ジャーナリズム

ゲンさんの新聞業界裏話

新聞拡張員ゲンさんが、悪質な勧誘員から身を守る方法、営業理念や人生勉強に役立つ情報、新聞業界の裏話などを語りかけます。全編関西弁で語られているゲンさんの軽妙で面白く、含蓄の深い世界をお楽しみください。


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第482回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■ネットの危険 その6 ネット炎上を仕掛ける人たちの呆れた実態

2017/09/01

■ネットの危険 その6 ネット炎上を仕掛ける人たちの呆れた実態


ネット上では、ほぼ毎日のように炎上事案が派生しているが、その実態を知っ
ている方が、どれだけおられるやろうかと思う。

たいていの炎上事案が、ホンの少数、頭のいかれた心ない愚か者たちによって
行われているということを。

それは、ちょうど一部の悪質な拡張員が振りまいている悪評とよく似ている。

現在、少なくとも日本全国に数千人から1万人程度の新聞拡張員が存在する。
その大半は、トラブルを犯すことのない真面目な営業員たちや。

その内の約1%100名足らずの悪質な拡張員たちが、やっている行為により、
それが大きくクローズアップされてきただけのことでな。

それにしても、悪質な拡張員たちの方が、自らの正体を晒して事を行っている
だけマシや。その行為によるリスクも十分承知の上でやっていることでもある
しな。

拡張員が訪問先の人を脅したり、騙したりして契約を取ったことが発覚すれば
警察に逮捕されることもあり、所属の拡張団から解雇されるケースもある。

実際に、そうした事案もある。もっとも、ワシの知っている限り、公になった
のは2件で、未発覚分を含めても10件程度しかないがな。

ネットの炎上を仕掛ける、あるいは炎上を助長するような書き込みをしている
人は、ある専門の調査会社がインターネットモニター約4万人を対象に調査し
たところ、過去1年間に書き込みをしていたのは約0・5%だったことが分か
っている。

つまり、4万人中、200人ということになる。ざっくり、200人に1人の
人が、過去1年間に炎上の書き込みを経験したことがあるという計算やな。

もちろん、その人たちも常時、そんなことばかりやっていたということやない
やろうから、『ホンの少数、頭のいかれた心ない愚か者たち』に限定すると、
その数は限りなく少ないはずや。

さらに言えば、炎上の書き込みをする『ホンの少数、頭のいかれた心ない愚か
者たち』は、1人で何回も書き込む、あるいは多くのアカウントを取得して、
あたかも大人数で非難、批判しているように見せかけているというさかいタチ
が悪い。

そして、例え200人中1人と、その数が少なくても声を上げて騒げば、その
声は大きく聞こえる。

それに、企業は個人が過度に反応して、CMやブログ、SNSでの謝罪や閉鎖
に追い込まれるのやという。それを見て喜び、また意味もなく炎上させる輩が
後を絶たんのやろうな。

彼らは、「社会正義のため」、「世の中の悪を質すため」といった戯言(たわ
ごと)をほざいているようやが、そんな崇高な気持ちでやっているのやないと、
はっきり言わせて貰う。

単に、企業は個人が過度に反応する様が面白くてやっているだけやと。

ワシが、そう言う理由と根拠が、下記のページにある。

……………………………………………………………………………………………

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48934     より引用

「炎上」の研究〜ネットが生み出した名もなき”風紀委員”たちの正体 世間
は息苦しくなるばかり 


少しでも目立てば、獰猛な獣のような「彼ら」に目をつけられ、あっという間
にプライバシーを暴き立てられる時代。世の中の空気はどんどん息苦しくなっ
てゆく。ネットが生み出した怪物の正体とは。

「熊本県民、調子に乗るな」

日本国内で、何らかの形でインターネットを利用している人の数は、今や1億
人を突破した。その多くが、ツイッター、フェイスブックなどのSNS(ソーシャ
ル・ネットワーキング・サービス)や、ブログなどで情報を発信している。

