近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

全て表示する >

飛鳥遊訪マガジン Vol.301

2018/08/17

┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   2.飛鳥・藤原の考古学        あい坊先生
   ―――――――――――――――――――――――――――
   3.よっぱの素人飛鳥学        よっぱ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   4.飛鳥情報
   ―――――――――――――――――――――――――――
   5.編集後記
   ―――――――――――――――――――――――――――
┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥o○┛
 猛暑が長く続き、32℃くらいでは暑いと感じなくなってきた今日この頃、
皆さん夏バテは出ていませんか? 食欲は落ちていませんか? もう少しと
信じて、猛暑に堪えましょう。
 お盆は、いかがお過ごしでしたか? 旅行や帰省した家族との団欒でしょ
うか? 私は、なにも変わらない日々を過ごしました。お墓参りはしました
が、我が家の宗派は特別な決め事も無く楽なお盆です。

 300号には、祝辞をたくさんいただきました。ありがとうございました。
いただいたメッセージを糧に、また400号を目指したいと思います。
                              (風人)
o〇━━━
●1.お知らせ                        ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第67回定例会予定

ウォーキング「乙巳の変を歩く」

開催日:11月17日(土)

<コース予定>
    入鹿首塚(槻樹広場)→ 飛鳥板蓋宮跡 → 請安墓 → 朝風 →
    稲渕宮殿跡遺跡 → 東橘遺跡 → 川原寺跡 → 甘樫丘東麓遺跡
    → 甘樫丘豊浦展望台(解散)
ウォーキング距離:約11km 

Googleマップ
https://drive.google.com/open?id=1jxJcg0xHIt2X0nE64d2nuxdxuBF6kU_e&usp=sharing

 集合場所:奈良交通 飛鳥バス停
 集合時間:10:20
 ウォーキングスタート:10:40 入鹿首塚前
 定  員:30名
 参 加 費:1,000円(運営協力金)
 受  付:8月4日(土)より定員まで

 解散予定:16:00 
 解散場所:奈良交通 甘樫丘バス停付近

 9月29日(土)に下見を行います。下見の結果により、予定を変更する
ことが有ります。ご了承ください。

:::::::::::::::::::::::::::::

飛鳥遊訪マガジンの連載が本になります。

飛鳥・藤原の宮都を語る −「日本国」誕生の軌跡−
吉川弘文館
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b372539.html

 飛鳥遊訪マガジンにて、あい坊先生が連載してくださっている寄稿「飛鳥・
藤原の考古学」の内、初回の「推古朝のふたつの王宮」(2010.10.
29発行)から「皇極朝の王宮と政変」(2015.10.16発行)まで
と、事務局が「旬の話」と呼んでいる飛鳥地域で行われた直近の発掘調査の
解説が纏められ、出版されることになりました。
 各項目には、多数の写真や図が付けられているのですが、特別な物以外は、
風人が担当させていただきました。メルマガではリンクを辿らなければ見ら
れなかったのですが、書籍ではページ内でご覧いただけます。また、メルマ
ガ発行時には付けられなかった写真やマップ・図表を新たに多数加えました。
撮りおろしや描きおろしのものも多くありますので、ご覧くだされば幸いで
す。

発売日は8月31日(土)ですが、既に予約が出来ますので通販サイトなど
でお申し込みください。
たくさんの方にお読みいただければ、続編も計画されるようです。是非、お
求めください。

当初、8月25日の出版予定が、31日に変更されました。

o〇━━━ 
●2.飛鳥・藤原の考古学             あい坊先生 ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
斉 明 朝 の 王 宮 と 王 都 造 営  その8
− 筑 紫 朝 倉 橘 廣 庭 宮 −

