ジャーナリズム

ゲンさんの新聞業界裏話

新聞拡張員ゲンさんが、悪質な勧誘員から身を守る方法、営業理念や人生勉強に役立つ情報、新聞業界の裏話などを語りかけます。全編関西弁で語られているゲンさんの軽妙で面白く、含蓄の深い世界をお楽しみください。


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第489回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■考えさせられる話……その9 あおり危険運転への対処とは?

2017/10/20

■考えさせられる話……その9 あおり危険運転への対処とは?


ある常連の読者の方から、

……………………………………………………………………………………………

私の質問に、いつも的確な回答をしていただき、ありがとうございます。

本日は、今話題になっている“東名高速道路上での夫婦死亡事故”に代表され
る、あおり危険運転について、ゲンさんとハカセさんはどう思われますか?

また、お二人は、このような経験がありますか?

あるとすれば、その時、どのようにされていますか?

また、どうすれば良いと考えられますか?

お二人の考えを知りたいと思いメールしました。

どうか、宜しくお願いします。

……………………………………………………………………………………………

というメールが寄せられた。

この方の言われる『東名高速道路上での夫婦死亡事故』とは、

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http://www.asahi.com/articles/ASKBB6RD9KBBULOB041.html    より引用


東名夫婦死亡事故、1.4キロ走行を妨害か 男を逮捕


 神奈川県大井町の東名高速で6月、ワゴン車が大型トラックに追突され夫婦
が死亡し、娘2人がけがをした事故で、県警は10日、一家のワゴン車の進路
をふさいで停止させ、追突事故を引き起こしたなどとして、福岡県中間市の建
設作業員石橋和歩容疑者(25)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死
傷)と暴行の疑いで逮捕し、発表した。

 調べに対し、石橋容疑者は容疑を認めているという。

 県警によると、石橋容疑者は6月5日午後9時35分ごろ、静岡市清水区の
車整備業萩山嘉久さん(当時45)一家のワゴン車の進路をふさぎ、下り線の
3車線のうち最も中央分離帯寄りの車線に停車させ、後方から来たトラックの
追突事故を引き起こした疑いがある。

 嘉久さんと運転していた妻友香さん(当時39)が死亡、高校1年と小学6
年の姉妹もけがをした。

 捜査関係者などによると、手前の中井パーキングエリアで、ワゴン車の進路
をふさぐように駐車していた石橋容疑者を嘉久さんが注意した。

 怒った石橋容疑者はワゴン車を追い、極端に接近して走行。さらに前方に割
り込んで速度を落とし、ワゴン車が車線変更をしても同様に妨害する行為を約
1・4キロの間繰り返した末、停車させたという。

 その後、車を降りて嘉久さんの腕や胸ぐらをつかむ暴行を加えた疑いもある。
その直後にトラックが突っ込み、ワゴン車は中央分離帯に激突したという。

……………………………………………………………………………………………

のことやと思う。

現在、この事件がキッカケになってテレビや新聞で、この件に関して連日、盛
んに報道されている。

昔から、ちょっとしたことで怒り出し、追いかけて相手の車の進路を妨害した
り、あおったりしたというのは良う聞くが、この事件のような無茶苦茶なケー
スは、あまりなかったように思う。

まあ、せやからこそ、ここまで大きな問題になっとるのやろうがな。

ここで、そういった『ちょっとしたことで怒り出し、追いかけて相手の車の進
路を妨害したり、あおったり』といった行動をする人間の心理について、タイ
プ別に分類した心理学的な考察というのがあるので、それを簡単に紹介したい
と思う。

