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新聞拡張員ゲンさんが、悪質な勧誘員から身を守る方法、営業理念や人生勉強に役立つ情報、新聞業界の裏話などを語りかけます。全編関西弁で語られているゲンさんの軽妙で面白く、含蓄の深い世界をお楽しみください。

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第447回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■2016年、ゲンさんの新聞業界裏話10大ニュース

発行日:12/30

■2016年、ゲンさんの新聞業界裏話10大ニュース


今日を入れて後2日で、今年も終わろうとしている。そして、当たり前やけど
今年もいろんなことが起こった。

毎年、新聞やテレビでは「今年の10大ニュース」というのが報道されている。

それとは少し違うが、この1年間の間に当メルマガ誌上で取り上げた事案の中
から興味深いと思われるものを、ワシらの独断と偏見により、「2016年、
ゲンさんの新聞業界裏話10大ニュース」と銘打って選び出してみた。

尚、紙面の関係上、それぞれの項目では多少、端折(はしょ)った内容になっ
ているが、そこは「こんなことがあった」と紹介するのが、今回の目的やさか
い、ご理解願いたい。

もっとも、詳しく知りたいという方は、もう一度、それぞれのページを入念に
見て欲しいと思う。

それでは始めさせて頂く。

……………………………………………………………………………………………

2016年、ゲンさんの新聞業界裏話10大ニュース


1.第399回 ゲンさんの新聞業界裏話  発行日 2016. 1.29 

■報道のあり方 その10 SMAP解散騒動記事の是非について
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-399.html


SMAP解散報道に驚かれた方も多いやろうと思う。当然のように、新聞や週
刊誌、テレビ、ネット上などでは凄まじいまでの過熱報道が、日本中は言うに
及ばず世界中を駆け巡った。

過去、芸能人やタレント、アイドルなどの人気グループが独立して解散すると
いうのは数限りなくあったが、これほど騒がれたのは、おそらく今回が初めて
やないかと思う。

SMAPが国民的アイドルで大スターなのは間違いない。メンバーそれぞれが
一流の歌手であり、俳優であり、名司会者でもある。

およそ日本の芸能エンターテイメントに関するすべての分野でトップクラスで
あることに異論を挟む余地はない。誰もが認めるところや。

彼らに匹敵するグループは過去にはいないし、これからも出てくる可能性は少
ないやろうと思う。

そのグループの解散、独立問題やから確かに大きなニュースやが、果たしてこ
こまで騒ぎ立てるほどのことかとなると些か疑問に感じる。

あくまでもグループの解散、独立というのは個人的な問題で、各自それぞれの
意志で決めるものやと思う。

SMAPが解散して残念に思うファンの方々の気持ちは分かるが、人生の岐路
に立ち、どの道をどう進むかの選択を迫られる時は誰にでも訪れる。

ファンは、その選択を見守るだけでええのやないかな。いずれの道を選ぼうと
尊重するという姿勢で。

ただ、この時は、SMAPのメンバーたちが自身の冠番組冒頭で謝罪会見をし
たことで解散が回避される流れになり、一旦は騒ぎが収束するかに思われたが、
結局は後に12月31日を以て、解散することが決まった。