 斉明6年(660)、百済が滅亡し、その再興を求めて、援軍要請をして
きました。これに応じて、斉明天皇や中大兄皇子らは、難波から筑紫へと向
かいます。そこで宮としたのが、朝倉橘廣庭宮です。その場所は現在の朝倉
市付近であると推定されています。しかし、なぜこのように博多湾から遠く
離れた朝倉の地に宮を置いたのでしょうか? 百済救援の前線基地としては、
中大兄皇子が指揮していた磐瀬行宮がありますが、その想定地は福岡市南区
高宮付近です。こことの距離も離れており、なによりも『日本書紀』による
と白村江敗戦直後の天智3・4年(664・665)に水城や大野城築城の
記事があることから、後の大宰府を守ろうとしています。ここで今回はこの
朝倉橘廣庭宮について考えてみたいと思います。

朝倉宮推定地の諸説
 これまでの朝倉宮の推定地としてはいくつかの説があります。古くは元禄
年間の『朝倉紀聞』に地元の伝承があったことから、「上座郡須川村」と記
されています。また、斉明7年にある「朝倉社」が上座郡唯一の式内社であ
る「麻□良布神社(編集部注:□は氏の下に横線。文字化けのため。読みは
「まてらふ神社」)であるとすると、現在の麻□良山(編集部注:同前。読
みは「まてら山」)山麓までが社域となり、「山田」や「志波」も候補地と
なります。いずれにしても旧朝倉町(現朝倉市)内に朝倉宮があったとされ、
その後の九州歴史資料館などの発掘調査もこれを根拠に進められました。し
かし、朝倉宮前後の遺構や奈良時代の寺院跡は確認できるものの、朝倉宮に
関わる遺構は見つかりませんでした。
 このような中、この地域に九州自動車道が建設されることになり、大迫遺
跡・杷木宮原遺跡・志波桑ノ本遺跡・志波岡本遺跡が調査されました。調査
の結果、山麓のいくつかの地点で、同一方位をもつ建物群が見つかり、これ
が朝倉宮に関わる建物であるという説がでました。しかし、これらの建物群
は散在的で時期も朝倉宮より、やや新しいと見られる土器が出土しています。
このように旧朝倉町での発掘調査では朝倉宮の遺跡は確認されていません。
 これらの成果も踏まえて、新たに提示されたのが大宰府政庁下層説です。
大宰府政庁は大きく3時期の変遷がみられ、そのうち1期(編集部注:原文
はローマ数字。文字化け回避のため変更。以下同)は古新に細分されていま
す。このうち1期古段階のものが朝倉宮までさかのぼる可能性があるという
ものです。

朝倉宮=大宰府1期古段階の検討
 大宰府政庁の発掘調査で現在の政庁の下層に、2時期の掘立柱建物群が見
つかっています。このうち1期新段階の建物群は、大宰府の官制が整う持統
朝のものであるということが、出土遺物や史料から推定されています。一方、
1期古段階の時期は特定できず、出土土器からは7世紀前半以降ということ
だけです。しかし、『日本書紀』には水城築堤が天智3年(664)、大野
城築城が天智4年(665)に記されており、いずれも白村江敗戦直後に、
俄に築かれたとしています。よって、これらに守られた大宰府の1期古段階
も白村江直後と理解されています。
 しかし、水城や大野城の築城がわずか1年足らずで完成するのかは疑問で
あり、この記事も築城開始なのか完成なのかはわかりません。そこで考古学
的に確認できることを整理しておきましょう。
 大宰府政庁1期古段階は、その造成整地に含まれる最新の土器が7世紀初
頭のものであることから、これ以降の造営であることは確実です。一方、大
野城では大宰府口城門の柱が出土しており、その年輪年代は648年でした。
残念ながら樹皮が残っていないので、正確にはわかりませんが、比較的樹皮
に近い部分まで残存しているので、650年頃の伐採材と考えられます。水
城は東門柱穴から7世紀前半の土器が出土することから、これ以降の築堤と
なります。
 このように考古学的に確認できる時期は、いずれも白村江(663)以降
に限定できるものではなく、朝倉宮の時代まで遡ることは可能です。むしろ
大宰府の前身として朝倉宮が設置されたとする方が理解しやすいと思います。
さらに大宰府政庁に隣接して観世音寺がありますが、これは斉明天皇の菩提
寺であり、大宰府が斉明天皇のゆかりの地であったことを物語っています。
 飛鳥宮と大宰府を比較してみると、立地(尾根の先端あるいは微高地に正
方位王宮造営)や菩提寺(川原寺と観世音寺)など共通点が多く、さらに羅
城や山城も造られた可能性が高いと考えられます。このように王都飛鳥と大
宰府都城には共通の造営理念があった可能性があり、遡って朝倉橘廣庭宮と
の関係も密接であったといえます。