しかし中には、他人の発言の揚げ足を取り、誹謗中傷に明け暮れる者や、有名
無名の人々の個人情報を暴くことに熱中する者もいる。いわゆる「炎上」の担
い手たちだ。

最近彼らが猛威をふるったのが、4月中旬に熊本で起きた大地震である。巨大
ネット掲示板「2ちゃんねる」には、こんな宣戦布告ともとれるような書き込み
が――。

〈熊本県民、被災したからって調子に乗りすぎ。俺たちは偽善と売名をこの世
から根絶するために戦い続けるからな〉

地震で熊本が注目を浴び、全国から支援の手が差し伸べられることを「偽善」
「売名」と考える。にわかには理解しがたい思考だが、彼らはすぐさまターゲ
ットを定め、攻撃を始めたのだった。

地震発生から数日が経つと、寄付や物資の輸送など、被災地支援に乗り出す有
名人が現れた。彼らはそれに目を付けた。

〈どう見てもイメージアップ宣伝。宣伝費安く済んで良かったな〉
〈なぜSNSで公表するんだよ。いやらしいな〉
〈この偽善者〉

MLBテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手の元妻で、タレントの紗栄子
が「熊本に500万円の寄付を行った」とSNSで発表したところ、こうした批判が
殺到。

一方、女優の長澤まさみは、地震発生直後の14日夜にSNSに笑顔の写真を投稿し
ただけで、

〈不謹慎だ〉
〈タイミング悪い〉

と叩かれてしまい、写真をすぐさま削除せざるをえなくなった。

さらには、モデルの平子理沙が自身のブログで「犠牲になられた方々とご遺族
の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます」と書き込んだところ、

〈(お前が)自殺しろ〉

などと、ほとんど意味不明の中傷コメントが数百件も書き込まれる、炎上状態
に陥ったという。

彼らは、まるで自分が社会の「風紀委員」であるかのごとく、他人の言行を一
方的に断罪する。匿名で、面と向かっては決して言えない罵詈雑言もぶつけて
くる。

いわゆる「ネット右翼」など、ネット上で過激な書き込みや誹謗中傷を繰り返
す人々を以前から取材してきた、ジャーナリストの安田浩一氏も言う。

「私もSNSを使って情報発信をしていますが、今まで何度か炎上したことがあり
ます。

たとえばある日、喫茶店でスマホの電池が切れそうなことに気付き、店のコン
セントを借りて充電したことがありました。そのことをツイッターに書き込ん
だら、『電気泥棒!』『なんてモラルのない奴だ』と次々に罵られただけでなく、
その店にわざわざ電話をかけて、知らせる人まで現れた。

もちろん、勝手に充電させてもらったのは申し訳なかった、とあとで反省した
のですが、あの時は世界中の人が『風紀委員』になってしまったような暗い気
持ちになりました」

CMを放映中止に追い込む

世間の話題に上った人の個人情報を暴き、勝手に公開することも、炎上騒動に
はつきものだ。

記憶に新しいのは、5月末に北海道七飯町で行方不明になり、6月3日に発見さ
れた小学2年生・田野岡大和くんである。

大和くんの父親・貴之さんがマスコミの取材に応じるや否や、ネット上では
「特定班」と呼ばれる人々が活動を開始した。

彼らは、何か事件が起きるとその関係者の住所・家族構成・交友関係などを調
べ上げ、ネット上に公開することを生きがいとしている人々だ。

この大和くん行方不明事件でも、彼らは大和くんが発見される前に、「実は両
親は、行方不明の真相を知っているのではないか」と疑い、まるで貴之さんが
「犯人」であるかのごとく決めつけ、情報収集を始めた。