今回の騒動で一般には知られていない芸能事務所の裏側が明るみに出てしまっ
た。

特に芸能事務所の所属タレントに対する扱いは最悪で、SMAPのような大ス
ターたちですら同じやったということが分かった。

まるで奴隷か、召使いのようやと。そこには人としての自由など何もないのや
と。

それが端的に表れたのが、メンバー全員による冠番組内での謝罪会見やった。
まるで、とんでもない不始末をしでかした罪人のごとく扱われていた。

とてもメンバーの意志が反映されているとは思えないものやった。無理矢理、
あの場に引き出され言わされている感が強い。見ていて、あまり気持ちの良い
もんやなかった。

所属事務所の評判を悪化させないために、やらせたことやとは思うが、これは
完全に裏目に出たと言うしかない。

先にも言うたように、独立するかしないかは、あくまで個人の意志、判断で決
めればええことや。その結果がどうなろうと謝罪せなあかんような事とは違う。

世間を騒がせたという意味なら、事務所のトップ自身が謝罪せなあかんかった
と考えるがな。実際、一般の企業であれば社長や役員たちが机を並べて謝罪し
ているさかいな。

それが抜けて落ちているのは普通の感覚では理解できんことや。

独立することが事務所に対する重大な裏切り行為であるかのごとき扱われ、そ
の仕打ちとして謝罪会見をさせたように見えて仕方ない。罰として晒し者にな
って来いと。

ファンからすれば、とうてい受け入れることのできんことやったと思う。

それが、ネット上で事務所の副社長らに向けた強烈なバッシング、批判となっ
て表れている。

今までは、そのやり方でも良かったかも知れん。芸能事務所の実態が一般には
良う分からんかったさかい、大した問題にならずに済んだ。

しかし、SMAPのメンバーに対しても過去のタレントと一緒に扱ったのは失
敗やった。

所詮、単なるタレントやと思うとったのやろうが、彼らの存在は、そんな生や
さしいレベルのものやないということに芸能事務所は気づいてなかったようや。

どの世界のどの組織のトップにも言えることやが、愚かな指導者は自身が絶対
的な存在やと勘違いして何でも思いどおりになると考える傾向にある。

それが大きな間違いやとは知らずに。

おそらく、この問題は来年になっても尾を引くやろうが、SMAPのメンバー
に対してヘタな扱いをすると芸能事務所の存亡に関わってくるほどの大きな問
題になると思う。


2.第404回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016. 3. 4

■元大物プロ野球選手に見る覚醒剤使用問題……新聞業界は大丈夫か?
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-404.html


プロ野球チームG軍の看板選手だったK氏が違法薬物所持使用の疑いで逮捕さ
たニュースも衝撃的な事件として大きく報道された。

正直言うて、このニュースには本当に驚かされた。特にK氏を子供の頃から知
っていて、ファンでもあったワシにとっては尚更やった。何でこんなことにな
ったんやと。

裁判では懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の有罪判決が確定した。

事件後、7ヶ月経ったK氏は、当然のように薬物治療中で「二度と手を出さな
いとは言えない。言い切れるのは自分が死ぬ時」、「薬物は本当に恐ろしい化
け物で、怪物で、悪魔」と言っている。

それが現在のK氏の正直な思いなのやろう。

覚醒剤は一度でも手を出せば依存性の高さ故、自身の意志で止めるのは、ほぼ
不可能と言われている。それくらい難しいことやと。

事実、K氏の年齢以上の再犯率は83.1%というデータもあるしな。

自業自得と言うてしまえば、それまでやけど、覚醒剤に手を出していたという
事実は有名人であればあるほど生涯消えることはない。一生ついて回る。それ
により世間から白い目で見られ続けるわけや。

ただ、可能性はゼロやない。例え少ない確率であっても、今後、K氏が心底反
省し、社会のために尽くす気概を持って克服する努力を示せ続けられるのなら、
あるいは世間の見方も変わるかも知れん。

そうなれば道も切り拓かれるやろうが、その間に一度でも覚醒剤に手を出ば、
そこですべてが終わる。次に、いくら反省して二度とやらんと言うても誰も聞
く耳を持たんさかいな。

多くの人に見放される。そんな程度の人間やったのかと。

K氏を子供の頃から知っているファンの一人からすれば、前者であって欲しい
と願うが、こればかりは本人次第やと言うしかない。

ちなみに、この事件をキッカケに業界関係者の方から寄せて頂いた情報をもと
にした、

▼『第406回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■拡張の群像 その17 覚醒剤
に蝕まれた、ある拡張員の話』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-406.html

という話もあるので、そちらの方も併せて見て頂けたら、覚醒剤使用の危険性
が、より詳しく分かると思う。

覚醒剤使用の再犯率が高いというのを承知の上で、敢えて言うが、ファンの一
人として、K氏を信じたいと思う。

人は、どんな困難に遭遇しても意志の力で必ず克服できることを多くの人たち
に証明して頂きたいと。人はクスリなどに負けない。負けてはならないと。


3.第411回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016.4.22

■熊本地震で見えてきた問題点 その1 多発型連続地震化について
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-411.html


