時事・世論

大石英司の避難空港

作家・大石英司が年間363日デイリーで発行する、時事、風俗、経済、軍事、ヲタクまで幅広く扱うメルマガです。

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大石英司の避難空港

2008/12/22

**
▲▽医療再建▽▲

 年金の一元化問題ですが、何階建てにすべきか? という議論はあって良いか
もと思います。会社員公務員自営、職業形態を無関係に一律一定額を支払った上
で、消費税から二階建て部分を加算という方法は考慮の余地があるかもしれませ
ん。というのは、増大する医療費等を含めて、年金まで税金で完全負担となると、
いったい消費税を何%に設定すれば事足りるのか、ちょっと空恐ろしい部分はあ
りますから。
 あともう一点気になるのは、GMの問題って、退職者の健康保険と年金問題と
言われているでしょう。GMがこれを切り離したときに、民主党政権って構造協
議が大好きだから、この問題を不公正貿易の一因として持ち出してきそうな気が
するんですよ。もちろん、だから日本企業の競争力が高いということではないか
ら、突っ込まれる謂われは無いんだけど、アメリカが捨てた雇用制度を日本が残
すのは参入障壁だとかなんとか言って来そうな気がするんですよね。私自身は、
正社員雇用のハードルを上げているだけだから、会社側と折半して負担という制
度は、そろそろ無くすべきだという立場ですが。

※ Nスペ 医療再建
【▽なぜ必要な時、必要な所に医師がいない?▽“自由開業”は日本だけ?好き
な診療科を選べるのも日本だけ?▽英・独は医師の計画的な配置で偏在対策▽医
師・患者・行政が徹底大討論】

 最近のこの手の番組は、ちょっと食傷気味な所がありましたが、良い番組でし
た。
 私は昔、医者は国家公務員で良いだろうという人間だったんですよ。所が、こ
ういう商売で、ソヴィエトの実情を知るに連れ、それじゃ上手くいかんのだろう
な…‥、と思うようになった。
 この番組の主旨は、医者が増えても問題は解決しない(現に医者はずっと右肩
上がりで増えている)。医師の偏在、それは地域的であったり、特定の診療科の
偏在であったりが問題なのである、というものでした。
 診療科の偏在(自由開業、自由標榜)は、ここでも昔から扱ってきましたが、
そろそろ諸外国並に、専科のライセンスということを考えるべき時期なんでしょ
うね。夜勤無い急患の相手もしなくて済む診療科ばっか人が集まるんじゃ、何の
ために医者の養成に多額の国家予算を注ぎ込んでいるの、という話にもなるし。

 ドイツみたいに、人口辺りの開業医師数を制限しているのは一つのやり方です
よね。ドイツは専門資格が必要で、開業医の定員制限もあり、夜間診療の義務も
ある。欧州ではほとんどがそうなっているのだそうです。欧州では、「医師の公
正な配置」という概念が、主要なテーマになっている。
 ちなみに厚労省のお役人さんは、ドイツは医師会が全員参加だけど日本は任意
だから難しいと仰っておりました。
 イギリスでは戦略保険局というのがエリアごとに配置されて、10年単位でその
地域の医師の動向を把握して、何年後この地域の何科の医師がどのくらい減りそ
うだ、と解ると、医学部や専科と協議して、その科の学生を育成して地域に派遣
させる。イギリスは保険診療崩壊国家として日本では知られていますが、最近改
善されているんだそうで。

 医局の解体というのが、ある意味権力の解体であったわけですが、これだけ巨
額な国家予算をつぎ込む状況だと、当然国家によるコントロールはどこかで入れ
ざるを得ないでしょう。インセンティブを与えようにも、その予算はないし、眼
科や皮膚科のインセンティブを下げて、それが達成されるわけでもないですから
ね。医療サービスは、公共サービスでもある、という側面を再評価しないと。

