国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


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【メルマガ台湾は日本の生命線!】2020台湾正名を妨害し墓穴を掘った中国狼狽

2018/09/23

2020台湾正名を妨害し墓穴を掘った中国狼狽


ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3341.html

■台湾正名に関する国民投票は実施の見通し

中国の政治的圧力を受け入れた国際五輪委員会(IOC)の規定により、東京五輪でも「チャイニーズ・タイペイ」(中国台北)が台湾選手団の名称(=台湾の五輪委員会の名称)として使用されることになる。そこでそれを「台湾」に改めようと訴えるのが東京五輪台湾正名運動である。目下日本と台湾で同時に展開されているところだが、最近大きな進展を遂げたのが台湾側の運動である。台湾名での東京五輪への参加申請に関する公民投票(国民投票)を実施するための立案の署名が九月三日、中央選挙委員会に提出されたのだ。

その数約五十二万筆。最低限必要とされた約二十八万人(有権者数の一・五パーセント)分を大きく上回った。かくして十一月二十四日の統一地方選挙と同時に、この公民投票は実施されるのだろう。

「チャイニーズ・タイペイ」とは、「一つの中国」のプロパガンダが生んだ虚構の名称だが、「台湾」は「一つの台湾・一つの中国」の現状を明確にする真実の名であるため、この台湾正名の動きを多大な脅威と見るのが中国である。今回の署名の提出で相当狼狽している。

■狼狽の中国!その過剰な反応

中国で対台湾工作を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官が十二日の定例会見で見せた発言を以下に見よ。狼狽しているからこそ、かくも大袈裟なまでに、台湾側を恫喝、牽制しているのである。

―――IOCは台湾の五輪参加に関し明確な規定を持つ。五輪委方式は国際スポーツ組織と両岸(※台湾と中国)のスポーツ界が共に遵守すべき原則である。

―――島内(※台湾国内)のごく少数の台独分裂勢力は、民進党当局による支持、放任により、IOCや東亜五輪委員会の厳正なる警告をも顧みず、独断専行でますます猛々しく五輪正名公民投票を推進するが、最終的には台湾のスポーツ健児の競技参加の機会と台湾同胞の利益、福祉を犠牲にするだけである。

以上のように中国は、台湾正名を目指せばIOCの規定に違反することになり、台湾の選手は競技に参加できなくなるぞ、と台湾を脅しているのである。

そして、単に脅すだけではない。台湾国内の親中勢力の呼応を求めているのだ。その勢力は、「台湾」より「チャイナ」を好む、あるいは「台湾の自主」より「中国への従属」を選ぶ、国民党や同党系メディアなどの中華民族主義勢力である。

■対中弱腰の民進党もトラブルメーカー扱い

今回の国台弁報道官の発言で注目したいのは、いつものことではあるが、「台独分裂勢力」(徒に台湾海峡の緊張を高めるトラブルメーカーという意味で、この名を用いる)を「民進党当局」が「支持、放任」していると強調していることだ。

しかしそうは言うが実際には、民進党の党員、支持者の多くは公民投票の推進に賛成ではあるけれど、民進党政権自体、あるいは民進党自体は、中国との間で緊張を高める公民投票に賛同はしていないのである。いわば対中弱腰状態なのである。

だがそのような実情など中国には関係がない。事実などはどうでもいいのだ。ただただ民進党もまた、「台湾のスポーツ健児の競技参加の機会と台湾同胞の利益、福祉を犠牲にする」トラブルメーカーだと宣伝したいだけなのだ。

こうした反民進党宣伝を受け、国民党も嬉々としてそれに呼応し、同様の宣伝工作に乗り出すというのがいつものパターンだ。そもそも国民党と中共は、反民進党で結ばれているのだから。

従って民進党も、そろそろ中国への弱腰姿勢を改めた方がいいだろう。

それからもう一つ注目を要する報道官の発言は、「台独分裂勢力」が「IOCや東亜五輪委員会の厳正なる警告をも顧み」ないと批判する部分だ。

果たしてこれまで、いったいどん「警告」があったのだろうか。

■台湾の「売国奴」のIOCへの密告

IOCによる「警告」とは、バッハ会長が五月にチャイニーズ・タイペイ五輪委員会(CTOC)へ送付した書簡である。そこには「五月二日の執行理事会で改称は許可しないと決議された」とあった。

台湾では改称の是非を問う公民投票の推進運動が民間で行われているだけで、政府やCTOCは改称の申請すらしていないというのに、なぜ突然こうした通知が届いたのか。明らかに公民投票の推進運動への牽制だった。

