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最終発行日:
2008-01-28
発行部数:
32
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12
創刊日:
2008-01-18
発行周期:
不定期
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「優先株ファンド」−ヘッジファンドによる運用手法とは?

今や空前の「投資信託」ブーム。最新の統計によると、今年9月末現在で国内投信の純資産額は80兆4,356億円。8月末からの1ヶ月弱で9,635億円が増加しました。驚くべき数字が発表されています。
この背景にはさまざまな要因が考えられますが、大きく分けると次の3つの要素があげられます。

1. 世界的な株式市場の不安定化。
2. 団塊の世代のリタイア増大による膨大な退職金の投信市場への流入。
3. 年金問題への不信感、不安感。

これらのことが複雑に絡み、証券会社などの大量営業攻勢もあって、投信への資金が大きく流入していると思われます。
今まで投信など見向きもしなかった人でも、「BRICs」「VISTA」などの新興国債権や株式を組み入れた投信で、納得のいく利回りを得た方も多くおられると思います。
また、毎月決済などの商品が人気を呼び、投信への期待感がますます高まっているのも事実です。
しかし、8月の「サブプライムローン」問題をきっかけに世界的株式の不安定化が現れてきて、一気に投信もその深刻な影響を被るものが多く出ました。分散型が主流であるがゆえに、世界的株式の下落には大きな影響を受け、不測の事態をヘッジするには難しい面もあるという結果を出しました。
もちろん、投信は短期でその収益を云々すべきでないことは充分に分かっていても、今後考えられる世界情勢の不安定のなかから、大きな不安材料を残したことは間違いありません。
また、大攻勢をかけている証券会社や銀行の投信商品をじっくりと勘案しますと、明らかな類似性が目に付き、その分散方法も横並び意識の商品のみが横行している観が否めません。
では、こうしたなか、動揺し続ける世界株式に影響を受けない、もしくは相場環境にあまり関係しない運営は可能なのでしょうか?
それが今回紹介する「優先株ファンド」=「Dynamic.k.Trust」です。
株式の上昇や下降に影響を受けない、むしろそれを契機として利益を出す運用とはどういうことなのか。「そんなことはあり得ない」と全く歯牙にもかけない人は次項以降のセミナーをお読みにならなくて結構ですが、投資対象の株式が上がっても下がっても利益を出せる運用とはいったいどういうことなのか。
ご興味をお持ちいただけるならぜひともじっくりとお読み下さい。
ヘッジファンドの一般化をめざした今回の「優先株ファンド」=「Dynamic.k.Trust」の最大のリスクヘッジの運用手法の一端は充分お分かりいただけるものと思います。

なお、今回のセミナーは、英和税理士法人(品川区:代表 北田朝雪)によって運営される「43navi.com(シサンナビドットコム)」のセミナー企画(主催:!)コンサルティングアルファ、協賛:!)セキュア・インベストメント・ジャパン)により開催されました。

優先株ファンド─ その運用極意とは

2007年10月23,24両日!)コンサルティング アルファにて、「NDCインベストメント」の運用部長山田高広氏により「優先株ファンド」の運用に関するセミナーが開催されました。以下はそのときの内容です。