そしてものの数日も経たないうちに、貴之さんの勤務先や田野岡家の家族構成、
両親の来歴などを暴き出し、不特定多数の人の目に晒したのである。

こうした行為も、炎上の一種と言える。炎上事件に詳しい、ブロガーで投資家
の山本一郎氏は、こう解説する。

「近年では、ネット上にある画像を自動で解析したり、一致する画像を探した
りするツールが、一定の知識さえあれば誰でも簡単に使えるようになっていま
す。住所や個人情報を調べるノウハウも蓄積されていますし、中には法曹関係
者といった、職務上の権限を悪用して個人情報にアクセスできる人物も混じっ
ていると思われます。戸籍を入手するなど、違法行為を犯す者も珍しくありま
せん。

彼らは、ターゲットを貶めたいというよりも、単に他人の個人情報を暴くこと
を面白がっている『愉快犯』なのです。しかも、住所が分かるとすぐ現地に向
かい、家の写真を撮ったりチャイムを鳴らしたりする者まで現れる」

彼らの不気味な情熱は、相手が強大であればあるほど激しく燃え上がる。炎上
によって大企業が謝罪に追い込まれたり、方針を転換せざるをえなくなったり
する事例も、枚挙にいとまがない。

今年4月には、日清食品の「カップヌードル」のテレビCMが放映中止となり、
日清食品が謝罪する騒ぎが起きた。

CMには、'13年に不倫・離婚騒動を起こした元モーニング娘。の矢口真里が出
演していた。彼女が「二兎を追う者は一兎をも得ず!」と、自身の不倫を思い
起こさせるようなギャグを口走る内容だったが、これに非難の電話やメールが
殺到したのだ。

日清食品は「皆様に、ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深
くお詫び申し上げます」と公式謝罪文を発表し、「不倫を擁護する表現があっ
た」と総括した。

また、5月には大手旅行会社のHISが「『東大美女図鑑』の学生が、あなたの隣
に座って現地まで楽しくフライトしてくれるキャンペーン」を発表、即座に大
バッシングに見舞われた。

〈大学生をホステス代わりにするのか〉
〈キャバクラと変わらない、下品な企画〉
〈セクハラだ〉

との批判が、主にツイッターを中心に噴出。「どこが悪いのか分からない」と
首をかしげる人も少なくない中、HISはキャンペーンの中止を決めた。

近年ネット上では、他の掲示板やSNSなどの書き込み内容をまとめた「まとめ
ブログ」と呼ばれるウェブサイトが多くのアクセスを集め、一大メディアとな
っている。

そうしたメディアが炎上の舞台となることもしばしばだ。その中でもトップク
ラス、月間1億2000万アクセスを誇る「はちま起稿」創設者の清水鉄平氏が言う。

「私もブログの読者から『企業からカネをもらって記事を書いているのではな
いか』といったバッシングを受け、自宅の住所を暴かれたり、小中高の卒業ア
ルバムの写真を全てネットに掲載されるなどの炎上を経験したことがあります。

彼らは標的が屈服したり、一度出したものを撤回したり、謝罪したりすると
『勝った』と思うのです。事実、ネット上で彼らが使うスラング(決まり文句)
には『また勝ってしまった……』というものがあります。

家でパソコンの前に居ながらにして、大企業や政治家、マスコミを右往左往さ
せるほどの大きな影響力を行使できる。そのことに楽しみを見出しているのだ
と思います」

有名人を罵倒することや、渦中の人の個人情報を暴くこと、大企業を謝罪させ
ることに快感を覚え、生きがいを見出す「彼ら」――いったい、何者なのだろう
か。

はたしてわれわれのそばにも、「彼ら」は何食わぬ顔で暮らしているのだろう
か。

今、ある衝撃的な研究結果が話題となっている。初めて本格的に炎上を社会科
学の手法で分析した、『ネット炎上の研究』だ。

著者の一人、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教の山口
真一氏が言う。

「いわゆる炎上は、現在1日に1件を超えるペース、年間400件以上発生している
といわれます。にもかかわらず、『誰がどのように炎上させているのか』とい
う疑問は手つかずのままでした。私たちは、アンケート調査を軸に、その疑問
に答えようと考えました」

