時事・世論

大石英司の避難空港

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大石英司の避難空港

2018/08/04

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▲▽女の苦難▽▲

 やっとニュースが減った週末です。

※ 女性に対する社会の風潮 大下アナの鋭い指摘に、視聴者「よくいった!」
https://grapee.jp/540396

>「子どもを産まなきゃ産まないで『生産性が低い』といわれてね、産んだら産
んだで『離職する可能性が男性より高くて困る』と差別され、女性はどうしたらいい?」

 全くごもっともなご意見で、つくづく女に生まれずに良かったと思います。
 一方では子供産め産め言われて、それで産休や育休取ったりすると、だから女
は使えない! と叩かれる。ごもっともです。まことに未開な男社会です。

 なんでこうなって、これがどうして進歩しないのか? を考える必要があるで
しょう。ムラ社会を存続させるという意味からは、たぶん、女性が家に籠もって
ひたすら子育てに励んだ方が、産業革命以降の文明社会では上手く回るんでしょ
う。それ以前は、狩猟農耕にしても、生産活動は女も子供も加わる総力戦だった。
 ただ、幸か不幸かそういう時代ではなくなったから、女は子育ての義務を負っ
たまま、戦力として企業社会に組み込まれてしまった。ではなぜ日本だけそうな
ったのか? 恐らくは、この四半世紀の不況が原因でしょう。本来なら、この期
間に、欧米のやり方を追随して、家にはフィリピン人家政婦がいて、彼女たち用
の小部屋もあって、もちろん保育所は完備でいつでも入れるし、育児休暇は男も
大っぴらに取れる社会が実現しているはずだったのに、この四半世紀のずんどこ
不況、アベシネ政権のお陰で、それが30年に伸びつつあるんですか? それで
その夢が遠のいた。今、ケツに火が点いて頑張っているけれど、欧米並に追いつ
く日が来るんだろうか?

 所で、私が今回、一番不思議に思っていることは、この生産性を巡る問題。そ
のしわ寄せを一身に受けることになる主婦であり母親の意見が聞こえてこないこ
とです。専業主婦であれ、仕事持ちであれ、実際に生産性を担っている母親たち
が、生産性の話を圧殺するLGBT運動をどう見ているのかの意見が一向に聞こ
えて来ない。

※ 録画認定の1審破棄、改めて無期判決…女児殺害
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180803-OYT1T50044.html?from=ytop_main4
*栃木女児殺害 録画で立証「劇場型裁判」に警鐘 検察の手法に影響も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000605-san-soci

 一審から無茶苦茶な展開を辿っている裁判で、一審は、検察がポカやって殺害
現場を特定できなかったら、裁判官が検事に入れ知恵して裁判進行中に殺害現場
を変えさせるという無茶やらかして、今度は、その一審判決の最大の拠り所だっ
た自白の証拠ビデオが、それは検察側有利にするだけだから証拠採用まかり成ら
ん! という判断になって、でも判決は有罪だよ、という無茶苦茶な展開になっ
ています。
 その自白ビデオの扱いに関しては、これ自体はもっともな意見なんです。それ
を見た人間が有罪の印象を得やすい撮影や編集になっているからそれを使うなと
いう真っ当な判断ですから。
 ただ、一審の寄り所だったそれを全否定しながら、なんで有罪判決になるんだろう。

※ 米の“台湾派兵”は嵐の予兆 高まる米中の緊張関係…東アジア情勢の不透明感増す
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180709/soc1807090002-n1.html

 別に北京は痛くも痒くも無い。その分、台湾への締め付けが強まって、台湾は
余所で何かの譲歩を強いられるだけ。台湾を苦境に追い込むだけです。

※ 安田純平さんらしき男性の「韓国人です」編集カットはなぜ行われた?報道
の本質すら歪めるメディアの「韓国忖度」が浮き彫りに
https://news-vision.jp/article/188685/?page=1

 あんな意味不明な台詞は普通流さないでしょう。報道特集では流せても、TB
Sの普通の時間帯のニュース枠で解説もなしに流せるかは迷う所だろうし。報ス
テで流せるかも微妙。