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心理学的における危険運転を犯す人間のタイプ別の分類


【縄張り(テリトリー)型】

車の中は、まるで自分の部屋の中にいるような錯覚に陥って落ち着く人が多い
という。つまり、自分の縄張り(テリトリー)の中にいるという感じやな。

もっと言えば、車の前後、周囲にも自分の縄張り(テリトリー)意識が及んで
いるのが普通やと言われている。

その中では自分が中心にいるという思いになり、自分が大きくなったような感
覚、強くなった気分になり、思わず態度が大きくなってしまっていることがあ
る。

そんな状況下で、前を走る車がウィンカーを出すのを怠って急に右左折したり、
前方の車線が減少していて譲るべき状況にもかかわらず無視したり、急に割り
込んで来たりするといった、自分とは違う動きをする車に対して苛つきを覚え
る人もいる。

それが高じた場合、許せないという思いから、攻撃的な性格に変貌することが
あるという。


【ストレス発散型】

人は多かれ少なかれ日常の生活でストレスを抱えて生きている。そのストレス
を溜め込む人は車の運転をすると性格が豹変しやすいという。

それは車という閉鎖された空間にいるとストレスをストレートに発散しやすい
からやと。それが攻撃的な行動を生む要因になっていると。

普段は、大半の人が理性で、それを抑えているが、中には運転をすることで、
その理性が飛んでしまう人がいると。


【匿名感覚型】

車に乗っていると相手の車種は分かるが運転者の顔は見えない。同時に相手か
らも自分のことは分からないと思い込む人がいる。

特に後部やサイドの窓ガラスにスモーク・フィルムを貼り付けている人に、そ
ういう心理が働くという。それで匿名性を帯びた気分になれると。

匿名感覚を得ると善悪の概念が薄れ、悪い事をしてしまいやすくなる。また報
復に遭う危険性をあまり感じなくなる。

そのため、悪質な行為を行ってもそれに対する代償は少ないだろうと錯覚して
しまうのやと。


【興奮型】

運転中、人は血圧が通常より上昇し、ある種の興奮状態に置かれていると考え
られている。

そんな時、ちょっとした出来事でも過剰な反応を示す人がいる。

普段は気にならないようなことでも、車の運転をすると怒りっぽくなる人など
が、そうや。

ハンドルを握ると性格が変わると言われている人の多くが、普通より興奮しや
すい性質の持ち主だという。


【幼稚型】

常に勝ち負けに拘って生活している人に多いタイプで、運転をまるでゲームを
しているかのような感覚で捉え、周りの車に負けたくないという意識が強く働
く人がいる。

精神的に大人になり切れていない幼稚なタイプの人間で、一定数いると見られ
ている。


【被害妄想型】

他の車の様子などから運転手が自分をバカにしているのではないかと思う被害
妄想や劣等感を勝手に抱いて攻撃的になる人がいる。

これは、精神病を病んでいる人や覚醒剤などの薬物依存症の症状によく見かけ
る傾向だというからタチが悪い。


【ヒーロー願望型】

運転が上手いところを周りに見せたい、人に格好良いと思って貰いたいという
人間の心理やが、こういう人間は結構多いのやないかな。

その思いが高じると、スピードを出したり、アクロバティックな運転を誇示し
たりすることで、自身の運転技術を周囲に見せようとする暴走族や公道レーサ
ーを自認する輩になるのやと思う。

こういう連中にとっては、危険運転を危険運転とは考えず、あおったり、接近
したりすること自体にスリルを感じ、面白がるのだという。


【ドレスアップ型】

大型車で頑強、スポーツカーで格好良い、高級車といった具合に、自分の乗っ
ている車で優位性を保ち、自身と同化させる心理状態になる者がいる。

そこに、軽自動車や若葉マークをつけた初心者、紅葉マークの高齢者が、前を
ゆっくり走行していたり、追い抜かれたりすると、自尊心を傷つけられたと考
え攻撃的になる場合があるという。


