近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン Vol.302

2018/08/31

┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   2.よっぱの素人飛鳥学        よっぱ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   3.飛鳥悠遠             梅前
   ―――――――――――――――――――――――――――
   4.飛鳥情報
   ―――――――――――――――――――――――――――
   5.編集後記
   ―――――――――――――――――――――――――――
┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥o○┛
 お盆を過ぎて、長い猛暑の夏もやっと終わりに向かうのかと思った矢先、
またまたぶり返したこの暑さ! 一度緩んだ身体には、本当に堪えます。な
んという暑さなのでしょう! 6月下旬から続いていますので、暑さに耐え
るのも疲れてきました。こんな時に夏バテが始まるのでしょうね。皆さんも、
お気を付けください。もう少しの辛抱と思って、頑張りましょう。
 「お知らせ」のコーナーで掲載しています「飛鳥・藤原の宮都を語る −
「日本国」誕生の軌跡− 吉川弘文館 著者:相原嘉之先生 写真・イラス
ト:風人
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b372539.html
が、いよいよ発刊されます。
 たくさん売れれば続編も出版されますので、よろしくお願いします。飛鳥
通史を完成させたいと思いますので、飛鳥遊訪マガジンも頑張って発行を続
けます。                          (風人)

〇━━━
●1.お知らせ                        ○o。
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第67回定例会予定

ウォーキング「乙巳の変を歩く」

開催日:11月17日(土)

<コース予定>
    入鹿首塚(槻樹広場)→ 飛鳥板蓋宮跡 → 請安墓 → 朝風 →
    稲渕宮殿跡遺跡 → 東橘遺跡 → 川原寺跡 → 甘樫丘東麓遺跡
    → 甘樫丘豊浦展望台(解散)
ウォーキング距離:約11km 

Googleマップ
https://drive.google.com/open?id=1jxJcg0xHIt2X0nE64d2nuxdxuBF6kU_e&usp=sharing

 集合場所:奈良交通 飛鳥バス停
 集合時間:10:20
 ウォーキングスタート:10:40 入鹿首塚前
 定  員:30名
 参 加 費:1,000円(運営協力金)
 受  付:8月4日(土)より定員まで

 解散予定:16:00 
 解散場所:奈良交通 甘樫丘バス停付近

 9月29日(土)に下見を行います。下見の結果により、予定を変更する
ことが有ります。ご了承ください。

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飛鳥遊訪マガジンの連載が本になります。

飛鳥・藤原の宮都を語る −「日本国」誕生の軌跡−
吉川弘文館
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b372539.html

 飛鳥遊訪マガジンにて、あい坊先生が連載してくださっている寄稿「飛鳥・
藤原の考古学」の内、初回の「推古朝のふたつの王宮」(2010.10.
29発行)から「皇極朝の王宮と政変」(2015.10.16発行)まで
と、事務局が「旬の話」と呼んでいる飛鳥地域で行われた直近の発掘調査の
解説が纏められ、出版されることになりました。
 各項目には、多数の写真や図が付けられているのですが、特別な物以外は、
風人が担当させていただきました。メルマガではリンクを辿らなければ見ら
れなかったのですが、書籍ではページ内でご覧いただけます。また、メルマ
ガ発行時には付けられなかった写真やマップ・図表を新たに多数加えました。
撮りおろしや描きおろしのものも多くありますので、ご覧くだされば幸いで
す。

 発行日は本日8月31日(金)ですが、お手元に届くのは少し先になるよ
うです。通販サイトで予約された皆さま、楽しみにお待ちください。一週間
ほどで店頭にも並ぶそうですので、通販サイトを利用されない皆さまはどう
ぞ実物を手に取ってご覧ください。
 たくさんの方にお読みいただければ、続編も計画されるようです。是非、
お求めください。

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●2.よっぱの素人飛鳥学              よっぱ  ○o。
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「古都保存法」ってなに・・・?