CTOCは「公民投票は民主主義社会の正常な活動。民間が推進しているだけで政府が始めたものでもなく、CTOCも関与していない」と釈明したようだが、実はIOCにこうした書簡を出さしめたのは、そのCTOCの元国際部長である姚元潮という人物であることが後日判明した。

姚元潮は中国系の元将校で、今や習近平にシンパシーを抱く典型的な親中反台分子。バッハ会長に公民投票への反対を表明させようと、書簡を送って次のように伝えていた。

「四月四日の報道によれば、中華民国中央選挙委員会は陸上のスター選手だった紀政女史が提出した東京五輪台湾正名に関する公民投票の発案を受理した」

「この公民投票は明らかに政治のスポーツへの干渉であり、再び五輪の大家族メンバーの間で名称問題を惹起し、さらには両岸危機を高める可能性がある。なぜなら紀政女史とその仲間たちは、台湾への改称を通じて台湾独立を進めようとしているからだ」

このようにバッハ会長に対し、台湾の公民投票がいかに危険な政治活動であるかを強調したうえで、次のような要請を行っているのだ。

「今回の公民投票に関し、IOCにはCTOCを通じて台湾当局に警告を発し、今後のあらゆる問題の発生を防止するよう建議する」

このような行為に姚元潮は、「売国奴」「密告した」など、世論から散々叩かれた。

■国際社会の台湾の虫けら扱いにはたいてい…

ちなみに姚元潮はこういった主張を押し通すため、次のようなデマをも書き綴っている。

「台湾の名は国家の領土範囲を反映していない。なぜなら台湾以外にも澎湖列島や金門、馬祖もあるからだ。台湾は中華民国の一部なのだ」

相手が外国人だと思い、随分大胆な嘘をつくものだ。

「台湾」の名は実際には台湾本島だけでなく、澎湖、金門、馬祖をも含む中華民国の国号代わりに国際社会で通用している名称である。台湾本島が中華民国の全面積の九九パーセントを占めるのだから、それは当然だろう。姚元潮が護持してやまない「チャイニーズ・タイペイ」の名称こそ、領土の範囲を一切反映していない(そのような地名は存在しない)。

姚元潮がこうしたデマを大胆にもIOCに伝え、そしてIOC執行理事会がそのデマを平気で受け入れ、台湾国内の公民投票の動きに圧力までかけてきたのは驚きだが、それはすべて中国のシナリオ通りではないのか。国際社会が台湾を虫けらのように扱う時、たいていそこには中国の影響力が及んでいるものだ。

■台湾への妨害を続けて墓穴を掘った中国

次に、東亜五輪委員会(EAOC)による「厳正なる警告」とは何かだが、それは七月二十四日に開かれたEAOCの臨時理事会が、公民投票推進運動が「IOCの規定に違反する」との根拠なき理由で、来年八月に台湾台中での開催を予定していた東亜ユーズ競技大会を中止に追い込んだことだ。

EAOCは本部を中国に置き、委員長も中国人。七か国(地域を含む)の会員には中国、マカオ、香港、北朝鮮などが含まれるなど、完全に中国の影響下に置かれた組織である。だからこそここまで、台湾を虫けら扱いにすることができたのだ。

もっともこのEAOCの横暴な振舞は、台湾国民を委縮させるのではなく逆に憤激させ、そしてその結果実に五十二万人もの有権者が公民投票実施の支持を表明せんと署名に応じたのである。

それまで台湾への嫌がらせをほしいままにしてきた中国だが、ここへきて墓穴を掘った格好だ。だからこそ現在、必死になって台湾を恫喝しているわけで…。

さてこの公民投票が行われた場合、有効投票数の中で賛成票数が反対票数を上回り、そして全有権者数の四分の一(約五百万人)を超えれば、台湾政府は公民投票法に基づき、CTOCを通じてIOCに台湾正名申請を行うことになるため、中国及び台湾の親中勢力は今後も様々な妨害を試みるだろう。

民主主義国家の政府、国民ならわかるはずだ。こうした台湾に対する妨害は断じて許されないことであると。

東京五輪の開催国である日本などは特に、中国の台湾に対する横暴な圧力の問題には関心を寄せ、時にはそれを制止しなければならないはずだ。

「中国はスポーツに政治を持ち込むな」「台湾にはIOCに対し、改称を要請する権利はある」と。

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創刊日:2008-04-07  
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  • 名無しさん2018/09/23

    中国は習近平の永世独裁で歪んできて、あと十数年で滅亡します!

    その時までは台湾は雌伏の時として頑張ってください!