【自己中心型】

目的地に早く着きたい。ストレスなく走りたい。走行の邪魔をされたくない。
といった自己中心的な考えの人は結構多いと思う。

自己中心型の人間の特徴として、自分の障害になるような走りをする者が許せ
ないという気になりやすいという。

信号のない交差点で、すべての車が一時停止した際、自分に優先権があると感
じたり、車線変更時、空いた空間に入る権利が自分にあると思ったりするのだ
と。

こういう人間に限って事故やトラブルを起こした場合、「自分は悪くない」と
言い張ることが多いし、また本当にそう思い込んでいるから始末が悪い。


【抑圧解放型】

普段は自分の行動を抑止できるのだが、車の運転をした途端、理性が吹っ飛ん
で本来の自分を出して攻撃的になる人がいる。

俗に「ハンドルを握ると人が変わる」と言われるタイプの人やな。


【錯覚型】

他車を無機質な物体としてしか捉えることができなくなり、攻撃を加えても自
分の行動に対して責任を取らなくて良いと錯覚してしまい、マナーから逸脱し
た行為を平気で行えるようになるという。

……………………………………………………………………………………………

危険運転行為をする人間の大半は、上記に分類されるということや。

それを踏まえた上で、『あおり危険運転について、ゲンさんとハカセさんはど
う思われますか?』、『また、お二人は、このような経験がありますか?』、
『あるとすれば、その時、どのようにされていますか?』という質問について、
それぞれまとめてワシとハカセが別々に答えることにしたいと思う。
                            
まず、ワシからや。

『どう思われますか?』ということやが、世間の大半の人と同じで、この事件
の容疑者のように高速道路の追い越し車線上で、後続車を強制的に止めるてな
アホな真似は絶対にしたらあかんわな。

ただ、先に示した『心理学的における危険運転を犯す人間のタイプ別の分類』
に該当する人も多く、誰もが加害者になり、被害者になるということを考えて
おく必要はあると思う。

けっして他人事ではないと。

実際、ここまで酷いケースやなくても、ちょっとしたことで怒って、後を追っ
かけて、あおったり、前に出て進路を塞いで急ブレーキをかけたりして、その
対象者に攻撃を仕掛けようとするバカは、それほど珍しくはないがな。

昨年の2017年、「あおり運転」で摘発された違反は7,625件もあった
という報道がある。(注1.巻末参考ページ参照)その内、高速道路上が9割
近くもあったことでも分かる。

しかも、「あおり運転」自体の摘発は、それと証明するのが難しいと言われて
いるさかい、ここで報道されているのはホンの氷山の一角にすぎんやろうと思
う。実際は、その数十倍、数百倍はあるのやないかという気がする。

『このような経験がありますか?』というのは数は少ないがある。

例えば、夜中、拡張の仕事帰りに高速道路で後方からしつこくパッシングされ
て、あおられたことがあった。

『その時、どのようにされていますか?』ということやが、さすがに、その時
はイラっとして腹が立った。その後続車が、何でそんなことをするのか、まる
で心当たりがなかったからや。

ワシは、運転は慎重な方で割り込みなんかは、まずせんし、追い越しなんかも
よほどやないとしない。

自慢じゃないが、18歳で運転免許を取って今年で40数年になるが、今まで
駐車違反と一旦停止以外で違反切符を切られたことはない。

むろん、事故を引き起こしたことはない。後ろから追突されたことはあるがな。
それも、ほぼ毎日のように運転していて、それや。

安全運転が信条やと言いたいが、単に交通事故みたいなもので死にたくないだ
けやけどな。せやから違反をせんように心がけているというより、事故を回避
する運転をしようとしているしな。

例え、青信号であっても左右の車が停止していることを確認してからでないと
絶対に交差点内には侵入せんさかいな。

自分以外の人間は何をするか分からんという気持ちで、常に周囲の動向に注意
して用心深く運転しているつもりや。

運転している時は、イライラしたり怒ったりしたりということはなるべくせん
ように心がけてもいた。

しかし、さすがにこの時ばかりは怒りの感情を抑えきれなんだ。車内で「この
ボケ、何さらすねん」と喚いていたさかいな。

ただ、高速道路上で仲間が3人乗っていたということもあり、それに反応し、
カーチェイスなんかして事故を起こしてもつまらんと考え、少しスピードを落
とし、その車を先に行かせようとしたが、相変わらず後ろについてパッシング
し続けてきた。