 遺跡などを守る法令がどれくらいあるかを調べてみて、実に様々な法令や
条例があることがわかりました。
 明日香村は明日香法で守られたと言われますが、では、明日香法ができる
までは何という法律で、どのように守られていたのでしょうか。

 「明日香法」とは略名で、正式には「明日香村における歴史的風土の保存
及び生活環境の整備等に関する特別措置法(昭和55年法律第60号)」と
いいます。この法律は、昭和55年5月26日に公布された法律で、この法
律の制定以前に遺跡などを守ってきた法律には、「古都保存法」があります。
古都保存法は、正式には「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置
法(昭和41年法律第1号)」といい、昭和41年1月13日に公布されま
した。

 まずは、この法律が制定されたいきさつについて調べてみました。
 我が国では、戦後の急激な都市発展に伴って、昭和30年代後半に全国的
に宅地開発が急増したのですが、昭和40年になると、京都タワーの建設計
画、京都双ヶ岡の開発問題、奈良若草山の観光道路や三笠山のビル開発、鎌
倉八幡宮の裏山開発など、日本全国で開発に関する大きな論議が巻き起こり、
日本人の心のふるさとである「古都」を守ろうという機運が全国的に高まり
ました。このような背景により、議員立法で古都保存法は成立したようです。

 では、この法律はどのような法律なのでしょうか。
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=341AC1000000001

 先に記したように、この法律が開発行為から古都を守ろうとする機運の高
まりによって成立したため、第1条の目的には
  「この法律は、わが国固有の文化的資産として国民がひとしくその恵沢
  を享受し、後代の国民に継承されるべき古都における歴史的風土を保存
  するために国等において講ずべき特別の措置を定め、もつて国土愛の高
  揚に資するとともに、ひろく文化の向上発展に寄与することを目的とす
  る。」
と記されています。つまり
  「古都の歴史的風土を保存する特別措置を定めて、ひろく文化の向上発
  展に寄与するため」
に制定された法律と言えるでしょう。

 では、この法律にいう「古都」や「歴史的風土」とは、どこの、どのよう
なものなのでしょうか。同法第2条第1項には、
  「この法律において「古都」とは、わが国往時の政治、文化の中心等と
  して歴史上重要な地位を有する京都市、奈良市、鎌倉市及び政令で定め
  るその他の市町村をいう。」
と記してあり、同条第2項に
  「この法律において「歴史的風土」とは、わが国の歴史上意義を有する
  建造物、遺跡等が周囲の自然的環境と一体をなして古都における伝統と
  文化を具現し、及び形成している土地の状況をいう。」
と記されています。
 この法律において「古都」は、「わが国往時の政治、文化の中心等として
歴史上重要な地位を有する市町村」であり、この法律の適用を受ける「古都」
たる市町村は、「京都市、奈良市、鎌倉市及び政令で定めるその他の市町村」
となっています。
 では、「政令で定めるその他の市町村」とはどこなのでしょうか。これを
定めている「政令」が「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法
第2条第1項の市町村を定める政令(昭和41年政令第232号)」です。
 この政令の条文は、1文のみで、
  「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法第2条第1項の政
  令で定める市町村は、天理市、橿原市、桜井市、奈良県生駒郡斑鳩町、
  同県高市郡明日香村、逗子市及び大津市とする。」
とされています。
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=341CO0000000232
 このことから、この法律は、「古都」として指定された
  「京都市、奈良市、鎌倉市、天理市、橿原市、桜井市、逗子市、大津市、
  斑鳩町、明日香村の8市2町村」
における
  「わが国の歴史上意義を有する建造物、遺跡等が周囲の自然的環境と一
  体をなして古都における伝統と文化を具現し、及び形成している土地の
  状況」
という「歴史的風土」を保存するために、特別な措置を定めた法律というこ
とになります。

 では、その特別措置が何なのかが次の課題です。
 関係する条文をみてみますと、
  第4条  歴史的風土保存区域の指定
  第5条  歴史的風土保存計画
  第6条  歴史的風土特別保存地区に関する都市計画
  第7条  歴史的風土保存区域内における行為の届出
  第8条  特別保存地区内における行為の制限
  第9条  損失の補償
  第11条 土地の買入れ
  第14条 費用の負担及び補助
などが規定されています。
 
