近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン Vol.300

2018/08/03

┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.300号記念挨拶
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   2.300号記念投稿(入稿順) あい坊先生・清水先生 
   ―――――――――――――――――――――――――――
   3.両槻会からのお知らせ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   4.第66回定例会レポート   よっぱ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   5.飛鳥情報
   ―――――――――――――――――――――――――――
   6.編集後記
   ―――――――――――――――――――――――――――
┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥o○┛

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●1.300号記念挨拶               風 人  ○o。
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 飛鳥遊訪マガジンの公式発行が、300号になりました。今日を迎えられ
たのは、購読してくださる皆様のおかげです。そして、ご支援をくださいま
す先生方のお力が無ければ、決して叶うことが出来なかった数字だと思って
おります。皆様に、心よりの感謝を申し上げます。

 飛鳥遊訪マガジンは、二つのメルマガシステムを利用して発行しておりま
すが、メルマ318・まぐまぐ228部、計546部の発行数になっており
ます。

 よく続きました! そして、なんと多くの方が! それが、創刊から関わ
ってきました私の実感です。記憶でしかありませんが、創刊号は20数部の
発行ではなかったかと思います。
 実際には、2007年11月22日VOL.000号という準備・案内号が
ありましたし、お知らせ号などのナンバリングされない号も何度かあったよ
うに記憶しておりますので、実際には300数度の発行回数になると思いま
すが、11年の発行期間は、決して短い道のりではありませんでした。関わ
ってくれたすべてのスタッフにも、感謝の言葉を伝えたいと思います。

 記念すべき創刊号(第1号)は、2007年12月7日に発行を行い、当
時、飛鳥資料館の学芸室長を務めておられました、杉山洋先生の寄稿を掲載
しています。懐かしく思い、最近、読んでみたのですが、飛鳥資料館の取り
組みや様々なイベントの裏話を綴って下さいました。(「最近飛鳥でおもう
こと」)懐かしく、また昨日の記事のように思い出しました。

 現在、スタッフ不足は否めず、苦しい発行が続いておりますが、なんとか
皆さんに楽しんでいただけるメルマガ「飛鳥遊訪マガジン」であり続けたい
と思っております。
 飛鳥遊訪マガジンは、現在、年に4回行っております定例会と共に、両槻
会の活動の柱の一つです。飛鳥の魅力を皆様にお伝えできるように、頑張っ
てまいりますので、引き続きまして、よろしくお願い致します。

o〇━━━
●2.300号記念投稿 (入稿順)              ○o。
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「飛鳥・藤原の考古学」の新たな展開
−飛鳥遊訪マガジン創刊300号記念−
                             あ い 坊

 飛鳥遊訪マガジンが創刊300号を迎えられました。おめでとうございま
す。
 すでに200号記念でも書きましたが、ここまで続けてこられたのは、飛
鳥をこよなく愛する事務局員をはじめとする関係者と、これを楽しみにして
いる読者の支えがあったからにほかならないと思います。私も少しだけ協力
をさせていただいております。
 さて、私と飛鳥遊訪マガジンとの関わりは、すでに200号記念の時に記
させていただいています。それからさらに100号を経て、事務局も変化、
パワーアップしています。メルマガだけでなく、2ヶ月に一度の両槻会の講
演会・ウォーク、その都度ごとに作成される膨大な資料など、頭が下がる思
いです。この事務局は、世間によくある会の事務局のような、雑務やお手伝
いをする人々ではなく、事務局員が参加者であり、自分たちがより楽しく、
そして興味を満足できるように行っていることが、ここまでの継続に繋がっ
たのは間違いないでしょう。
 そんな中、私は「飛鳥・藤原の考古学」として、日本国誕生の遺跡群を紹
介するために、王宮を基軸とした飛鳥時代史を綴ってきました。すでに斉明
天皇までは納品済み、これからは天智天皇の時代に入っていきます。また、
新たな発掘調査成果が公開される度に、その概要や意義、そして今後の課題
などを、わかりやすくリアルタイムで記してきました。このような文章の中
で、飛鳥の魅力を伝えるお手伝いができればと思っています。
 飛鳥時代史の完結までは、まだ時間がかかりますが、この夏、「飛鳥・藤
原の考古学」の一部が『飛鳥・藤原の宮都を語る』として、本になります。
もちろん風人さんの写真やマップも多く掲載されています。「飛鳥・藤原の
考古学」の新たな展開を報告して、お祝いの言葉としたいと思います。