ワシは、スピードを落としたまま2キロほど走り、最初に見えたサービスエリ
アに入った。

案の定、後続車も追っかけて来た。ワシがそのサービスエリアの駐車場に車を
止めると、追っかけて来た車も数メートルほど離れた後方に止めた。

車を止めると同時に、ワシを含めた同乗者4人が、それぞれ四方のドアを開け
て飛び出した。いずれも30代から40代のいかつい連中や。

すると、次の瞬間、その後続車は急発進して逃げて行った。チラッとやが、そ
の時運転していたのは、まだ20代くらいの若い男やった。

「ゲンさん、あのクソガキ、追っかけて捕まえましょうや」と主張する仲間が
いたが、ワシは、「ほっとけ、ああいう男は、いずれどこかでえらい目に遭う
だけや」と言うた。

その若い男が、何が気に食わんかったの知らんが、たった一人でワシらに文句
を言うてきたら、骨のある男やと思うたはずや。

その若い男の言い分次第やが正しいと思えば、素直に謝っていたやろうと思う。

しかし、こういった嫌がらせをするような人間に、そんな骨のある男は、まず
いない。たいていは、自分より弱そうな人間に狙いを定める。

このケースで言えば、ワシが運転していたのは白のカローラで大衆車や。対し
て若い男が乗っていたのはトヨタのランドクルーザーやった。

ワシの運転が年寄り臭かったので高齢者が運転していたとでも勘違いしたのか、
単に車が自分の車より小さかったからなのかは分からんが、いずれにしても自
分より弱そうな相手やと踏んで、あんな真似をしたんやろうと思う。

その意味で言えば、『いずれどこかでえらい目に遭うだけや』とは言うたが、
これに凝りて二度と、こんな真似はせんかも知れんがな。

と言うのも、昔、拡張員仲間から、これと似たような話を聞いたことがあるか
らや。その男を仮にヤスオとする。

そのヤスオも、それまでは良う、面白半分に、自分より弱そうな人間を見つけ
ては、あおり運転を繰り返していたそうや。

こういうことをする人間は、それが慣習化すると、善悪とは関係なく、また気
に入らないことをされたから仕返しするという意味でもなく、目の前にターゲ
ットになりそうな車を見つけると、「また、やってやろうか」と気軽に考える
ようや。

ヤスオが、そうやった。ゆっくりと走る普通のセダンを見つけ、いつものよう
に、その車をあおった。

すると、その車が高速道路の路肩に止め、大柄で如何にも柄の悪そうな男が降
りて来た。夏だったということもあり半袖からはっきりと入れ墨が見えた。完
全にヤクザやとヤスオを考えた。

その男が「ここでは落ち着いて話ができんから着いて来い」と言うので、ヤス
オは仕方なく従った。

男の車がサービスエリアに入った瞬間を見計らって、ヤスオはそのまま本線を
猛スピードで走り去ったという。

後日、ヤスオが、そのことをワシにうち明け、「あのヤクザに報復されしまへ
んやろうか?」と怯えて相談してきたことがあった。

「それは分からん。何とも言えんな。その気になればナンバープレートから車
の持ち主と住所を調べるのは可能やしな」と、その時は、そう脅かしといた。

もっとも、よほど暇なヤクザか、執念深い男でもない限り、あるいは大金が取
れそうな者でもなければ、そこまですることは、まずないやろうとは思うてい
たがな。

ナンバープレートから車の持ち主と住所を調べると言うても、これはこれで結
構面倒やさかいな。もちろん、不可能ということでもないが。

事実、その後、ヤスオには、そのヤクザからは何も言うて来んかったという。

しかし、この一件に懲りてヤスオは、その後、二度と、あおり運転をするのを
止めたとのことや。

また、別の若い拡張員からは、あおり運転をした相手が覆面パトカーやったと
いう笑い話のような体験をした者もいた。当然やが、相当きつめに絞られ、し
っかり罰金も払わされたという。

