ジャーナリズム

ゲンさんの新聞業界裏話

新聞拡張員ゲンさんが、悪質な勧誘員から身を守る方法、営業理念や人生勉強に役立つ情報、新聞業界の裏話などを語りかけます。全編関西弁で語られているゲンさんの軽妙で面白く、含蓄の深い世界をお楽しみください。


全て表示する >

第479回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 12

2017/08/11

■ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 12  


言葉や文章は読む人の人生に大きな影響を及ぼすことがある。

ワシらは常にそのことを念頭に入れてきたつもりや。ええ加減なことは言えん
し、書けんなという思いでな。

そのためか、どうかは定かやないが、ここで話す内容や文章、言葉は多くの人
たちから評価して頂いているのは確かや。

それ故、それらの言葉や文章をまとめた、このシリーズの人気が高いのやと思
う。

読者の方々から、「役に立った」、「考えさせられた」、「まったくそのとお
り」、「良いことを言うなあ」といった感想が数多く寄せられてくるさかいな。

ワシらは無理に、ええことを言おうとしているつもりはない。自然にそんな言
葉が湧き出てくるというと何か偉そうな印象を与えるかも知れんが、単に長く
生きた分、経験や見聞きしてきた出来事が多いだけのことやと理解して頂けた
らええ。

特段、自慢できることでもないと。

ただ、そう言うて貰えた文章や言葉が、少しでも誰かの役に立って貰えるなら、
これほど嬉しいことはない。そう考えて、このシリーズを続けている。

前置きは、これくらいにして、そろそろ始めさせて頂く。

……………………………………………………………………………………………

ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 12  55撰




終戦から70年も経つと「戦争を知らない子供たち」ならぬ「戦争を知らない
老人たち」の世代となり、戦争の語り部が少なくなる事が寂しく感じられます。
(NO.1351 より)


戦争体験者から直接訊いた生々しい話は、とても鮮烈に今でも頭の片隅に残っ
ています。(NO.1351 より)


私は、戦争に正義などないと思っています。どちらがということではなく戦争
に関わった指導者のすべてが悪いと考えます。(NO.1351 より)


戦争とは勝利した側が「正義」となって君臨し、敗者は常に「悪」として裁か
れるのです。「勝てば官軍、負ければ賊軍」というのは、いつの時代にも当て
嵌まることだと思います。(NO.1351 より)


人は考えることで進化してきた生き物です。そうであるなら、戦わずに済む方
法を考えるべきではないでしょうか。(NO.1351 より)


人間ほど大がかりに仲間同士で殺し合っている生き物は他にいません。本来、
同種の種族は命を奪い合うほどの争いなどしないものなのです。なぜなら、そ
うすることは種の存続を危うくするからです。すべての生き物は種が存続する
ために生きていると言っても過言ではありません。それを考えれば、如何に戦
争が愚かなことかが分かるはずです。(NO.1351 より)


何かの試みをする場合、まず上に立つ人間が率先して、その事に取り組む姿勢
と努力をして見せる必要がある。(NO.1352 より)


馬車馬の馬のように鞭で尻を叩かれたら、痛いから仕方なく進まなしゃないと
しか考えんもんや。(NO.1352 より)


成功例や実績の出ていない方策を頭ごなしに命令しているだけでは上手くいく
はずなど絶対にない。命令を受ける側は、「ただの思いつきで言っている」と
しか考えんさかいな。(NO.1352 より)


明らかに、やったらあかんと思うことは勇気を持って「やらない」という選択
も必要や。(NO.1352 より)


最も重要なことは、やる気があるか、ないかや。それで判断したらええ。
(NO.1352 より)


物事すべてに共通することやが、意欲の湧かんことには手を出さん方がええし、
やりたいと思うことは挑戦するべきやと思う。(NO.1352 より)


何をもって平均とするかというのは非常に難しい。(NO.1353 より)


この業界は拡張団それぞれでピンハネ率の程度やシステムが大きく違うさかい、
そもそも平均値を出すこと自体にあまり意味がないと思う。(NO.1353 より)