2016年4月14日午後9時26分頃、熊本県熊本地方を震源とする、マグ
ニチュード6.5、最大震度7の大地震が発生した。

さらに、その28時間後の4月16日午前1時25分頃には、同じく熊本県熊
本地方を震源とする、マグニチュード7.3、最大震度7の大地震が発生した。

これまでの常識では1度目の大地震が発生した後は、それよりも小さい余震が
続くものと考えられていたが、今回のケースは2度目の方が規模的には大きい
ということで、便宜的に4月14日午後9時26分頃の地震を前震、4月16
日午前1時25分頃の地震を本震と呼ぶことにしたという。

もちろん、こんなことは前例のないことや。少なくとも日本で地震計による地
震観測が始まった1872年以降、始めてのことやという。

今回の熊本地震を含めて、過去のメルマガ誌上で、スマトラ沖地震や中越地震、
そして東日本大震災を経験された読者の方から送って頂いた無数の情報を掲載
しているので、今後も続くであろう大地震の被害を少しでも回避するためにも
役立てて頂きたいと思う。

続編として、

第412回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016. 4.29 

■熊本地震で見えてきた問題点 その2 止めない原発の危険について
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-412.html

というのもあるので、参考までに。


4.第413回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016. 5. 6 

■公正取引委員会の「押し紙」注意問題について
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-413.html


一般紙と呼ばれる新聞のほぼすべてで「押し紙」行為が行われていることは疑
いのない事実や。少なくとも現場で働く業界関係者の大半は「押し紙」の存在
を知っている。

しかし、それを暴くのは相当に難しく不可能に近い。

それについては、2012年1月20日発行のメルマガ、

▼第189回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■「押し紙」行為を暴くことは果た
して可能なのか?』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-189.html