ただいま紹介を受けました山田と申します。
まず初めに、NDCインベストメントという会社を簡単にご紹介します。
NDCは1997年4月にシンガポールで、日本人として初めてヘッジファンドを設立しました。代表は須永晃で、彼が日本人として初めてヘッジファンドを興しました。
ヘッジファンドというのは世界中にはたくさんあって、雨後のたけのこのように増大したり、いつの間にかなくなってしまうようなものもあります。しかしNDCは、もう10年を超えてますます重要な運用を行うようになってきています。
NDCのポリシーは、できるだけ安定した収益を確保するということで、大きな冒険をしたり、派手なパフォーマンスを繰り返すような運用はしないということです。私は今年の2月、実際は4月にこのNDCに移籍しました。
ここで、私の経歴をご紹介します。
私は、大学を卒業して三和銀行系列の「東和証券」というところに入りました。
ここで運よく「株式部」に配属され、自己売買という、証券会社の自己資金を運用する部門で仕事をしました。これはヘッジファンドの運用に極めて近い形での仕事でしたので、最初からヘッジファンド手法というのを学ぶことができました。
当初は、日経平均先物と現物株の裁定取引(アービトラージ)というのがあり、今ではどこでも行っていますが、当時は数社しかやってなくて、大したテクニックのない証券会社でも充分稼げ、実績を出しました。
’96年に「市場営業部」を開設。ヘッジファンド手法による本格的な取引を行いました。1年で大変な成果が出たので三和銀行本体が出資して、’97年に本格的なヘッジファンドを設立しました。これはNDCと同じ年ですね。その後、UFJつばさ証券に移籍したのですが、社内の権力闘争に巻き込まれるのが嫌で、私のファンドごと東和証券に戻りました。
この時は、三菱とUFJ証券が合併する時期で、私の職務は「特別職」というもので、出来高制だったものですから会社のトップの給与をかるく超えてしまい、けしからんということで辞めざるを得なくなり、2005年から極東証券に移籍しました。極東証券では待遇もよく、大変幸せだったのですが、NDCで行う今回の「優先株ファンド」をぜひとも運用したい、大きくやりたいと思い、今年の2月に移籍しました。

では、NDCの主要な取引を説明します。
「デリバティブアービートラージファンド」(DAファンド)という手法が代表的なものです。
NDCの運用はあくまで安全、確実に運用利益を追求するということで、そのひとつが相場と勝負しない手法です。一般のファンドは普通、ひとつの取引手法しか取らないのですが、NDCは4つの取引を駆使します。
その4つとは、
1.売り買いの単純な組み合わせ
2.相場が大きく動いた時に利益の出る組み合わせ
3.相場が動かない時に儲ける組み合わせ
4.イベント的に儲ける組み合わせ
となります。
NDCは会社こそシンガポールにありますが、社員全員が日本人で大変オープンな形で運営されています。
日本人だからいいとは限らないのですが、複雑な説明を日本語で受けられるということは、日本の投資家の方々にとっては大きな安心材料となります。

