国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


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【メルマガ台湾は日本の生命線!】第一列島線上の不安要素はフィリピン新政権の中国迎合―「馬英九」去って「ドゥテルテ」来る!

2016/06/26

第一列島線上の不安要素はフィリピン新政権の中国迎合―「馬英九」去って「ドゥテルテ」来る!

ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2878.html

2016/06/22/Wed

日本、台湾、フィリピンと連なるのが第一列島線だ。これら三国はそれぞれ主に東支那海、台湾海峡、南支那海での中国の拡張の動きに直面している。

列島線を越えて西太平洋にまで勢力を伸張させるという「中国の夢」を阻止するためには、三国及び米国との協力体制の強化が不可欠だ。しかしそうした中で不安要素だったのが台湾の馬英九政権だ。

中国の歯止めかからぬ軍拡が台湾攻略を主目的としているに関わらず、あの国に対する「不武」(武力行使せず)政策を掲げた馬政権。何が何でも中国との摩擦、対立を回避しようと、軍事予算の削減、兵力枠の縮小、実弾演習の停止等々を行い、国防空洞化現象を引き起こし、それにより台湾海峡の軍事バランスは中国に傾くばかりとなった。

東支那海、南支那海の問題でも、中国に抗議せず。中華民族主義を合言葉に中国と歩調を合わすことも懸念された。

そしてその上で「過去六十年で最も平和な台湾海峡情勢を作り出した」「台湾海峡はアジアで最も平和な海峡、最も反映するルートだ」などと繰り返し自らの政策を正当化。最早宥和路線というより投降路線だ。そのため台湾の防衛支援を行う米国も、この政権にはうっかり軍事機密を渡せない状況となったといわれる。

ただそうした中での朗報が、五月二十日の蔡英文政権の発足だ。

こちらは「米、日、欧など友好的な民主国家との関係を深め、共通の価値観を基礎に全方位的な協力関係を推進する」(蔡総統就任演説)が基本的な外交方針。その「聯美日抗中」(米日と連携して中国に抵抗する」姿勢も中国が警戒するところであり、国防空洞をいかに埋めて行くかが注目される。

ところが、一難去ってまた一難。今度は逆にフィリピンが日米重視から中国迎合に転換する可能性が出ているのだ。

五月三十日に就任するドゥテルテ次期大統領は「比のトランプ」との異名を持つが、その中国に対する敗北主義的な迎合姿勢によって、やがては「比の馬英九」とも呼ばれるかも知れない。

中国による鉄道インフラ整備への支援を引き換えに、南支那海問題の棚上げや共同開発という中国の要求を受け入れてしまう可能性が指摘されている。

中共機関紙人民日報系の国際情報紙、環球時報(電子版)は六月二十二日、比メディアの報道を引用しながら、ドゥテルテ氏の発言を次のように伝える。

―――フィリピンが米国の紛争海域における自由航行に参加するのに賛成しない。米国が空母を派遣し、「征戦に加われ」と言ってきても、スカボロー礁のためだけには戦えない。

―――仲裁裁判でフィリピンに有利な判決が出ても、民間の沿岸警備隊の艦艇を派遣するだけ。この考えは米国大使に伝えてある。海軍の艦艇を派遣して騒ぎ立てても、フィリピンには対処できない。

香港紙明報もこの日のドィテルテ氏の発言を報じている。

―――北京と友好関係を培うのは好いことだ。中国はこちらの鉄道建設を支援してくれるのだから。トゥガデ次期運輸通信相を訪中させたい。戦争や怒りについてではなく、平和について、そして彼らが我々をどう支援してくれるかについて話し合うためだ。

―――他に誰が支援してくれるのか。誰もしないなら中国の善意を受け入れる。

もっとも日経(六月十八日)の報道によれば、ドゥテルテ氏は五月下旬の記者会見で、「我々は西側諸国の同盟(の一員)だ」と述べ、「親中姿勢に転じるのではないかとの一部の懸念について、同氏自らとりあえず否定した形だ」という。「記者会見の直前にオバマ米大統領から電話を受けており、対米関係を軽んじないようくぎを刺された可能性がある」とか。

ただ馬英九氏も在任中は、米国から何度も「対米関係を軽んじないようくぎを刺された」様子だったが…。

馬英九政権は米軍を国防の後ろ盾としつつも、中国の武力による恫喝に屈し、あるいは経済的利益を用いた懐柔を受け、あの国の意のままに国家主権をも蔑にしようとしたわけだが、要はドゥテルテ政権も、それと同質の売国政策に陥ってしまうかどうかだ。

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