国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


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【メルマガ台湾は日本の生命線!】金正日死去―野田首相の軟弱悲嘆パフォーマンスが暗示する日本の前途

2011/12/31

金正日死去―野田首相の軟弱悲嘆パフォーマンスが暗示する日本の前途

本稿は12月20日記。
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金正日の死去の報が届いた十二月十九日、藤村修官房長官は臨時記者会見を開き、冒頭で「哀悼の意を表したい」と述べた。

自国民の大量拉致を指示した張本人であることは間違いないというのに、いったいどこからそのような言葉が出てくるのだろう。

一方、韓国では政府が哀悼の意を表するべきか否かで議論があるらしい。

この国にとって金正日は、核開発で恫喝したり、ラングーン事件、哨戒艦撃沈や延坪島砲撃などのテロや軍事攻撃等々で、自国民を大量に殺害した人物だが、それでも親北勢力が「哀悼せよ」と政府に要求するのには、伝統的に北方の軍事力を恐れる南朝鮮住民の心理も働いていることだろう。

そして藤村長官、つまり民主党政権もまた、そのような心理に陥ってしまっているとしか考えられないのだ。

もし仮に、台湾の総統が亡くなったとする。そのとき政府は「哀悼の意」を表するだろうか。

おそらくそのようにして、台湾の「国家元首」の存在、つまり台湾が「国家」としての実態があることを事実上認めてしまえば、中国が許さないのではないか、ということを懸念し、まずは中国の顔色をうかがおうとすることだろう。

そして哀悼の意を表するとき、「総統」という官職名は避けるかも知れない。もちろんその理由説明が求められれば、「台湾を国家として承認していないから」と答えることだろう。だが本当の理由はあくまでも「中国への配慮」。

日本は北朝鮮も承認していない。しかし今回藤村長官は哀悼の意を表するに際し、「国防委員会委員長」という国家の官職名で金正日を呼んでいる。それはこの国に関しては、そのような「中国への配慮」はいらないからだ。

小泉純一郎元首相はこの日、「核開発を放棄して拉致問題を解決し、国際社会に入ってもらいたい」との北朝鮮に対する要望を語ったが、これを聞いて思い出さずにはいられないのが、日本政府がこれまで「中国への配慮」で、台湾が国際社会に入ることをしばしば妨害してきたという事実だ。

台湾が国連加盟申請の動きを見せ、中国を刺激していた二〇〇七年十二月、当時の福田康夫首相は、訪問先の北京での温家宝首相との合同記者会見で、台湾が予定する国連加盟申請の是非を巡る住民投票が緊張を高めるものならば支持しないと断言した。

この時福田首相が、一方的に「緊張を高める」中国の側に何の意見を言わなかったのは、要するにこの台湾に対する内政干渉発言が、中国の要請を受けてのものだった証左であろう。

小泉首相当時の二〇〇三年十二月にも、中国の台湾に向けたミサイル配備の是非を問う住民投票を行おうとする台湾政府に対し、日本政府は中止を要求する内政干渉を行っている。もちろんその時、中国に対してはミサイル撤去の要求は行っていない。

もし台湾が北朝鮮のように日本人を誘拐したり、核・ミサイル開発を行って軍事的冒険に出る姿勢を見せれば、日本政府も台湾に「国際社会に入ってもらいたい」と懇願するようになるだろう。

反日独裁国家には媚び、親日民主国家には非礼に限りを尽くしてきた日本政府の「異常性」。まさに強国の脅威に脅える弱小国の心理的症状の表れである。

野田佳彦首相はテレビカメラの前で「今回の突然の事態が朝鮮半島の平和と安定に悪影響を及ぼさないようにしなければいけない」と強調したが、「今回の突然の事態が」と言い終えた瞬間のあの表情を見ただろうか。

彼は明らかに、悲しみで言葉を詰まったかのような表情を見せた。

こんなパフォーマンスをやってしまう野田首相。この程度の人物を首相として戴く日本は、今後新局面へと向かう東アジアの変化に、毅然と対応して行けるかと言えば、大いに疑問である。


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