国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


全て表示する >

【メルマガ台湾は日本の生命線!】人民日報が反応!東京五輪台湾正名運動の進展を警戒

2018/01/25

人民日報が反応!東京五輪台湾正名運動の進展を警戒

ブログ「台湾は日本の生命線」で。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3270.html

2018/01/23/Tue

東京五輪では台湾代表の名を「中国領台北」(チャイニーズタイペイ)から「台湾」へと正せと訴える二〇二〇「台湾正名」運動が日台両国で進行中だが、台湾での運動は大進展を遂げようとしているかに見える。

運動の旗振り役である二〇二〇東奥(東京五輪)台湾正名行動聯盟と二〇二〇東奥台湾正名行動小組は一月十五日、台北市内で記者会見を開き、公民(国民)投票を通じて「台湾正名」を訴えるとの方針を発表し、投票提案のための署名運動を開始したのだ。すでに順調に進んでいるという。

台湾の「公民投票」と聞いて恐れ戦くのが中国だ。かつて陳水扁政権が台湾の国連加盟に関する公民投票を実施しようとしたところ、あの国はそれを阻止せんと恫喝したばかりか、百数十カ国の政府にまで圧力をかけ、「反対」「不支持」表明させたことがあった。

なぜなら、もし台湾人民が投票を通じ、「台湾は中国の一部ではなく主権国家であり、国連加盟の資格がある」などと世界を前に表明すれば、「台湾は中国の一部である」とする中国の「一つの中国」宣伝が虚構であることが暴露されてしまうからに他ならない(中国に幸だったのは、この投票は国民党のボイコットの呼び掛けで無効に終わったことだ)。

そして今、再び台湾で、「台湾は中国の一部ではない」と訴える公民投票の実施が叫ばれはじめたのだ。今回の動きは民間によるものであり、まだ始まったばかりであるので、中国側はまだかつてのような大騒ぎはしていないが、しかし早くも反応は見せてはいる。

会見から二日後の十七日、中国政府で対台湾工作を担う国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官が早速批判のコメントを出し、そしてそれを海外網(中共機関紙人民日報海外版の電子版)が即日、世界に向けて報道したのである。

ところで、その報道の内容たるや、事実誤認の多い好い加減なもの。要するに書き手のレベルが低いのだ。それでも中国の国際的な影響力を誇示しながら、台湾正名運動を矮小化するのに懸命になるあたりに、この運動のあの国に与えるインパクトの大きさを思わざるを得ないのである。

そこで、以下にその記事の全文の日本語訳を掲げたい。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

独立派が公民投票を利用し五輪正名で挑発―国台弁は「茶番だ」と


海外網=人民日報海外版(2018-01-17)


十七日午前十時、国台弁は定例記者会見を開催。馬暁光報道官は島内(※台湾国内)の独立派が東京五輪での台湾代表の正名の話題で騒ぎたてたことに関して回答を行った。

「先日、島内の独立派団体が記者会見を開き、二〇二〇年の東京五輪やあらゆる国際競技大会に台湾名義で参加申請を行うことに関する公民投票のための署名活動を始めると宣言したが、報道官はこれをどう見るか」との記者からの質問に対し、馬暁光は「IOCには台湾の五輪参加に関し明確な規定がある。五輪委方式は国際競技団体と両岸(※台湾と中国)スポーツ界の人々がともに遵守する原則だ。改名を狙ういかなる政治的企ても、必ず実現不可能な茶番で終わることになる」と回答した。

台湾当局の公民投票法(※改正公民投票法)が十二月十二日、立法機構(※立法院)で可決されたことは、島内の独立派には強心剤となっている。新たな公民投票法は投票の条件を大幅に緩和させるもので、独立派には益々煽動が行いやすくなったかにも見える。最近、独立派団体は二〇二〇東京五輪台湾正名公民投票を推進し、「チャイニーズタイペイ」の名を「台湾」に改めると妄言している。

台湾の中央社の報道によれば「独立派団体は今日(十五日)記者会見を開き、公民投票の内容を交付。発起人の一人である台湾団結聯盟主席の劉一?は『チャイニーズタイペイを台湾に改称するには全国民の参与が必要。台湾当局(※台湾政府)は公民投票のハードルを引き下げ、民衆自身で決められるようにすべきだと』鼓吹した」という(*1)

島内の独立派が正名運動で騒ぐ事件はよく発生する。昨年八月五日には日本へ赴き、日本の所謂親台団体との連携を試み、台湾チーム正名運動を開始した。昨年四月、日本の二〇二〇東京五輪台湾正名推進協議会と言う名の団体は、さらにフェイスブックページで台湾正名請願運動をはじめ、台湾は日本の兄弟国だとぶち上げた(*2)。

台湾が国際スポーツ大会に参加する際、最もよく使用される名称がチャイニーズタイペイだ。たとえばIOC、APEC(*3)などに参加する時などだ。独立派がいかに不断に正名の話題で挑発しても、しかし実際には「一つの中国」原則は国際社会で早くから普遍的に認可されているのだ。

一九八四年のサラエボ冬季五輪とロサアンゼルス夏季五輪において、IOCの強調の下、台湾は初めてチャイニーズタイペイの名で五輪に参与し、それ以来今日に至るまで、五輪大会及びその他の正式な国際スポーツ大会では、台湾代表はその名を使用している。

外交部報道官の耿爽は早くから、所謂台湾の国際空間の問題に関し、「我々は一貫して『一つの中国』原則を遵守して処理すべきであり、これは国際社会の共通認識でもあると強調して来た」と述べている。

……………………………………………………………………………………・

(*1)いい加減な報道だ。中央社が報じた台湾団結聯盟の劉一徳主席のコメントは記者会見ではなく、その前日のもの。ちなみにそこで伝えられたコメントとは「多くの民間団体は公民投票法の改訂以前から『二〇二〇東京五輪台湾正名公民投票』を推進し、『チャイニーズタイペイ』の名を『台湾』へ改めるよう訴えるとともに、立法院や政府に対し、公民投票の条件を緩和させ、五輪での正名を通じて台湾を正常な国家へと向かわせることを人民自身に決めさせるようアピールしていた」というものである。

(*2)何と勘違いしたのか、これもいい加減だ。二〇二〇東京五輪台湾正名推進協議会が正名運動を始めたのは昨年四月ではなく一月。そしてフェイスブックページでは、請願署名の呼び掛けはしても、そこで署名を受け付けている訳ではない。

(*3)言うまでもないが、APECはスポーツとは無関係である。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2008-04-07  
最終発行日:  
発行周期:毎日  
Score!: 98 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。