o〇━━━
●3.よっぱの素人飛鳥学             よっぱ   ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
「飛鳥を守る法」って、なに?

 明日香村は「明日香法」があったから守られた、と言われます。
 飛鳥の遺跡などを守るものとしてよく耳にするのは、「明日香法」「古都
保存法」「文化財保護法」などで、これらは「法律」と呼ばれるものです。
 我が国では、法律・政令・府省令・規則などの「法令」が定められていま
す。「法律」は、一般に日本国憲法の定める方式に従い、国会の議決を経て
制定される法で、「政令」は、内閣の制定する命令をいいます。「府令」は、
内閣総理大臣が内閣府の長として発する命令、「省令」は、各省大臣が発す
る命令で、「規則」は、内閣府及び各省の長以外の他の行政機関が発する命
令をいいます。
 では、古都、明日香村、文化財などに関する法令(法律、政令、府省令、
規則等)はいったい、どれくらいあるのでしょうか。「e−Gov電子政府」
という政府のホームページあり、そこに「e−Gov法令検索」というのが
ありましたので、それを利用して検索をかけてみました。
http://www.e-gov.go.jp/law/

「古都」で検索してみると、
1 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(昭和41年法律第
1号) 
2 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法施行令(昭和41年
政令第384号)
3 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法施行規則(昭和42
年建設省令第2号)
4 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法第二条第一項の市町
村を定める政令(昭和41年政令第232号)
の4件が表示されました。
 いわゆる「古都保存法」と呼ばれる法律の正式名が、「古都における歴史
的風土の保存に関する特別措置法(昭和41年法律第1号)」です。

「明日香村」で検索してみると、
1 明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別
措置法(昭和55年法律第60号) 
2 明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別
措置法施行令(昭和55年政令第156号)
の2件が表示されました。
 いわゆる「明日香法」と呼ばれる法律の正式名が「明日香村における歴史
的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法(昭和55年法律第
60号)」なのですが、古都保存法が「歴史的風土の保存に関する」もので
あるのに対して、明日香法は、歴史的風土の保存だけではなく「生活環境の
整備等」が加えられていることがわかります。