 国土交通大臣は、第4条の規定によって歴史的風土の保存上、必要な土地
の区域である「歴史的風土保存地区」を指定しますが、この指定の際には、
関係地方公共団体と社会資本整備審議会(同法第16条)(旧歴史風土審議
会)の意見聴取や関係行政機関の長との協議が必要とされています。歴史的
風土保存区域が指定されると、次に国土交通大臣は、第5条の規定により、
「行為規制その他歴史的風土の維持保存に関する事項」「必要とされる関連
施設の整備に関する事項」「特別保存地区の指定基準に関する事項」「土地
の買入れに関する事項」が定められた「歴史的風土保存計画」を決定しなけ
ればなりませんが、この決定の際も、関係地方公共団体と社会資本整備審議
会の意見聴取や関係行政機関の長との協議が必要とされています。
 また、府県知事は、第6条の規定により、歴史的風土保存計画に基づき、
歴史的風土保存区域内の枢要な部分を「歴史的風土特別保存地区」として都
市計画に定めることができます。

 「歴史的風土保存区域」では、第7条の規定により、「建築物等の新築・
改築・増築」「宅地造成」「木竹の伐採」「土石類の採取」などの行為を行
う場合には、「知事への届出」が必要となります。
 「歴史的風土特別保存地区」では、第8条第1項の規定により、「上記の
行為」及び「建築物等の色彩の変更」「屋外広告物の表示や掲出」などにつ
いて「知事の許可」が必要となりますが、この許可に対して知事は、第8条
第2項の規定により「政令で定める基準に適合しないものについては、許可
をしてはならない」とされています。この「政令」とは、「古都における歴
史的風土の保存に関する特別措置法施行令(昭和41年政令第384号)」
です。この政令の第6条には「特別保存地区内の行為の許可基準」、同令第
7条には「制限床面積の意義等」として、こと細かくその基準が規定されて
います。
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=341CO0000000384

 ただし、同法第9条、第11条の規定により、第8条に規定されている
「歴史風土特別保存地区における行為」について、知事の許可を得ることが
できないために損失を受けたり、その土地の利用に著しい支障をきたすこと
となる場合には、知事はその損失補償や土地の買入れをすることになってい
ます。
 そして、国は、同法第14条の規定により、この損失補償や土地の買入れ
に要する費用の一部を負担することになっているのです。

 これが、古都保存法の概要です。
 簡単にまとめてみますと、
   守るべき「古都」の「歴史的風土保存地域」や「歴史的風土特別保存
  地区」を国や府県が決め、その地域や地区での開発行為に対しては、
  「歴史的風土保存計画」や「政令」によって一定の制限を加え、そこに
  おける開発行為を知事への届出時や許可時の審査によって、無用な開発
  を防止する。
   さらに不許可によって損失を被るものがある場合には、補償や土地を
  買入れて保護し、そのための費用は、府県だけに負担させることなく国
  も一部負担する。
ことを定めているということです。

 しかし、この法律には、重要な改正点があります。それは第7条の2に記
されている「特別保存地区の特例」です。
 第7条の2には、
   第2条第1項の規定に基づき古都として定められた市町村のうち、当
  該市町村における歴史的風土がその区域の全部にわたって良好に維持さ
  れており、特に、その区域の全部を第6条第1項の特別保存地区に相当
  する地区として都市計画に定めて保存する必要がある市町村については、
  別に法律で定めるところにより、第4条から前条までの規定の特例を設
  けることができる。この場合において、当該都市計画に定められた地区
  についてのこの法律の規定(第4条から前条までの規定を除く。)の適
  用については、当該地区は、第6条第1項の特別保存地区とする。
と規定されています。ここに「別の法律で定めるところにより」と記されて
いるのが、「明日香法」なのです。

 「古都保存法」では守り切れなかった明日香村を「明日香法」はどのよう
にして守ってきたのでしょうか。
 もう少し勉強です。

o〇━━━ 
●3.飛鳥悠遠                   梅前   ○o。
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「山田道を歩く」

