も
見られないじゃないか!」
との苦情が寄せられているとの報告があった。

とくに、客室最後部のフィリッピン人の団体から強い不満の声が上がっていた
のだ。私は、パーサーに再度、フィリッピン人の団体客に謝罪と状況を説明す
るように指示した。

そして、私は、再びくだんの添乗員の所に行き声を掛けた。

「度々で恐縮ですが・・・」

「俺は皆には伝えたぜ!」花札に興じながら私を無視するように答えた。

「はい、ありがとうございます。他の大勢のお客様から明るくて映画が見えな
いとの苦情が寄せられていますので、今から規定の暗さにさせて頂きます」
と言って立ち去ろうとした。

その瞬間だった。私は向かいの通路側の席の男から、突然左腕を掴まれた。 
それも、強い力で!

私はその男を振り返り「何をするんですか!」と言った。

彼は掴んだ手にますます力を入れてきたので、「痛いじゃないですか、止めて
下さい!」と言った。
この男の握力は多分、最低でも70はあるに違いないと思った。
そして、掴んだ男の右手の小指は極端に短かった。

「オイ、いい加減にするんだな!」と男は業界独特の言い方で私を睨んだのだ。

この瞬間、私の下半身にサーッと戦慄の冷気が走り、恐怖にかられた心臓の鼓
動が一気に高鳴った。

同時に、不思議なことに、何とも言えない怒りの感情がムラムラと沸き起こっ
てきたのでした。

「テメーらこそ、いい加減にしねーか!ふざけんじゃねー!」・・・と、心の
中で叫びたい私がいた。

がしかし、同時に「コイツラを本気で怒らせたらマズイ!」・・・という冷静
な私もいた。

さらに「お前は、客室の総括責任者なのだ。 いかなる状況であろうとも、全
ての旅客の安全と快適性を維持するのが仕事なのだ!落ち着け!」・・・と、
私に追い討ちをかけるプロの仕事人の私もいた。

「スミマセン、離していただけますか?」と笑顔で、彼の右手の短くなった小
指に触れた。

彼は力を抜いて、私の目を見ていた。私も笑顔を保ったまま、彼の目を見ていた。

「ありがとうございます」と言い置いて、意を決して、再び添乗員に声を掛け
た。

「スミマセンが、3分ほどお時間をいただけますか?」と真顔で伝えた。

添乗員の彼は「お前も結構しつこいなー」と言いながらも、席を立って私に引
率されるようにして、後部客室のギャレー(調理室)まで私について来てくれた。

「飲み物は何がよろしいですか?」

「ビールをくれ!」、まったくウルセーなーと言いたげな顔をしていた。

ビールとおつまみを素早く出して、改めて名刺を渡し、失礼のないように自己
紹介から始めた。
結果がどうなろうと、こちらが誠心誠意を尽くしていることを彼に認めてもら
うのが先決だった。

私の仕事の役割、JALという会社の看板をしょって仕事をしていること、私の
権限と責任の範囲を説明して、彼にも添乗員として守らなければならない最低の
ルールがあるはずだと伝えて、こちらの要望を依頼した。

「貴方がたの業界のことは、わかりません。しかし、今日のお客様も我々も貴
方がたにすれば全員素人です。素人、カタギの人に迷惑を掛けないというのが、
貴方がたの生き方、プライドではないのですか?」

途中でパーサーがカーテンの陰から顔をのぞかせたが、我々の雰囲気を察知し
て直ぐに消えた。
私のことを気使っていたのだろう。

それから、しばし添乗員との間でやりとりがあったが、要はシッカリと脅され
ただけで、状況は少しも好転
しなかったのです。

私は、前もってスチュワーデス達に彼等の席の読書灯を全て点灯させて、その
後に客室の明かりを暗くすることも考えたが、27名の彼等の中には既に酔っ
払っている連中もいて、彼女達にこれ以上怖い思いをさせることは出来なかっ
たので、この案は放棄した。

台風の進路を避けた飛行コースを取っているので、揺れもないのだが、少し
コースを変えてもらい、機体を揺らせて、座席ベルトを着用させることで、
彼等のバクチを中止させることも考えてみた。

しかし、これは運航上の安全飛行の規定に反することになり、揺れを避けるた
めに飛行コースを変えた今日の機長の性格からすれば同意を取りつけることは
難しいと考え、この案も放棄した。

私のつたない頭では万策尽きた感がした。しかし、何とか現実の問題を打開し
なければならなかった。

そして、いろんな案を搾り出した結論が、最終手段に訴えることだったので
す!