そいつも、二度と、あおり運転なんかせんと言うてたな。

次はハカセや。

……………………………………………………………………………………………

私もゲンさん同様、運転中にカチンと来ることはあります。だからといって相
手に何かをしようとは考えませんけどね。

『このような経験がありますか?』というのも一度だけですけど、ゲンさんと
同じであります。

『その時、どのようにされていますか?』ということですが、私の場合は一般
道だったこともあり、路肩に止めて車から降り、「何か用か」と言いながら、
その車に近づきました。

私は、元来、気の短い男ですので、そういう仕打ちをされると我慢できないの
です。例え、それがヤクザのような人間であろうと。

私は、喧嘩になっても仕方ないと考えていましたが、その相手はゲンさんの時
と同様に急発進して逃げて行きました。

私は内心、ほっとしました。喧嘩になっても仕方ないとは考えていましたが、
かといって実際に、そうなるのは面倒で、嫌ですからね。怪我をしてもさせて
も。

……………………………………………………………………………………………

と。

ここからは、最後の質問、『また、どうすれば良いと考えられますか?』につ
いては、ワシらよりもはるかに良いアドバイスをしているページがあるので、
それを紹介しとく。

……………………………………………………………………………………………

https://jiko-net.com/column/2106/   より引用

煽り運転された場合の対処法


煽り運転とは

煽り運転とは、前方を走行する車に対して、道路を譲るよう強要する行為であ
り、車間距離を詰めて異常接近したり追い回したり、ときにはハイビーム・パ
ッシング・幅寄せなどによって相手を威嚇したり、嫌がらせをするなどの運転
になります。

 
自動車を運転していると、このような煽り運転をするドライバーに、時折遭遇
することがあります。

悪質なドライバーは数キロ先まで煽り運転で前を走る車両を威嚇することがあ
り、さらにその煽り運転により、前方車両が事故を起こし、第三者が交通事故
被害を受ける事故も発生しています。

 
煽り運転が原因で起こる悲惨な交通事故

平成24年9月に、栃木県矢板市で危険な煽り運転がきっかけで前の車が他車と
衝突し、追突された車の女性が重体となった事件で、危険運転障害と道路交通
法違反(ひき逃げ)の罪に問われた元少年の男性(20歳 = 事件当時19歳)に
対して、宇都宮地裁は懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡しました。

また別の事件では、後ろから車間距離を詰めるなどの煽り運転により事故を誘
発し、バイクに乗っていた2人を死傷させたとして、危険運転致死傷罪などに問
われた静岡県三島市の無職の男(21歳)の裁判員裁判の判決が静岡地裁沼津支
部であり、静岡地裁は求刑を2年上回る懲役12年の判決を言い渡しました。

 

煽り運転は法律違反

人の命も奪いかねない煽り運転は、危険運転の一つに分類され、相手を事故・
死傷などに追いやった場合は、危険運転致死傷罪が適用され厳罰に処される可
能性があります。

安全な車間距離を取らずに前車に接近する行為は、道路交通法26条が禁止する
車間距離不保持に該当します。

また、煽り運転で死傷事故を起こした場合、死亡事故で1年以上20年以下(加重
により最長30年以下)の有期懲役、負傷事故で15年以下の懲役が科せられ、ま
た運転免許は基礎点数45 ? 62点により、免許取消・欠格期間5〜8年の行政処分
を受ける可能性があります。

しかし、実際に尊い家族の命を失った遺族側にしてみたら、先ほどの交通事故
事例にあるような、加害者への懲役6年や12年程度の罰則では、十分に納得でき
るかは疑問が残ります。

わずか数年で社会復帰した加害者が運転する姿を遺族の方が見たとき、遺族の
方はいたたまれない気持ちになってもおかしくありません。

何も意味を持たない悪質な運転手の自分勝手な行為が、非常に残酷な交通事故
をまねき、遺族に大きな苦痛を与えることになるのです。


煽り運転はなぜ発生するのか

そもそも、煽り運転はなぜ発生するのでしょうか。当たり前のことですが、煽
り運転は煽られる前方車両がいなければ、仮にどんなに速度を出して車を飛ば
していたとしても、スピード違反など他の罰則を科すことはできても、車間距
離不保持とはいえません。