「文化財」で検索してみると、なんと
1 文化財保護法(昭和25年法律第214号)
2 文化財保護法施行令(昭和50年政令第267号)
3 文化財保護法の規定による処分等に関する聴聞、意見の聴取及び審査請
求規則(昭和29年文化財保護委員会規則第11号)
4 文化財の保護のための条例の制定等の場合の報告に関する規則(昭和2
9年文化財保護委員会規則第12号)
5 埋蔵文化財の発掘又は遺跡の発見の届出等に関する規則(昭和29年文
化財保護委員会規則第5号)
6 国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財の出品又は公開に起因する損
失の補償に関する規則(昭和27年文化財保護委員会規則第6号)
7 国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財の出品及び公開に関する規則
(昭和26年文化財保護委員会規則第9号) 
8 国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理に関する届出書等に関
する規則(昭和26年文化財保護委員会規則第1号) 
9 国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財出品給与金支給基準規則(昭
和26年文化財保護委員会規則第7号)
10 国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財売渡申出書に関する規則
(昭和26年文化財保護委員会規則第3号) 
11 国宝、重要文化財等の管理、修理等に関する技術的指導に関する規則
(昭和50年文部省令第29号) 
12 国宝又は重要文化財の修理の届出に関する規則(昭和29年文化財保
護委員会規則第4号)
13 国宝又は重要文化財の現状変更等及び輸出並びに重要有形民俗文化財
の輸出の許可申請等に関する規則(昭和29年文化財保護委員会規則第3号)
14 国宝又は重要文化財指定書規則(昭和25年文化財保護委員会規則第
7号)
15 国際人道法の重大な違反行為の処罰に関する法律第三条の重要な文化
財を定める令(平成16年政令第254号)
16 文化財の不法な輸出入等の規制等に関する法律(平成14年法律第8
1号)
17 文化財の不法な輸出入等の規制等に関する法律施行規則(平成15年
文部科学省令第42号)
18 文化財の不法な輸出入等の規制等に関する法律第三条第二項に規定す
る特定外国文化財を指定する省令(平成15年文部科学省令第43号)
19 武力紛争の際の文化財の保護に関する法律(平成19年法律第32号)
20 武力紛争の際の文化財の保護に関する法律施行規則(平成19年文部
科学省令第37号)
21 独立行政法人国立文化財機構法(平成11年法律第178号)
22 独立行政法人国立文化財機構法施行令(平成18年政令第163号)
23 独立行政法人国立文化財機構に関する省令(平成13年文部科学省令
第41号)
24 登録有形文化財に係る登録手続及び届出書等に関する規則(平成8年
文部省令第29号)
25 登録有形民俗文化財に係る登録手続及び届出書等に関する規則(平成
17年文部科学省令第8号)
26 登録記念物に係る文化財登録原簿、標識等の設置の基準及び届出書等
に関する規則 (平成17年文部科学省令第9号)
27 重要有形民俗文化財の現状変更等及び公開の届出等に関する規則(昭
和50年文部省令第30号)
28 重要有形民俗文化財指定書規則(昭和31年文化財保護委員会規則第
1号)
29 重要無形文化財又は選定保存技術の保持者等の氏名変更等の届出に関
する規則(昭和30年文化財保護委員会規則第2号)
30 飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充て
るための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律(昭和47年法律
第107号)
31 飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充て
るための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律第二条の事業を定
める政令(昭和47年政令第333号)
と、31件もの法令が表示されました。
 オーソドックスなのは、1の「文化財保護法」や2の「文化財保護法施行
令」です。
 19と20は、「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」や「ハーグ
条約の第二議定書」に基づいて制定されたようで、武力紛争の際にいかに文
化財を保護するかを規定した法令のようです。
 21〜23は、「独立行政法人国立文化財機構」とありますので、奈良県
では奈良文化財研究所や飛鳥資料館などが関係する法令ですね。
 30と31は、寄付金付き郵便はがき等の発行に関する特例を定めたもの
で、高松塚古墳の保存を目的として、飛鳥保存財団に寄付金を調達させるた
めの寄付金付き郵便はがき等の発行が出来るようにした特例法です。
 余談になりますが、この法律によって昭和48年(1973)3月に発行
された寄付金付きの高松塚古墳壁画の切手は、追加発行も含めて1億205
0万枚が販売され、当時の金額で6億7400万円もの配分金が財団に交付
され、それを原資に昭和51年(1976)10月に高松塚壁画館が完成し
たそうです。