※ BMW出火、韓国だけ相次ぐ 政府「最大限運転控えて」
https://www.asahi.com/articles/ASL834SDCL83UHBI01N.html?iref=comtop_photo

 これ別に韓国内で組み立てているわけじゃないですよね? 品質の悪い燃料が
原因とかなのだろうか。

※ 気温の上昇で機関銃が高温状態になり銃弾が破裂した可能性、射撃訓練中の
海自特殊部隊隊員1人が怪我…江田島市!
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/52295973.html

 コックオフは避けられない現象で、特に機関銃で起こる。起こる前提で取り扱
うのがプロ。ただ、この時、特警隊が使っていた機関銃は何だったのか気になる所です。

※ オデッセイ もし日本だったら宇宙飛行士を救えないのでは論 自己責任や意
思決定の遅延でそのうち死ぬ
https://togetter.com/li/1253227

 そんなもん、ネトウヨが自己責任だと喚くからと言って、世論の大勢がそこに
あるわけじゃない。ただ、意思決定が遅れて死ぬ可能性は高い。

※ おもちゃの銃を所持のダウン症男性、警察が射殺 スウェーデン
https://www.bbc.com/japanese/45054207

 ぐらしかねぇ。顔を見ればダウン症だと解っただろうに。ただ、鉄砲のオモチ
ャを与えたのは良く無いよね。

※ こんなキャンプはイヤだ テント設営3時間・ブヨで病院
https://www.asahi.com/articles/ASL7N4JB6L7NUEHF00K.html?iref=comtop_8_08

 それキャンプやないw。ソロにしなさい。あるいはせめて公共輸送機関利用で、
家族で担げる荷物で。そうすれば、荷物を減らす知恵が付いて、普段の生活にも
サバイバルにも役立つから。
 そもそもが、キャンプ場に普段の生活空間を持ち込もうということ自体が間違
っている。

※ 最新鋭の実機が登場!中国空海軍が全面協力したミリタリーアクション2作公開
https://natalie.mu/eiga/news/293917

 ぜひどこかのストリーミング・サービスで流して欲しいですね。

※ 都内の猫カフェでパルボウイルスにより子猫が次々死亡するも営業続行…他
の猫カフェは「猫カフェはしごお断り」の注意喚起→発生から数日経ち自主休業へ
https://togetter.com/li/1252510

 初めて聞いた病名だけど、人間には悪さしないんだろうか。

※ 前夜の帰宅時重量76.5キロ

※ ゲリラ豪雨

 昨日も暑かったわけですが、あまりに暑いので、辛抱溜まらん!(>_<)で、
歩きに出マスタw。水を2リットル用意して、保冷剤たっぷりでハイドレーショ
ンごと冷やして。最初は、久しぶりにムサコを往復して、等々力グラウンドで涼
むつもりでいたんだけど、用水路沿いはきついなと思って、津田山−霊園コース
に変更。
 津田山を越えて、霊園の噴水広場で、保冷剤に包んだぎんぎんに冷やした缶
コーヒーを開けたら、何と凍っているんです! こんなことって起こるの? そ
の缶コーヒーは、決して凍ることはない普通の冷蔵室で冷やし、保冷剤も、完全
に凍るタイプではなくて、ちょっと柔らかい向かいのアイスノンみたいな、熱冷
ましの枕用の保冷剤でした。熱移動でジュースが凍るなんてことがあるんだろう
か。
 噴水広場はこの暑さのせいか、珍しく無人で、水も綺麗なものだから、靴下を
脱いで膝下を浸けようと思ったわけ。で靴下を脱ぐ寸前に、待てよ……、これは
本当に水か? と思って手を浸したらお湯だったw。とりあえず両腕だけ水道水
で冷やして、久地駅マック往復。
 ここまでは問題なかった。折り返して霊園を降りて、津田山の下のトンネルを
流れる川沿いに登り始めたら、急にぽつぽつ降って来た。

