政治・経済

治統(ちとう)メールマガジン

日本初の総合的ロビーファーム・LSJ ロビーコーポレーション、チーフロビイスト岸田治子によるコラムです。日本では希少な国家間の折衝、紛争解決に携わる「国際ロビイスト」(政策活動の専門家)の観点から、最新の国際情勢と養成予報を誰にでもわかる易しい言葉で解説します。

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【LSJメールマガジン】ロビイストの国際情勢予報第47号

2010/04/26



      ◇◆◇◆ 「必要なのは、外からの力」 ◆◇◆◇


「必要なのは、外からの力」

先晩のNHKニュースからの引用であるが、最近の新党結成の背景には国民
の自民・民主党離れ、無党派層の支持獲得の狙いがあるそうだ。

その様な票数目当ての新党もあるが、全ての新党が目先の餌狙いだけとは思
えない。若干擁護をしたい新党も存在するが、既存の政党、いかなる新党に
も、日本の綻びを修復する事は不可能だ。

どの政治家も、口を開けば「選挙、選挙」である。確かに、現在の「民主主
義」体制においては、国民の代表を選ぶ選挙は絶対だ。落選すれば、政治家
の先生方も、ただの人となってしまう。

しかし、かつてない程の国力(外交力を含む)が必要とされる過酷な国際情
勢において日本が生き延びる為、特に昨年秋の民主党政権誕生より右肩下が
りで急激に「落ちた」我らが日本の国力を盛り返したければ、選挙を持って
しての政界改革は100%不可能だ。何故なら、選挙とは、現在の体制の延
長に過ぎず、この体制自体がもう機能しなくなっているからだ。

戦後、アメリカの庇護の下、国内での揉め事はそれなりに発生しながらも、
日本は順調に国力を伸ばして来た。だが、非常に簡単かつ分かり易く言うと、
バブル経済崩壊後(実際には、それ程単純な理由ではないが)、それまでそ
れなりに機能していた日本の政治体制がその機能に陰りを射し始めた。

何度も同じ事を申し上げているが、現在の政治体制は、既に期限が切れたも
のである。食品などの賞味期限には異常に神経質な我々日本人は、眼に見え
ない我々が暮らしている社会の体制が賞味期限を迎えてしまったことにも、
気づいているはずだ。食品は、賞味期限が少々切れても、安全性に問題はな
く食せるそうだ。社会・政治体制も同様なのであろうが、賞味期限が切れて
何年も経ち、流石にカビが生え、我々を侵食し始めた。

如何に民主党政権が未熟とは言え、ここまでの急な日本の斜陽はその全てを
民主党に押し付けてはならない。民主党の稚拙な政策が直接のきっかけとは
なったが、民主党が日本の舵取りをした時点で、既に日本の社会・政治体制
の基盤が殆ど朽ちていたのだ。

自民党へ離党届を出し、「新党改革」の旗揚げを発表した舛添要一前厚生労
働相は、「夏の参院選で勝利することで、必ず政界再編を行う」と明言した
そうだ。

万が一、舛添氏らの謳う政権再編が実行出来ても、日本の現状は変わらない。
もう、日本は、永田町では変えられない。選挙を通した現体制という賞味期
限の切れた「内・なか」からでは、変わらない。

「外」からでなくては、変える事は出来ない。外とは、新しい社会・政治シ
ステムやその誕生きっかけとなる「大きな力」である。

備考:最近ブログを立ち上げ、国内外情勢などに関するコメントを今のとこ
ろほぼ毎日更新しています。http://blogs.yahoo.co.jp/lsjlobby



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         ◇◆◇◆ 講座のご案内 ◆◇◆◇

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◇◆ NHK文化センター・JALアカデミー共催「超大国アメリカの素顔」6/2(水)〜 

   6・7月開催(計7回。午後3時半〜5時)

講師:
 元NHK解説委員‐平野 次郎
 ロビイスト‐岸田 治子
 軍事評論家‐平松 茂雄

(JALアカデミーホームページより抜粋)
『世界唯一の「超大国」アメリカ。この講座では特派員、ロビイスト、軍事評
論家など異なる角度から、アメリカについて語られます。そして私たちがこ
れまで知らなかった姿を浮き彫りにし、その「素顔」を明らかにしていきます。』

