歴史・地理

【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)

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【歴史・一日一話】2008.05.22 第4話 一高生・藤村操が華厳の滝に投身自殺。

2008/05/22

【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
 第4話 一高生・藤村操が華厳の滝に投身自殺。

    1903年5月22日、当時の一高生・藤村操(みさお)が栃木県日光
    の華厳の滝(けごんのたき)に投身自殺しました。

  日露戦争が始まる前年です。

    一高とは『第一高等学校』の略で、現在の東京大学の前身です。

  戦前の高等学校令により設置されたため、『旧制一高』とも呼ばれます。


    藤村操は1886年、北海道で藤村胖(ゆたか)の長男として生まれま
    した。

    12歳まで北海道ですごしました。

  1899年、父が死去すると東京へ移り、京北中学を経て旧制第一高等
  学校に入学しました。

  藤村の一族は、実業家、政治家、学者を輩出しており、いわゆるエリー
  ト階級でした。

  そのエリート学生の自殺は『立身出世』を美徳としてきた当時の社会に
  大きな影響を与えました。

  藤村の自殺の原因は、哲学的な悩み、厭世観、失恋とさまざまな説があ
  ります。


    藤村の死は、高等学校で彼のクラスの英語を担当していた夏目漱石の精
    神にも大きな打撃を与えました。

  漱石は自殺直前の授業中、藤村に「君の英文学の考え方は間違っている」
  と説教していました。

  漱石が後年、うつ病となりましたが、この事件が一因とも言われていま
  す。


  遺書といわれる『嚴頭之感』に魅せられて、5年間で180人以上が後
  追い自殺をしました。

  時代や社会情勢は大きく違っていますが、自殺の『流行』は最近の硫化
  水素による自殺の連鎖を思わせます。


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■ 【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)(2008年05月22日号)

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創刊日:2008-05-17  
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