 実は出発前に、この暑さなのにスコールとか全然ないのはなんでだろう……、
と首を傾げていたんです。実際には降っていた。たまたまこっちに雲が来なかっ
ただけ。
 昨日は、珍しく、買い出し用のザックで外出したんです。高尾山用でもなく、
普段のウォーキング用でも無いドイターのザック。他のザックやワンショルダー
には、使い捨てのポンチョが入っているけれど、そのザックにだけは普段、何の
雨具も入っていない。
 傘は要らないだろうと最初思ったけれど、でもポンチョ一枚入って無いし、万
一ってこともあるからと、軽量の折りたたみ傘を一本入れた。絶対今日は降らな
いと自分が判断した時に限って酷い雨になるw。(後で写真をブログにアップ)

 もうあっという間に降って来る。駅は遠いし、私の普段の散歩コースで、その
時、一番屋根が遠い場所にいた。ひとまず公園の立ち木の影で、ザックカバーを
出して掛ける。ドイターの付属ザック・カバー最強最高! ノースフェイスのそ
れは申し訳程度の代物で全然使い物にならないけれど。
 津田山は坂だから、歩き出した時には、もう坂道が川になっている。小さな傘
は全くの役立たずで、あっという間に全身ずぶ濡れ。無事なのは首から上だけ。
靴はただのウォーキング用シューズだから一瞬でじゅくじゅくになって歩き辛い
し。
 円筒分水まで降りたら強烈な落雷が近くに落ちる。こら歩道橋危ないぞと、下
の横断歩道を歩く。そのまま買い物して帰るつもりで、その買い出し用ザックで
出たのに、とてもそんな状況ではなくなり、いったん帰宅して、パンツまで全着
替えしてからまた出る羽目になった。
 ザックだけは無事だったけれど、昨日こそ、ポンチョが役立つ日だったのにorz。

※ 有料版おまけ 日本の言論の肩身が狭くなったわけ

(本稿は、おまけとして書き始めたのだけれど、広く読んで欲しいので、久しぶ
りに無料版にも公開します)

 私が旅行中の週刊エコノミストの巻頭コラムで、片山先生が面白いことを書い
ています。
315事件が起こったのが、1928年昭和3年です。アカが大量逮捕されて、
左翼の肩身が狭くなった。天皇機関説は35年、翌年2.26事件が起こり、今
度は、右翼の肩身が狭くなった。つまり、28年から36年までの8年間で、
「日本の行方への多様な代替案、選択肢を出す力が著しく損なわれてしまった」
と片山先生は書いておられる。
 「右でも左でもリベラルでも、強い主張を述べる者の立つ瀬はなくなった。現
実にズルズルベッタリで追随する者の天下になった。40年には大勢翼賛会がで
きた。諸政党の意見にたいした差が無くなった」そして米英との戦争にも、誰も
止めようとはしなかった。

 片山先生は、戦後冷戦崩壊時にも同じことが起こって、それも弾圧やクーデ
ターなん極端な過程を経ずして、社会党は勝手に内部崩壊した。
 自民党だって今や、諸派閥という党内の多様な選択肢の魅力を大きく減退させ
た。恐らくそのせいで、総理総裁が失態を重ねても、昔なら何人もいた実力と野
心を兼ね備えた代替候補者が出て来ない。「選択肢無き日本。そこに希望はな
い」と片山先生は結んでいる。

 週刊エコノミストは、Kindle のunlimitedで読めるので、ぜひ全文を読んで下
さい。
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 私がこれで思うのは、今LGBTの権利擁護で、さかんに多様性多様性と連呼
されているけれど、それは本当に多様性と言えるのか? それは本当に多様な選
択肢と言えるのか? です。
 もちろん、右だろうと左だろうと、極論を掲げて喚く連中にとって、世の中の
全ての現象は、自分にとって都合が良いか不都合かだけであって、今回の動きに
関して言えば、それが安倍政権批判に使えるから騒いでいる部分が多分にあるわ
けですが。

<大石英司の代替空港>

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メルマガ情報

創刊日:2008-04-01  
最終発行日:  
発行周期:毎日  
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