新聞業界は隠し事の多い業界やが、その中でも新聞拡張団のそれは図抜けてい
る。(NO.1353 より)


所属の拡張員から「搾り取るだけ絞り取れ」と考えている団長もいれば、「少
しでも団員に多くの報酬を与えることでさらに頑張って稼いで貰おう」という
団長も実際にいとる。

当たりはずれと言うのも何やが、この業界は、そういう一面が強いと思う。そ
れが様々な報酬体系、システムを作っている一番の要因なわけや。
(NO.1353 より)


ワシには、決まった営業トークというものがない。人はそれぞれ違う。二人と
同じ人間など、この世には存在しない。そう考えて、相手の性格、性質を見極
めた上で、その相手に合ったトークをするように心がけているつもりや。
(NO.1354 より)


ワシは、とにかく相手と雑談できる状況に持っていくようにしとる。相手にあ
った営業トークを駆使するのは、それからやと考えてな。裏を返せば、雑談に
持ち込めそうもない相手には営業をかけんということや。聞く耳を持たん相手
にいくら喋っても時間の無駄やさかいな。あかんと見切れば、さっさと次を当
たる。極端に成功する確率の少ない勧誘営業では、その見切りも重要な要素や
と思う。(NO.1354 より)


営業の場では、客の言うことはすべてを是とせなあかん。自分の意見は極力殺
す。それが絶対の条件になると心得とくことや。(NO.1354 より)


高齢者に対しては無理に売り込もうとしなくても、話し相手になるだけで、か
なり効果が上がる場合が多い。特に今は独り暮らしの高齢者が多く、新聞の勧
誘員というのは、話し相手として身近な存在になっているということもあるし
な。(NO.1354 より)


新聞販売店やから儲かるのやなく、その経営者のやり方次第で儲かるか、儲か
らないかが決まるのやと思う。(NO.1355 より)


法律違反は、確かな証拠があって初めて違反、違法と認定され罪に問える。裏
を返せば、その証明ができず、「怪しいな」という程度では罪には問えないと
いうことや。実は、これが景品表示法の大きな盲点になっているわけや。特に
新聞業界のケースについて、それが言える。(NO.1357 より)


ロクでもない上司に表だった反抗をするのは得策やない。一番賢いのはその上
司の自滅を待つことや。(NO.1359より)


店にとって必要な人材は何としても引き留めようとするし、どうでもええ人間
なら、適当なところで見切られる。勝手にせえと。(NO.1361 より)


『今日カードを揚げなければならない』というのは、拡張員にとっては毎日が、
そうやないかな。(NO.1362 より)


『ネタがないとき』を憂うのやなく、『ネタがない状態をなくす』という考え
方にシフトするべきやと思う。(NO.1362 より)


労働者の唯一とも言える一方的な権利が、辞めることや。それについては如何
なる束縛もしてはならないと法律で決められとる。その権利は、いつでも行使
できる。(NO.1366 より)


クーリング・オフは文書を出したことが証明できれば、それで良い。相手が受
け取ろうが受け取らないだろうが、そんなことは関係ない。もし、相手が文書
を受け取らなければいけないという規定があれば、その受け取りさえ拒否すれ
ば良いことになるさかいな。それでは法律の体をなさない。(NO.1367 より)


なるべく作った話とかウソはつかん方がええ。作った話やウソは必ずほころび
が出るさかいな。(NO.1368 より)


ウソをつけば、たいていの人は引け目を感じるさかい、有利な交渉事も上手く
いかんことの方が多い。(NO.1368 より)


『新聞購読契約は、遺産になる』ということで法律を盾に取って、嫌がる相続
人にその契約の履行を強要しても難しい。(NO.1371より)


障害は困ると思うから厄介なだけで、それを取り除けば何ということはない。
(NO.1375より)


人は人のためにできることをしなければいけない。それこそが、人として生ま
れた者、すべての義務であり使命やと考える。それができるか、できないかで、
その人の値打ちが決まる。人の本当の本性は、そいうところに表れる。
(NO.1376より)