そこで、煽り運転の発生原因の一つとして考えられるのが、前方車と後方車と
の間に明確な速度差がある場合です。前方車が後方車よりも運転速度が遅い場
合に、後方車が前方車の遅い運転にしびれをきらして煽り運転を行います。

また、他に考えらえる煽り運転が発生する理由に、前方車が無理な割り込みを
後方車の前で行った場合があげられます。

このような場合は、後方車の運転手が恐怖とともに怒りを感じ、煽り運転を始
めることが多いです。

さらに次の原因は、前方車の運転手が後方車に迷惑をかける行為をした場合で
す。たとえば、窓からタバコなどの物を投げつけ、後方車に迷惑をかけた場合
に、後方車が煽ってくるケースがあります。

もっともこのような場合は、物を投げ捨てる前方車の運転手にも問題があると
いえます。

そして、他に煽り運転の原因としてあげられるのが、そもそも後方車の運転手
が精神的に異常な場合です。

運転には不適格な精神状態を持つ運転手による煽り運転も考えられます。この
ようなドライバーがハンドルを握ること自体が非常に危険であるといえます。

最後の例は稀であったとしても、煽り運転が発生する原因は感情によるものが
多いです。他のドライバーに対しての不満や怒りが、悪質な運転へと憑依させ
ます。煽り運転をしないためには、自分の感情をコントロールできる力も必要
といえそうです。

 
煽られる確率を減らす方法

では、このような危険な煽り運転に遭遇する確率を減らすことはできないので
しょうか。ここでは、巷で挙げられていた煽られる確率を減らす方法をご紹介
します。

ステッカーをつける

まず、挙がっていた煽り運転防止法がステッカーをつけることです。たとえば、
「赤ちゃんが乗っています」などのステッカーをリアガラス(後方ガラス)に
つけることで、後続車への運転配慮を促すことができます。

良識あるドライバーであれば、まだ生まれたばかりの赤ちゃんが乗っている車
を煽ることは限りなくないに等しいでしょう。

なので、対策として、たとえ赤ちゃんが同乗していなくても、このような安全
運転を促すステッカーを貼るのは、煽り運転防止のための一つの方法だと思い
ます。


ダミーカメラをつける

次に挙げられていたのが、ダミーカメラを取り付ける方法です。リアガラスに
ダミーカメラを取り付けて、後方車の危険運転を監視しているというアピール
をします。

そうすることで、悪質ドライバーへ煽り運転させないよう警戒心を持たせるこ
とができます。

できれば、本物のドライブレコーダーをリアガラスに取り付けると、さらに効
果はありますが、相手に注意を促すためなら、ダミーカメラを取り付けてもよ
いでしょう。

 
車体が大きい車に乗る

これは、効果のほどが分かりませんが、車体が大きい車に乗って後方車に威圧
感を持たせて煽らせない方法です。

実際にどれだけ効果があるのかは不明ですが、ただ大きい車は人によっては強
そうなイメージを抱かせますので、煽り運転をする悪質ドライバーにも注意さ
せることができるかもしれません。

また、似たような対策法で高級車に乗る、音の大きいマフラーを取り付けると
いうものがありました。

やはり、高級車も威圧感や重厚感があるので、後方車に煽らせないということ
でしょう。

ただ、高級車は値段が高く、なかなか購入できないので難しいところです。ま
た、音の大きなマフラーをつけるにいたっては、逆に他のドライバーにも威嚇
もしくは騒音による迷惑をかけないかが心配です。

 
煽り運転されたときの対処法

そうは言っても煽り運転に遭遇することも考えられます。そこで、実際に煽り
運転されたときの対処法を考えてみたいと思います。

 
素直に道を譲る

まずは、素直に道を譲る方法です。危険な運転や悪質な運転には関わらない。

悪意ある後方車の運転に怒りを募られ、大きな事故を起こしては自分の人生、
そして関係の無い方の人生まで台無しにしてしまいます。つまらぬ感情は持た
ずに、道を譲ることが賢明です。