の中でも詳しく説明したが、たった一軒の新聞販売店の「押し紙」行為を見抜
くことさえ難しい、というより不可能なのが実状や。

もっと言えば、そもそも、どの部数が「押し紙」なのか特定できないという根
本的な問題がある。

新聞社の印刷工場から新聞販売店への納入部数と、実際に配達している部数の
差が「押し紙」やと主張する人がいるが、それは違う。

それで判明するのは、単にその販売店には配達されない余剰紙が存在するとい
う事実にすぎない。

その余剰紙の中には「押し紙」を含め、様々な形態の「配達されない新聞」が
存在する。

「積み紙」と言われるものもその一つや。

これは、新聞社から部数を押しつけられる「押し紙」とは逆で、販売店自らの
意志で余分な新聞を買う行為のことを言う。多くの場合、新聞社には内緒で行
われている。

これが新聞社が言うところの「虚偽報告」、「過剰納入」に相当する。

また余剰紙には、「予備紙」というものもある。

新聞販売店に限らず、予備の商品を備えておくというのは、どんな業界にも普
通にあることや。また、それがないと困ることも多い。

新聞配達時の雨風の強い日には、突風やスリップなどによりバイクが転倒して
事故を起こすことがある。

そうなると、風のため飛散したり、転倒した場所が水浸しになっていて濡れた
りすると、多くの新聞がダメになるという事態になる。

また、配達人の不注意による不配や誤配などの未配達新聞をカバーするために
も予備の新聞が必要になる。

いかなる事情があれ「品切れ」を理由に新聞の配達をせんわけにはいかんさか
いな。そう考える販売店が圧倒的に多い。

常に万が一を考慮する販売店では、必然的に予備紙も多くなるという理屈や。

「試読紙サービス」というのもある。

これは購読して貰えそうな客に対して1週間を限度として無料で新聞を配達す
るというサービスや。その名のとおり、試しに読んで貰うというものやな。

これに関しては、新聞社を含めて公正取引委員会などの監督機関からも公に認
められとるものや。

営業に熱心な販売店ほど、それが多くなる傾向にある。

しかも、「試読紙サービス」に関しては、その数量の規定はない。新聞販売店
それそれの裁量で決めることができる。

極端な事を言えば、取り扱い部数の2、3割が「試読紙サービス」分の新聞や
と言うても通るわけや。

もっとも、そこまでしている販売店はないとは思うがな。ただ、理屈上は、そ
う説明することも可能になるということや。

これは「押し紙」でもなければ「積み紙」でもない。

当然のことやが、「試読紙サービス」分として仕入れた新聞が余れば余剰紙と
いうことになるだけやさかいな。

さらに新聞の購読契約時、「無代紙」というて無料サービスを中心に勧誘して
いる販売店もあり、その分、余剰紙が多くなる傾向にある。

もっと言えば、販売店の多くは、契約当月が半月以下の場合、当月分の新聞代
を無料サービスにしているケースがあるから、予備的な新聞が、その分必要に
なる。

それら数多くの余剰紙の中から、外部の調査で「押し紙」のみの部数を特定す
るのは、どんなに優秀な捜査機関を持ってしても不可能やと考える。

公正取引委員会が注意に止めたということは、「押し紙」があったと断定する
だけの根拠と証拠がなかった何よりの証やと思う。

とはいえ、こういう発表をされたこと自体、新聞業界としては大きな出来事や
さかい、今までのようには新聞社も「押し紙」が、し辛くなるかも知れんがな。


5.第417回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016. 6. 3 

■報道の危機……その6 書籍『日本会議の研究』への出版停止問題について
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-417.html


これは、あからさまな「言論弾圧」やと言える。その報道記事には、

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http://www.sankei.com/life/news/160510/lif1605100024-n1.html    より引


 日本会議が出版停止求める 扶桑社刊行の新書


 保守系団体の日本会議が、新書「日本会議の研究」の出版を停止するよう求
める文書を、刊行元の扶桑社(東京都)に送っていたことが10日、分かった。
関係者によると、日本会議は本の内容が事実に反すると主張している。

 日本会議などによると、文書は4月28日にファクスで送付。差出人は日本
会議の椛島有三事務総長で、扶桑社の社長宛てだった。文書の内容について、
扶桑社は「コメントできない」、日本会議は「詳細は扶桑社の回答を待ってか
ら明らかにしたい」としている。

 著者で著述家の菅野完さんは「私は文献や聞き取りで調べた事実を書いた」
と話している。

「日本会議の研究」は、特定の宗教団体と日本会議の関係を探る内容で、安倍
晋三政権による改憲に向けた動きを批判している。

 インターネット上での連載を基に4月下旬に出版した。発行部数は初版が8
千部で、扶桑社は発売前に3千部の増刷を決定。各書店でベストセラーランキ
ングの上位に入っている。

……………………………………………………………………………………………

とある。

このメルマガ誌上で『報道の危機』や『自民党憲法改正案の是非』、『報道の
あり方』といったシリーズなどで自民党与党、および政府の姿勢についていろ
いろと言及してきた。

当初、それは自民党政府の一部の権力者による横暴のように考えていて、その
都度、批判的な論調を展開していたが、今回日本会議が出版停止求めた『日本
会議の研究』を読むにつれ、もっと根の深い思惑と理由があったと知った。

そして、現在の自民党政府与党の望む政治が、どんなものかということもはっ
きり見えてきた。

正直言うて、ワシもハカセも、この書籍の存在はむろんのこと、Webメディ
ア「草の根保守の蠢動」についても、まったく知らんかった。

それを『「日本会議」が行った書籍『日本会議の研究』への出版停止要求』の
報道で知った。

『日本会議の研究』の内容は、当メルマガ『報道の危機』シリーズでワシらが
言うてきたようなことが見事に裏付けられていた。

『日本会議』については、他にもまだまだ、いろいろありそうやから、これか
ら調べて、また話したいと思う。

ただ今回、書籍『日本会議の研究』を読んだことで分かったのは、現在、日本
は一部の狂信者たちに牛耳られようとしていることや。

それも日本を戦争に導く危険な国にしようとしていると。しかも、それには現
政府与党の中枢にいる日本会議のメンバーたちが大きく関わっていると。

それが分かっただけでも大きな収穫やったと思う。


6.第422回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016. 7. 8 

■新聞各紙より「週刊文春」の方がスクープを連発している理由とは?
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-422.html


