国際情勢

台湾は日本の生命線!

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢て語らぬ生命線防衛の重要性を訴える。


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【メルマガ台湾は日本の生命線!】中国の日米同盟への警戒と「小日本」への苛立ちー海洋進出=中華秩序再建を許すな

2011/01/09

中国の日米同盟への警戒と「小日本」への苛立ちー海洋進出=中華秩序再建を許すな

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中国国営新華社の國際先驅導報は一月三日、「海上権力は一つの民族を偉大なる民族に押し上げるもの。我々は強国の道を邁進するなら、先ずは眼前に広がる海洋を理解しなければならない」として、中国の海洋戦略に関する尹卓氏(海軍情報化専門家委員会會主任、少将)と許可氏(廈門大学国際関係学院海洋問題専門家)とのインタビュー記事を掲載した。

それによると二〇一〇年、中国の外交の特徴は黄海、東支那海、南支那海などで周辺国との海洋争議が突出していたとのことだが、その理由は何なのかについて、許可氏は次のように語る。

―――中国の最大の海洋議題は台湾問題で、周辺海域の争議はその次だった。しかし台湾とは経済協力関係が緊密となり、米日は台湾問題、あるいは台湾当局を通じた中国への圧力掛けがしにくくなり、争いの場所をその他の海域に求めている。

―――中国のシーパワーが弱いため、外国勢力は極めて小さな代価で中国に攻撃を加えることができる。ヒラリーが南海は米国の国益に関わると述べたことは、中国に大きな衝撃を与えた。米国の親密な盟友である日本も呼応し、釣魚島付近で中国漁民を拿捕した。

―――中国の海防は四面楚歌に陥っている。

言うまでもなく近年の周辺諸国との海洋での摩擦、対立はどれもが、海上権力を求める中国の覇権主義的政策が齎したものであるが、そうした海洋進出(侵略)の障害となる周辺諸国を「加害者」扱いにするのは、まさにあの民族らしい。

海洋覇権を確立し、周辺諸国を従える中華秩序(華夷秩序)を形成するのは歴史の必然であり、それに抵抗するのは平和の敵だと断罪するのが中華思想というものだが、まさにそうした唯我独尊の民族性を見る思いだ。

許可氏はこうもいう。

―――現在、中国のシーパワーは日米よりはるかに劣っている。もし中国が過激な行動に出れば、米日は必ず提携して中国に大打撃を加え、中国の海上崛起の夢が破綻するのは必至だ。シーパワーが十分に蓄えられるまで、断固たる措置は控えるべき。

これを読むと、日米同盟がなお極めて有効に、第一列島線で中国の「海上崛起」を抑止し、地域の安定に寄与していることがわかる。

一方、尹卓氏は次のように述べる。

―――争議棚上げ、共同開発の前提は「主権は我が国に属する」というのがあるが、それでも主権問題は協議の対象となり得る。ただ日本の今回のような釣魚島事件でのやり方には反対する。米国の支持の下で暗黙の了解を破り、中国の権益に挑戦してきた。このような状況では、協議、妥協の余地はない。

今回の事件で見られる中国の対日強硬姿勢の根底にはこうした情念もあるのだろう。つまり従属しない「小日本」への苛立ちだ。

そしてもちろんこれは情念だけで語ったものではないだろう。今後も何としてでも強硬姿勢で日本を恫喝し、日本の国内分裂、日米分断を促し、第一列島線を弱体化して海洋進出を果たし、「強国の道」(中華秩序再建の道)を突き進もうとの戦略的な決意表明にも見えてならない。

日米同盟の空洞化を進め、中国に対するあたら軍事的優位をわざわざ損なうような政策を続ける民主党政権だが、その内部に中国に呼応する反米親中勢力がどれほど潜んでいるのかが問題だ。

ちなみに同党が掲げる東アジア共同体構想は事実上、周辺諸国が中国に服うという中華秩序(華夷秩序)としかなり得ないものである。

許可氏も次のごとく主張する。

―――中国の海洋戦略は「我を主と為す」ものでなくてはならない。必要なのは五十年、百年先を見据えた海洋戦略だ。

―――二〇一〇年の海洋衝突は海洋戦略の策定、海洋秩序の建立、海上執法能力の強化のためのタイムスケジュールを立て、海洋強国という百年事業の基礎を固める契機となるかも知れない。

中国は本気で「強国の道」を進もうとしている。これは「歴史の必然」というより「中華民族の必然」と見るべきだ。中華秩序再興の夢を基に形成されるのが「中華民族」というものだからである。

このような動きに対し、日本の政府、国民はいかに無防備であることか。日本もまた「強国の道」へと進路を変え、五十年、百年先を見据えた平和防衛戦略を求めなければならない。

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創刊日:2008-04-07  
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  • 名無しさん2011/01/09

    少なくも50年先までの、国防予算を毎年

    1兆円ずつ増額し、国民半徴兵に変えるべきです。

  • 名無しさん2011/01/09

    台湾が非常に重要日本が領有を放棄した後、いまだに帰属先は未定、なぜ台湾国民自身が意思を示さないのか?独立への

    以上