 5月の定例会に参加した折、集合前に「山田道」を歩きました。東京から
乗った夜行バスの桜井到着が午前6時20分で、定例会の集合が石舞台駐車
場に午前10時05分でしたので、空き時間(?)が三時間以上あり、せっ
かく飛鳥に来たからにはその時間を有効に活用しようと、隋の答礼使・裴世
清も歩いたという山田道を歩いてみようと思い立ったのです。
 悲しいかな、土地勘のない私には、東京の机の上で飛鳥周辺の地図といく
らにらめっこしても、実際の縮尺や距離感、土地の高低がつかめません。裴
世清が上陸したという海石榴市から、彼を迎えるために建設されたといって
も過言ではない小墾田宮まで、どれくらいの距離があったのか、自分の足で
歩いてみないことには、どうにも想像がつかないのです。そこで、バスの到
着地が桜井だったことを幸いに、その道を歩いてみようと思いました。

 古代、市が立っていたとされる「海石榴市」の場所には諸説あります。
 『日本書紀』武烈即位前紀には、武烈天皇と平群臣真鳥の息子が影媛とい
う女性をめぐって海石榴市の歌垣で争い、それが平群臣討伐のきっかけとな
ったという逸話があり、敏達14年(585)3月1日条には、わが国初の
尼とされる善信尼らを、海石榴市で鞭打ちしたという記述があります。従っ
て海石榴市は、歌垣なども行われるかなり大規模な市だったことは間違いな
いのですが、そのはっきりとした位置は確定していません。大和川の川筋も、
古代とは変わってしまっているようです。現在、海石榴市があったとされる
場所に説明板や碑が立っているそうですが、飛鳥の都からみて大和川の対岸
であることに少々違和感を覚えます。物流の観点から大和川沿いにあったこ
とは間違いのないところですが、大規模な市はやはり、都側の岸に営まれた
と考えるほうが自然ではないでしょうか。
 (今回、この原稿を書くにあたり、海石榴市の場所について、事務局長を
はじめとする事務局の面々からさまざまな教示を受けました。それについて
はまた別の機会に書きたいと思います)

 海石榴市が川のこちら側にあったとすると、桜井の駅からそれほど遠くあ
りません。隋の答礼使・裴世清になったつもりで、桜井駅から出発です。
 桜井駅から南にまっすぐ延びる道を進んだのですが、あとから事務局長に
「仁王堂から南下したらよかったのに」と言われてしまいました。そちらの
道が山田道で、私はどうやら一本東の道を歩いてしまったようです。
 それでも途中で西進し、無事、仁王堂から来る道と合流。その交差点の近
くには、大化改新政権で左大臣となった阿倍倉梯麻呂の一族の寺と考えられ
る安倍寺跡が、公園として整備されています。
 山田道はそこから上り坂になり、今度は改新政権の右大臣で、乙巳の変で
も活躍したと伝えられる蘇我倉山田石川麻呂が建立したとされる山田寺へ向
かいます。
 もっと離れているのかと思っていましたが、意外に早く山田寺に到着しま
した。安倍寺跡から2キロほどだったでしょうか。安倍寺跡からは山田寺式
の軒丸瓦が出土しており、創建は山田寺とほぼ同時代と推測できるそうです。
つまり、改新政権の右大臣と左大臣として立った蘇我倉山田石川麻呂と阿倍
倉梯麻呂は、さほど離れていない本拠地に、同じ時期に寺の建立に着手した
ということになります。二人は新しい冠位制が制定されたとき、揃って古い
冠をかぶって出仕したという『日本書紀』の記述(大化4年(648)4月
1日条)もありますので、時の権力者同士といいながら、存外仲良しだった
のかもしれません。

 その上、二人は、同年齢とはいかないまでも、同世代といっていい年齢だ
ったようです。二人は同じ大化5年(649)に没していますが、ともに天
智天皇に嫁いだ娘たち(遠智娘・姪娘と橘娘)の生んだ子どもたちの年齢か
ら推測すると、彼らの没年齢は、40代後半から50代後半だったと思われ
ます。
 逆算すると、裴世清が小野妹子に伴われ、倭国にやってきた推古16年
(608)、二人はまだ10歳前の少年か、あるいは10代そこそこの若者
だったことになります。75頭もの飾り馬に迎えられたという賑々しい隋の
答礼使の行列を、二人はどこで見たのでしょう。山田道の途中だったか、あ
るいはすでに大豪族の若き一員として、小墾田宮で彼らを迎えたかもしれま
せん。いずれにせよ、若い二人の胸に、その印象が鮮やかに刻みつけられた
のは間違いないところでしょう。想像をたくましくすれば、その時受けた感
銘や焦りが、二人を大化改新という大改革に駆り立てたと考えることもでき
ます。

