近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン Vol.277

2017/09/29

┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
   ―――――――――――――――――――――――――――
   2.特別寄稿             大西貴夫先生
   ―――――――――――――――――――――――――――
   3.寄稿               あい坊先生
   ―――――――――――――――――――――――――――
   4.咲読               風人
   ―――――――――――――――――――――――――――
   5.第62回定例会レポート      らいち
   ――――――――――――――――――――――――――─
   6.飛鳥情報
   ―――――――――――――――――――――――――――
   7.編集後記
   ―――――――――――――――――――――――――――
 ┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥o○┛

 第62回定例会を、無事に終えることが出来ました。講師の岡島永昌先生
の丁寧な説明と分かりやすい話しぶりで、片岡地域の魅力が次々に紡ぎ出さ
れました。この地域が、飛鳥にも似た興味深い地であることを再認識した次
第です。ご参加の皆さん、ありがとうございました。
 もう少し余韻に浸りたいのですが、事務局は慌ただしく第63回定例会の
準備を開始しています。本日より受付を開始していますので、お知らせのコ
ーナーをお読みください。                  (風人)

o〇━━━
 ●1.お知らせ                        ○o。
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 第63回定例会のお知らせ

「廃寺に行こう!
  −夏見廃寺・毛原廃寺・飯降薬師摩崖仏・駒帰廃寺−」(仮)

 講  師:大西貴夫先生 (橿原考古学研究所 指導研究員)
 実 施 日:11月18日(土)
 集合場所:近鉄名張駅西口前
 集合時間:10:30頃(詳細は参加者にお知らせします)
 募集人数:9名
 参 加 費:1,500円 (ガソリン代金分担を含む)
 受  付:9月29日(金)から定員まで

【注 意】
・ポイントの毛原廃寺・飯降薬師摩崖仏は、公共交通機関では行けない場所
になりますので、車2台でのドライブ定例会になります。
・ドライバーの都合により、急遽、予定を変更することが有ります。ご容赦
ください。

なかなか一人では行けないポイントばかりですので、この機会に是非ご一緒
しましょう。


【大西貴夫先生からいただいた定例会概要】

 山添村の毛原廃寺は奈良時代の寺院跡で、金堂などの礎石が良好に残るこ
とから国の史跡に指定されています。この史跡の隣接地で昨年度に発掘調査
を行い奈良時代の建物基壇を確認しました。また、同じく昨年度に宇陀市の
飯降磨崖仏が希少な古代の石仏として奈良県指定史跡に指定されました。最
近注目されるこれらの遺跡を中心に、古代大和の東山中における仏教信仰の
姿を平城京の寺院とも比較しながら紹介したいと思います。


o〇━━━
 ●2.特別寄稿                 大西貴夫先生 ○o。
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 奈良盆地の東部、東山中には特徴的な古代寺院が分布します。山辺郡域の
毛原廃寺、神野寺、宇陀郡域の香酔寺、戒長寺、駒帰廃寺、室生寺、飯降磨
崖仏などで、いずれも山深い山中に立地しています。創建年代が明らかでな
いものもありますが、古代から中世にかけて営まれたと考えられます。今回
は、これらの寺院の中から幾つかを紹介します。

 山添村に所在する毛原廃寺は、奈良時代の寺院跡です。笠間川に面する段
丘上に位置し、金堂や中門、南門の礎石が良好に現地で保存され、国の史跡
に指定されています。これほど遺構が良好に残る古代寺院は、県内でも非常
に珍しいと言えます。この史跡の隣接地で道路拡幅にともなって昨年度に発
掘調査を行いました。その結果、奈良時代の建物基壇を確認し、毛原廃寺に
関わる初めての本格的な発掘調査となりました。毛原廃寺の伽藍が周囲に広
く展開することが明らかになり、その重要性がさらに増したと言えます。山
中に立地する毛原廃寺は、平城宮式の瓦で葺かれ、平城京の僧の山林修行の
場とも考えられています。

 また、笠間川を下った下流には、瓦を焼いた岩屋瓦窯が残っています。現
状は埋め戻されていますが、ロストルをもつ平窯が調査されています。さら
に周囲には平城京に木材を供給した杣に関わる集落と考えられている毛原遺
跡や古墳時代後期の集落である越町遺跡、同時代の横穴式石室をもつ平岩古
墳が所在し、小規模で希薄ながらも古くからこの地域に人々の営みがあった
ことがうかがえます。