かつて、スクープ(特ダネ)記事というのは新聞の十八番(おはこ)とされて
いた。

新聞各紙の記者たちが、スクープ(特ダネ)記事の掲載に日夜鎬を削っていた
時代があった。

最近の新聞紙面から、そのスクープ(特ダネ)記事が極端に減ってきているよ
うに感じて仕方がない。

新聞各紙に昔ほどの競争意識が失われているように思える。表現や扱いは違え
ど紙面に載っている記事には殆ど変わりがないしな。

横並びと言えば語弊があるかも知れんが、そんな感じや。

それに比べ、週刊誌、取り分け「週刊文春」のスクープ(特ダネ)記事に目を
惹くものが多くなったように思われる。

今や、「週刊文春」と言えば、スクープ(特ダネ)記事の代名詞という感すら
あるさかいな。

今年の2016年だけでも、1月14日号『ベッキーがゲスの極み乙女のボー
カル川谷絵音と不倫』、

1月21日号『甘利明経済再生担当大臣サイドが、2013年から2015年
にかけて独立行政法人都市再生機構の入札に関わる千葉県白井市の建設会社S
から、口利きの見返りとして現金などを受け取っていた』、

2月18日号『自民党衆議院議員宮崎謙介が、妻で自民党衆議院議員の金子恵
美が出産のために入院している間、京都市の自宅マンションに女性タレントを
招き入れ宿泊した』、

3月8日号『読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題で、先に処分され
た3人の他に“第四の選手が参加していた”として高木京介の名を挙げた』、
3月15日号『フジ“新ニュースの顔”ショーンKに学歴詐称疑惑』、

5月5日・12日ゴールデンウィーク特大号では『東京都知事舛添要一が、毎
週末に神奈川県足柄下郡湯河原町にある別荘へ「公用車で通っていたこと」』
といったスクープ(特ダネ)記事を連発している。

「週刊文春」に掲載された影響は大きく、ベッキーは自身の出演するテレビCM、
テレビ番組を全て降板させられ休業に追い込まれた。

甘利明氏は疑惑の責任を取り、経済再生担当大臣を辞任している。宮崎謙介氏
は自民党を離党し、衆議院議員を辞職した。

高木京介投手は1年間の失格、巨人に制裁金500万円の処分が決定し、ショ
ーンK氏は芸能活動を自粛。舛添要一東京都知事も辞任に追い込まれた。

今後も「週刊文春」によるスクープ(特ダネ)は続いていくやろう。それに対
して新聞でのスクープ(特ダネ)記事は減っていく一方やと思う。

この事が意味するのは何か。それは新聞の凋落に他ならないということや。

理由は、いろいろあるが「経費節減」と「記者クラブ」の存在が新聞自身の首
を絞めている最たる元凶やと考える。

企業は収益が上がらんようになると、まず「経費節減」に走りがちやが、そん
なことをしている企業や職種は、間違いなく衰退している。

良くて延命できるくらいのことで、いつかは滅びる時がくる。時間の問題や。

「経費節減」は、記事を作るための情報収集に金をかけないという形で、すで
に表れとる。

新聞の場合、情報収集の大半は「記者クラブ」が担っている。

そうすることで、取材経費をかけずに済むやろうが、それは、お上から与えら
れた、俗に言う「大本営発表」を垂れ流しているだけにすぎない。

そうなると、最早、新聞ではない。政府、権力側の広報と何ら変わらない。

対して、文春は『文春に情報を寄せると、総じて他誌より高額な情報提供料を
支払っている』という現実がある。

取材経費を贅沢に使うからこそ、数多くの情報が入るのやと言える。その情報
を掲載することで売れて潤い、さらに情報が多く集まるという好循環になって
いるわけや。

現在、新聞は大きな岐路に立たされている。今のこの状況を変えない限り、未
来はないと言えるところまで追い詰められている。

その事を、どれだけの新聞関係者、業界人が自覚しているやろうか、分かって
いるのやろうと思う。


7.第428回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日  2016. 8.19

■報道の危機……その7 失われつつある報道の自由について
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-428.html