 ただ、日本全国、自治医大になることを、果たして医師側は受け入れてくれる
んだろうか。東京出身で東京の医学部を出たのに、あんた九州の南端の診療所に
行ってくれ、という可能性がある業種に、これまでと同様に、最高の人材を集め
ることが出来るか、ちょっと疑問なんですよね。番組中でも出てきたけれど、日
本で最高の「プロフェッショナル・フリーダム」を持つ人々の「キャリア・パ
ス」が大きく制約されるということでしょう。それをやるしか無い状況ではある
にしても、果たして可能なのか。
 自治医大方式の難点である、若くして僻地に出されると、スキルが身に付かな
いという問題があるわけですが、この番組に出てきたドイツやイギリスのドク
ターは、そう思っていたけれど、地方の小さな病院にも優秀なドクターがいて、
それなりに勉強できたと証言していましたが、あそこはちょっと疑問でしたね。
たとえばうちの田舎で言うと、より多くの症例を見られるのは、鹿大の付属病院
と鹿児島市立病院くらいのものですよ。そこから出たら、どんな大病院でも、研
修医が望むレベルでの勉強は無理だと思う。

* この番組の前の夕方に、首都圏では、くりタソ@CXで、年末のニュース特
集があったんですよ。東京erこと墨東病院を巡るレポートで、この5年間、最
初は8名いた産科医が毎年歯が欠けるように一人ずつ減り続けて、最後は4人3
人まで減っている。「墨東にみんなおんぶにだっこに肩車していたんですよ」と
医師が証言する。
 地元医師会は墨東病院の周産期が破綻していることをみんな知っていた。なの
になぜ補充できなかったのか? 明らかに都の責任なんですよね。都側がこの問
題に関して、なんとかしようと動いた形跡が全くない。石原都知事の責任ですよ。
猪瀬副知事の責任。そのセクターに問題が生じているということを把握できてい
ないんだから。あんたはこんな体たらくで都知事の後釜なんか狙っているのか?

※ <人工心臓治験>厚労省が調査委 遺族「病院信用できぬ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000127-mai-soci

 このニュースが飛び込んで来た時に、火付け役となった文春の記事を読んでな
かったものですから、ちょっとパスしたんですが…‥。昨夜のサキヨミ@CXの
レポートだと、焦点は、治験の同意書の解釈になっているらしい。
 これは人工心臓を埋め込んで2週間目に、人工心臓につきものの心タンポナー
デを病院側が見逃すといか、発見に時間を取ってしまい、患者は脳死状態に陥る
わけですね。たぶんここでも診療ミス云々の問題が生じるんでしょうけれど、病
院側は、その後半年人工心臓を装着した段階で、家族に同意書へのサインを求め、
更にその半年後にもまた同意書へのサインを求め、その時に母親が、「納得でき
ない」という文章をそこに書き入れている。

 病院側は記者会見で問題ないと答え、この埋め込み型人工心臓のエバハートを
開発した医師も、番組のインタビューに応じて、「相手は未成年者であり、その
代筆は保護者が果たしたから問題無い」、と主張しているんですね。所が、その
厚労省の治験のガイドライン作成に当たった法律家は、同意書の代筆は、判断が
自分で出来ない未成年者と、判断力が弱まっているけれど、その治験によって症
状改善の見込みがある痴呆症患者を想定して書かれているのであって、植物状態
の患者の代筆を想定してはいない、と証言している。

 人工心臓に付き物の心タンポナーデをどうして専門医が見逃したのかも問題だ
ろうと思うけれど、やっぱりこれは、同意書云々より、患者家族の弱みにつけ込
んだ人体実験としか思えない。厚労省が速やかに動いたのも、これはちょっと…
‥、という思いが、官僚ですらあったからでしょう。
 ただ、私がこのニュースをスルーした理由はもう一つあって、この問題が難し
いのは、エバハートという補助人工心臓は、凄く画期的な装置なんですよね。こ
の事件で、また札幌医大の和田移植事件みたいな経過を辿って、可能性があった
かも知れない装置が消えていくのかと思うと、声高に病院側を非難するのも躊躇
われる所なんですよね。