■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□

「テメーら、いい加減にしねーか!ふざけんじゃねー!」・・・と、心の中で
叫びたい私でしたが、オヤクザさんの怖い添乗員の方にバッチリ脅されてしま
いました(笑)

 しかし、何とかしなければという一念から乏しい頭から搾り出した結論とは?
 次回をお楽しみに!

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◇今の日本の問題の解決方法 どうすれば日本はよくなるのか? 
                わかりやすい『日本のグランドデザイン』
昨今雇用の悪化や中国との尖閣問題など、
今の日本にとって明るいニュースというのがなかなかありません。
そこでそのような問題をどうすれば解決できるのかを、三橋貴明氏の著書の
『日本のグランドデザイン』を参考に、まとめてみました。
少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。
>>http://www.sugowaza.jp/r/YkdfOTNC.html
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_________________________________

■黄龍(ウォンロン)連載 第50回 by 高野聖■
part3〜〜玄武(げんぶ)北の守護獣〜 
__________________________________
(前回までのあらすじ)
 柏木はメールにおびき出されて、犬神の罠に捕らえられていた。
 その頃、陳二勝は朱雀に、黄龍の母が亡くなったいきさつについて語って
聞かせていた。一方黄龍は、記憶の一部を封印されていることに、疑惑を強め
ていた。

(登場人物)
 朱雀明人(すざくあきと)『気』の使い手。幼い頃、父を事故で亡くしている。
 柏木護(かしわぎまもる)陰陽師の血を引く日本人の学生
 夏銀鈴(シャインリン)柏木のガールフレンド
 陳二勝(チェンアルサン)香港財閥チェンライズ社オーナー社長
 陳黄龍(チェンウォンロン)陳二勝の甥。15歳の少年
 陳翠人(チェンツイレン)黄龍の母、陳二勝の父親違いの妹、別名
クリスティン・ジェイド
  小黒(シャオヘイ)陳家の飼い犬。♂ゴールデンレトリバー
__________________________________
  陳二勝と朱雀の姿は、ガラスの向こう、ブラインドの隙間に見え隠れして
いた。何を話しているのか…二人の背中は少し動いては立ち止まる。
 人は昔話をし始めると、時間を忘れるようだ。

  黄龍は愛犬・小黒(シャオヘイ)の金色の背中にもたれて、携帯電話を
いじりながら、二人の会話が終わるのを待っていた。
 香港は世界でも有数の携帯天国である。蒸し暑い熱帯性気候の中、おしゃ
べり好きの香港人は、エアコンと携帯がなかった時代はどうしていたんだろう
か、と首をかしげたくなる。
 
 新しい着信はなかった。「夜の青(イェジィン)Evening Blue」で食事中
に届いた柏木のメールが最後だった。
『Date: Sat, 18 Sep 2010 20:12:19 +0900 
    Subject:どうもです:
 メールありがとう。教えてもらって助かる。明日にでも行ってみる』

 何度読んでも、心当たりがなかった。

(送る相手をミスったんだよな…)
 さっきはそう考えてスルーしたが、今読み直してみると妙に気になった。
 誰かが、ある場所を柏木に教えた…
 文中にはその「誰か」の名前は出てこない。
 たいして親しくない相手なら、文頭に「〜様」と宛名を入れるだろう。
 省略するのは、その必要がないからだ。
 香港で、彼が親しいといえるのは銀鈴と朱雀、黄龍の三人しかいない。
(送り先は間違っていなかった。あるいは、柏木はぼくだと信じて送ってきた)
 黄龍は体内に、黒い霧が広がったような気がした。
 すぐに柏木にかけたが、誰もでなかった。
 黄龍は銀鈴にかけなおした。
 こっちはすぐにつながった。
「あれ?黄龍くん?」
「ごめん、そこに柏木いる?携帯にかけても出ないんだ」
「まだ帰っていないんだ…私は九時前に門まで送ってもらって、別れたんだけど」
「帰りにどっか寄るとか何とか、言ってなかった?」
「黄龍くんに教えてもらった場所へ寄ってから帰るって。メールもらって、
すごく喜んでいた。すぐに返事を書いていたよ」
 黄龍は一瞬口をつぐんだ。
 そして深呼吸しながら、喉の奥から言葉を押し出した。
「ぼくはメールなんか送っていない」
「え…でも」
「ぼくじゃない。そのメールの内容について教えてくれ」
「陰陽道の史料のことだった。そう、黄龍くんの知り合いの骨董商が日本
の陰陽道についての史料を手に入れて、特別に見せてもらえるから、保管
場所の倉庫へ行くって。場所は油麻地(ユーマーチ)の碧街近くだった」
「わかった」
「探しに行くの?」
「銀鈴はそこで待っていて。何かあったら連絡する」