近年になって、日本の報道には自由がなくなりつつあると言われている。

国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)が毎年発表している「報道の自
由度ランキング」によると、日本は10年には11位だったが、年々順位を下
げ、14年59位、15年は61位、そして今年の16年は、さらに72位ま
で順位を下げている。

その理由は、一言で言えば、日本の政治が変わったからやと思う。

2010年時の政権与党は民主党やった。何かと批判の多かった民主党政権や
ったが、事、報道の自由度という点では今より格段に良かった時代やったと言
える。

何せ、その当時の「報道の自由度ランキング」は11位やったんやさかいな。
それが今では72位やという。話しにならんほどの低さや。

これは、2012年12月の総選挙で第2次安倍内閣が発足してから急速に変
わっている。

『14年59位、15年61位、16年72位』というのは、現在、世界の中
で日本の報道に自由がないかということを如実に証明している端的な数字や。

これについては現、安倍内閣及び与党が圧倒的多数の議席を背景に、独裁的と
も言える政権運営を行ってきたことが、その理由として大きいと思う。

いつの時代にも言えることやが、そうした奢りがいずれ身を滅ぼすことに間違
いなくつながる。まさに『驕る平家は久しからず』を地でいっているようなも
のやさかいな。

本来なら、これは由々しき一大事やが、多くの国民には、まだその深刻さが伝
わっていない。

それぞれの事案においては報道機関も一応の批判はしている。しかし、「報道
の自由度ランキング」の現状を報道している新聞、テレビ局は殆どない。

それがなければ事の深刻さは伝わらない。それについては蓋をしてしまってい
る。

どうして、いつから日本の新聞やテレビメディアは、そんな状態になったのか?

表面的には、現自民党を中心とする与党が圧倒的多数の議席を確保した201
3年以降ということになっている。

当然やが、報道の自由がなくなれば新聞の存在意義そのものが損なわれる。

新聞の存在意義が失われるということは、そのまま新聞の不要論に発展し、購
読者数の減退に繋がる。

ここ数年の急激な部数減の進行には、少なからず、その事が影響しているのは、
ほぼ間違いないと思う。

事は深刻かつ緊急を要する事態やと言える。このまま手を拱(こまね)いてい
れば確実に今後も新聞は凋落の一途を辿り、いずれ衰退、消滅の危機に陥るも
のと推測される。

業界の端くれで飯を食っている者としては、それだけは何としても避けて欲し
いと思うが、残念ながら、ワシらにできることは少ない。

せいぜい、ここで警告を発することくらいや。それでも何もせんよりマシやと
は思うとるがな。


8.第430回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016. 9. 2 

■小池百合子新東京都知事の評価について教えてください
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-430-2.html


周知のように、都知事選挙で小池百合子が圧勝し、新東京都知事になった。

それには、小池百合子氏の選挙戦略がインパクトが強く巧みやったからやと
考えている。

自民党員でありながら、自民党および自民党東京都議連と真っ向から対立し、
都知事に立候補するという思い切ったことをした。

「パラシュート無しで崖から飛び降りる」、「都議会の冒頭解散をする」と
センセーショナルな発言で、自民党および自民党東京都議連に喧嘩を吹っか
けるような形になったことが多くの有権者の関心を買い、支持を受けた。

結果、291万票余りの得票で、2位の自公が推薦する増田寛也氏に約11
2万票もの大差で、ぶっちきりの当選を果たしている。

現在、小池百合子東京都知事は、「築地市場の豊洲移転」問題に関連して
「盛り土をしていなかった」、「誰も知らなかった地下空間の出現」など数
々の闇を暴き出し、オリンピック関連の経費節減にも多大な貢献をしている
ものと思う。

現時点で評価するのなら、ほぼ満点やないかと考える。また期待感について
も申し分ないと言える。

もっとも、最終的な評価は、今後次第やとは思うがな。


9.第440回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日  2016.11.11

■トランプ米国大統領誕生による日本の新聞業界への影響は?
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-440.html


