ジャーナリズム

ゲンさんの新聞業界裏話

新聞拡張員ゲンさんが、悪質な勧誘員から身を守る方法、営業理念や人生勉強に役立つ情報、新聞業界の裏話などを語りかけます。全編関西弁で語られているゲンさんの軽妙で面白く、含蓄の深い世界をお楽しみください。


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第454回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■新聞販売店の副業 その4 他業種から学ぶ副業の可否について

2017/02/17

■新聞販売店の副業 その4 他業種から学ぶ副業の可否について


『新聞販売店の副業』シリーズについて、ある読者から興味深い情報が寄せら
れた。

……………………………………………………………………………………………

ゲンさん、ハカセさん、今晩は。いつもメルマガを拝見しています。

今日は、おもしろい記事がネット上にありましたので、お知らせします。

▼「入居者のための食堂」が魅力的すぎ! 朝食100円、昼食・夕食が500円で
食べられるワケ
http://suumo.jp/journal/2017/01/25/126455/

これを新聞販売店の副業として活かせられないかと考えたのですが、どう思わ
れますか?

お暇なときでいいので、ご意見を聞かせてください。

……………………………………………………………………………………………

というものや。

まずは、その記事を紹介する。

……………………………………………………………………………………………

http://suumo.jp/journal/2017/01/25/126455/     より引用

「入居者のための食堂」が魅力的すぎ! 朝食100円、昼食・夕食が500円で食
べられるワケ

 
「駅に近い街の一角に自分たち専用の食堂がある」……そんな何だか特別な気
分と安心感を味わえる「入居者のための食堂」が神奈川県相模原市にあります。

朝食100円、昼食・夕食500円。体に優しい手づくりの食事を、財布に優しいワ
ンコインプライスで毎日提供しています。

どんな仕組みなのか、なぜそのようなお店が誕生したのか気になり、淵野辺の
トーコーキッチンを訪ねました。


入居者の皆さんのための食堂。プラス効果しかないと思って始めました


賃貸物件の入居者専用食堂トーコーキッチンがあるのは、JR横浜線・淵野辺駅
から歩いて2分ほどの商店街にある賃貸ビルの1階。

運営するのは、40年にわたって淵野辺駅周辺の賃貸住宅(アパート、マンショ
ンなど)1600室を管理している東郊住宅社。地域密着型の、いわゆる"街の不
動産屋さん"が直営する食堂です。

この食堂では、朝8時から夜8時まで毎日、朝食を100円、昼食・夕食を500円と
いう格安価格で提供しています。

栄養のバランスを考えてつくられた日替わり定食のほか、カレーライス500円
やキッズプレート300円、コーヒー・紅茶・ルイボスティー100円、サイドメニ
ュー50円などのメニューがそろいます。

おいしさや食の安全性を最大限追求した食堂です。

食堂を利用できるのは、東郊住宅社が管理する物件の入居者およそ3000人のほ
か、物件オーナー約200人、協力関係業者、東郊住宅社社員など。

借りている自分の部屋のカードキーで食堂にも入れるシステムです。鍵の保有
者と同行すれば、家族や友人も一緒に入店できます。

部屋探し中の人も、食堂の利用体験ができます。東郊住宅社の事務所でコーヒ
ーチケットを渡しているので、問い合わせてみてください。

利用時には店舗内のスタッフに言って入り口を開けてもらいます。関係者以外
の人でもトーコーキッチンに興味があれば、一度は利用することが可能だそう
です。

この仕組みを立ち上げたのは、東郊住宅社二代目の池田峰さん。

「入居者の皆さんのための食堂をやろうと決めたのは、全方位にプラスの効果
があると考えたからです。入居者さんには健康な食事環境を、入居者の実家の
ご家族には安心を、物件のオーナーさんや当社には入居率の安定をもたらして
くれます。それに何より、おいしいものは人を幸せにしてくれますしね」とほ
ほ笑みます。