 神野寺は、山添村の神野山山中に所在します。飛鳥時代の金銅仏が伝えら
れていますが、創建年代がこの頃にさかのぼるかは明らかではありません。
ただし、山頂周辺の池付近からは奈良時代の土器や緑釉陶器片が出土してお
り、山頂には王塚と呼ばれる塚があります。直径約10mの円墳状を呈し、
奈良時代と考えられる石塔の断片が置かれています。奈良市の頭塔や堺市の
土塔に類する可能性も考えられる特殊な遺構です。

 駒帰廃寺は、宇陀市菟田野に所在します。二つの仏堂が東西に並んで確認
され、現在整備されています。岡寺式の軒丸瓦や葡萄唐草文軒平瓦、夏見廃
寺や二光寺廃寺と同じ方形三尊セン仏などが出土しており、飛鳥時代から奈
良時代にかけて創建されたと言えます。文献には記録されず、創建の経緯は
明らかではありません。少し周辺には水源の神である宇陀水分神社も祀られ、
古くから信仰の場であったことも考えられます。

 飯降磨崖仏は飛鳥・奈良時代の稀有な磨崖仏であることから昨年度に奈良
県指定史跡に指定されました。凝灰岩の岩壁に二尊仏坐像を中心にして周囲
に菩薩・天部像が彫られたと考えられますが、残存状況は良くありません。
法華経の教儀に則った造像とも考えられています。周囲は山に囲まれ、湿地
の対岸という幽玄な雰囲気をもつ場所に立地しています。同時代の石仏は、
桜井市の石位寺や葛城市当麻の只塚廃寺、石光寺、奈良市の滝寺磨崖仏や頭
塔石仏、芳山石仏などが知られる程度です。

 以上、東山中の古代寺院を概観しました。山辺郡の2寺は平城京と同時代
であり、毛原廃寺では同笵ではありませんが、平城宮式に酷似した軒瓦を使
用する点は平城京内の寺院との関わりを推測させます。平城京の東側の春日
山周辺では奈良時代より山林修行が行われており、香山堂や塔の森石塔など
の寺院が営まれています。距離は離れますが、これらの延長線上に位置する
ことも考えられます。宇陀郡の寺院は、山辺郡のものより少し古く藤原京の
時期に近いことが考えられます。遺跡の立地や周辺の遺跡の状況から古くか
らの信仰の場に隣接して営まれたことが想像されます。これらの寺院は、都
城や平地寺院の仏教とは異なった古代仏教の別の側面を示していると言える
のではないでしょうか。

o〇━━━ 
●3.寄稿                  あい坊先生 ○o。
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斉 明 朝 の 王 宮 と 王 都 造 営  その2
− 後 飛 鳥 岡 本 宮 の 造 営 −                            
   
 斉明2年(656)、飛鳥板蓋宮の跡地に後飛鳥岡本宮を造営しました。
この王宮は斉明天皇だけでなく、天武・持統天皇にも引き継がれ、利用され
ることになります。現在、この王宮は飛鳥宮跡3−A期(事務局注:3は本
来はローマ数字・環境依存文字につき変換・以下同じ)に該当することが判
明しています。そして、これを一部改築して、エビノコ郭や外郭を整備した
3−B期が、天武・持統朝の王宮です。今回は、このうち斉明天皇の王宮に
ついて紹介したいと思います。

 斉明天皇の王宮
 後飛鳥岡本宮は、飛鳥板蓋宮が焼失後、その跡地に斉明2年に造営されま
した。つまり飛鳥岡の麓に三度王宮が造られたことになります。飛鳥板蓋宮
との位置関係では、やや南西にズレて造営していますが、ほとんど重なって
います。後飛鳥岡本宮の造営期間や体制については、『日本書紀』には記さ
れていません。板蓋宮火災直後から造営がはじまったとすると、最大で1年
3ヶ月が見込まれます。また、造営体制についても、斉明朝には吉野宮や宮
東山の石垣、両槻宮など造営が相次ぐことを考えると、斉明天皇の王宮造営
にも多くの仕丁が動員されたことが予想されます。