10月9日、大方の予想を覆し、トランプ氏がアメリカ大統領選挙に勝利し
た。

アメリカの新聞やテレビなどのメディアの大半が、クリントン氏の勝利を
予想していた。それは日本も同じやった。

その衝撃は、今年の6月23日に行われたイギリスの国民投票によってEU
離脱が決まった時以上やった。

まさか、そんなことが起きるとは……。それが正直な気持ちや。予想外のこ
とが起きたと。

トランプ氏については新聞やテレビなどで散々報じられているのを見るくら
いで、それ以上の事は読者の方々と一緒で、それほど詳しくは知らん。

ワシのトランプ氏に対する印象やが、ワンマン経営者に多い性癖の持ち主や
ないかという気がする。

自分に味方する人間に対しては面倒見が良く、敵対する人間には敵意を剥き
出しにするタイプやないかと。

いずれにしろ、なってしもうたものは仕方ないと思う。

まあ、敢えて言えば、結構、面白いのやないかなというのが感想やな。ひょ
っとすると、希代の名大統領になるかも知れん。もちろん、その逆も大いに
あり得るがな。

まずはお手並み拝見といったところかな。

『トランプ米国大統領誕生による日本の新聞業界への影響は、どの程度ある
と考えられますか?』という点については、景気もさほど悪化する動きもな
いようやから、実質的な影響は、あまりないやろうが、それでもトランプ氏
を新聞紙上で否定ばかりしてきたツケは、いくらかあるかも知れん。

それは、日本の新聞メディアの分析力、先見の明のなさを露呈した結果でも
あるさかいな。新聞の信用が落ちれば、ある程度の影響が出るのは間違いな
いと思う。

『世界はこれからどうなるのでしょう?』と訊かれても困る。

これに答えるとしたら「なるようにしか、ならんわな」と言うしかない。す
べては今後次第ということになる。

吉と出る凶と出るか。神のみぞ知るということやな。できれば吉であって欲
しいと願うが……。


10.第443回 ゲンさんの新聞業界裏話 発行日 2016.12. 2 

■ある読者との邂逅録 その1 12年前の出会い
http://melma.com/backnumber_174785_6456196/


先日、私(ハカセ)のもとにサイト、及びメルマガを開始した直後から懇意
にして頂いていたジュン(H.N)氏という方が病気のため亡くなられたと
いう一報が、氏の奧様より届けられました。

個人的な事を言わせて頂ければ、私どもにとって、これが今年一番の衝撃的
な悲しい出来事でした。

ジュン氏とは現在に至るまで12年以上の長きに渡り、延べ千通にも及ぶメ
ールを交換させて頂いた間柄でした。

それにしても人生は分からないものだと熟(つくづく)思い知らされました。

本来でしたら、私の方が、とっくの昔に死んでいても良いはずなのに、未だ
に生き残り、如何にも頑強で健康そうだった、まだ若いジュン氏の方が先に
逝ってしまわれるんですからね。

この回ではジュン氏とのエピソードを幾つか紹介しましたが、折を見て、ま
た別の機会にでも話したいと考え、シリーズ化することにしました。

ジュン氏を忘れないためにというのもありますが、それ以上に、ジュン氏と
のエピソードを紹介することで、多くの読者のためになると考えたからです。

それくらいジュン氏の存在は大きなものだったと私は思っています。

……………………………………………………………………………………………

以上、駆け足で紹介させて貰うたが、このメルマガで話した出来事以外にも今
年は大きなニュースが数多くあった年やったと思う。

今年騒がれた大きな事案だけざっと挙げても、「ポケモンGOの世界的流行」、
「PPAPが世界で爆発的に広まる」、「マイナンバー制度開始」、「プロ野球選
手の野球賭博問題」、「イギリスのEU離脱国民投票」、

「イチローが日米通算4,257本安打達成、世界一」、「天皇陛下の生前退位報
道」、「障害者19人殺害事件」、「リオ五輪日本は過去最多となる41個のメ
ダルを獲得」、「韓国パク・クネ大統領の辞任騒動」、「博多陥没事故」など
いろいろあった。