 大化5年(649)、右大臣の地位にあった蘇我倉山田石川麻呂は、謀反
の疑いをかけられ滅ぼされます。それは、阿倍倉梯麻呂が没してからわずか
8日後のことでした。石川麻呂は難波の都から山田寺まで逃げのび、そこを
自らの終焉の地とします。倉梯麻呂が生きていたら、とそのとき彼は思った
かもしれません。そしてまた、若き日に目にした、山田道をゆく絢爛たる裴
世清の行列を、その脳裏に鮮やかに思い起こしたかもしれません。
 今はただ一面の野となった山田寺跡に立ち、いにしえのできごとに遠い想
いをはせながら、茫漠とした寂しさを感じずにはいられませんでした。

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●4.飛鳥情報                        ○o。
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 ●古代山城研究会
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   開催日: 9月1日(土)
   時 間: 12:30〜18:00
   内 容: 「高安城研究の現状」
          山田 隆文氏(橿原考古学研究所)
        「古代日本の烽」
          向井 一雄氏(古代山城研究会)
        「中国漢代の烽燧−河西回廊の烽燧群を中心に」
          藤田 高夫氏(関西大学)
        「朝鮮王朝時代の烽燧」
          李 チョルヨン氏(蔚山科学大学)
        「飛鳥のヒフリ地名と飛鳥京の防衛」
          山田 隆文氏(橿原考古学研究所)
        「トビ地名から探る古代烽の立地形態」
          大高 広和氏(福岡県教育庁)
        「古代東北・関東地方の大型土坑と烽燧」
          古川 一明氏(多賀城跡調査研究所)

   開催日: 9月2日(日)
   時 間: 9:00〜17:30
   内 容: 「近世・中世・古代ののろし(狼煙・烽火)」
          服部 英雄氏(くまもと文学・歴史館)
        「GISによる甲信地域の武田氏狼煙網の復元と検証」
          湯田 圭氏(日本城郭史学会)
        「阿坂城跡からの発煙筒による烽火実験について」
          加藤 進氏(三重大学)
        「旗振り通信」
          柴田 昭彦氏(京都地名研究会)
        「九州北部の近世烽火台−文化年間の修築事例を中心に」
          岡寺 良氏(九州歴史資料館)
        「近世狼煙場の遺構−岡山・高松・土佐・徳島・紀州・尾張藩」
          向井 一雄氏(古代山城研究会)

   場 所: 近畿大学 東大阪キャンパス A館301教室
   参加費: 会員1500円、会員外2000円、学生600円
   詳 細: https://6105.teacup.com/ieyasu/bbs/739

 ―――――――――――――――――――――――
 ●橿原考古学研究所附属博物館 速報展
 ―――――――――――――――――――――――
 「大和を掘る36 −2017年度発掘調査速報展−」
   会 期: 9月2日(日)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30)
   場 所: 橿原考古学研究所附属博物館特別展示室
   料 金: 大人400円、高校・大学生300円、小・中学生200円
   詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

 ≪土曜講座≫
   開催日: 9月1日(土)
   内 容: 「奈良市 平城宮跡東院」
          小田 裕樹氏(奈良文化財研究所)
        「奈良市 平城京左京二条四坊十坪」
          永野 智子氏(奈良市教育委員会)
        「大和郡山市 平城京南方遺跡」
          十文字 健氏(大和郡山市教育委員会)
        「奈良市 興福寺境内・登大路瓦窯跡郡」
          齊藤 希氏(橿原考古学研究所)
   時 間: 13:00〜(開場12:00)
   場 所: 橿原考古学研究所 講堂
   詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