一人暮らしでも、子どもだけでも、安心して過ごせる場をつくりたい


淵野辺は周辺に大学(青山学院大学、麻布大学、桜美林大学)が点在する学生
街。東郊住宅社の管理する物件中、一人暮らし用ワンルームが物件の6、7割を
占め、そのうちの8割ほどに学生が入居しています。

食堂の平均利用者数は1日100人ほどで、高いリピート率が特徴。全ての入居者
が利用しているわけではありませんが、来店者の多数を占める学生のほか、フ
ァミリ―、夫婦、独身者など、さまざまな入居者がおいしい食事を求めて、日
々訪れます。

「味はどう?」

「部屋で困っていることはない?」

池田さんは毎日2度、3度と食堂を訪れ、来店中の入居者にあえてそうしたフラ
ンクな口調で話しかけます。

「多分、私は日本で一番『味、どう?』って聞いている不動産屋なんじゃない
かな(笑)。

もちろん気軽に話したくないという方もいらっしゃるので、人に応じた距離感
を保つように努めていますが、入居者の皆さんとコミュニケーションをとるこ
とはとても大切なことだと考えています」

「顔が見えるということは、人と人との関係を築く上で重要です。顔の見えな
い『不動産屋と入居者』だと、かしこまった間柄のままですが、お互いの人間
性が見えれば、心がつながる。物件を管理したり、快適に暮らしていただいた
りする上で、そのつながりがとても役立っています」

「部屋は大丈夫?って聞くと、『そういえば、設備の調子がイマイチで……』
と生の声が直接返ってくるので、その物件全体の管理にも役立っています。当
社は何か問題があれば直接現地へ赴いて迅速に対応するサービス体制など、入
居者の利便性や信頼を高める工夫をしていますが、日常的な交流があることで、
担当者をより信頼していただけるのではないかと感じています」

では、池田さんが交流を深めている食堂利用者には、どんな方々がいるのでし
ょうか。

「ここは、席が空いていればコーヒー1杯でずっといていいよっていう食堂。
何時間も試験勉強やレポート作成をしている学生さんも多いですし、閉店後ま
で大きなテーブルで美術の課題を仕上げていた学生さんもいましたよ。彼女の
課題のモチーフは何とここ『トーコーキッチン』でした(笑)」

「お客様第1号は賃貸物件のオーナーさん。一人暮らしのご高齢の方で、自炊
だとついつい味が濃くなってしまう。最初はここの料理に『この味薄くないか
い?』っておっしゃるほどでしたが、塩分量を考えた食事をここでとって頂い
たことで、健康な食生活を送るきっかけになったようです」

「夏休みには、5年生くらいでしょうか、小学生のお子さんが1人で週3回くら
い300円の日替わりキッズプレートを食べにきてくれて、仲良くなりました。
親御さんは共働きで、昼間はその子が家で1人になってしまう。親御さんにと
って、ここは安心してお子さんに食事を提供できる場所と考えていただけたよ
うです」

「朝、朝食をとり、コーヒーで一息ついてから、仕事に出かける働くお母さん
もよくいらっしゃいます。仕事に子育てに頑張って、そして疲れたときにはい
つでも利用していただければうれしいですね」

「食事は人と人のコミュニケーションを取り持つものでもあります。大家さん
のなかには、トーコーキッチンで人とつながることを楽しみになって、それま
ではお会いしても物件の話ばかりだったのに、『入居者に自分で育てた野菜を
配ったら喜んでもらえたよ!』なんて行動が変わった方もいらっしゃいます」

こうした「人と人がつながる場」「一人暮らしでも、子どもだけでも、安心し
て毎日を過ごせる場」をつくろうと考えたのは、池田さんの海外生活経験が背
景にあります。

池田さんは、日本の大学を休学して、ニュージーランドのワーキングホリデー
で英語をマスター。

アメリカの大学に編入した後、日本でグラフィックデザイナーとして就職。さ
らに、ニュージーランドで広告会社を運営して8年間滞在したという、異邦人
としての長い生活体験があります。