 黄龍は通話を切った
 胸の中に生じた小さな不安が、冷たい塊となって喉を塞いでいる。
(もう少し考えるべきだった)
 自分を責めるには遅すぎるし、諦めるには早すぎる。
 次に何をしたらいいのか…
 携帯電話を握ったまま、救いを求めて灯りの方へと視線をさまよわせた。

 「朱雀!」
 黄龍はドアをノックして返事をまたずに、朱雀を呼びながら部屋に入った。
 陳二勝は礼儀に厳しい男で、こういったマナー無視は許されなかった。
「何事だ、騒々しい。止まれ」
 すぐに厳しい声が飛ぶ。
 陳二勝の視線が突き刺さった。
 いつもの黄龍であれば即座に立ち止まるが、そんな余裕はない。
「朱雀、来て」
 腕をつかむと質問には一切答えないで外へ連れ出した。
 二人は、うす暗いガレージで初めて向き合った。
「何だ、いったい…おまえ、おかしいぞ」
「伯父さんには後でぼくが謝って置くから…今は、ある場所までいっしょ
に来てほしいんだ、頼む。ぼく一人じゃ車も運転できない」
「どこへ行くつもりだ」
「柏木が油麻地(ユーマーチ)で行方不明なんだよ!」

(To be continued)
__________________________________
よかったら、こちらのサイトも覗いてみてくださいね
「英国歴史散歩〜薔薇の王国〜」
 http://www.kingdom-rose.net/
フランス革命 サン・ジュスト
 http://www.kingdom-rose.net/france.html
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◇あなたのお子さんのために親が知っておきたい近視についての正しい知識
お子さんの視力が悪いのは、あなたのせいではありません。
悪いのは、子どもの視力アップについて、正しい情報を
教えてくれる人がいないことです。
このレポートでは、近視になるメカニズム、原因、矯正、治療法
について紹介しています。
>>http://www.sugowaza.jp/r/YkdfOTNt.html
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◇連載  『お茶の間ものがたり』              湖東わたる
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今週は作者様の都合によりお休みとなります。

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◇冷蔵庫に賢者がいた 文章で稼ぐゾウ<1>
    「カキーヤが現れた」 プロ・ライターの仕事術からビジネスを学ぶ
水曜日・19時30分
冷蔵庫を開くと、小さな賢者が座っていた。
完全なオヤジだった。どう見てもオヤジだった。
名前は「カキーヤ」と言うらしい。

カ「人間は大きく2つに分類される」
僕「ゾウかっ!? 親父の顔をしたゾウなのか?」
カ「うるさい、聞けぃ!」
僕「はぁ(・・・誰だ、こいつ?)」
カ「それは“インタビューをする側・される側”じゃ」
僕「はい(弁当が食べたい・・・)」
カ「お主はどちら側じゃ?」
僕「・・・される側です(ビールの上に座るなよ)」
カ「そうじゃろう。ほとんどがインタビューされる側じゃからな。」
僕「はいはい。インタビューする人のことを聞けばいいんですね?」
カ「なんと。お主も人の心が読めるのか! 覇気か? 邪眼か?」
僕「いいから教えてください」
カ「うむ。唐揚げ弁当を食べようか。」
僕「・・・・・。」
カキーヤの話では、日本の人口は約1億2700万人。
ヤツは、冷蔵庫を渡り歩いて優雅に(?)暮らしをしているらしい。
そして、インタビューをする側の人口は、全人口の5%未満だと言う。
唐揚げ弁当のレモン汁で、足湯をしながら語っていた。

このレポートは、インタビューする側の代表として
文章を書く職業「プロ・ライター」に注目しました。

彼は、裏方です。普段は表舞台にでることはありません。
しかし、その仕事術からは、多くのことが学べます。
それはビジネスマン・社会人として、絶対に忘れてはいけないポイント。
今回は、カキーヤのレモン色の覇気に圧倒されたプロ・ライターさんが
特別に「取材ノート」を見せてくれました。
彼が言うには「財布の中身を覗かれた気分」だったそうです。

では、早速、プロの仕事術をチェックしてみましょう!
>>http://www.sugowaza.jp/r/YkdfOTNR.html
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◇連載  『ファルコのノート』                 一色靖
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今週は作者様の都合によりお休みとなります。