当たり前やが、毎年、様々な事件や出来事が起きる。

このメルマガでは、その中から、新聞業界に関連した事案、あるいは読者から
の要望にお応えして話すことにしている。

それは、今後も変わることなく続けるつもりやさかい、よろしくお願いしたい
と思う。

それでは、それぞれの方にとって来年は良い年でありますように。



■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』新着情報

この新着情報は、HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』で前回のメルマガ発行日
の12月23日から本日12月30日までに追加更新したものの紹介です。

新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A 
NO.1934 腐った店の事務員とこの店長どう思いますか?
NO.1395 次の新聞も契約なしで購読できるんでしょうか?


『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  hakase@siren.ocn.ne.jp 管理人 ハカセ

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有料メルマガ『白塚博士の有料メルマガ長編小説選集』のお知らせ


メルマガスタンド「まぐまぐ」で有料メルマガ『白塚博士の有料メルマガ長編
小説選集』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage14.html
 
月額 216円  配信予定日 毎週土曜午前中。 
登録にはクレジットカードが必要  登録当月無料。 

PC、携帯、スマートホン、iPad のメールアドレスから登録可能

『第1話 新聞販売店残酷物語 恩讐の彼方から』完結

『第2話 我ら、やもめ団ここにあり』完結

『第3話 大津坂本人情街道秘話』完結

『第4話 狙われた男たち』完結

『第5話 新聞大逆転の法則』完結

『第6話 黎明期の新聞拡張物語 神武梅乃の伝説』完結

『第7作 新聞業界暗黒物語 悪い奴ら』2015.12. 5 初回配信

上記の読後の感想を送って頂いた方には、将来、書籍化の予定として制作した
PDFデータをプレゼントします。

仕様は、一般書籍と同じく1ページ縦書き35字×15行になっています。

『第1作 新聞販売店残酷物語 恩讐の彼方から』が410ページ。容量は
1.66MBです。

『第2作 我ら、やもめ団ここにあり』が402ページ。容量は1.48MBで
す。

『第3作 大津坂本人情街道秘話』が133ページ。容量は831KBです。

『第4作 狙われた男たち』が35字×30行で255ページ。容量は
1.60MBです。

『第5作 新聞大逆転の法則』が35字×30行で225ページ。容量は
1.48MBです。

『第6作 黎明期の新聞拡張物語 神武梅乃の伝説』現在製作中。


『第7作 新聞業界暗黒物語 悪い奴ら』2015.12. 5 初回配信


作品紹介

新聞業界には様々な人たちが活動しています。その中で、特に面白いと思われ
る出来事や人たちにスポットを当てたいと考えています。

サスペンス小説ですが、謎解きだけではなく本当の正義とは何か、悪とは何
かといったことを面白おかしく描けたらと思っていますので、ご期待ください。

著者 白塚 博士

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書籍販売のお知らせ 

作品題名『ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート1』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage21.html

Kindleストア
http://www.amazon.com/dp/B00EA0NDFU

honto電子書籍ストア(「ゲンさん」で検索)
http://honto.jp/ebook.html

ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート1
http://honto.jp/ebook/pd_25182317.html

著者 白塚 博士
出版社 みずほ出版
販売価格350円
購入はPCでも可能。但し、PCでは今のところ読めません。
対応端末 
Kindleタブレット、iPhone、iPad、Androidスマートフォン、
Androidタブレット、Androidタブレット大


作品題名『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集』
著者 白塚 博士
出版社 みずほ出版
販売価格 1,470円(税込み)

販売方法 インターネット
Amazon(アマゾン)での販売は在庫が少なくなったため終了しました。
今のところ増刷の予定はありません。
代金引換郵便……2010年9月1日より日本全国送料、代金引換手数料無料。

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メールマガジン:ゲンさんの新聞業界裏話
発行日:毎週金曜日

発行責任者:ハカセ
公式サイト:『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL  :http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  : hakase@siren.ocn.ne.jp
 
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