※ 「米軍増派、標的増えるだけ」 タリバーン広報担当
http://www.asahi.com/international/update/1221/TKY200812210161.html

 たぶん、アフガンの平定に必要な兵力は、その国土の広さを考えると、純然た
る戦力で、最低50万は必要だと思いますね。バックヤードを含めると百万。そ
れを最低でも10年くらい展開させて、アフガン人民の米軍への恨み辛みが癒え
る間にインフラ整備して、人殺しより享楽的な人生の方が美味しいよ、という意
識を徹底して国民に植え付けるしかないでしょう。

※ 「篤姫」に惨敗…TBS長寿番組「どうぶつ奇想天外!」に幕
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081221/
tnr0812210843002-n1.htm (←繋いで下さい)

  TBS系の動物番組って、古い知り合いがずっと噛んでいたものですから、ス
タッフ・スクロールとかたまに眼に入って、ああ元気で何より…‥、とか思って
いたんですが。ただ篤姫が終わったのに、幕を下ろす必要は無いと思うんですけ
どね。

※ ゲーム機のコイン返却口、指入れたら切断 奈良の2歳児
http://www.asahi.com/national/update/1221/OSK200812210055.html

 これたぶん、子供が指を突っ込んで取れなくなった状態で、本人だか第三者が
うっかり筐体を動かしてしまったんでしょうね。
 テレビ・ニュースに拠ると、保護者が目を離した五分余りの間に…‥、とか
言ってましたが、ああいう場所では、2歳児は5秒目を離したらアウトですよ。

※ 【正論】三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長、多摩大学教授 中
谷巌
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081222/fnc0812220307000-n1.htm

 中谷さんと言えば、週刊現代に寄稿した『小泉改革の大罪と日本の不幸 格差
社会、無差別殺人─すべての元凶は「市場原理」だ』が、実質小泉改革に繋がる
市場開放やグローバル経済化の旗を振った当事者としての転向宣言というか、国
民に対する謝罪メッセージとなって方々で話題になっていますが、この正論でも
「市場原理主義」との決別とか言ってて、いや確かに貴方のかつての考えは間
違っていたかも知れないけれど、そこまで極端に全否定するようなことなのか?
 という気もしますよね。

※ 【外交文書公開】戦時は中国に即時「核報復を」 佐藤首相が昭和40年に
発言
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081222/plc0812220023000-n1.htm

 やっぱりそうでなきゃ駄目なんですよ。核の傘というのは、担保をどう取るか
なんですよね。絶賛発売中! の北方領土6ですが、来月末にラストが出ます。
その7巻目が、実はこの問題を扱っています。あんなに大風呂敷を広げてどう収
めるんだ!? 収まるのか? という不安をお持ちのそこの皆さん(^_^;)、大丈夫
です。その前に6巻をお求め下さいませ!

※ 外務省文書公開:零戦飛行士らのハワイ「地上戦」、克明に
http://mainichi.jp/select/today/news/20081222k0000m040088000c.html

 この記事で驚くのは、一等飛行兵曹という階級が入っていないことで(読売は
入っている)、昔の整理部だったらこんな記事は通さないと思う。
 ちなみに、「二つの祖国」でしたったけ。西田敏行さんの演技が記憶に残って
いますが。

※ <米死刑制度>4人殺害で回避 陪審員一致せず…ジョージア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000042-mai-int

 これは検察の不手際ですね。まさかこれで死刑を拒否する人間はいないと甘い
考えで陪審員を精査しなかったことがこんな結果になった。日本でもこういう
ケースが出てきますよね。凶悪事件を裁くときには、主義として死刑制度に反対
する人をどうやって弾くかを考えないと。

※ ブラジルが攻撃型原潜計画、仏が建造支援へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081221-OYT1T00425.htm?from=main5

 こんなはた迷惑なことを臆面もなくやってのけるのがフランス人なんですよ。
よ〜く覚えておきましょうね。

※ NHKロシア人カメラマン一時拘束 関税めぐり抗議集会
http://www.asahi.com/international/update/1221/TKY200812210149.html