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飛鳥・藤原の宮都を語る −「日本国」誕生の軌跡−
吉川弘文館
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b372539.html

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両槻会との出会いを振り返る
                       帝塚山大学 清水昭博

「飛鳥遊訪マガジン」300号の発行、おめでとうございます。2007年
12月7日に創刊号を発行されて十年。300回の節目を迎えられたのは一
号一号の積み重ねがあったからです。マガジン発行ごとに色々な課題を克服
されてきたことでしょう。風人さんはじめ両槻会事務局の皆さんの努力に敬
意を表します。

 さて、ここで私と両槻会との出会いを振り返ってみたいと思います。最初
に両槻会事務局長の風人さんとお会いしたのは、2008年10月26日に
奈良芸術短期大学でおこなわれた歴史公開講座の会場でした。「飛鳥寺と畿
内の初期寺院」のテーマの講演にお越しくださり、ご挨拶したのがはじまり
でした。

 出会いの場というのは大切で、個人の歴史にも思い出のシーンとして記憶
されます。乙巳の変の立役者である中大兄皇子と中臣鎌足は飛鳥寺西槻広場
で出会ったといいます。何とも意味のありそうな美しい情景が想像できる出
会いの場です。対して、我々の出会いの場は「厠」でした(笑)。それが腐
れ縁になったのか、今日まで公私とも深くお付き合いさせていただいていま
す。

 出会いの後、数回の飲み会などで加速度的に親交を深め、2009年3月
7日の第13回定例会「天空の里を訪ねる」にはじめて参加し、2009年
9月12日の第16回定例会で「飛鳥瓦の源流−百済、新羅、高句麗、そし
て、中国南朝−」のテーマではじめて定例会を担当させていただくことにな
りました。

 その後、これまでに「片岡山辺を歩く」(第35回:2012年11月3
日)「片岡山辺をかたる」(第36回:2013年1月5日)、「江戸時代
の瓦職人 常門新兵衛と飛鳥の古民家」(第51回:2015年8月29日)、
「蘇我氏の邸宅と仏教」(第65回:2018年5月26日)のテーマで各
定例会を担当させていただきました。

 2014年からは帝塚山大学考古学ゼミとの共催企画もはじまりました。
これまでに「薫風そよぐ宮都・飛鳥」(第44回:2014年5月17日)、
「蘇我氏の奥津城―蘇我四代の墓を考える―」(第50回:2015年5月
16日)、「飛鳥北部の寺院と宮殿」(第56回:2016年5月21日)、
「飛鳥の時空旅―古墳編―(飛鳥の古墳を歩く)」(第61回:2017年
6月3日)、「飛鳥時空旅―蘇我氏の邸宅編―」(第65回:2018年5
月26日)の定例会を共催でおこなってきました。

 この企画でゼミ生は遺跡ガイドや司会、タイムキーパーなどの仕事を担当
します。これまでの参加者は延べ30名で、そのうち4名の学生が自身の夢
をかなえ、博物館や役所の文化財担当職員の道を歩み、各地で活躍してくれ
ています。定例会での経験はきっと彼らの大きな力になっているものと思い
ます。

 なお、共催企画で遺跡ガイドを担当した学生のなかには、その後、自分の
専門分野をテーマに定例会を担当させていただいた学生もいます。第46回
定例会(2014年9月13日)で西垣遼さん(現在、香芝市教育委員会)
が「古墳出現前夜の謎の土製品」、第48回定例会(2015年1月17日)
で河村卓さん(現在、八尾市教育委員会)が「運ばれた塩」を担当しました。

 今回、私個人と両槻会との関わりを調べ、改めて公私とも深くお世話にな
っていることを痛感しました。「飛鳥好きの方々と一緒にもっと飛鳥を楽し
もうという集い」である両槻会ですが、両槻会で見聞し、事務局の皆さんと
行動を共にし、飛鳥をより好きになった方も多いのではないでしょうか。か
く言うわたしもその一人で、今後も両槻会の一ファンとして、会の活動をで
きる限り応援していきたいと思っています。両槻会は定例会と飛鳥遊訪マガ
ジンの両輪あっての会だと思います。今後も末永くマガジンを継続していた
だけるよう原稿の方も応援しますので、時々、声をかけてくださいね(笑)。