 これら政府が制定している法令に基づいて、都道府県や市町村では、さら
に条例や規則が制定されています。
奈良県では、
1 奈良県文化財保護条例(昭和52年3月30日条例第26号) 
2 奈良県文化財保護条例施行規則(昭和52年3月31日教育委員会規則
第2号)
3 奈良県文化財保護審議会条例(昭和50年12月20日条例第8号) 
4 奈良県文化財保存活用認定会議規則(平成28年3月31日規則第10
1号) 
5 奈良県出土文化財管理規則(平成14年3月29日教育委員会規則第2
0号)
6 奈良県立飛鳥京跡苑池条例(平成28年3月28日 条例第76号)
7 奈良県立飛鳥京跡苑池管理運営規則(平成28年4月26日 教育委員会
規則第1号) 
8 奈良県立橿原考古学研究所条例(昭和55年3月31日 条例第23号)
9 奈良県立橿原考古学研究所管理運営規則(昭和55年3月31日 教育委
員会規則第6号 
などが制定されています。
 文化財保護法で指定された文化財以外で奈良県内にある重要な文化財は、
奈良県文化財保護条例によって、奈良県教育委員会が、奈良県指定有形文化
財、奈良県指定有形民俗文化財、奈良県指定無形文化財、奈良県指定無形民
俗文化財、奈良県指定史跡、奈良県指定名勝、奈良県指定天然記念物に指定
されています。
http://www.pref.nara.jp/somu-so/jourei/

 また、明日香村では、
1 明日香村文化財保護条例(昭和43年9月25日条例第15号) 
2 明日香村文化財保護委員会規則(昭和42年4月1日規則第4号) 
3 明日香村立明日香民俗資料館設置及び管理条例(平成17年9月16日
条例第17号) 
4 明日香村立明日香民俗資料館設置及び管理条例施行規則(平成17年9
月26日教育委員会規則第5号) 
5 南都明日香ふれあいセンター犬養万葉記念館設置及び管理条例(平成1
7年9月16日条例第18号) 
6 南都明日香ふれあいセンター犬養万葉記念館設置及び管理条例施行規則
(平成17年9月26日教育委員会規則第4号)
などが制定されています。
 明日香村文化財保護条例によって、村として文化財の指定ができるように
なっていますが、現在は、国や県で指定されていますので、村で指定してい
る文化財はないようです。
https://asukamura.jp/reiki/reiki_menu.html

 これら以外にも、都市計画や景観、歴史まちづくりに関する法令も制定さ
れているようです。
 今回、遺跡や文化財などに関する法令にはどのようなものがあるかを調べ
てみて、実に様々な法令や条例が、遺跡や文化財などを守っていることがわ
かりました。

 では、これらの法令がどのようにして遺跡や文化財を守っているのでしょ
うか。
 それについては、もう少し勉強してみます。

o〇━━━
●4.飛鳥情報                        ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
  ―――――――――――――――――――――――
  ●橿原考古学研究所附属博物館 速報展
  ―――――――――――――――――――――――
  「大和を掘る36 −2017年度発掘調査速報展−」
    会 期: 9月2日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30)
    場 所: 橿原考古学研究所附属博物館特別展示室
    料 金: 大人400円、高校・大学生300円、小・中学生200円
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

  ≪土曜講座≫
    開催日: 8月18日(土)
    内 容: 「明日香村 小山田遺跡」
           鈴木 一議氏(橿原考古学研究所)
         「明日香村 飛鳥寺西方遺跡」
           長谷川 透氏(明日香村教育委員会)
         「吉野町 宮滝遺跡」
           中東 洋行氏(吉野町教育委員会)
         「大和郡山市 美濃庄遺跡ほか」
           鈴木 朋美氏(橿原考古学研究所)
    時 間: 13:00〜(開場12:00)
    場 所: 橿原考古学研究所 講堂
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●大安寺歴史講座 Ver.9(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 8月18日(土)
    内 容: 「国家筆頭の大寺を探る2−天武朝大官大寺と文武朝大官大寺−」
           木下 正史氏(東京学芸大学名誉教授)
    時 間: 13:00〜15:00
    場 所: 奈良県立図書情報館1階交流ホール
    料 金: 1000円
    詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2661

  ―――――――――――――――――――――――
  ●ふるさと歴史講座
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 8月18日(土)
    内 容: 「藤原京の造営と古墳」
           相原 嘉之氏(明日香村教育委員会)
    時 間: 13:30〜15:30
    場 所: 明日香村中央公民館
    詳 細: https://asukamura.com/?p=11405