では、「優先株ファンド」の説明に入ります。
これは、先ほどのNDC手法の2番目、「相場が大きく動いたら儲かる組み合わせ」という、私が最も得意とする運用手法を使えるファンドです。
このファンドはリスクが非常に限定的です。ほとんどリスクがゼロに近いような取引が可能です。
「転換社債」のメリットは、株式に転換した場合、株価が上昇したら儲かりますし、株価が下がったら満期まで保有し、元本で返還できます。デメリットは利息が非常に少ないということで、マイナスになる場合すらあります。また、普通株に比べると流動性の低い点もあげられます。ほとんどプロ同士でしか流通しません。
私共の「優先株ファンド」は普通株に転換した場合、株価が上がっても下がっても利益を出します。そこで通常の相場に合わせるのではなく、ショート、いわゆる空売りを組み合わせます。しかし、100%の空売りをしますと下がっているときしか利益が出ません。これでは困るので通常は50%のヘッジを行います。
こうした手法はヘッジファンドであればどこでもやっていて、大した難しい手法ではありません。
では、今回の「優先株ファンド」とはどのような手法で運用していくのか。(この「優先株」はみずほ銀行の優先株を念頭に説明します。)
先ほど説明したように「転換社債」は満期になるとキャッシュで還ってきますが、このみずほの「優先株」は償還まで待っていると株式に変わってしまいます。ですから当然、株価が上昇すると儲かりますが下がると損します。
今回のこの「優先株」にはもうひとつの特徴があり、普通株式に転換され、その行使価格が60%を割るとすべての優先株は普通株式に強制転換される条項付です。ですから60%を割らなければ株式が下がっても損益なしで価値は維持されます。しかし、今までの経験や需給のバランスから、株価が下がるほうに多くのヘッジを取る手法を採用します。
通常は先ほどのように50%のヘッジでやるのでしょうが、私は80〜90%の空売りをします。これにより株価が上昇した場合は10%の儲けしかありませんが、下がったら空売りしている90%の4割は全部大きな利益となります。
利益の頂点は、行使価格の6割の地点ですが、この手法を使うと、損をするリスクが極めて少ないんですね。この損益分岐点はどこかと言いますと、下がった場合は、100のものを90で売っていますから、10しか損をしない。つまり、100億だったらそのうち90億を売っていますから、みずほが倒産した場合でも10億しか損をしないということになります。
それと、この優先株は毎年7月1日をもって普通株式への転換行使価格が決まるので、期限は毎年1年です。1年でどうでしょうか?今70万くらいしているみずほ銀行の株価が10分の1、つまり7万円になるでしょうか?わかりませんが確率は極めて低いのではないでしょうか。
ですからリスクはここだけです。
では、 上昇した場合は大して儲からないのでは、と思われるのかもしれませんが、ここからがヘッジファンドのヘッジファンドたる所以です。最大で10%しかリスクがないのならお金を貸してくれるところがあるのです。「プライムブローカー」といって、リスクに見合う金額で4倍くらいでまで貸してくれます。そうすると例えば、100億の資金で400億の運用が可能となります。400億で運用できると、シミュレーションにある利益率(上図)はすべて4倍になります。いわゆるレバレッジをかけるということです。ですから、株式が上昇しても10%以上の利回りは確保できますし、行使価格の4割下がった部分は大変な利回りが期待できます。
何にもしないで最大28%。これを4倍にしたらちょっと信じられないようなことができます。でも、これは嘘ではないんです。こんなものが存在していることが大変なことですが、発行した当時はみずほも大変で、どうしても発行せざるを得ない状況の中で、苦し紛れに発行したものなのです。私たちにとっては最大のチャンスが生じることになったわけです。
しかし、みずほの株価がそんな急激に4割も下がることは現実的ではないとおっしゃる方もおられます。だから9割も売るのはおかしいという意見です。
これは、過去に経験したこと、そしてつい最近生じた、りそな銀行のヘッジファンドが絡んだ同じような優先株のグラフの推移をご覧になれば、私の言う意味がお分かりになります。
96年から’97年の「富士銀行」(これは私も実際運用しました。)と、ついこの間のりそな銀行の次のグラフを見てください。
それぞれ金融危機とか、サブプライムとかの世界経済的要因があるにしても、それをきっかけに、ヘッジファンドが絡んだ大量のヘッジ売りに押されて、値を大きく下げます。
なぜ3〜4割も急激に下がるかと言いますと、優先株が普通株に転換されて大量に市場に出ると、1株あたりの価値(=利益)が大きく希薄化するからです。
みずほの例ですと、80万円の行使価格が48万円になったら17%株式が増えます。これが下げを加速させます。これはほとんどの場合ヘッジファンドが絡んだ売りです。
しかし、私は売りません、というか売る必要がありません。というのは、元々10%のリスクしか取っていませんので、市場の動きを必要以上に意識することはないんです。
普通のヘッジファンドは、株価の上昇に対しても大きな利益を取りたいために、私が9:1にしたものを、6:4くらいに設定します。これは数学的には正しいのですが、現実的ではありません。
経験的に私は分かりますが、他のヘッジファンドの運用者はそのあたりがよく分かっていません。
10年以上前の経験者が誰もこの仕事に携わっていません。ここが私の最大の強みですね。
6:4で設定した場合は、40%のリスクが存在してしまい、何らかのきっかっけで株式が急落し始めると、ヘッジファンドはいっせいに売らないと損失が拡大するため、株価が暴落します。これは損失を大きく拡大します。
私は自分の経験から、そこには参加しません。ですから、安定的な利益を今までも確保したように今回のこのみずほの「優先株」でも、その手法で行おうと思っています。

最後に私の運用実績が出ていますが、14年間どんな時も勝ち続けて来たという裏側には、私の運用手法がそんなに間違っていないし、これからも大きくはずさないだろうということを今日はお分かりいただいたのでは、と思います。
そして、どうしても「優先株」によるヘッジファンドを運用したいためにNDCへ移籍した私の気持ちも多少はお分かりいただけたことと思います。

本日はお忙しいなか、ありがとうございました。

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