国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


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【メルマガ台湾は日本の生命線!】台湾の親中勢力を怒らせた日本の東京五輪「台湾正名」運動の地政学的意義

2017/05/19

台湾の親中勢力を怒らせた日本の東京五輪「台湾正名」運動の地政学的意義

ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3138.html

2017/05/16/Tue

■台湾の中華民族主義雑誌が日本人の台湾支持を批判

日本人の台湾支持を喜ばないばかりか、むしろ敵視までするコラムが台湾誌「観察」(二月号)に載っている。

何しろ中華民族主義の雑誌ゆえ、反台湾、反日本という中国の立場に立つのは当然なのだが、台湾ではこうした政治勢力が、あたかも日本における反日左翼勢力の如くに、少数派ではありながらも社会で幅を利かせていることは、必ずしも日本では知られていない。

だから今後の日台友情関係の深化を目指して行く上で、それらの感情、思考パターンに触れるのは無意味でないと思う。以下にコラムの内容を紹介しよう。

タイトルは、“日本は「台湾正名」で両岸を分断させる”だ。

筆者はこの雑誌の主筆を務める日本問題研究家の李中邦氏。反日的な中国系の学者だ。彼は冒頭でこんなことを書いている。

―――日本は台湾を「日本の生命線」と見ており、両岸(※台湾と中国)関係の和合を非常に嫌う。現在は蔡英文が政権を握り、九二年合意(「一つの中国」合意)を認めず、両岸間では緊張が高まり、冷たい対抗状態が続くが、日本の両岸分断の動きは緩和されないばかりか、逆に相手の弱みに付け込むかのように激化しており、そうした中で最近見られるのが「正名」だ。

この「正名」とは台湾の名を正しく「台湾」と呼ぶことだが、ここでその実例として先ず挙げられるのが、日本の対台湾交流窓口機関である「交流協会」が今年一月、「日本台湾交流協会」へと名称変更したことだ。

■日台の接近、提携に反撥する台湾の中華民族主義勢力

「一つの中国」とのフェイクション原則を掲げる中国は、「一つの中国・一つの台湾」という現実を世界に知らしめかねない「台湾」の二字が強調されるのをしばしば極度に警戒している。ところが日本はこのほど、そのような中国に対する従来の過剰な配慮を見直し、改名で「台湾」との交流機関であることをより明確にしたため、これは一種の「台湾正名」だとして台湾では歓迎された反面、中国からは強い抗議を受けている。

そこでコラムは次のように書くのである。

―――グリーン陣営(※台湾本土派・独立派)のメディアは得意になって、「これは断交後の最大の進展であり、日本側が台湾の存在を直視し、台湾人の台湾の名称使用の願望に応えたものであり、国対国のスタイルで対台湾関係を処理するとの願望の表れだ」と説明し、また日中友好は二度と回復しないなどと言って、大いに鼓舞されている。

―――大陸(※中国)はもちろん強い不満を抱き、日本に「一つの中国」原則を堅持し、台湾及び国際社会に誤ったシングナルを送らないよう要求した。

―――台日は近隣にして関係は密接。そして台湾には「日本コンプレックス」(※日本への興味、親しみなど)が濃厚で、日本国内でも台湾独立を支持する勢力が存在するため、日本側のいかなる動きも容易に中日台の神経に影響を及ぼすことになる。

要するにコラムは、日本と台湾との関係強化の動きに対し、中国との間で緊張を高めるのは台湾にとって得策ではないと批判しているのだ。いやそれとも、日本人と台湾人が共通の敵である中国への対抗で提携するのが、中華民族主義者には許すことができずにいると言うべきだろうか。

■我々の運動が台湾の人々を騙しているという宣伝

そしてこのコラムが更に批判の矛先を向ける日本の動きが、民間の台湾正名運動だ。ここでは特に、この運動を最初に始めた一人である私に標的を絞っている。

実はこの李という人物は、どうしても私の親台姿勢が気に入らないらしく、以前も私の活動を目の敵にする文章を発表するなどしていたが、今回も私を悪人に仕立て上げることで、日本民間の正名運動全体を貶したいようだ。以下の如くに。