 なんてことは無い事件なんですけれど、ロシアはわざわざモスクワから治安部
隊を投入しているんですよね。

※ 軍手だって、いろいろ 「華やかな街」学生の思い
http://www.asahi.com/travel/news/TKY200812200187.html

 人差し指の先端から真っ先に破れてしまう傾向をなんとかして貰えないものだ
ろうか。

※ 肥留間正明の芸能斜め斬り 自殺者まで出たテレビ局下請け残酷物語
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/naigai-2008122061093369/1.
htm

 田原総一朗が、テレビ局の下請けと局員の給与格差に関して、ラジオか何かで
最近喋ったらしく、2ちゃんにスレが立って田原ネ申! みたいな褒め方がされ
ていたんですけれど、その田原総一朗が自分の娘をテロ朝に情実入社させたこと
は最近のちゃねら〜は知らないんですかね。

※ 替え歌「初_音_ミク」人気 「クリスマス中止運動」盛り上がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000002-jct-soci

  微力ながら私も支持します!

※ 前日の空虚重量68.8キロ

 徹夜明け。日曜午後、みなとみならいで、読響第9コンサート。合唱は新国立
劇場合唱団。今年の指揮は、ギュンター・ノイホルト。この人は、普段ワグナー
とか振っている人なものだから、もう90分、けろっとした顔で第九なんか振っ
てしまうんですよ。もう信じられないスタミナ。
 始まる前に、次男を託児所に預けるために、ホールの下に降りたんですよ。し
たらそこが楽屋裏になっていて、もう降りた途端に地下道が紫煙で見えない。も
う暗視ゴーグルとNBC防毒マスク必須みたいな…‥。音楽家って本当にタバコ
が好きな集団ですよね。
 読響は、春夏秋と定期演奏会を持っていますが、来年のスケジュールを見ると、
必ず一曲二曲は、別にクラシックに縁がなくても知っている曲が入っています。
 たとえば3月22日のみなとみらいでのコンサートの演目は、チャイコフス
キーの弦楽セレナーデ。神サイでラストに使いました。そしてブラムースの4番
です。
 たまには生の音楽も聴きましょう。ティンパニーの張りある音とか聴いている
と、ああこの音はCDとスピーカーじゃ再現できないと思いますね。ホールの共
鳴を得てこそ生まれる音だと思います。

 第九を聞きながら思ったんですけれど、一度第九をバックにした大晦日の0時
0分に片づく、90分のドラマというのを昔から書きたいという思いがあるんで
すよ。ただクリスマスがテーマにしても、そのシーズンしか商品価値が無いで
しょう(^_^;)。なかなかいざ書こうという気にならないんですよね。私の頭の中
にあるのは、実際にその90分の演奏が進行しつつある一方で、別の場所で、9
0分のサスペンスが進行するという話なのですが。スタイルとしては、ダイハー
ドの1に近いのかな。

 その後、次男の誕生会。定年後も鉄鋼会社に勤める義父に景気のことを聞いた
ら、年内一杯で辞めさせてもらうつもりだったのに、会社は5月までスケジュー
ルが一杯。働きたい人間は、8時でも9時でも好きなだけ残業してくれという多
忙な状況だそうです。
 義父が今いるセクションは、9割方官需なんですよ。一番大きなプロジェクト
は羽田の拡張工事だと言ってましたね。ただ、鉄鋼と言っても、扱っている商品
は膨大ですから、民需依存の部門は壊滅だそうです。仕事が全くなくて、そちら
へ若干名応援に来て貰っている他は、社内の環境整備、つまり工場内の草むしり
とかしているそうで。