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●3.お知らせ                        ○o。
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第67回定例会予定

ウォーキング「乙巳の変を歩く」

 開催日:11月17日(土)

<コース予定>
   入鹿首塚(槻樹広場)→ 飛鳥板蓋宮跡 → 請安墓 → 朝風 →
   稲渕宮殿跡遺跡 → 東橘遺跡 → 川原寺跡 → 甘樫丘東麓遺跡
   → 甘樫丘豊浦展望台(解散)
 ウォーキング距離:約11km 

Googleマップ
https://drive.google.com/open?id=1jxJcg0xHIt2X0nE64d2nuxdxuBF6kU_e&usp=sharing

 集合場所:奈良交通バス 飛鳥バス停
 集合時間:10:20
 ウォーキングスタート:10:40 入鹿首塚前
 定  員:30名
 参 加 費:1,000円(運営協力金)
 受  付:8月4日(土)より定員まで

 解散予定:16:00 
 解散場所:奈良交通甘樫丘バス停付近

 9月29日(土)に下見を行います。下見の結果により、予定を変更する
ことが有ります。ご了承ください。

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飛鳥遊訪マガジンの連載が本になります。

飛鳥・藤原の宮都を語る −「日本国」誕生の軌跡−
吉川弘文館
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b372539.html

飛鳥遊訪マガジンにて、あい坊先生が連載してくださっている寄稿「飛鳥・
藤原の考古学」の内、初回の「推古朝のふたつの王宮」(2010.10.
29発行)から「皇極朝の王宮と政変」(2015.10.16発行)まで
と、事務局が「旬の話」と呼んでいる飛鳥地域で行われた直近の発掘調査の
解説が纏められ、出版されることになりました。
各項目には、多数の写真や図が付けられているのですが、特別な物以外は、
風人が担当させていただきました。メルマガではリンクを辿らなければ見ら
れなかったのですが、書籍ではページ内でご覧いただけます。また、メルマ
ガ発行時には付けられなかった写真やマップ・図表を新たに多数加えました。
撮りおろしや描きおろしのものも多くありますので、ご覧くだされば幸いで
す。

発売日は8月25日(土)ですが、既に予約が出来ますので通販サイトなど
でお申し込みください。
たくさんの方にお読みいただければ、続編も計画されるようです。是非、お
求めください。

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●4.第66回定例会レポート            よっぱ  ○o。
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 今回の定例会は、明日香村教育委員会文化財課の長谷川透先生をお招きし
て、「飛鳥寺西の考古学−飛鳥寺西方遺跡を中心に−」と題してご講演をい
ただき、講演後、発掘調査の各現場に赴き、先生からご説明いただきました。

 講演では、まず、両槻会事務局が作成した資料に基づいて、『日本書紀』
の皇極、孝徳、大化、斉明、天武、持統の各時代に記された「槻の樹」の記
述について、説明がありました。皇極期から斉明期までは、「法興寺の槻の
樹の下」「大槻の樹の下」「今来の大槻の下」などと記されているのですが、
天武朝になると、「飛鳥寺西槻の木の下」「明日香寺の西」などと、飛鳥寺
の西方の槻の樹と記され、そこで饗応などの各種儀式が執り行われたことが
記されています。斉明朝までは、聖樹である「槻の樹」を中心とした記述が、
天武朝に至っては、「飛鳥寺の西」と「槻の樹」の両者として意識されたこ
とがわかりました。

 続いて、講演は、10年間にわたる飛鳥寺西方遺跡の発掘調査結果につい
ての説明に移りました。長谷川先生は、10年にわたるこの地の発掘調査に
継続して携わってこられました。
 明日香村がこの地を発掘調査する以前の1956年に飛鳥寺の西門の一部
が発掘され、その後、飛鳥寺西方域では1966年、1969年の橿原考古
学研究所による調査、1984年、1985年、1989年、1996年の
奈良文化財研究所による調査が行われました。これらの調査では、西門の直
ぐ西側から柱塀や土管暗渠は検出されましたが、それ以外の調査地では石敷
きが検出されているだけで、槻樹の痕跡は見つかっていませんでした。