「アメリカでは知らない人同士でも軽口を交わすことがありますし、ニュージ
ーランドでは、街を歩いていて人と目が合うと、知らない人同士でもニコっと
挨拶する習慣があります。

そんなとき、『部外者でも認められている、ここに居ていいんだ』と安堵や喜
びを感じるわけです。

また、私は一人旅が好きで、宿の近くに行きつけの店をつくって通っているう
ちに、そこに居る人たちとなじみになる、自分の居場所ができる……そんなこ
とが楽しくて、1カ所に長く滞在したものです。

1人でも居心地よく過ごせる場所があるということは、誰にとっても安心で素晴
らしいこと。人によって他者との距離感の違いはあるでしょうが、その人なり
に愛着を感じてもらえる場をつくれればと思いました」

『トーコーキッチンがあるから淵野辺暮らしが楽しい!』と感じてもらいたい
ところで気になるのは100円、500円という価格。それで元が取れるのでしょうか。

「100円の朝食はさすがに赤字です(笑)。全体でも収支はトントンです。この
食堂はあくまでも入居者サービスのために設立したので、利益を上げることは
考えていません。

逆に、売り上げが増えたらその分を食材に還元させます。利用者が増えれば、食
事の質がますます向上するというわけです。食事をする人が楽しめて、安心でき
る場所だと思ってもらうことが大切なんです」

食材はおいしい地元産や近隣商店街で仕入れたものを用いるほか、人とのつなが
りを大切に考えて、関係者から頂くものも積極的に活用しています。

例えば、畑を持つ賃貸物件オーナーが育てた野菜や果物、入居者がお土産に持参
してくれる地元名産品など。入居者の家業で扱う食材なども取り寄せることがあ
るそうです。

そして、利益はなくとも入居者のための食堂をつくろうと考えた目的は、「積極
的に淵野辺暮らしを楽しんでもらいたい」ということ。

「実は淵野辺という街は、ここにぜひ住みたいという積極的な強い理由で選ばれ
ることは少なく、大学や職場があるからという理由で住んでいる方が多いんです。

たとえそうであっても、せっかくのご縁なので、淵野辺での暮らしを一層楽しい
ものにしてほしいし、いつの日か愛着をもって淵野辺での暮らしを振り返っても
らえたらうれしい。そう思いながらトーコーキッチンを運営しています」


入居者に安心をもたらす先進的なサービスで、暮らしを快適に


東郊住宅社では、先代の創業社長の時代から礼金ゼロ・敷金ゼロの仕組みを他社
に先んじて積極的に取り組んできました。

ほとんどの人にとってこのゼロ・ゼロが入居の決め手となっているそうですが、
2015年12月にトーコーキッチンをオープンして以来、入居者専用食堂の存在が入
居先として選ばれる一番の理由に加わりました。

家賃は周辺相場と比べて若干高めに設定されていますが、下記の先進的なサービ
スを受けられることを考えると、「適正価格だと考えます」と池田さん。

そうした家賃設定にもかかわらず、東郊住宅社管理物件の空室率は1.5%と低く、
2016年6月に同時期の神奈川県の空室率が35%を超えると報道されたことを考える
と、かなりの優良ぶりを発揮しています。

●入居者にとってうれしい東郊住宅社の先進サービス

・礼金0、敷金0、鍵の交換費用もなし

・退室時の修繕義務なし
 経年劣化や通常損耗による修繕は物件オーナーが負担する条件になっています。
(入居者の過失・故意による破損の場合は、修繕費が生じます)

・入居者本位の管理サービス
 設備の故障や鍵の紛失など各種トラブルに対して、深夜でも自社で対応するサ
ービスがあります。

・積極的な防犯体制・定期巡回清掃
カードキーをはじめ、センサーライトや防犯カメラ等、各種防犯機器の採用によ
って常に注意を向けています。お掃除隊による清掃巡回も行い、これが防犯にも
役立っています。