 飛鳥宮跡3−A期の発掘成果
 飛鳥宮跡3−A期は、一本柱塀によって南北約197m、東西152〜158mを
区画した内郭にあたります。この一本柱塀は両側に石組の雨落溝があります
が、塀から3mも離れていることから、両側にも屋根を支える柱が想定され、
複廊であった可能性が高いと考えられます。
 内郭は南1/4と北3/4とでは、掘立柱塀を境に、砂利敷と石敷の舗装形態
が異なります。内郭の南辺中央には南門があり、南門の北側は砂利敷舗装で、
四面廂の内郭前殿があります。建物からは北に向かって石敷通路が延びてい
ますが、交差する東西塀には明確な門はありません。内郭前殿の東西には掘
立柱塀によって区画された中に、南北棟が2棟ずつ配置されていました。
 一方、北区画には、内郭前殿の北に「南の正殿」「北の正殿」と呼ばれる
南北廂をもつ同規模の大型建物があります。さらに正殿の東西には廊下で繋
がった建物もあります。正殿の北方には桁行12間の長大な建物があり、そ
の北や東西にも高床建物が建ち並んでいました。特に、北東部には石敷きを
伴う立派な井戸があります。

 王宮の性格
 このような建物配置をもつ内郭はどのような性格をしていたのでしょうか。
そして、それぞれの建物の性格はどのようなものだったのでしょうか。
 内郭は天皇の王宮ですが、南1/4と北3/4を掘立柱塀によって区切っていま
す。そして南門を入ったところに前殿があります。この前殿の庭の舗装は砂
利敷で、後の大極殿・朝堂院と共通する舗装なので、内郭前殿は公的な儀式
などを行う正殿と推定できます。そして、その東西にある南北棟の長殿は、
その配置からみて、衆議の場であったとみられます。いわゆる朝堂です。
 一方、北区画は南区画とは異なって、石敷舗装です。中央に並列する正殿
があります。平城宮の初期の内裏でも2棟の正殿が南北に並んでおり、共通
点がみられます。このことから天皇の居住空間、つまり私的建物とみられま
す。ただし、その中でも南の正殿は、後の内裏正殿のように、私的空間の中
の公的建物、北の正殿は私的建物とみられます。そして、北辺や東西辺に立
ち並ぶ建物群は、天皇の生活を支える施設群といえます。内郭北東にある井
戸は、内郭唯一の井戸ですが、石敷を施すように、単に生活用水を確保する
ためだけではなく、儀式などで使う水もくみ上げていたのでしょう。
 このように飛鳥宮跡3−A期の内郭は、後の内裏の性格と共通し、その中
でも南区画は公的空間、北区画は私的空間で、両者を併せ持つ王宮とみられ
ます。飛鳥時代以前の王宮は私的空間だけで十分でしたが、時代とともに公
的空間が占める割合が大きくなり、大極殿などが生まれてきます。後飛鳥岡
本宮は、その過渡的な位置づけができる王宮なのです。


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●4.咲読                      風人  ○o。
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 第63回定例会に向けて、新しい咲読を開始します。風人が担当します
ので、よろしくお付き合いください。咲読は、4回を予定しています。

 次回定例会は、「廃寺に行こう!(仮)」と題しまして、橿原考古学研
究所指導研究員の大西貴夫先生をお招きして案内・説明をしていただくこ
とになりました。大西先生は、昨年度の毛原廃寺の発掘調査を担当されて
おり、この夏の「大和を掘る35」展でも調査報告として土曜講座で発表
されました。大西先生は、古代寺院の成立と変遷や奈良県における山岳信
仰と山寺の調査研究を専門とされており、この定例会には、まさに最適の
先生と言えます。

 次回定例会は、特別な趣向の定例会になります。目的地の一つである毛
原廃寺は、奈良県山辺郡山添村大字毛原に所在しますが、現在バスの便が
なく公共交通機関を利用して行くことが出来ません。苦肉の策として、7
人乗りと8人乗りの車で行くことになりました。そのような事情にて、定
員が少なくなっています。
 「廃寺に行こう!」という企画は、半年以上前から考えていましたが、
バスをチャーターするにも、値上がりしてしまったバス代金を負担するこ
とが出来ませんでした。事務局が定員割れやキャンセル分を負担できない
からです。検討をしましたが、断念する以外になかったのです。
 時を経て、ドライバーを申し出てくれた方がおり、今回の企画復活とな
りました。

 目的地は、夏見廃寺・毛原廃寺・駒帰廃寺と飯降薬師摩崖仏になります
が、夏見廃寺以外はなかなか単独では行けませんし、案内してくださる先
生が居なくては理解も進みません。興味を持たれた方は、この定例会をご
利用いただければと思います。