 明日香村の発掘調査は、その後の平成20年(2008)から行われまし
た。飛鳥寺の西側は、西方にある飛鳥川に向けて傾斜しており、そこに広が
る田畑は、およそ3段の段差があることから、飛鳥寺西方域は、東(飛鳥寺
西門)から西に、上段、中段、下段と大きく3地域に区分し、調査が進めら
れていったそうです。
 平成20年(2008)度は中段の北方、平成21年(2009)度は上
段の南方で発掘調査が行われました、平成21年(2009)度の調査は、
先に奈良文化財研究所が発掘していた土管暗渠の南方の延長上にあたること
から、この調査地でも土管暗渠が見つかり、その一部を取り上げたそうで、
それが現在明日香村埋蔵文化財展示室に展示されている土管なのだそうです。

 また、平成22年(2010)度に下段域の南方で発掘調査が実施された
のですが、この調査地からは砂が検出されるのみでしたので、下段域は飛鳥
川の氾濫で遺跡はなにも残されていないと結論付けられ、それ以後は、中段
域、上段域での調査が継続されたそうです。

 平成23年(2011)度は、上段域の南東角付近で調査が行われ、砂利
敷きの南限とその南側を通る東西の石組溝、砂利敷きの東側を南北に通る素
掘溝と石組溝やその下を通る土管掘方が検出されました。平成24年(20
12)度は、入鹿の首塚の直ぐ西側で調査が行われ、石敷きが広がっている
ことが確認されたのですが、その一部には石敷きのない円形部分が見つかり、
調査報告会が開かれる前から、「槻の樹の痕跡か」と話題になりましたが、
結果は、土坑と素掘り井戸との結論になりました。

 また、平成25年(2013)度、平成26年(2014)度は、中段域
で調査が行われ、2間×7間の東西棟の建物跡が2棟発見され、平成27年
(2015)度は上段域で調査が行われて、土器を重ね合わせた平安時代の
祭祀遺構が発見され、平成28年(2016)度は、上段域の南端で調査が
行われて、総柱建物跡やそれを迂回するように敷設された東西の石組溝など
が発見されました。

 そして10年目、最後の発掘調査となった平成29年(2016)度の調
査は、中段域の南端と下段域の北方で3区の調査区が設けられて、発掘調査
が行われたのです。下段域の調査区は、当初予定にはなかったそうですが、
地権者との関係からここに調査区が設けられたそうです。しかし、「下段域
は飛鳥川の氾濫で遺跡は残されていない」との見解があったため、長谷川先
生も発掘調査当初からなにも出ないだろうと考えられていたそうで、事実、
調査途中に現場を訪れた風人さんに対しても「ここからは何も出ないと思い
ますよ。」と話されていたようです。しかし、この時の調査では、この下段
域に設けられた調査区から、桁行8間以上の建物跡が検出されたのです。さ
らに、中段域に設けられた調査区は、小字名が「土木」で「つきのき」がな
まって「つちのき」になったのではないかとして「槻の樹」の候補地の一つ
とされていたのですが、そこからは、古代以降の掘立柱建物が検出されただ
けだったのです。

 このように、明日香村教育委員会では、いわば「槻の樹」の痕跡発見のた
めの発掘調査が10年にわたって実施されたのですが、結局その痕跡を発見
することができなかったのです。そのため、講演のまとめとして、「槻の樹」
が所在したのは、発掘調査がなされていない、「入鹿の首塚が最有力候補」
と結論付けられたのです。

 しかし、最後の最後に、長谷川先生の持論もお聞きすることができました。
 これまでの調査結果で気になる場所があるとのことでした。その調査区の
図面を見せていただくと、なんとそれは、槻の樹の痕跡にしか見えないので
す。「なるほど、そこに槻の樹があったのか」と思わず膝を手で叩きそうに
なるくらいの結果に驚いてしまいましたが、この話は、参加者の特権という
ことで、これ以上のことは控えさせていただきます。今後の調査・検証で明
らかになることを期待しています。