 
無視して自分の運転に集中する

煽り運転されたときの対処法として、素直に道を譲る方法をご紹介しましたが、
道路によっては道を譲ることができないくらい狭い一本道の道路もあります。

もし、そのような道路で煽り運転を受けた場合は、後方車の悪質運転は無視し
て自分の運転に集中することです。

後方車から煽り運転を受けて動揺し、自分も無理な速度を上げては相手の思う
ツボですし、思わぬ悲惨な事故を起こすことも考えられます。

このような場合に煽り運転に遭遇した場合は、恐怖を感じたり焦ることなく、
冷静に自分の運転に集中することです。後方車に惑わされず、安全運転を心掛
けてください。そして、道端で空地などのスペースが発見できたら、後方車に
道を譲るとよいでしょう。

 
煽り運転を動画撮影(ビデオ撮影)する

これは、危険行為の証明が出来れば、現行犯でなくても訴える上で貴重な証拠
となる場合があります。

しかし、運転しながら後方車を撮影するという運転には相応しくない行為をす
ることで、自分が事故を起こしてしまう可能性があります。

そうなれば、自分にとって大きな損となるでしょう。無理はせずに道を譲るな
どの対策を取る方がよいでしょう。

 
煽り運転に遭遇し、故意に急ブレーキして追突させた場合

煽り運転の被害に遭った場合に考えられるのが、故意に急ブレーキして後方車
に追突させた場合です。

もし、煽り運転を受けている前方車が故意に急ブレーキをして追突事故を発生
させた場合、事故ではなく事件として扱われることもあります。

また、故意に急ブレーキしているので、前方車にも過失割合が生じるでしょう。

ただし、後方車は急な危険を回避するためにも、ある一定の車間距離が必要に
なります。また、追突事故は、追突した側(後ろの車)が、基本100%の過失
事故です。

従って、故意に急ブレーキした場合は前方車にも過失割合が生じますが、やは
り安全な車間距離を取らずに煽り運転を行っていた後方車の方が、前方車より
も過失割合は高い傾向にあります。

 
まとめ

以上のように煽り運転に関して記載してきましたが、やはり無事故で安全運転
を心がけるのならば、「事故を起こさせない。事故を起こさない。事故に合わ
ない」ことが鉄則です。

自身の運転が、周囲の車にあおりや無理な追い越しや割り込みをさせるような
運転でないか、考えてみるのもいいでしょう。

たとえ相手の方が悪くても、道路交通法で取り締まってもらえたとしても、も
し事故が起こってしまったら、自分自身にも決して得なことはありません。

相手の運転の方が無謀で悪質だったとしても、自分の運転に集中して事故を妨
げ、スムーズに安全運転を行うことが最良です。

煽り運転をしない、そして煽り運転に遭ったとしても、常に冷静な対応で安全
運転してください。

……………………………………………………………………………………………

以上やが、ここに書かれているのは、このとおりやと思う。

しかし、それにしても、こんな、あおり運転をするような輩を野放しにしたら
あかんわな。

こういうのは法律で厳しく取り締まって欲しいと思うが、警察の方でも法律の
整備が追いついていないためか、なかなか難しい面があるようや。

明後日は、衆議院の投票日やが、こういうのも投票の基準にしたら、どうかと
思う。

政治は投票に行くことで動く。法律も、そうやと信じる。そう考えて是非、選
挙には行って頂きたいと思う。



参考ページ

注1.「あおり運転」摘発7625件 昨年、高速道が9割近く
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017101602000057.html


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■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』新着情報

しばらくの間、このコーナーは休止とさせて頂きます。


『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  hakase@siren.ocn.ne.jp 管理人 ハカセ

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メールマガジン:ゲンさんの新聞業界裏話
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