  ―――――――――――――――――――――――
  ●飛鳥資料館 夏期企画展
  ―――――――――――――――――――――――
  ※ 来館者投票は、8月19日(日)まで

  「第9回写真コンテスト 〜飛鳥のいきもの〜」
    会 期: 9月2日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
    料 金: 一般270円、大学生130円
         高校生及び18歳未満、65歳以上は無料
    協 賛: 両槻会 他
    詳 細: https://www.nabunken.go.jp/asuka/contest/9.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●歴史リレー講座「大和の古都はじめ」
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 8月19日(日)
    内 容: 「生死の古代学」
           上野 誠氏(奈良大学教授)
    時 間: 13:30〜15:00
    場 所: 王寺町地域交流センター リーベルホール
    詳 細: http://home.oji-kanko.kokosil.net/ja/rekisikouza

  ―――――――――――――――――――――――
  ●五條文化博物館 夏季特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「五條猫塚古墳発掘60年」
    会 期: 9月24日(月・振替休日)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 五條市立五條文化博物館 3階特別展示室
    料 金: 一般300円、高校・大学生200円
         中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介護者 無料

  ≪記念講演会(要申込)≫
    開催日: 8月19日(日)
    内 容: 「古代の宇智と葛城」
           千賀 久氏(葛城市歴史博物館・館長)
    時 間: 13:30〜15:00
    定 員: 50名

    詳 細: http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1529992492130/index.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●近つ飛鳥博物館 入門講座・土曜講座
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 8月25日(土)
    内 容: 「大阪・奈良間交流ルートを探る」
           市村 慎太郎氏(近つ飛鳥博物館総括学芸員)

    開催日: 9月8日(土)
    内 容: 「古墳時代の実年代を探る」
           肥田 翔子氏(近つ飛鳥博物館学芸員)

    時 間: 14:00〜15:00
    場 所: 近つ飛鳥博物館 地階ホール
    詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=event/ichiran

  ―――――――――――――――――――――――
  ●葛城市歴史博物館 夏季企画展
  ―――――――――――――――――――――――
  「竹内・茶山古墳の調査」
    会 期: 8月26日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 葛城市歴史博物館
    料 金: 一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円
    詳 細: http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●高松塚壁画館 夏休み企画展
  ―――――――――――――――――――――――
  「渡来人のムラ」
    会 期: 8月31日(金)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 高松塚壁画館
    料 金: 一般250円、高校・大学生130円、小・中学生70円
    詳 細: https://asukamura.jp/topics/takamatsuduka_2018s/index.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●歴史に憩う橿原市博物館 夏季企画展
  ―――――――――――――――――――――――
  「シアワセのカタチfrom Asuka・Fujiwara・Heijo」
    会 期: 9月17日(月)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 歴史に憩う橿原市博物館
    料 金: 一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
    詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/30summer.html

  ≪講演会≫
    開催日: 9月1日(土)
    内 容: 「しあわせとは何かー『万葉集』から考えるー」
           井上 さやか氏(万葉文化館指導研究員)
    時 間: 10:30〜12:00(開場9:30)
    定 員: 70名(先着順)
    詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/30summer.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●古代山城研究会
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月1日(土)
    時 間: 12:30〜18:00
    内 容: 「高安城研究の現状」
           山田 隆文氏(橿原考古学研究所)
         「古代日本の烽」
           向井 一雄氏(古代山城研究会)
         「中国漢代の烽燧−河西回廊の烽燧群を中心に」
           藤田 高夫氏(関西大学)
         「朝鮮王朝時代の烽燧」
           李 チョルヨン氏(蔚山科学大学)
         「飛鳥のヒフリ地名と飛鳥京の防衛」
           山田 隆文氏(橿原考古学研究所)
         「トビ地名から探る古代烽の立地形態」
           大高 広和氏(福岡県教育庁)
         「古代東北・関東地方の大型土坑と烽燧」
           古川 一明氏(多賀城跡調査研究所)