山口氏らは、約2万人のネットユーザーを対象に調査を行った。その結果は――。

「『炎上とは何か知っている』という人は90%以上いましたが、実際に書き込ん
だことのある人は1・1%しかいなかった。しかも、過去1年間に炎上騒動に関係
する書き込みをした人に絞ると、わずか0・5%しかいない、と分かったのです。

人数にすると、16~69歳のアクティブなネットユーザーおよそ4000万人のうち、
1事件あたり平均で約1000人。しかもこれは、『東京五輪エンブレムのパクリ疑
惑』のような、超大規模なものも含めた数字です。

個人情報が暴かれたり、ブログに誹謗中傷コメントが大量に寄せられたりする
といった中・小規模の炎上では、主な参加者は数十人、場合によっては数人と
いうのが実情です」

この研究結果は、炎上のターゲットとなった人々の実体験とも一致している。
前出の山本氏は、「私もネット上で炎上に類するバッシングを受けたことが何
度かありますが、アクセス元を調べたり、弁護士を通じてコンタクトをとった
ところ、執拗に誹謗中傷を書き込んでいたのは特定の5~6人だと分かりました」
と話す。

前述した熊本地震にともなう平子理沙の「ブログ炎上」のケースでも、山本氏
の経験と同様の事実が分かっている。

平子は、あまりに執拗に繰り返される中傷コメントを不審に思い、書き込みの
主を調査した。

すると、「おなじIPアドレスで異常な数のコメントを書いてくる人が6名ほど
いました。同じ人が、毎回名前を変え、あたかもたくさんの人から批判されて
いる様に見せかけて、コメント欄に投稿している事が分かりました」(平子の
ブログより)という。

昨今では、何か事件が起きるたびに「ネット上の声」をテレビのワイドショー
や新聞が引用し、まるでそれが「世論」であるかのように紹介されることも珍
しくなくなった。だが、それは大きな勘違いだ、と言わざるをえないだろう。

満たされない人たち

さらに、山口氏らの研究では、炎上に参加しやすい人物像の一端も明らかにな
ってきたという。

「炎上に加担する人には男性が多い、というのは直感的に納得できると思いま
すが、意外だったのは『年収が高い人』『子持ちの人』ほど、より炎上に参加
する確率が高くなるということです。

なぜそうした、一見『満たされている』はずの人々が炎上に加わりやすいのか
はまだ分かっていませんが、たとえば、主義主張がはっきりしている、子育て
などの炎上しやすい話題に敏感、といった理由が考えられます。

あるいは、会社生活や子育てで溜まったストレスのはけ口なのかもしれません」
(前出・山口氏)

前出の安田氏も、実際に炎上の参加者と顔を合わせたとき、その「本当の顔」
に意外な思いを抱いたという。

「ネット上では暴言を書き連ねているのに、実際に会うと一流企業のそれなり
の地位にいるサラリーマンなんです。おそらく、ネットの中でだけ汚い言葉を
使い、一種のカタルシスを得ているのではないでしょうか。

私は、ネットは『貧者の核兵器』、それも経済的な貧者ではなく、精神的な貧
者の核兵器であると考えています。

日ごろの生活がうまくいっていない人でも、言葉ひとつで有名人や大企業を苦
しませたり、引きずりおろすことができる。何かのきっかけでその快楽を知っ
てしまった一部の人が、他者を炎上させることにハマるのだと思います。

ただし、そうした快楽は、誰しもが突然ハマってしまう危険性もあります。今
や多くの人が、ポケットの中のスマホを使って、いつでもどこでも炎上に加わ
ることができるのですから」

「炎上」の原動力となっているのは、あくまでごく一握りの人々だ。その「ノ
イジー・マイノリティ」の意見が異常な影響力を持つところに、ネット社会の
歪みが表れている。