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 ●歴史に憩う橿原市博物館 夏季企画展
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 「シアワセのカタチfrom Asuka・Fujiwara・Heijo」
   会 期: 9月17日(月)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 歴史に憩う橿原市博物館
   料 金: 一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
   詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/30summer.html

 ≪講演会≫
   開催日: 9月1日(土)
   内 容: 「しあわせとは何かー『万葉集』から考えるー」
          井上 さやか氏(万葉文化館指導研究員)
   時 間: 10:30〜12:00(開場9:30)
   定 員: 70名(先着順)
   詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/30summer.html

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 ●飛鳥資料館 夏期企画展
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 「第9回写真コンテスト 〜飛鳥のいきもの〜」
   会 期: 9月2日(日)まで開催中
        ※ 来館者投票は、8月19日(日)で終了しています。
   時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
   場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
   料 金: 一般270円、大学生130円
        高校生及び18歳未満、65歳以上は無料
   協 賛: 両槻会 他
   詳 細: https://www.nabunken.go.jp/asuka/contest/9.html

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 ●近つ飛鳥博物館 れきしウォーク(要申込)
 ―――――――――――――――――――――――
 ※ 申込〆切 〜9月7日(金)必着

   開催日: 9月16日(日)
   内 容: 「纒向周辺の古墳をめぐる」
   時 間: 10:30〜16:00頃(受付10:00〜)
   場 所: JR桜井線 三輪駅集合、巻向駅解散
        茅原大墓古墳・ホケノ山古墳・箸墓古墳・纒向石塚古墳 ほか
   詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=event_annai3

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 ●近つ飛鳥博物館 入門講座・土曜講座
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   開催日: 9月8日(土)
   内 容: 「古墳時代の実年代を探る」
          肥田 翔子氏(近つ飛鳥博物館学芸員)

   開催日: 9月22日(土)
   内 容: 「考古学からみた推古朝と天武朝」
          森本 徹氏(近つ飛鳥博物館副館長兼学芸課長)

   時 間: 14:00〜15:00
   場 所: 近つ飛鳥博物館 地階ホール
   詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=event/ichiran

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 ●葛城学へのいざない(要申込)
 ―――――――――――――――――――――――
   開催日: 9月8日(土)
   内 容: 「巣山古墳の喪船」
          井上 義光氏(広陵町教育委員会)

   時 間: 14:00〜
   場 所: 葛城市歴史博物館2階 あかねホール
   詳 細: http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,136,html

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 ●飛鳥史学文学講座(要申込)
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   開催日: 9月9日(日)
   内 容: 「邪馬台国童子問 −邪馬台国論争の論点は何か−」
          藤田 高夫氏(関西大学文学部長・教授)

   開催日: 10月14日(日)
   内 容: 「中大兄皇子の嶋宮(岡宮)と岡寺」
          西本 昌弘氏(関西大学文学部教授)

   時 間: 13:00〜
   場 所: 明日香村中央公民館
   詳 細: https://asukamura.com/?p=11407

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 ●東京新聞フォーラム(要申込)
 ―――――――――――――――――――――――
 ※ 申込〆切 〜9/10まで

 よみがえる古代の大和シリーズ
 「天武・持統朝の宮殿遺跡〜橿考研80年の成果〜」
   開催日: 9月29日(土)
   内 容: 基調講演
        「古代宮都と飛鳥宮跡 −飛鳥浄御原宮の歴史的位置−」
          林部 均氏(国立歴史民俗博物館教授・副館長)
        発表
        「天武・持統が愛でた庭園−飛鳥京跡苑池−」
          鈴木 一議氏(奈良県立橿原考古学研究所・主任研究員)
        「飛鳥宮の木簡」
          鶴見 泰寿氏(奈良県立橿原考古学研究所・指導学芸員)
        ディスカッション
          林部 均氏・鈴木一議氏・鶴見泰寿氏
   時 間: 13:00〜16:00(開場12:30〜)
   場 所: 日本プレスセンター10階ホール
        (東京都千代田区内幸町2−2−1)
   詳 細: http://www.tokyo-np.co.jp/forum/asuka/

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 ●帝塚山大学・古都飛鳥保存財団連携イベント(要申込)
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 ※ 申込〆切 〜9/12まで