※ 検索避けと誘導リンクに関して

 年に何回か、ブログもメルマガも何もかんも放り出したくなる日があって、昨
日も、外でコメント欄をチェックしながら、そういう一日でした。
 こういう商売をしていると、小説にしても、ブログにしても、読者が増えれば
増えるだけ、万人を満足させるのは不可能だなと思う回数が増えてきます。消費
者が求めるものはまさに百人百様。
 主義主張の立ち位置の問題は些末なことです。それは移民問題にしてみても。
私は、もともと議論というのは、100対1が面白い。そこから少しずつ賛同者
理解者を増やし、最終的にはマジョリティを勝ち得て、「あいつはいけ好かん奴
だが、言っていることは正しい」という評価を貰うのが最高の栄誉だと思ってい
る人間ですから。だいたいパソ通時代からのバトル・フィールドの住人の一定数
はそうなんですよ。だから2ちゃん世代みたいに、数の多さでもって、勝ち負け
や正邪を突きつけてくる連中がいると鼻で笑ってしまう。

* まず検索避けに関して。これも再三の繰り返しになりますが、最近はちょっ
とスパムは落ち着いたかなと思いますが、たとえば今日のメルマガにも、「クリ
スマス」とか「初_音ミ_ク」とかの、いかにもスパム好きしそうなワードがあり
ます。これをそのまま放置すると、トラックバックはもとより、コメント欄に、
スパム・コメントが付くんです。ロボット収集型、ロボット書き込み型の。その
うちの何割かは、いわゆるクリック詐欺のサイトに誘導するものです。
 トラックバックには、今でもそういうのが毎日来ます。先週末は、どういうわ
けだが、同じ所から20回そういうトラックバックが届いていました。そこまで
来ると、普通は @nifty の方でブロックするプログラムに引っかかるはずですが、
なぜかこの土日は、スルーして届いていた。私のトラックバックは、もう承認制
にしたので、そういう状況が続いているということを、読者の皆さんが知ること
は全くありません。
 もちろんそういうスパムのURLをうっかり踏んでしまうのは、自己責任の範
疇でしょう。でも、それがあったら、私は当然それを掃除しなきゃならないし、
もし私のブログのコメント欄のURLをうっかりクリックしたことが原因でク
リック詐欺に遭遇したとしたら、私としては気分の良いものではない。
 残念ながら、私だって24時間の内一定時間は寝なきゃならないから、そのク
リック詐欺が6時間8時間を超えて放置される危険は十分にある。そのために始
めた検索サイト避けです。一方でそういう行為は、露出のチャンスを減らすこと
になりますから、私だってやりたくてやっているわけじゃない。しかも面倒なん
ですよ、いちいちこれをやるのは。
 ただ、まず今そこにいる人々にとって住みよい環境を維持するのは、ブロガー
の義務です。圧倒的大多数の読者の皆様は、そのネット空間の不自由をご理解頂
いてることを知っていますが、たまに、それをして卑怯な行為だと解釈する読者
の方がいらっしゃる。

* 有料版のフッターに関して。

 無料版のメルマガに関してまず書きますが、先日、「書体が崩れている」とい
うクレームをお出しになった方がいらっしゃいました。こういう人の常で、何処
で何が起こっているのか良く分からないけれど、私がその内修正するだろうと
思っていたのになかなかそれをやらないのでしびれを切らしたということらし
かった。
 その日一日、わりと辛抱強く(^_^;)やりとりして、また他の読者の方のご協力
も得て解ったことは、その方はメルマのサイトでバックナンバーという形で私の
ブログを読んでいて、お使いのブラウザのフォントサイズが大きすぎて、途中で
文章が折り返されていたということが解ったわけです。解決にご協力頂いた皆様、
有り難うございました(^_^;)。
 私は、このことに関して、有料版でちょっと愚痴を漏らしたんですけれど、明
らかに目的外使用、マニュアル禁止操作でのクレームとサポートです。湯たんぽ
に水入れてガスレンジで暖めるような話です。こちらは怪我しないけれど。でも
マスを相手にするというのは、結局そういうことなんですね。そういうコストが
無限に増大していく。
 どうも、無料版メルマガを契約せずに、ただバックナンバーという形でサイト
上から読んでいらっしゃる方が意外に多そうなので、バックナンバーの閲覧制限
を考えています。さっきメルマのシステムを調べてみたら、一本一本個別に閲覧
制限ができるようなので、たとえば一週間纏めて公開とか、新記事を公開設定す
る時に、非公開だった前日の記事を公開設定するとか…‥。