 講演会終了後、外気温は36℃ほどありましたが、熱中症対策に気を配り
ながら、各調査区を参加者の皆さんと訪れました。現地での説明でも先生が
触れられていましたが、「飛鳥寺西」は、石神遺跡、水落遺跡、飛鳥寺西方
遺跡を含めた区域であり、それは現在、遺跡名として分かれているだけで、
当時は一体となった区域でした。斉明朝には、石神地区が饗宴の場の中心、
天武朝は飛鳥寺西地区が饗宴の場の中心として、各種の儀礼が執り行われて
いたようです。『日本書紀』の天武朝から、「槻の樹」が「飛鳥寺西」とと
もに意識されて記されているのは、ここに一因があったようです。
 その後は、参加者の皆さんと共に埋蔵文化財展示室に展示されている暗渠
の土管を見学し、飛鳥バス停での解散となりました。

 第66回定例会は、皆さんのご協力により、無事終了することができまし
た。ご多忙にもかかわらず、講演をお引き受け下さった長谷川先生、本当に
ありがとうございました。また、酷暑の中、ご参加をいただいた参加者の皆
さん、ありがとうございました。

 両槻会は、発足からすでに10年を経過し、隔週発行のメールマガジン
「飛鳥遊訪マガジン」は、300号発行を迎えました。
 今後もできる限り、両槻会のサポートを続けたいと考えていますので、皆
さんもご協力のほど、よろしくお願いいたします。またお会いできることを
楽しみにしております。

「第66回定例会配布資料の図・写真(一部)」
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2125603354377153.1073741841.1772682736335885&type=1&l=eaf222b96d


「第66回定例会写真レポート」
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2115972585340230.1073741840.1772682736335885&type=1&l=08bcfe999a

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●5.飛鳥情報                        ○o。
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 ●橿原考古学研究所附属博物館 速報展
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 「大和を掘る36 −2017年度発掘調査速報展−」
   会 期: 9月2日(日)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30)
   場 所: 橿原考古学研究所附属博物館特別展示室
   料 金: 大人400円、高校・大学生300円、小・中学生200円
   詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

 ≪土曜講座≫
   開催日: 8月4日(土)
   内 容: 「橿原市 瀬田遺跡」
          森川 実氏(奈良文化財研究所)
        「河合町 九僧塚古墳」
          吉村 公男氏(河合町教育委員会)
        「上牧町 上牧久渡古墳群」
          青木 勘時氏(上牧町教育委員会)
        「大和郡山市 美濃庄遺跡ほか」
          鈴木 朋美氏(橿原考古学研究所)
   時 間: 13:00〜(開場12:00)
   場 所: 橿原考古学研究所 講堂
   詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

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 ●歴史に憩う橿原市博物館 夏季企画展
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 「シアワセのカタチfrom Asuka・Fujiwara・Heijo」
   会 期: 9月17日(月)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 歴史に憩う橿原市博物館
   料 金: 一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
   詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/30summer.html

 ≪講演会≫
   開催日: 8月4日(土)
   内 容: 「シアワセのカタチ」
          松井 一晃氏(橿原市教育委員会事務局文化財課)

   開催日: 9月1日(土)
   内 容: 「しあわせとは何かー『万葉集』から考えるー」
          井上 さやか氏(万葉文化館指導研究員)

   時 間: 10:30〜12:00(開場9:30)
   定 員: 70名(先着順)
   詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/30summer.html

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 ●吉野歴史資料館 公開講演会(要申込)
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   開催日: 8月5日(日)
   内 容: 「吉野林業と王寺町の谷家」
          岡島 永昌氏(王寺町地域交流課文化資源活用係長)
   時 間: 14:00〜15:30
   場 所: 吉野町中央公民館
   費 用: 500円
   詳 細: http://www.town.yoshino.nara.jp/about/post-9.html

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 ●飛鳥史学文学講座(要申込)
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   開催日: 8月5日(日)
   内 容: 「古代飛鳥の国づくり第3考
          −皇極・斉明帝のなぞ/譲位そして重祚−」
          森川 裕一 氏(明日香村村長)

   開催日: 9月9日(日)
   内 容: 「邪馬台国童子問 −邪馬台国論争の論点は何か−」
          藤田 高夫 氏(関西大学文学部長・教授)

   時 間: 13:00〜
   場 所: 明日香村中央公民館
   詳 細: https://asukamura.com/?p=11407

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 ●葛城学へのいざない(要申込)
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   開催日: 8月5日(日)
   内 容: 「竹内・茶山古墳の調査」
          神庭 滋氏(葛城市歴史博物館学芸員)