……………………………………………………………………………………………

ワシは、この記事を見て納得すると同時に、何とも言いようがないほど哀しい
気持ちになった。

特に、『少しでも目立てば、獰猛な獣のような「彼ら」に目をつけられ、あっ
という間にプライバシーを暴き立てられる時代』というのは最悪やと思う。

その理由が『彼らは、ターゲットを貶めたいというよりも、単に他人の個人情
報を暴くことを面白がっている『愉快犯』なのです』とあっては言葉も出んわ
な。

インターネットの台頭と共に、そんなおかしな人間が登場するような時代にな
ったと、つくづく実感させられる。

一昔前までの日本人なら、震災で苦しんでいる人たちに向かって『熊本県民、
被災したからって調子に乗りすぎ。俺たちは偽善と売名をこの世から根絶する
ために戦い続けるからな』てなことを言う者など存在していなかったはずや。

しかし、『地震で熊本が注目を浴び、全国から支援の手が差し伸べられること
を「偽善」「売名」と考える。にわかには理解しがたい思考』と記事にあるよ
うに、そんなことを考え、発言する人間が現実に存在しているのが、紛れもな
い事実なわけや。

それが、例え、ごく僅か、少数の人間だとしても、そんな人間が現れたこと自
体を人類全体が恥ずべきやと思う。少なくともワシは、そう考える。

彼らの不謹慎な行動は、この記事の中でもいろいろ書かれているが、極めつけ
なのは、

……………………………………………………………………………………………

モデルの平子理沙が自身のブログで「犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対
し、深くお悔やみを申し上げます」と書き込んだところ、

〈(お前が)自殺しろ〉

などと、ほとんど意味不明の中傷コメントが数百件も書き込まれる、炎上状態
に陥ったという。

……………………………………………………………………………………………

というものやと思う。

まあ、これにも『意味不明の中傷コメントが数百件も書き込まれる』とあるが、
それをやっているのは、ごく少数、ひょっとしたら、たった一人の人間によっ
て書かれたものかも知れんという気がする。

あるいは、それに呼応する歪(いびつ)な精神構造を持った同種のごく少数の
輩という線も考えられる。

いずれにしても、『ネットが生み出した怪物』以外の何者でもない輩の仕業で
あることには間違いない。

個人的には、そんなアホは、ほっとけと思うが、連中のターゲットにされた企
業や有名人、個人には、そんな悠長なことは言うてられんわな。

『世間の話題に上った人の個人情報を暴き、勝手に公開することも、炎上騒動
にはつきものだ』と記事にもあるとおり、そんなことをされてはたまったもの
やないが、現実に、それが行われとるわけや。

……………………………………………………………………………………………

記憶に新しいのは、5月末に北海道七飯町で行方不明になり、6月3日に発見さ
れた小学2年生・田野岡大和くんである。

大和くんの父親・貴之さんがマスコミの取材に応じるや否や、ネット上では
「特定班」と呼ばれる人々が活動を開始した。

彼らは、何か事件が起きるとその関係者の住所・家族構成・交友関係などを調
べ上げ、ネット上に公開することを生きがいとしている人々だ。

この大和くん行方不明事件でも、彼らは大和くんが発見される前に、「実は両
親は、行方不明の真相を知っているのではないか」と疑い、まるで貴之さんが
「犯人」であるかのごとく決めつけ、情報収集を始めた。

そしてものの数日も経たないうちに、貴之さんの勤務先や田野岡家の家族構成
、両親の来歴などを暴き出し、不特定多数の人の目に晒したのである。

……………………………………………………………………………………………

とあるのが、その典型的なもので、まだ何の結果も出ていないうちに勝手に事
件としてでっち上げられ、その犯人に仕立てられた挙げ句、何の罪もない関係
者の個人情報を晒すなど、当事者、関係者にとってはとんでもないことやと思
う。

彼らは、そんなことをして間違いだと知った時、どう思ったのやろうか?