平野氏はアメリカ一般について、岸田治子はロビーについて、平松氏は軍事
に特化した内容を語ります。

尚、岸田治子の講義は、6月16・23・30日(水)となります。


お申込みは下記のリンクよりお願い致します。

http://www.jaca-culture.jp/jsa/wednesday.html


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◇◆ ロビー1日講座「ロビイストによる国際情勢予報」5/29(土)
   第16回「蔓延る気象異常と世界情勢」

※ 開催時間と受講資格要項が前回より変更となりました。

一日一日の寒暖差の激しい天候、温暖化と言われている中の地球寒冷化等…
…『今』起きている異常気象、そしてこれらが及ぼしている世界への影響と、
国際情勢、日本の国内情勢について、政治や経済分野への影響も含め解説し
ます。

開催日時:平成22年5月29日(土)
               講座 - 9:00〜12:30(途中5分休憩あり)

場  所:東京都千代田区
受 講 料:一般17,000円(税込)
     学生12,000円(税込)

参加資格:本講座は少数制です。活字にできないオフレコの話が含まれる場
合もあるので、その機密度を理解、守れる方、また興味範囲ではなく、ある
程度の志を持っている方のみの参加と限定します。

お申込みは seminar@leadershipjapan.com まで、もしくは
下記のリンクよりお願い致します。

  ※初回参加希望の方は、受講志望動機と、
   簡単なプロフィールをお送り下さい。
   講師による審査の上、ご連絡致します。

http://www.leadershipjapan.com/lsj/lobby_oneday1.html#1-16

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◇◆ 「ロビ―1日講座」東京都外での講座開催について

本講座開催は、今まで都内のみでした。しかしながら、東京遠方の方々より
講座出席に関するお問い合わせが昨今増え、東京都外での講座開催も視野に
入れています。以下の条件を満たして頂き、講師の最終認証が得られました
ら、開催が可能となります。

(1) 最低でも10名の受講希望者集め
(2) 受講希望者全員の受講志望動機・簡単なプロフィールの提出
 (郵送・電子メール) 
  ⇒ 講座開講の有無を講師が決定
(3) 出張代の負担:首都圏内は1〜3万円、首都圏外は5万円
 (出張費の半分は、弊社にて負担します。)
(4) 講座会場の提供。


スケジュール:午前9時30分〜午後3時00分
   9:30〜14:00 講義、質疑応答(30分休憩・昼食時間有り)
  14:00〜15:00 懇親会
受 講 料:一般17,000円(税込)
     学生12,000円(税込)
     ※懇親会費も含みます。

seminar@leadershipjapan.com 宛に願います。追ってご連絡致します。

詳細は下記リンクにも載せてあります。
http://www.leadershipjapan.com/lsj/lobby_oneday1.html#2


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◇◆ ロビイスト養成プログラム
 
詳細は、以下のサイトにてご確認願います。
*本プログラムは、人数集めや営利を目的とした教育プログラムではありません。
よって、受講審査合格者が現れ次第、随時開講します。

http://www.leadershipjapan.com/lsj/category113.html



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        ======== ブログ開設のご案内 ========

「ロビイストの閑話 〜きまぐれ『ぼやき』ブログ」を開設しました。

タイトル通り、気まぐれな更新となりますが、宜しければご訪問下さい。
 * 内容は、メルマガよりもくだけた内容となっています。

http://blogs.yahoo.co.jp/lsjlobby 


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◆◇ ご案内 ◇◆

LSJ代表である岸田の著書、『ロビイストからの警告―アメリカの野望の
中の日本』が一昨年4月、集英社より刊行されました。ご興味がおありの方は、
是非ご一読いただければ幸いです。

全国の書店、または、下記サイトよりご購入いただけます。

◎アマゾン: http://www.amazon.co.jp/

◎セブンアンドワイ: http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32060101

◎全国書店ネットワーク e-hon:http://www.e-hon.ne.jp/

◎bk1:http://www.bk1.jp/

◎その他: http://www.honyalink.net/hyoka.html

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創刊日:2008-06-18  
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  • 名無しさん2010/04/26

    岸田さんがおっしゃるように、政治家の方々が目指す新しい日本の姿は、既存路線の延長上でしかありません。今の時代は、ちょうど幕末のような感じなのでしょうか。発想の転換が必要と言う意味で「コロンブスの卵」かもしれません。誰かが新しい方向性を示し、もしそれが日本の目指す方向性にあっていれば、日本は加速的によくなる気がしますが楽観的すぎるでしょうか。私は岸田さんの本、「国際情勢予報」を拝読させていただきました。骨太でシビアな目線が大好きですし、共感できます。これからもコメントさせてください。岸田さんのこと、応援しています。