    開催日: 9月2日(日)
    時 間: 9:00〜17:30
    内 容: 「近世・中 世・古代ののろし(狼煙・烽火)」
           服部 英雄氏(くまもと文学・歴史館)
         「GISによる甲信地域の武田氏狼煙網の復元と検証」
           湯田 圭氏(日本城郭史学会)
         「阿坂城跡からの発煙筒による烽火実験について」
           加藤 進氏(三重大学)
         「旗振り通信」
           柴田 昭彦氏(京都地名研究会)
         「九州北部の近世烽火台−文化年間の修築事例を中心に」
           岡寺 良氏(九州歴史資料館)
         「近世狼煙場の遺構−岡山・高松・土佐・徳島・紀州・尾張藩」
           向井 一雄氏(古代山城研究会)
         
    場 所: 近畿大学 東大阪キャンパス A館301教室
    参加費: 会員1500円、会員外2000円、学生600円
    詳 細: https://6105.teacup.com/ieyasu/bbs/739

  ―――――――――――――――――――――――
  ●葛城学へのいざない(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月8日(土)
    内 容: 「巣山古墳の喪船」
           井上 義光氏(広陵町教育委員会)

    時 間: 14:00〜
    場 所: 葛城市歴史博物館2階 あかねホール
    詳 細: http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,136,html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●飛鳥史学文学講座(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月9日(日)
    内 容: 「邪馬台国童子問 −邪馬台国論争の論点は何か−」
           藤田 高夫氏(関西大学文学部長・教授)

    開催日: 10月14日(日)
    内 容: 「中大兄皇子の嶋宮(岡宮)と岡寺」
           西本 昌弘氏(関西大学文学部教授)

    時 間: 13:00〜
    場 所: 明日香村中央公民館
    詳 細: https://asukamura.com/?p=11407

  ―――――――――――――――――――――――
  ●東京新聞フォーラム(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
  ※ 申込〆切 〜9/10まで

  よみがえる古代の大和シリーズ
  「天武・持統朝の宮殿遺跡〜橿考研80年の成果〜」
    開催日: 9月29日(土)
    内 容: 基調講演
         「古代宮都と飛鳥宮跡 −飛鳥浄御原宮の歴史的位置−」
           林部 均氏(国立歴史民俗博物館教授・副館長)
         発表
         「天武・持統が愛でた庭園−飛鳥京跡苑池−」
           鈴木 一議氏(奈良県立橿原考古学研究所・主任研究員)
         「飛鳥宮の木簡」
           鶴見 泰寿氏(奈良県立橿原考古学研究所・指導学芸員)
         ディスカッション
           林部 均氏・鈴木一議氏・鶴見泰寿氏
    時 間: 13:00〜16:00(開場12:30〜)
    場 所: 日本プレスセンター10階ホール
         (東京都千代田区内幸町2−2−1)
    詳 細: http://www.tokyo-np.co.jp/forum/asuka/

  ―――――――――――――――――――――――
  ●万葉集をよむ
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月19日(水)
    内 容: 「世間の住り難きを哀しびたる歌(804〜805番歌)」
           大谷 歩氏(万葉文化館研究員)
    時 間: 14:00〜(開場13:30〜)
    場 所: 奈良県立万葉文化館
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=216

  ―――――――――――――――――――――――
  ●吉野歴史資料館 公開講演会(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月23日(日)
    内 容: 「南北朝期の津風呂氏」
           池田 淳氏(吉野町教育委員会事務局主幹)

    開催日: 10月7日(日)
    内 容: 「飽波宮と吉野離宮」
           平田 政彦氏(斑鳩町教育委員会生涯学習課参事)