 それで、私は無料版の記事を送信設定する時に、まず最下行と、自動で入る
フッターとの間に一行空白を入れる作業を行います。それから、タイトルがヘッ
ダーと記事の間に埋没するから開けてくれという要望があったので、いつもタイ
トルの前に「**」、これを二文字入れて、空白行を作っています。毎回手作業
です。
 手作業であるが故に、時々失念します。実際に発行されるまでの間にそれに気
づいたら、また最初から発行作業をやり直しします。そういうことが月に何度か
あります。
 有料版で、もしブログのURLを手作業で入れるとなったら、同様のコストが
掛かるでしょう。こっちは金払っているんだから、そっちで手間暇掛けるのが当
たり前だろう? というご意見はあるでしょう。でも発行者たる私の立場として
は、有料版のインセンティブはそこじゃないでしょう?
 昨日、↓こういうことをコメントして来た方がいらして、私は正直に申します
が、唖然としました。プロの物書きである自分ですら、頻繁に読者の神経を逆な
でしているのに、こういうことで怒ってはいかんと思いつつも。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
正直、有料版の継続を考えようと思いました。

ああ、別に先生に謝罪なんぞを求めていませんのであしからず。(というか、謝
罪されると、余計に悲しくなります。
自分の中では、先生の性格=音無隊長ですので・・・)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 これは謝罪を求めていますよね? それは出来ません、と昨日お答えして、
「その手間はそんなに大変ですか?」という再度のクレームがあって、私が逆に、
では問いますが、自分のブックマークからブログに飛ぶことがそんなに大変です
か? ということに対して謝罪云々という話をなさっているらしい。
 それで、上にある継続云々は、それが不愉快だから有料版の購読を止めます、
という意思表示ですよね。
 私が驚いたのは、自分が年間364日書いていることは、たかが、メルマガに
ブログへ誘導するURLがあるとかないとかの話で価値が決まってしまうような、
そんなに中身の無いものだったのか!? そんなことが、お金を出す出さないの
ボーダーになってしまう。もちろん、何が消費者のご機嫌を損ねるか解らない時
代ですから、そういう方も世の中にはいらっしゃるんでしょうけれど、挙げ句に、
キヤノンへの批判に絡めて、広報失格だという名無しまで現れる。キヤノンと
違って、私は誰の首も切っていませんからw。ノーコメントも言わない。玄関先
で追い返してもいない。
 ご要望にはお応えしかねるということに関して、重ね重ね、こうやって説明責
任をいつも果たしているつもりです、何度も。「貴重なご意見有り難うございま
した」で済ませることもなく。でもこうやって見ると、企業が説明責任を果たす
ことなく、ノーコメントで押し通し、門前払いすることには、それなりの理由が
ありますよね。説明責任を果たしたからと言って、求めているものが得られない
以上、消費者が納得するわけではないし、それは出来ないということに関して、
せめて説明責任は果たそうとあがけばあがくだけ、あんたのその態度と物言いが
気に喰わん、という人も増えていくわけで。

 メルマガの最後に、そのフッターを手書きで毎日付けなきゃ今月で契約を止め
させて貰いますということであれば、やらないでもないですよ。ただし、そのコ
ストをどこかで相殺するために、たぶん記事の分量が微妙に減ることになるで
しょう。コストという言葉は格式張っているから使いたくないけれど、そんなこ
とに毎日神経使うよりは、私は一つでもネタを多く取り上げるのが読者サービス
だと思っています。

*これを更新作業しようとしたついさっき、URLなどのフッターを全部漢字登
録してしまえば? というアイディアを頂戴しました。これは良いかもしれない
ですね。ちょっと試してみましょうか。

※ 有料版おまけ 09年、PCパーツ完全予想

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メルマガ情報

創刊日:2008-04-01  
最終発行日:  
発行周期:毎日  
Score!: 93 点