   開催日: 9月8日(土)
   内 容: 「須山古墳の喪船」
          井上 義光氏(広陵町教育委員会)

   時 間: 14:00〜
   場 所: 葛城市歴史博物館2階 あかねホール
   詳 細: http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,136,html

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 ●近つ飛鳥博物館 入門講座・土曜講座
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   開催日: 8月11日(土)
   内 容: 「出土品と保存科学」
          近藤 真世氏(近つ飛鳥博物館学芸員)

   開催日: 8月25日(土)
   内 容: 「大阪・奈良間交流ルートを探る」
          市村 慎太郎氏(近つ飛鳥博物館総括学芸員)

   時 間: 14:00〜15:00
   場 所: 近つ飛鳥博物館 地階ホール
   詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=event/ichiran

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 ●万葉集をよむ
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   開催日: 8月15日(水)
   内 容: 「子らを思へる歌(802〜803番歌)」
          吉原 啓氏(万葉文化館研究員)
   時 間: 14:00〜(開場13:30〜)
   場 所: 奈良県立万葉文化館
   詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=216

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 ●三輪山セミナー
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   開催日: 8月18日(土)
   内 容: 「国譲り神話と邪馬台国」
          千田 稔氏(奈良県図書情報館・館長)
   時 間: 14:00〜(受付12:30〜)
   場 所: 大神神社 大礼記念館
   受講料: 200円
   詳 細: http://oomiwa.or.jp/topics/topics_seminar/

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 ●大安寺歴史講座 Ver.9(要申込)
 ―――――――――――――――――――――――
   開催日: 8月18日(土)
   内 容: 「国家筆頭の大寺を探る2−天武朝大官大寺と文武朝大官大寺−」
          木下 正史氏(東京学芸大学名誉教授)
   時 間: 13:00〜15:00
   場 所: 奈良県立図書情報館1階交流ホール
   料 金: 1000円
   詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2661

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 ●ふるさと歴史講座
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   開催日: 8月18日(土)
   内 容: 「藤原京の造営と古墳」
          相原 嘉之氏(明日香村教育委員会)
   時 間: 13:30〜15:30
   場 所: 明日香村中央公民館
   詳 細: https://asukamura.com/?p=11405

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 ●飛鳥資料館 夏期企画展
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  ※ 来館者投票は、8月19日(日)まで

 「第9回写真コンテスト 〜飛鳥のいきもの〜」
   会 期: 9月2日(日)まで開催中
   時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
   場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
   料 金: 一般270円、大学生130円
        高校生及び18歳未満、65歳以上は無料
   協 賛: 両槻会 他
   詳 細: https://www.nabunken.go.jp/asuka/contest/9.html

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 ●歴史リレー講座「大和の古都はじめ」
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   開催日: 8月19日(日)
   内 容: 「生死の古代学」
          上野 誠氏(奈良大学教授)
   時 間: 13:30〜15:00
   場 所: 王寺町地域交流センター リーベルホール
   詳 細: http://home.oji-kanko.kokosil.net/ja/rekisikouza

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 ●五條文化博物館 夏季特別展
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 「五條猫塚古墳発掘60年」
   会 期: 9月24日(月・振替休日)まで開催中   
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 五條市立五條文化博物館 3階特別展示室
   料 金: 一般300円、高校・大学生200円
        中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介護者 無料

 ≪記念講演会(要申込)≫
   開催日: 8月19日(日)
   内 容: 「古代の宇智と葛城」
          千賀 久氏(葛城市歴史博物館・館長)
   時 間: 13:30〜15:00
   定 員: 50名

   詳 細: http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1529992492130/index.html

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 ●飛鳥学講演会(要申込)
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 「蘇我氏の古墳」
   開催日: 8月26日(日)
   内 容: 発掘報告
         「近年の飛鳥における発掘調査成果」
           高橋 幸治氏(明日香村教育委員会文化財課主査)
        講演
         「舒明大王(天皇)の古墳と蘇我氏の葬地」
           今尾 文昭氏(関西大学非常勤講師)
         「飛鳥の時代と蘇我氏」
           吉村 武彦氏(明治大学名誉教授)
        パネル討論
         コーディネーター 関口 和哉氏(読売新聞大阪本社地方部次長)
         パネリスト 今尾 文昭氏、吉村 武彦氏
               若狭 徹氏(明治大学准教授)
   時 間: 13:00〜16:35(開場12:00)
   場 所: 明治大学アカデミーホール
        (東京都千代田区神田駿河台1―1)
   詳 細: http://www.asukabito.or.jp/infoDetail368.html