「拙いことをしたな」と考える人間は、まだ救われるが、おそらく、そんな人
間の方が少ないはずや。

自分のやった行いが間違っていたと後悔するような人は、最初から、そんなこ
とをしようとは考えんさかいな。

単に、「得物を間違えた」という程度の気持ちでしかないのやろうと思う。す
ぐに次のターゲットを探したらええと考えるだけやと。

そんな人間に対しては何もできないのか?

そんなことはない。『ネットが生み出した怪物』の存在を知っていれば、それ
なりの対処も可能やと思う。

ハカセは、サイトとメルマガを開始する13年以上も前、すでに『ネットが生
み出した怪物』が出現することを予期していたという。

その当時でも掲示板サイトへの個人情報の暴露記事があるにはあったが、そん
なものを見る人は、まだ限られていた。

大半の人は、そんな掲示板があることすら知らず、知っていても程度の低い、
信憑性の薄い情報しかないと思われ、それほど世間一般からは注目されていな
かった。

ところが、その後、ブログやツイッター、フェイス・ブック、ラインといった
SNSの普及により、掲示板サイトの片隅で蠢(うごめ)いていただけの、ま
だ『ネットが生み出した怪物』になりきれていなかった連中が動き始めた。

当時の掲示板サイトではハンドル・ネームを使うのが主流で、自身の個人情報
を晒す者の方が少なかった。

それが、ブログやツイッター、フェイス・ブック、ラインといったSNSでは、
いとも簡単に、個人情報を晒して、あまつさえ自身や周囲の人間の顔写真まで
公開する人たちが増えていった。

当然のように、それを悪用する輩が現れたということや。

早くから、その危険を知っていたハカセは、ワシらはむろんのこと、サイトや
メルマガに投稿される人たちの個人情報は伏せてきた。ほぼ完璧やと自負でき
るほどに。

はっきり言うが、現在の『ネットが生み出した怪物』程度の連中では、そのこ
とを予期していたハカセの二重、三重に覆い隠された個人情報に辿り着くのは
至難の業やと思う。

例え辿り着けたとしても徒労に終わるだけやと。そして、ワシらを暴こうとし
た連中の方が痛い目を見ることになる可能性が大やと。

それでもできるというのなら、やってみろと言いたい。

「連中を挑発するようなことを書いて大丈夫なんか?」

ワシは、ちょっと心配になり、ハカセにそう訊いた。

「大丈夫ですよ。彼らにも個人情報を暴露できない人間がいることを知らせる
ことと、暴露したことで自身にもブーメランとなって痛い思いをするという経
験を積ませることも、後々多くの人のためにもなりますしね。今回のことは彼
らに対する私からの挑戦でもあるのです」

ハカセは、そう自信ありげに言い切った。

ここで、そのすべてを公開するわけにはいかんが、『ネットが生み出した怪物』
とやらの誰かが、これを見ていたら、いつでも受けて立つさかい挑戦してきた
らええ。

その結果、ワシらが惨敗することになったら、それまでやが、何事もなく、こ
のまま時間が経過するようであれば、彼らの負けということにして、いずれ機
会を見て、その対処法を公開しようと思う。

ヒントは、ネット上では極力、自身の個人情報は晒さんということかな。特に
写真の類が最も危険やさかいネットに掲載するのは止めといた方がええ。

そうしておけば『ネット上にある画像を自動で解析したり、一致する画像を探
したりするツールが、一定の知識さえあれば誰でも簡単に使えるようになって
います』というのも無意味になる。

『住所や個人情報を調べるノウハウも蓄積されています』というのも個人が特
定できて初めて仕えるもので、その個人が特定できんうちは何の役にも立たん
わな。

問題は『中には法曹関係者といった、職務上の権限を悪用して個人情報にアク
セスできる人物も混じっていると思われます。戸籍を入手するなど、違法行為
を犯す者も珍しくありません』という連中やが、これも防ぐ手立てはいくらで
もある。

これ以上は止めとくが、要するに、どんなことにも対処法はあるということが
分かって貰えれば、それでええ。

そして、闇に隠れて好き放題できるほど世の中は甘くないということも最後に
言い添えとく。


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