人にはできる事と、できない事がある。できない事を無理にするのは良うない
が、できる事はするべきや。まずは、そこから始めて欲しいと思う。
(NO.1376より)


人は、そう考えた時、すでにそのことは成っているもんなんや。つまり『自立
せざるをえないでしょう』と考えた時点で、自立しとるということや。 
(NO.1376より)


一般的に「新聞拡張員」や「ちり紙交換員」と言えば、社会の底辺、最下層に
属する仕事やと思われがちやが、それはあくまでも、その世界を知らない他人
から見た評価で、誇りを持って仕事をしている者は、何をしていても堂々とし
ていられる。恥ずべきものなど何もないと。(NO.1377より)


『恥ずかしい』という思いは、その人個人の抱く感情で、他人から見れば、そ
れほどでもないことの方が多いもんなんや。(NO.1377より)


本人が『恥ずかしい』と思えば『恥ずかしい』し、そんなことはないと考えれ
ば、そんなことはない。気持ちの持ち方次第で置かれた状況は変わる。
 (NO.1377より)


実際のワシは、あんたが考えておられるような人間やない。どこにでもいる初
老のただの頑固なオヤジや。しかも脛に多くの疵を持つ人間でもある。間違っ
ても賞賛に値するような男やない。くれぐれも勘違いされないように言うとく。
せやないと、ワシ自身の気が重いさかいな。(NO.1377より)


最も最悪なのは無理をすることや。無理はあかん。無理してええことなんか何
もないさかいな。(NO.1377より)


面接で採用されるか、どうかは応募で集まった人間の数、それぞれの販売店の
都合、面接官の心証といった不確定的要素で決まるケースが多いさかい、一度
や二度、そういうことがあったからと言うて、あまり悲観的に考えたり、理由
をつけたりせん方がええと思う。

「不採用」になったのは、たまたまやと考えて次にチャレンジする。そう気持
ちを切り替えた方が楽やと考えるがな。(NO.1380より)


こういったQ&Aでは相談者自身が、どうしたいのか、どうなることがベスト
なのかという意志を伝えて貰わなアドバイスのしようがない。(NO.1383より)


何事も知らずして他人を納得、説得することなどできん。下手に知ったかぶり
をして被った化けの皮は簡単にそれと分かる。(NO.1385より)


一方的な結論に向けての誘導は「説得」になる。説得をアドバイスとは言わん。
(NO.1386より)


アドバイスをするにも、それなりの要領、ポイントというものがある。ワシは、
どんな相談でも、まず最初に、相談者の方が「どうしたいのか?」ということ
を訊き、その意志を確かめることにしている。(NO.1386より)


アドバイスは、それに沿ったものにする。そして、なるべくなら、いくつかの
選択肢を示す。その中から選択させる。あるいは、それ以外の方法を、その本
人に考えさせる。(NO.1386より)


この業界は、それぞれの団毎で大きく違う。団員に利益を還元して、より多く
の利益を出させるように持っていく団もあれば、団員の存在そのものを利益の
対象としか考えていない団もあるといった具合にな。(NO.1389より)


後ろめたいことをしている人間に限って「どこにそんな証拠がある」と言うも
のと相場が決まっている。(NO.1391より)


新聞セールスインフォメーションセンター(SIC)は一見、新聞セールスの
頂点にある組織のように見えますが、在京6社(A紙、Y紙、M紙、S紙、N
紙、T紙)で出資して作った連絡協議会のようなものです。

あくまでも主体は新聞社で、SICはその下部組織です。SICはそのデータ
を新聞社とセールスチームのために管理しているところで、何の決裁権もあり
ません。SICの業務は、履歴の保存とセールス証を発行するだけです。
 (NO.1392より)


SICの人間は新聞社からの天下りです。それも、所謂「えらいさん」の部類
でない人の天下り先です。(NO.1392より)