―――注意を払うべきは、日本が単に在台機関の「正名」を行っただけでなく、日本の民間団体もまた「台湾」の名を持ち上げようと狙っていることだ。

―――日本で不断に台湾の「独立建国」や「国連加盟」を応援してきた右翼の反中人士で、台湾研究フォーラム会長の永山英樹は、二〇一三年九月に国際五輪委員会(IOC)が二〇二〇年オリンピックの開催権を東京が獲得したと発表するや、出しゃばって「台湾正名」運動を発動し、二〇一六年二月にはネット上で台湾名義での東京五輪参加を求める署名活動を開始した。

―――同年十月十日には東京で「二〇二〇東京五輪台湾正名集会」を開催し、日本人や台湾人の団体を招集して「台湾は台湾。チャイニーズタイペイではなく、中国の一部ではない」と宣伝し、自身の撹乱、お節介を隠蔽するため、黒を白と言いくるめ、「チャイニーズタイペイと呼ぶのは政治的動きだ」などと主張して、日本人や国際社会に「台湾正名」を支持するよう鼓舞している。

―――台湾が「チャイニーズタイペイ」を国際スポーツ大会での代表団の名とすることは、一九八一年三月の中華五輪委員会と国際五輪委員会がスイス・ローザンヌで締結した協定に基づくもので、IOC方式、五輪方式などと呼ばれている。そしてそのルールに従っていれば何の問題もないのである。それでありながら永山は外国人でありながら、台湾の統一派と独立派との対立や、五輪での名称の問題に介入するのは、実は両岸間の安定を嫌い、それにひびを入れたいためなのだ。その彼に台湾で多くの人騙されているのだ。

―――東京五輪で日本は開催国であり、台湾問題を操作するのに有利だが、そのようにして日本がすでに認めるところの「一つの中国」原則(※実際には認めていない)に抵触すれば、必ず両岸間、中日間で再度衝突が起こるだろう。両岸は予め仲良くしておく必要がある。

■日本の台湾支持の動きを中華民族主義が警戒する理由

なるほど!以上を読んで改めて分かったが、中華民族主義には日本の官民の台湾支持の動きは、台湾と中国の切り離しに見える訳だ。これを別の表現で言うなら、「中華民族の偉大なる復興という中国の夢」(最終的には台湾を併呑してアジア太平洋地域で覇を唱える夢)を追求する中国共産党の動きに対する障害を形成しているということだ。

日本人が「両岸間の安定を嫌い、それにひびを入れ」ようとしているとコラムが強調するのは、そうしたことを警戒している証である。

このコラムには気に入らないようだが、地政学的に見れば、台湾はやはり「日本の生命線」である。

だから更に気を引き締めて、台湾支持運動を展開して行きたい。そして全国の心ある人々にも参加を呼び掛けたい。

なおコラムは最後にこのように書くのである。

―――台湾もフィリピンも日本にとっては、米国と協力してともに中国に対抗するという大戦略の中での重要な一環だ。しかし日本は台湾には一銭も渡さず、ただ台湾という二文字を利用するだけである。フィリピンには一兆円もの経済援助を行うというのに、台湾の親日というものはフィリピンより安く見られているのである。台湾はすっかり日本に好いように利用されているのだ。

馬鹿ではないか。日本は台湾に経済援助をすべきだとでも言いたいのか。

雑誌の主筆の言説としては幼稚、低俗にすぎるが、実際には虚偽の宣伝を事とする中華民族主義とは、この程度の精神レベルなのである。いかに台湾国民の一員だとしても、この人々とだけは日本と台湾、そしてアジアの平和については、とても語り合うことはできないなと思うのだ。

外国に媚びるあまりに自国の安全と独立を売りかねず、そしてそのためにはいかなる嘘もつくという辺りは、やはり反日親中の日本左翼勢力と似ている。
 

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創刊日:2008-04-07  
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