・入居者用食堂「トーコーキッチン」で安心の食事環境

「学生さんの一人暮らしに、ちゃんとした食生活を送れるかどうかをとても気に
される親御さんが多いと思うんです。

だから、トーコーキッチンがあれば、『この食堂があるから東郊住宅社の物件が
いい。安くて安心な食事環境が整っているなら、家賃の予算が5000円ほどアップ
してもいい』と判断していただけるわけです。

学生さんだけでなく、忙しくて自炊が難しい独身の方や高齢の方など、安心な食
を求めている人はたくさんいるはずです」

学生の立場でも、学生寮のように決められた食事環境ではなく、好きなときに友
人と一緒に食堂を利用できる点が魅力でもあります。画像5に登場した学生の皆
さんに利用状況を聞いてみました。

北海道出身のAさんは、「大学生協で、この食堂を利用できる物件があることを
知りました。この食堂が決め手となって、母にぜひここにと勧められて決めたの
が今の部屋です。トーコーキッチンでは毎日食べても飽きないようにメニューが
充実していますし、近くて気軽に利用できて、空いていれば学食のようにずっと
いてもいいので使いやすいですね」

愛知県出身のBさんは、「トーコーキッチンは友人に連れてきてもらって、度々
利用しています。別の街の賃貸住宅に住んでいますが、普段の食事は出来合いの
ものを買ってしまうことが多いので、どうしても栄養が偏りがち。入居者用食堂
のある物件のことを知っていたら、淵野辺で暮らすことを検討したと思います」

東京都出身のCさんは、「実家住まいでしたが、通学時間がかかるので部屋を借
りることにしました。友人から評判を聞き、昨年の夏、東郊住宅社の管理物件に
入居しました。週に何度か食事に来ています」

栄養バランスを考えた安い食事が3食提供されて、いつでも気軽に利用できる居
心地の良い場所が近所にある。筆者も学生時代に一人暮らしをしていましたが、
そうした場所があればどんなに便利だっただろうと思います。

さらに、気軽に相談できる不動産会社の担当者が身近にいれば、心強いだろう
なとも感じます。

そうしたところに魅力を感じて、ほかの街から転居してくる人も目立ってきた
そうです。

「おいしくて栄養を考えたメニューのある食堂なんて山ほどあるのに、淵野辺
がいい、トーコーキッチンがいいと言ってくださる方が増えている。

鍵を開けて入る"いつもの食堂"に安心感や居心地の良さを感じていただいてい
るのかもしれません。この仕組みをおもしろがって来店してくださる方こそが、
この食堂を楽しい場所につくり上げているのだと感じます」

トーコーキッチンは、その仕組みが評価されて、2016年度の「グッドデザイン
・ベスト100」「グッドデザイン特別賞[地域づくり]」をW受賞しました。

「多くの方々に特許取得を勧められますが、このアイデアを独占するつもりも
もうけるつもりもありません。皆さんの賃貸ライフを楽しくできたらうれしい
ので、逆に、どんどんまねして導入してくれる不動産会社があればいいなと思
うばかりです」

取材の合間にも入居者に「何かあったらすぐに言ってね!」と気を配る池田さ
ん。

「部屋探しと賃貸契約のお手伝いだけが不動産会社の仕事ではない。ほかの街
から淵野辺にやってきた方々が安心して暮らせるようにすることこそが大切」
との思いを伺い、そんな不動産会社の存在に大きな頼もしさを感じました。

……………………………………………………………………………………………

というものや。

なかなか素晴らしい不動産屋さんである。こういった取り組みをする業者さん
が増えて欲しい。そう感じさせる試みやと思う。

特にオーナーさんの『顔が見えるということは、人と人との関係を築く上で重
要です』というのは新聞販売店とも共通する考え方や。

その考えのもと、銀行振り込みやコンビニ払いが普通になった今でさえ手集金
にしている新聞販売店が多いわけやさかいな。

この不動産屋さんのやり方を新聞販売店に取り入れてみてはどうか?

