デザイン

プロが教える『学校いらずのデザイン基礎講座』

美大や専門学校で教えているようなデザインの基礎を、わかりやすく説明していくメルマガです。本格的にデザイナーになりたい方にも役立つようにゆくゆくはブログも交えて説明していきます。

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プロが教える『学校いらずのデザイン基礎講座』6(模写してみよう2)

2008/05/22

さて
次回に続いて、

模写をすると何故、上手くなるか?


その理由を書いていきますね。


模写をすると二つ、明らかにプラスになることがあるのです。

それは。。

1.厳しいようですが『自分のレベル』がわかります。。
2.色々なものを盗めます(上手くいけばその考え方さえも)


1についてですが特に初心者の方が不安に思ってる。。

自分のレベルについて具体的に、わかります。



具体的に言えば『プロのレベル』と『今の自分』のレベルの差に
まず、気がつきます


第三者の誰かに言われるまでもなく、
自分自身で自分のレベルに気がつくのです。

厳しいことを言ってるようですが
実は全然そうではなく。。ここら辺にまったく触れない
学校の方が、罪だとさえ僕は感じてます。


自分の憧れのプロのレベルと初心者の人がかけ離れているのは
ある意味、当然の事なんで。。
ただ、その当たり前の事を実感する事が大切です。


自分の弱点について、またレベルの低さ、などの
ネガティブなことは。。一日でも早く『知ったもん勝ち』です!


早めに知っておけば
心構えも変えることができますよね。

レベルなんて10〜20枚くらいデザインすれば
自分がびびるくらいにはあがっちゃうので
まずは自分の今いる位置を知ることです。


どう後で自分の足りないところを知るのなら
一日でも早く"自分で"気がつきましょう!


自分の弱点を進んで知ろうとしている人は本当の意味
で強い人だと思いますし、クリエイティブな世界では
特に大事なのではないでしょうか?



次に。。 2.色々なものを盗めます(上手くいけばその考え方さえも)


これは言葉のとおりです。


『でもそのためにわざわざ模写?時間かかりまくりじゃん。。』
と言われそうですが

逆に。。。時間かかることに意味があるのです。

模写をする。。という事は元の絵を描いた人間と同じ制作時間を共有する。。。とい
うことです。
見ているだけではなかなか盗めないのです。。。


元のデザインを作った
デザイナーが作る速度と同じ速度ででじっくりと手を動かし
色の使い方、フォントの使い方、レイアウトのやり方、
フォトショップの使い方についても考えてみましょう。

 

必ず何か発見があります。

☆プロの人には出来ているけどどうしても自分には技術的に出来ない部分がある。
☆凄い難しいと思ってたけどやってみたら実は凄い簡単だった。
☆ビジュアルに惹かれて模写していたら、色々な構成の計算等があることに気がつい
た。。
☆どうしても自分には出来ない。。それさえもプラスです。

 

実際にやってみたけど出来ない部分は、
なかなか簡単に忘れられないでしょう。。
気になり、近くに自分よりデザイン知ってる人がいたら聞いてみたり
参考書で調べてみたり。。次の行動につながっていくものです。


またやってみたら簡単だった事は嬉しくて
何回もやってみて。。自然に自分のものになることでしょう。
よく言う、『自分の引き出しが増えた』。。というやつです。
テクニックのことばかりではないです。


コンセプトについても
作りながら考えてみましょう。。。
自分ならどうするか?お手本にした人と逆の考え方を
してみたら。。。

とか。
やり方を(。。説明するまでもないですが)具体的に書きますと。。

まず 1.あなたの大好きなwebデザインのページをひとつ選んで
2.それをフォトショップで『そのまま』模写します。。。!

第一歩はそれだけ。。です。
もちろん例えば元のページに使われている
写真と同じ写真を使えないとか。。ありますが
そこらへんは柔軟似た写真とかで
作ればよいです。


色々と試してみましょう。
一回の模写で何かひとつ明快に、わかる事あれば
それで良いです。


さて、この『模写』というやり方ですがもともと、
デザインの学校でもよくやる練習法です。



ある美大受験予備校で
講師をしていた頃、生徒達にやらせた事があります。

普通、小学校、中学校の頃は
生徒たちの独創性を尊重して。。。などと
あまりやらせませんが。。


絵の具の使い方、色の遣い方を
勉強するのに、逆に自由に描かせることをさせませんでした。

素人同然の高校生に
ゴッホやらルノワールの絵を『模写』させるのです。
自分自身も予備校生だった頃に
この授業を受けて、一生懸命ゴッホを模写しました。


しかし、それをやる事によって
非常に低いレベル?ながらゴッホのあの光あふれる色の世界は
影の部分の色(色を混ぜ合わせた濁った色たち)が存在してるから
光がより強烈に輝くんだ。。。って事が、

体でわかった感じです。

とりあえず皆さんも
騙されたと思ってやってみてください。

何枚かやってみることを
お願いします。
そして段々、本当の意味で『模写』することだけに満足できなくなって
きます。。。

そうなったら自分自身でいちから作ってみる事もやってみて下さい。


『模写』してきた中で、得た
『引き出し』や『つかんだこと』が

あなた自身を助けてくれるでしょう。



もちろん、どれだけの濃さで
それをやるかは皆さんの自由です。
僕も今でも時々、似たような事をやったりします。。


いろいろと自分なりの
模写の仕方を考えたりプロの方の素晴らしい所を
どうすれば盗めるか?も考えてみると
良いでしょう。
(ちなみに本当に盗まないでくださいね。。)



また色々と考えさせてもらいますが
今回はこんなところです。

最後まで読んで頂き、有り難うございました。
keloでした。
 

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創刊日:2008-04-15  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
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