 公開講座&ウォーク「『岡寺』〜歴史編・考古編・美術編〜」
   開催日: 9月15日(土)
   時 間: 9:30〜
   場 所: 講座
         明日香村中央公民館(2F研修場)
        ウォークコース
         中央公民館〜飛鳥宮跡(内郭)〜飛鳥宮跡(エビノコ郭)
         〜治田神社〜岡寺(解散)
   講 師: 鷺森 浩幸氏(帝塚山大学 文学部教授・歴史編担当)
        清水 昭博氏(帝塚山大学 文学部教授・考古編担当)
        杉崎 貴英氏(帝塚山大学 文学部准教授・美術編担当)
   詳 細: http://www.asukabito.or.jp/

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 ●大阪府立狭山池博物館 平成30年度特別展
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 「王者のひつぎ−狭山池に運ばれた古墳石棺」
   会 期: 9月15日(土)〜11月25日(日)
   時 間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 大阪府立狭山池博物館 特別展示室
        (大阪府大阪狭山市池尻中2丁目)
   入場料: 無料
   詳 細: http://www.sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp/_opsm/exhibition/26.html
    
 ≪歴史学セミナー≫
   開催日: 9月30日(日)
   内 容: 「六世紀の大王のひつぎ
         −継体・安閑・欽明天皇のひつぎを推測する−」
          西川 寿勝氏(狭山池博物館)
        「有明海沿岸勢力と継体天皇時代の大和政権」
          水谷 千秋氏(堺女子短期大学教授)

   開催日: 11月4日(日)
   内 容: 「五世紀の大王のひつぎ−仁賢天皇のひつぎを推測する−」
          西川 寿勝氏(狭山池博物館)
        「古市・百舌鳥古墳群と王統の確執」
          塚口 義信氏(堺女子短期大学名誉学長)

   時 間: 14:00〜16:30
   場 所: 狭山池博物館ホール
   詳 細: http://www.sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp/_opsm/exhibition/26.html

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 ●万葉集をよむ
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   開催日: 9月19日(水)
   内 容: 「世間の住り難きを哀しびたる歌(804〜805番歌)」
          大谷 歩氏(万葉文化館研究員)
   時 間: 14:00〜(開場13:30〜)
   場 所: 奈良県立万葉文化館
   詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=216

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 ●彼岸花祭り&飛鳥光の回廊2018
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 「彼岸花まつり」
   開催日: 9月22日(土)・23日(日)
   時 間: 10:00〜16:00
   場 所: 明日香村稲渕地区及び国営飛鳥歴史公園石舞台地区

 「飛鳥光の回廊〜こころに咲く花灯る華」
   開催日: 9月22日(土)・23日(日)
   時 間: 18:00〜21:00
   場 所: 明日香村各所

   詳 細: https://asukamura.com/?p=11533

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 ●吉野歴史資料館 公開講演会(要申込)
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   開催日: 9月23日(日)
   内 容: 「南北朝期の津風呂氏」
          池田 淳氏(吉野町教育委員会事務局主幹)

   開催日: 10月7日(日)
   内 容: 「飽波宮と吉野離宮」
          平田 政彦氏(斑鳩町教育委員会生涯学習課参事)

   時 間: 14:00〜15:30
   場 所: 吉野町中央公民館
   費 用: 500円
   詳 細: http://www.town.yoshino.nara.jp/about/post-9.html

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 ●図書館劇場13 歴史文化を語る第2幕(要申込)
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   開催日: 9月23日(日)
   内 容: 講演「飛鳥以前『雄略天皇−国の形を作った天皇−』」
          千田 稔氏(図書情報館館長)
        朗読×映像詩「黒岩重吾著『ワカタケル大王』」
          都築 由美氏(フリーアナウンサー)
          保山 耕一氏(映像作家)
        講演「大和路 万葉四季の花」
          尾上 ツヤ子氏(万葉植物研究家)
   時 間: 13:00〜16:00(開場12:00)
   場 所: 奈良県立図書情報館 1階交流ホール
   詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2749