そういう根も葉もない噂でも幾度となく聞かされ続けると、それが真相だと勘
違いする人も中には出てきて、それが広まる恐れもある。噂とは怖いもので、
何も事情を知らない第三者は、聞かされた話だけが真実だと思い込む。 
(NO.1394より)


伝言ゲームと一緒で、多くの人間を介しているうちに、とんでもない話に成長
していることが、ままある。(NO.1394より)


一事が万事という、ことわざにもあるように、常識的な配慮、対応のできん者
は、他の事でも嫌な面を見せることが十分考えられる。(NO.1397より)


世の中では不正の疑いに対して、はっきりさせ、摘発しようとすると、あんた
自身が不利益を被る可能性があるということを心に留めておく必要がある。
(NO.1399より)


正義を貫こうと思えば、それに対して痛みが伴うことを覚悟せなあかんのが実
社会なわけや。(NO.1399より)


そこまで踏ん切ることができないのなら、見て見ぬふりをするしかない。それ
が世間で言うところの処世術というやつでもあるしな。(NO.1399より)


……………………………………………………………………………………………

今回は、ここまで。

現在、サイトのQ&Aが休止状態ということもあって寄せられてくる相談、質
問が激減しとるさかい、次回がいつになるか分からんが、止めるという選択肢
はないので安心して気長に待って頂きたいと思う。

もっとも、メルマガ編に関しては、いつもどおりの間隔で続けていくつもりな
ので、このシリーズのファンの方々には、そちらの方で楽しんで頂けるのやな
いかな。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』新着情報

しばらくの間、このコーナーは休止とさせて頂きます。


『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  hakase@siren.ocn.ne.jp 管理人 ハカセ

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

有料メルマガ『白塚博士の有料メルマガ長編小説選集』のお知らせ


メルマガスタンド「まぐまぐ」で有料メルマガ『白塚博士の有料メルマガ長編
小説選集』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage14.html
 
月額 216円  配信予定日 毎週土曜午前中。 
登録にはクレジットカードが必要  登録当月無料。 

PC、携帯、スマートホン、iPad のメールアドレスから登録可能

『第1話 新聞販売店残酷物語 恩讐の彼方から』完結

『第2話 我ら、やもめ団ここにあり』完結

『第3話 大津坂本人情街道秘話』完結

『第4話 狙われた男たち』完結

『第5話 新聞大逆転の法則』完結

『第6話 黎明期の新聞拡張物語 神武梅乃の伝説』完結

『第7作 新聞業界暗黒物語 悪い奴ら』完結

『第8作 黎明期の新聞拡張物語 受け継がれる伝説』完結

『第9作 カポネによろしく』2017. 4.15 配信開始


著者 白塚 博士

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

書籍販売のお知らせ 

作品題名『ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート1』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage21.html

Kindleストア
http://www.amazon.com/dp/B00EA0NDFU

honto電子書籍ストア(「ゲンさん」で検索)
http://honto.jp/ebook.html

ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート1
http://honto.jp/ebook/pd_25182317.html

著者 白塚 博士
出版社 みずほ出版
販売価格350円
購入はPCでも可能。但し、PCでは今のところ読めません。
対応端末 
Kindleタブレット、iPhone、iPad、Androidスマートフォン、
Androidタブレット、Androidタブレット大


作品題名『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集』
著者 白塚 博士
出版社 みずほ出版
販売価格 1,470円(税込み)

販売方法 インターネット
Amazon(アマゾン)での販売は在庫が少なくなったため終了しました。
今のところ増刷の予定はありません。
代金引換郵便……2010年9月1日より日本全国送料、代金引換手数料無料。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 
メールマガジン:ゲンさんの新聞業界裏話
発行日:毎週金曜日

発行責任者:ハカセ
公式サイト:『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL  :http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  : hakase@siren.ocn.ne.jp

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
記事を読んだら、あなたの評価をつけてください。
評価は3段階で簡単にできますので、本メールの一番下からご参加ください!
___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2008-05-25  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
Score!: 91 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。