    時 間: 14:00〜15:30
    場 所: 吉野町中央公民館
    費 用: 500円
    詳 細: http://www.town.yoshino.nara.jp/about/post-9.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●図書館劇場13 歴史文化を語る第2幕(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月23日(日)
    内 容: 講演「飛鳥以前『雄略天皇−国の形を作った天皇−』」
           千田 稔氏(図書情報館館長)
         朗読×映像詩「黒岩重吾著『ワカタケル大王』」
           都築 由美氏(フリーアナウンサー)
           保山 耕一氏(映像作家)
         講演「大和路 万葉四季の花」
           尾上 ツヤ子氏(万葉植物研究家)
    時 間: 13:00〜16:00(開場12:00)
    場 所: 奈良県立図書情報館 1階交流ホール
    詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2749

  ―――――――――――――――――――――――
  ●三輪山セミナー
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月29日(土)
    内 容: 「発掘された神社遺構」
           橋本 裕行氏(橿原考古学研究所企画課長)
    時 間: 14:00〜(受付12:30〜)
    場 所: 大神神社 大礼記念館
    受講料: 200円
    詳 細: http://oomiwa.or.jp/topics/topics_seminar/

  ―――――――――――――――――――――――
  ●万葉文化館 特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「マンガで語る古代大和−学術と創造の融合−『天上の虹』にみる創造の世界」
    会 期: 9月30日(日)まで開催中
    時 間: 10:00〜17:30(入館は17:00)
    場 所: 万葉文化館 日本画展示室
    料 金: 一般1000円、高校・大学生500円、小・中学生無料
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=223

  ―――――――――――――――――――――――
  ●桜井市立埋蔵文化財センター 発掘調査速報展
  ―――――――――――――――――――――――
  「50cm下の桜井」
    会 期: 9月30日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 桜井市立埋蔵文化財センター展示収蔵室
    料 金: 一般300円、小・中学生150円
    詳 細: http://www.sakurai-maibun.nara.jp/tenji/Sokuhou.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●纒向学研究センター東京フォーラム7(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
  「卑弥呼」発見!「卑弥呼、以に死し、大いに冢を作る」−卑弥呼の墓−
    開催日: 10月14日(日)
    時 間: 10:20〜16:00(開場9:50)
    場 所: よみうりホール(東京都千代田区有楽町1―11―1)
    内 容: 講演
         「箸墓古墳へのアプローチ−調査成果からみた『卑弥呼の墓』−」
           福辻 淳氏(纒向学研究センター主任研究員)
         「箸墓築造の謎−最古の巨大前方後円墳−」
           苅谷 俊介氏(俳優・日本考古学協会会員・京都橘大学客員教授)
         「前方後円墳はいかにして成立したか」
           松木 武彦氏(国立歴史民俗博物館教授)
         「中国学からみた卑弥呼の墓制」
           渡邉 義浩氏(早稲田大学教授)
         シンポジウム
          コーディネーター 寺澤 薫氏(纒向学研究センター所長)
          講 師 苅谷俊介氏、松木武彦氏、渡辺義浩氏、福辻淳氏
    詳 細: http://www.makimukugaku.jp/info/event.html#foram

  ―――――――――――――――――――――――
  ●明日香村文化財調査研究紀要インターネット公開
  ―――――――――――――――――――――――
  明日香村文化財調査研究紀要が明日香村HPにて公開されました。

    明日香村文化財調査研究紀要 第17号
    古代都城形成史 -王都における条坊制の導入過程- 相原嘉之氏
    飛鳥地域における古墳研究の軌跡(上)      辰巳俊輔氏

   詳 細: https://asukamura.jp/chosa_hokoku/kiyo/imgs/17.pdf

o〇━━━
●5.編集後記                  梅前    ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 お盆でしたね。帰省された方も多かったのではないでしょうか。私は来週、
富士山のふもとにある霊園に、ちょっと遅めのお墓参りに行ってきます。
 少しは涼しいといいんですけど……。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2007-11-11  
最終発行日:  
発行周期:隔週金曜  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。