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 ●葛城市歴史博物館 夏季企画展
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 「竹内・茶山古墳の調査」
   会 期: 8月26日(日)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 葛城市歴史博物館
   料 金: 一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円
   詳 細: http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,html

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 ●高松塚壁画館 夏休み企画展
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 「渡来人のムラ」
   会 期: 8月31日(金)まで開催中
   時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   場 所: 高松塚壁画館
   料 金: 一般250円、高校・大学生130円、小・中学生70円
   詳 細: https://asukamura.jp/topics/takamatsuduka_2018s/index.html

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 ●図書館劇場13 歴史文化を語る第2幕(要申込)
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   開催日: 9月23日(日)
   内 容: 講演「飛鳥以前『雄略天皇−国の形を作った天皇−』」
          千田 稔氏(図書情報館館長)
        朗読×映像詩「黒岩重吾著『ワカタケル大王』」
          都築 由美氏(フリーアナウンサー)
          保山 耕一氏(映像作家)
        講演「大和路 万葉四季の花」
          尾上 ツヤ子氏(万葉植物研究家)
   時 間: 13:00〜16:00(開場12:00)
   場 所: 奈良県立図書情報館 1階交流ホール
   詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2749

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 ●万葉文化館 特別展
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 「マンガで語る古代大和−学術と創造の融合−『天上の虹』にみる創造の世界」
   会 期: 9月30日(日)まで開催中
   時 間: 10:00〜17:30(入館は17:00)
   場 所: 万葉文化館 日本画展示室
   料 金: 一般1000円、高校・大学生500円、小・中学生無料
   詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=223

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 ●桜井市立埋蔵文化財センター 発掘調査速報展
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 「50cm下の桜井」
   会 期: 9月30日(日)まで開催中
   時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
   場 所: 桜井市立埋蔵文化財センター展示収蔵室
   料 金: 一般300円、小・中学生150円
   詳 細: http://www.sakurai-maibun.nara.jp/tenji/Sokuhou.html

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 ●纒向学研究センター東京フォーラム7(要申込)
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 「卑弥呼」発見!「卑弥呼、以に死し、大いに冢を作る」−卑弥呼の墓−
   開催日: 10月14日(日)
   時 間: 10:20〜16:00(開場9:50)
   場 所: よみうりホール(東京都千代田区有楽町1―11―1)
   内 容: 講演
         「箸墓古墳へのアプローチ−調査成果からみた『卑弥呼の墓』−」
           福辻 淳氏(纒向学センター主任研究員)
         「箸墓築造の謎−最古の巨大前方後円墳−」
           苅谷 俊介氏(俳優・日本考古学協会員・京都橘大学客員教授)
         「前方後円墳はいかにして成立したか」
           松木 武彦氏(国立歴史民俗博物館教授)
         「中国学からみた卑弥呼の墓制」
           渡邉 義浩氏(早稲田大学教授)
        シンポジウム
         コーディネーター 寺澤 薫氏(纒向学研究センター所長)
         講 師 苅谷俊介氏、松木武彦氏、渡辺義浩氏、福辻淳氏
   詳 細: http://www.makimukugaku.jp/info/event.html#foram

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●6.編集後記                   梅前   ○o。
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 300号、いかがだったでしょうか。先生方のご寄稿により、事務局には
ご褒美のような号になりました。先生方に心より御礼申し上げます。
 私が初めてこのメルマガに投稿したのが241号、編集事務を担当し、編
集後記を書かせていただくようになったのが269号からなので、私は長い
歴史のほんの一部分を担ったにすぎません。今回の300号に対する賞賛も
栄誉も、長く両槻会を支えてきた先人たちに与えられてしかるべきものと考
えます。
 事務局を卒業していった人たちのお顔を、私は残念ながらほとんど知りま
せん。それでもいつか、卒業生も在校生(?)もみんな一緒に、飛鳥を愛す
る方々とともに飛鳥を歩きまわれたらいいなぁ、と夢見ています。

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創刊日:2007-11-11  
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