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◇褒めることの大事さがわかる! 
         あなたを褒め上手にするちょっとした「ワザ」と「一言」
コミュニケーションを円滑にするだけではなく、
相手を喜ばせ、長所を伸ばす役目もする「褒める」、「お世辞」を言うこと。
これは何も言われた側ばかりだけではなく、言う方にもそれらを言うことで
相手の良いところを見つけ、評価しなければいけませので、
洞察力や相手のニーズを探る力がつきます。
しかし、どう褒めたらいいのか?どのタイミングで何を褒めたら言いいのか
わからない‥という人は意外にも多いものです。
そこで具体的な褒め方やお世辞の言い方。逆に褒められた場合の返しなどを掲載!
これであなたも会話の達人になること間違いなし?
>>http://www.sugowaza.jp/r/YkdfOTJ5.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇連載小説  意外な話 或いは、雄弁な正義《ラ・ジュスティス》   21
                           作:神光寺かをり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あそこは、私が行って良い場所ではなかった。私が居てはいけない場所だった。
父は何も言いませんでしたけれど、言わないからこそ、愚かな子供には痛いほ
どに良く判ったのです」
 エル・クレール=ノアールは深く息を吐くと、目と鼻の頭を真っ赤に充血さ
せながら、
「あの場所にいるかぎり、私は父にとって必要のない存在だった」
 とびきり上等の笑顔を作った。
 しかしその笑顔は、すぐに当惑顔に変わった。
「あんまりです、あんまりです、あんまり酷すぎます!」
 イーヴァン少年が泣哭したのだ。
「生きている、子供より、疾うの昔に、とっくに、死んでしまった、人間と、
居ることを、望むなんて、そんなことをしたら、生きている、子供が、どれ程、
辛く、悲しいか!」
 あまりに大泣きをするものだから、終いに少年は嘔吐くような荒い呼吸となり、
激しく咳き込んでしまった。
 慌ててエル・クレールが手巾を差し出せば、イーヴァンはそれを乱暴に奪い
取り、雷のような轟音を響かせて鼻をかむ。
 水分を出し切った彼は、背筋を伸ばして、
「僕の母は僕の父親が死んでから、ずっとその『死んだ人』のことばかり考えて、
そのうち僕が生きていることも自分が生きていることも忘れて、一人で死んで
しまった。だから僕はヨハンナ様……父の後を継いだ、父の一番上の子供の
ヨハンナ様の御屋敷へ行くより他にありませんでした」
 少年は唇を噛んだ。全身は強張り、小刻みに震えている。
「大した幽霊屋敷暮らしだったろうな」
 少年の頭上から降りてきたブライトの声は、穏やかで優しかった。
 途端、少年が必死で堪えていた涙は、彼の心の奥底にある願望と共に、堰を
切って溢れ出た。
「だから僕は……僕は一人きりで……一人きりでも平気なように……強くなり
たくて」
 少年が目鼻の周りを乱暴に拭くと、エル・クレールの手巾は、もはや乾いた
ところがなくなっていた。少年はびしょ濡れの手巾を強く握り、
「だから……僕には解ります。幽霊屋敷がどれ程辛い場所なのか、若先生がど
んなにお寂しかったのか、僕には解ります」
 少年がぐしゃぐしゃにな顔を持ち上げると、
「私と君は、同じ悲しさを知っている……。まるで兄弟のようですね」
 エル・クレールの晴れやかな笑顔が見えた。
 少年の胸を締め付けていた得体の知れない疎外感は、一度に吹き飛ばされた。
 うれしさのあまり、イーヴァンは飛び上がるようにして、
「それでは、若先生のことを姉上とお呼びしてよろしいでしょうか!」
「図に乗るな」
 低く鋭く言ったのはブライトだった。大きな掌が高く持ち上げられ、少年の
頭の上にゆっくりと降りてきた。
『殴られる!』
 イーヴァンは身をすくめたが、彼の頭は痛みも激しい衝撃も感じなかった。
 少年の頭は乱暴に撫でられた。
「死んだ人間のことばかり思い出すのは考え物だが、きれいさっぱり忘れっち
まうのはもっと悪い」
「は?」
 イーヴァンが不安げに「大先生」を見上げると、彼は怒りも呆れも嗤いも微
笑もなく、ただ、暗く静かな瞳で少年の目を見つめ返した。
「もし貴様の本物の姉上が聞いたら、間違いなく気ィ悪くするようなことは止
めておけ、と言っている」
「あ……」
 イーヴァンは己の察しの悪さを痛感した。
 胸の奥が熱く痛む。親子ほども年の離れた異母姉の白い顔が見えた気がした。
「……はい」
 少年は顔面に漸く作り上げた歪んだ笑みを浮かべ、小さく頷いた。
「判ったら、テメェの部屋へ戻って、さっさと寝ろ。貴様がどうしても俺たち
を師匠呼ばわりしてぇってンなら、早いところ稽古を付けてやれるくらいに体
を治しやがれ」
 ブライトはイーヴァンの脳天を軽く小突いた。少年の、あちこちひびの入っ
た骨格にとっては、相当な衝撃だった。しかし、彼は奥歯を噛み締めて堪えた。
「はい、大先生!」
 跳ね上がるようにして立ち上がると、ヨハネス“イーヴァン”グラーヴは、
二人の剣士にそれぞれ一礼し、狭い「続き部屋《スイートルーム》」から退出
した。
 足を引きずる少年の足音が階下へ消えて行くのを聞きながら、エル・クレー
ルが
「可愛い弟を得損ねてしまいました」
 僅かに皮肉の混じった声音で良い、わざとらしく唇を尖らせて見せた。本気
で拗ねているのではないことなど、ブライトにはすぐに判る。
「本物を頼みゃいいだろう。行き方知れずの、お前さんの母親を探し出して、さ」
 彼は無精髭に塗れた頬に厭味のない本物の微笑を浮かべた。
 エル・クレールが心からの笑顔を返そうとしたその時、
「まぁ、可愛い年下の男の子を自分のモノにしてぇってンなら、一番手っ取り
早い方法を提案するぜ」
 ブライトの笑みの質が変わった。エル・クレールは嫌な予感を感じながら、
「手っ取り早い、とは?」
 一応、訊ねてみた。返答は彼女が想像して「しまった」ものそのものだった。
「今日から十月十日後に俺様の息子を産ンじまうってぇことさぁ」
 ブライト=ソードマンが本気で自身の下履《ブライズ》の腰紐をほどこうと
しているのに気付いた彼女は、
「却下です」
 心からの笑顔を彼に向け、その頬桁に、見事な弧を描く左フックを喰らわせ
ていた。
                                終わり。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
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◇時間を有効に使う方法
「時間を有効に使えていますか?」
もし、あなたが、この質問に対して、「YES」と答えられないのであれば、
このレポートは、きっとお役にたてるでしょう。
どのようにすれば、時間を有効に使えるか、例を用いて、細かく説明されています。
過ぎた時間は、二度と戻りません。
時間を有効活用し、有意義な人生に送るためにも、
是非、このレポートをご覧ください。
>>http://www.sugowaza.jp/r/YkdfOTJn.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今週号はここまで。
また次回お会いいたしましょう。