それについて検証してみようと思う。

まず最初に思いつくのは、新聞読者限定の食堂を作るという案やな。

記事にも『食堂を利用できるのは、東郊住宅社が管理する物件の入居者およそ
3000人』とあるさかい、その程度の顧客層であれば一般的な新聞販売店でも十
分可能や。

新聞販売店の規模で一番多いとされているのは部数3千部前後の店やさかいな。

問題は、これをトーコーキッチンのように、儲けを度外視して安価な値段で提
供するのか、副業として、某かの利益を得るためにするのかということになる。

前者の『儲けを度外視して安価な値段で提供する』場合は、新聞読者を増やす
手段として活用すれば、トントンの収支でも、それなりの効果は望めそうや。

それには、トーコーキッチン並の『朝食100円、昼食・夕食500円』、もしくは、
その新聞販売店の近辺にある食堂と比べ、最安値であることが条件にはなるが
な。

なぜかと言うと、利用する側からすれば、新聞代を支払っても尚、得をすると
いう感覚がなかったらあかんからや。

東郊住宅社のように、賃貸住宅に居住されている方にとっては、東郊住宅社の
賃貸物件でなくても、どこかの賃貸住宅には必ず入居する必要があるさかい、
そのサービスは、とても魅力的に映っているはずや。

特にトーコーキッチンで最も多いという『学生のほか、ファミリ―、夫婦、独
身者』といった客層の人たちにはな。

しかし、新聞を、それほど必要としていない人、中でも無読の多い学生や若い
独身者の人たちにとって新聞を購読することが条件ということになれば、その
新聞代金と比較して考えるはずや。

つまり、その新聞代金を支払っても得をすると思わせられる価格と内容にする
必要があるということやな。

もっとも、それだけでは食堂を作ろうとすれば、場所や建物に必要な資金の確
保、料理人や従業員の手配、保健所などへの届け出と審査、行政機関への営業
許可申請、関連する法律の遵守など、クリアせなあかんことが多いさかい、簡
単なことやないとは思うがな。

メリットも多いが、リスクもそれなりに伴うということを知っとく必要がある。

いくらトントンでええと言うても赤字幅が大きくなれば意味がないやろうし、
食い物商売は一つ間違うと食中毒が発生することもあり得る。

そうなると、その食堂だけやなく本業の新聞販売店も打撃を受けるし、ニュー
スになれば新聞社にも迷惑が及ぶことも考えられる。

そう考えると、新聞社にも事前にお伺いを立てなあかんということになるかも
知れん。

それでも、やってみようかという経営者の方がおられれば、トーコーキッチン
のような成功例があるわけやから、チャレンジしてみられるのも一つの方法や
と思う。

次に考えつくのは、その新聞販売店のバンク内(営業範囲)の飲食店と提携し
て、その新聞販売店の購読者のみが使える特典を与えるという方法やな。

カードを作るのでもええし、割引券やクーポン券の類を配布するというのでも
ええと思う。

これに関しては景品表示法などの法律が若干気になるが、現時点で調べた限り、
摘発や処罰の対象にはなりにくそうや。

ただ、「一年契約で○○円まで値引きします」と謳えば微妙やとは思うがな。

そういう条件さえなければ値引き額が不透明やさかい景品表示法の対象にはな
りにくいと思う。

消費者契約法にしても、消費者側にとって何ら不利益を被るわけやないさかい
問題にはならんはずや。言えば企業の会員特典みたいなものということで通る。

このシステムでは購読客が、契約店で飲食した場合、相当額の値引きをするわ
けやが、これも購読者が得をしたと思わせられな意味がない。

ただ、その差額分を丸々負担するとなれば大きな出費になり、無理が生じるか
も知れんが、安定した顧客の欲しい飲食店も結構多いさかい、そこは交渉次第
では何とかなりそうな気がする。

