国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


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【メルマガ台湾は日本の生命線!】中国が武力行使を予告!侵略の野心剥き出すも「張子の虎」か

2017/12/20

中国が武力行使を予告!侵略の野心剥き出すも「張子の虎」か

ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3246.html

2017/12/11/Mon

米上院は九月、米台の軍艦相互訪問などを盛り込んだ二〇一八年度の国防授権法を可決。これに憤りを隠さないのが中国だ。

中国駐米大使館ではワシントン時間の十二月八日、第十九回党大会やトランプ米大統領の中国訪問に関する説明会が、二百以上の中国人留学生やメディアなどを招いて開かれたが、席上李克新・駐米公使は次のように述べた。

“米台の軍艦の相互訪問の実現は米中国交樹立の精神に反する。そこで私は連邦議会議事堂へ赴き、「私はあなた達に感謝することになると思う」と伝えた。そして「なぜ?」と問いに対し「台湾に軍艦を派遣するのでしょう?高雄に行かせたいのでしょう?我が国はこれまで反国家分裂法を適用できずにきたが、軍艦の派遣のおかげでついに同法発動のチャンスが訪れることになる。米国の軍艦が高雄に着いた日こそ、我が解放軍が台湾を武力統一する日だ」と伝えた。”

“これは冗談で言ったのではない。米軍艦が上海を訪問する際、中国の同意が必要だ。そして台湾に行く場合も同様だが、しかし中国は絶対に許可しない。どうしても行くというなら、反国家分裂法が発動される。我々は行動に出なくてはならない。”

この反国家分裂法とは、中国が台湾への武力侵略を合法化するため二〇〇五年に制定し、世界中を驚愕させた好戦的な国内法だ。その第八条には次のようにある。

―――台独分裂勢力がいかなる名目、方式であれ、台湾を中国から分裂させる事実を作り、あるいは台湾を中国から分裂させかねない重大な事変が発生し、あるいは平和統一の可能性が完全に喪失したとき、国は非平和的方式及びその他の必要な措置を採用し、国家の主権と領土の完全性を守ることができる。

そしてこのような法に基づく武力発動の機会を与えてくれる米議会に、李克新公使は感謝の意を伝えたというのだ。

この発言を受け台湾の外交部報道官は「政府は絶対に圧力には屈しない。中国の役人はしばしば脅迫、恫喝という形で台湾海峡両岸の人民の感情を傷つけてきたが、これは両岸関係の発展には無益だ」と批判した。

ところで同公使は、米軍艦の台湾への寄港が「台湾を中国から分裂させる事実を作る」という状況に当たるとでもいうのだろうか。

台湾が強大なる中国の併呑をこれまで受けずに来ることができたのは、やはり米国という国防の後ろ盾があるからだろう。だから中国から見れば、台米の軍事交流の深化は「中国から分裂させる」(併呑の可能性を遠退かせる)ものと映るのだろう。

ちなみに反国家分裂法に規定はないが、中国政府は「外国の台湾介入・侵入」(「介入」とは台湾への政治的支持、「侵入」とは台湾の軍事保護区化を指す)も台湾への武力行使の条件の一つに挙げてきた。

なお誤解ないきよう付言するが、国際法的に言えば台湾は中国の領土ではないため、台湾への武力発動は他国への不法な侵略を意味する。しかしいまだ多くの日本人は台湾は中国領土にして台湾問題は中国内政問題と考え、中国の台湾併呑の動きを批判しないばかりか、逆にそれに反対するのは中国内政への干渉に当たるなどと考えるが、それは中国の「一つの中国」宣伝に惑わされているだけに過ぎない。

したがって李克新公使の今回の発言は中国の侵略の野心の剥き出しであるとし、日本側はもっと関心を寄せてもいいだろう。この一件を報じるマスメディアはないように見えるが。

もっとも二〇一五年四月、米軍のF18戦闘機二機がエンジンの不具合を理由に台湾の台南空軍基地に緊急着陸し、翌日には技術者を乗せたC130輸送機も同吉基地に着陸した際、中国はこれを自国への軍事的牽制と疑いながら猛反撥しながらも、反国家分裂法を発動させることはなかった。そのため、李克新公使の恫喝発言を「意味のない無駄話」と切り捨てるのが、台湾の中国専門家である台湾師範大政治学研究所の范世平教授だ。

同教授は「もし米軍艦に停泊許可を求めたら台湾は拒絶できない。しかしそれで中共は武力を発動するだろうか。そんなことをすれば対米宣戦布告だ。台湾海峡の安全は日本にも密接に関わっており、しかも日米同盟もあるため、日本もまた出兵することになる。台日米三国聯合の大集結を中共は怖がらずにいられるか」と述べる。

そして「李公使は米国を脅かしていない。米国は脅し激怒することで逆にそれをやるだろう。その時に中共が何もできなかったら、張子の虎だと証明されよう。台湾もこんな脅しのために米国との軍事協力を停止させないばかりか、逆に更に緊密化させることになる。おそらく強硬意見を述べて習近平を喜ばせ、大使への昇進を求めたのではないか」などと分析している。

米軍艦の台湾寄港は日本としても歓迎すべきだ。中国の軍事的脅威に対抗する日台米三国の連携強化はあの覇権主義に対して多大な抑止力を発揮することになるのだから。今回あの国の駐米公使がここまで騒いだのも、この人物の真の目的はともかく、抑止力が効いている証拠である。

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創刊日:2008-04-07  
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  • 名無しさん2017/12/20

    出来れば自衛隊も参加して緻密な連携で訓練してほしいと思う。