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    最終発行日:
    2017/05/18
    読者数:
    51人

    30年以上詩作してきた作者がたどり着いた世界リーフ・ノベルの誕生である。 木の葉に書き置くような1600字の超短編小説は 深層心理・欲望・幽鬼そしてアイロニーの世界へと君を誘う。千葉日報新聞に連載されているリーフ・ノベルがネット上に新たに登場。   

  2. 『成功するピアノ教室』〜生徒が集まるピアノ教室〜

    最終発行日:
    2015/03/15
    読者数:
    96人

    あなたのピアノ教室にもっと生徒が集まる!ピアノ教室の運営法、生徒獲得法、ブランディング法などが満載です。音楽教室運営者、ピアノ講師、音大生などの使えるノウハウを、日本で唯一の「ピアノ教室コンサルタント」がお届けします。

  3. 海外旅行へ行こう!

    最終発行日:
    2017/03/28
    読者数:
    160人

    格安航空券をどこを使うか、どんな準備がいるか。等々。海外旅行のノウハウ、体験記を、延べ海外旅行日数180日、元最大手旅行会社社員が記していきます。海外に行くのに10万円以上得する方法満載

  4. AT Y’s からのお知らせ

    最終発行日:
    2016/11/14
    読者数:
    197人

    AT Y'sのyoshiyaです。 フラワーアレンジメント教室、フォトコラボワークショップなど開催しています。 フラワーアレンジメントの作品、お気入りの雑貨のご紹介をしています。 お気に入りが見つかりますように♪

  5. 一日一選 話題に困ったときに使える一言メモ

    最終発行日:
    2014/09/30
    読者数:
    260人

    打ち合わせの場で、お互いに黙ってしまって気まずい思いをしたことはありませんか?最近話題になっているけれど、実は意味をよく知らない言葉、筆者が心に響いた言葉などのちょっとした話題のきっかけ、耳寄り情報を日々提供していきたいと思っています。