この方法であれば、飲食店を経営する必要がないから、先に挙げたリスクを背
負うこともない。

ただ、そのことをバンク内の人たちに周知させるのは難しいやろうとは思うが
な。

それをネタにした勧誘トークを展開すれば良いと言われるかも知れんが、そも
そも勧誘トークで、そこまで話を持っていける勧誘員が、どこまでいとるのか
という問題がある。

加えて、勧誘員が熱弁を揮(ふる)えば揮うほど胡散臭く思われ、却ってマイ
ナスに作用するということも考えられる。

手っ取り早い方法として、自店の新聞折り込み広告を作成し、現購読客に配布
して知らせるという手が考えられるが、如何せん、折り込み広告自体見て貰え
る確率は、かなり低い。

新聞の折り込みチラシを見て貰える可能性が高いのは、スーパーや電気量販店、
薬局などの安売り情報広告くらいなもので、それ以外は読まれることもなくゴ
ミ箱行き、または古紙回収にそのまま出されるのがオチや。

もっとも、中には100人に1人くらいは、「へえー、そんなサービスをして
いるのか」と思うて、その飲食店に足を運ぶ人がおられるかも知れんがな。

ただ、それに期待していたのでは広まるまでに相当時間がかかる。まあ、こう
いった取り組みは本来時間をかけて徐々に広めていくしかないのやろうがな。

トーコーキッチンにしても今のような状況に至るまでには数年を要したようや
しな。それでも広く知れ渡っているとまでは言い難い状態やと思う。

全国的に見てもトーコーキッチンのようなシステムの不動産会社は、今のとこ
ろ他にないさかいな。

後者の『副業として、某かの利益を得るためにする』のは、よほどのノウハウ
を持っていない限り、難しいやろうと考える。

トーコーキッチンに人が集まって来ているのは利益を度外視した価格設定をし
ているからで、副業となれば利益を出す必要があるさかい、根底の部分で無理
が生じていることになる。

どんな商売も利益なしには続かんし、利益を乗せれば、それは単なる一般の飲
食店になる。

そうなると最早、副業のレベルでできることやないと思う。専門の経営手腕も
問われる。
                                                          
それら諸々のことを考え併せると個人的には、あまり勧められんわな。単に、
面白い取り組みというだけで飛びつくのは危険が大きすぎると思う。

結論として、トーコーキッチン・スタイルで購読客のためのサービスというの
であれば、それなりに効果も期待できるやろうが、副業の一つとしてなら止め
といた方が無難やと考える。

それが、ワシらの意見ということになる。もっとも、採否に関しては、それぞ
れで判断して貰うしかないがな。

最後に、こういった情報は、いろいろ考えさせられることも多いので有り難い
と言うとく。今後とも何かあれば、是非教えて頂きたいと思う。



■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』新着情報

この新着情報は、HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』で前回のメルマガ発行日
の2月10日から本日2月17日までの追加更新はありません。


『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  hakase@siren.ocn.ne.jp 管理人 ハカセ

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『第2作 我ら、やもめ団ここにあり』が402ページ。容量は1.48MBで
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『第3作 大津坂本人情街道秘話』が133ページ。容量は831KBです。

『第4作 狙われた男たち』が35字×30行で255ページ。容量は
1.60MBです。

『第5作 新聞大逆転の法則』が35字×30行で225ページ。容量は
1.48MBです。

『第6作 黎明期の新聞拡張物語 神武梅乃の伝説』現在製作中。


『第7作 新聞業界暗黒物語 悪い奴ら』2015.12. 5 初回配信


作品紹介

新聞業界には様々な人たちが活動しています。その中で、特に面白いと思わ
れる出来事や人たちにスポットを当てたいと考えています。

サスペンス小説ですが、謎解きだけではなく本当の正義とは何か、悪とは何
かといったことを面白おかしく描けたらと思っていますので、ご期待ください。

著者 白塚 博士

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