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 ●五條文化博物館 夏季特別展
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 「五條猫塚古墳発掘60年」
   会 期: 9月24日(月・振替休日)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 五條市立五條文化博物館 3階特別展示室
   料 金: 一般300円、高校・大学生200円
        中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介護者 無料
   詳 細: http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1529992492130/index.html

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 ●奈良学文化講座(東京講座)(要申込)
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 ※ 申込〆切 〜9/28まで

   開催日: 11月7日(水)
   内 容: 「飛鳥に咲いた仏教の花−蘇我、物部の戦いと飛鳥仏のほほえみ−」
          倉本 一宏氏(国際日本文化研究センター教授)
          山本 勉 氏(清泉女子大学教授)
   時 間: 18:00〜20:45(開場17:00)
   場 所: よみうりホール(東京都千代田区有楽町1―11―1)
   受講料: 一般1000円、会員700円
   詳 細: http://nara.jr-central.co.jp/seminar/naragaku/index.html

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 ●三輪山セミナー
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   開催日: 9月29日(土)
   内 容: 「発掘された神社遺構」
          橋本 裕行氏(橿原考古学研究所企画課長)
   時 間: 14:00〜(受付12:30〜)
   場 所: 大神神社 大礼記念館
   受講料: 200円
   詳 細: http://oomiwa.or.jp/topics/topics_seminar/

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 ●万葉文化館 特別展
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 「マンガで語る古代大和−学術と創造の融合−『天上の虹』にみる創造の世界」
   会 期: 9月30日(日)まで開催中
   時 間: 10:00〜17:30(入館は17:00)
   場 所: 万葉文化館 日本画展示室
   料 金: 一般1000円、高校・大学生500円、小・中学生無料
   詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=223

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 ●飛鳥学冠位叙任試験(要申込)
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 「飛鳥版科挙〜入門編、小舎人編」
   日 時: 9月30日(日)
   時 間: 9:00〜16:30
   場 所: 近鉄飛鳥駅〜(正午まで受付)
        飛鳥周遊ウォーク+クイズラリー(ポイント6ヶ所)
        (明日香村全域が会場です)
   料 金: 入門編1000円、小舎人編500円
   詳 細: http://www.asukabito.or.jp/infoDetail373.html

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 ●桜井市立埋蔵文化財センター 発掘調査速報展
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 「50cm下の桜井」
   会 期: 9月30日(日)まで開催中
   時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
   場 所: 桜井市立埋蔵文化財センター展示収蔵室
   料 金: 一般300円、小・中学生150円
   詳 細: http://www.sakurai-maibun.nara.jp/tenji/Sokuhou.html

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 ●纒向学研究センター東京フォーラム7(要申込)
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 「卑弥呼」発見!「卑弥呼、以に死し、大いに冢を作る」−卑弥呼の墓−
   開催日: 10月14日(日)
   時 間: 10:20〜16:00(開場9:50)
   場 所: よみうりホール(東京都千代田区有楽町1―11―1)
   内 容: 講演
        「箸墓古墳へのアプローチ−調査成果からみた『卑弥呼の墓』−」
          福辻 淳氏(纒向学センター主任研究員)
        「箸墓築造の謎−最古の巨大前方後円墳−」
          苅谷 俊介氏(俳優・日本考古学協会員・京都橘大学客員教授)
        「前方後円墳はいかにして成立したか」
          松木 武彦氏(国立歴史民俗博物館教授)
        「中国学からみた卑弥呼の墓制」
          渡邉 義浩氏(早稲田大学教授)
        シンポジウム
         コーディネーター 寺澤 薫氏(纒向学研究センター所長)
         講 師 苅谷俊介氏、松木武彦氏、渡辺義浩氏、福辻淳氏
   詳 細: http://www.makimukugaku.jp/info/event.html#foram

o〇━━━
●5.編集後記                   梅前   ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 8月26日(日)に、東京で飛鳥学講演会が行われました。私も飛鳥応援
大使としてお手伝いに参加しました。
 講演テーマは「蘇我氏の古墳」。古墳ひとつとってみても、謎が多く、奥
が深い。あらためて古代史の楽しさを認識した一日でした。

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創刊日:2007-11-11  
最終発行日:  
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