 毛原廃寺は山中の集落の中に在りますが、奈良時代に平城京内に所在し
た大寺院と同じような大規模な寺院です。七堂伽藍が揃い、現在も金堂跡、
中門跡、南門跡などの礎石が当時のまま残っており、国の史跡に指定され
ています。しかし、このように大伽藍の寺院でありながら、造営の経緯や
創建者を記す文献資料が無く、所在地名を付けて毛原廃寺と呼ばれること
になっています。
 詳しくは、次号以降に改めて書きたいと思います。

 さて、初回は、なぜこのような行き難い場所にこだわったのかという話
をしたいと思います。実は私は名張市で少年期を過ごしました。3歳から
13歳までの10年間のことであったのですが、その間に、夏見廃寺の所
在地付近で遊んだり、毛原廃寺の集落を意外な事で遠望した鮮烈な記憶が
あります。それは、小学校の高学年になった頃の事で、小さな盆地である
名張市の電波事情を改善するためだったのかテレビ塔が標高536mの茶
臼山の山頂に建てられました。腕白な仲間たちが集まって見に行こうと自
転車で麓まで駆け、登山を始めました。茶臼山は、名張市では最も高い山
です。標高で見ると二上山雄岳を超える高さですので、小学生には辛かっ
たのですが、好奇心が勝ったようです。登り詰めた山頂からは、名張の町
が一望に出来ました。そして、振り返った北側山中に毛原の集落が見えた
のです。小さな盆地の中だけが世界だった小学生たちには、新鮮な光景で
した。そして、その光景は今も記憶として残っています。その集落が毛原
だと確認したのは、つい先日のことでした。グーグルマップの機能を使っ
て、その光景を再現して作ることが出来、確認することができました。

  茶臼山と毛原の集落(写真リンク)
  https://www.facebook.com/asukakaze210/

 今、古代史に興味を持つようになり、毛原廃寺を知った時に、その地を
訪れたいと思うようになりました。それがこの企画の切っ掛けとなったの
です。
 この企画を、大西先生にお話した時に、それなら駒帰廃寺や飯降薬師摩
崖仏も予定に入れてはどうかと勧めていただきました。どちらも、こんな
機会でなくては訪ねるのは簡単ではありません。
 夏見廃寺は、名張市夏見に在ります。駒帰廃寺は、宇陀市菟田野区駒帰
に所在します。また、飯降薬師摩崖仏は宇陀市室生区向渕にありますが堂
の中にあり、管理をされている方にお願いして堂を開けていただかねば見
学することが出来ません。

 ルートは、まだ確定していませんが、名張駅西口集合(10:30頃)
  → 夏見廃寺(資料館)・昼食 → 毛原廃寺 → 飯降薬師堂 →
 駒帰廃寺 →  桜井駅を予定しています。

 コースマップは、こちらを参照してください。
  https://www.facebook.com/asukakaze210/
 こちらも、事務局の下見後に確定したいと思います。

 咲読の2回目では、夏見廃寺についてご紹介をしたいと思います。


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●5.第62回定例会レポート           らいち   ○o。
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第62回定例会レポート 事前散策編
両槻会主催講演会
「古代の片岡を考える」  講師 岡島永昌先生(王寺町教育委員会)

 第62回定例会は、久しぶりに飛鳥を離れた地域での開催となりました。
両槻会では第35回・36回にも古代の片岡をテーマにしたウォーキング
と講演会を企画しました。2012年と2013年の事です。その後に尼
寺廃寺跡が整備されたり、西安寺跡でも何度か発掘調査が行われたりと進
展がありました。何より最近の王寺町はゆるキャラの雪丸君に空を飛ばせ
たり、明神山の上に展望デッキを作り恋人達の聖地にしたり話題になるこ
とが多く、なんだか町自体に勢いがあって元気です。もう一度片岡をテー
マに勉強してもいいね…ということで、王寺町教育委員会の岡島永昌先生
に講師をお願いしました。事前にテーマに関わる遺跡を講師先生が自ら案
内して下さるというありがたい事前散策付きの講演会です。

 定例会の2・3日前までの天気予報では雨マークでした。実は岡島先生
は雨男なのだそうで、いたしかたないと思っていましたが、前日には晴れ
マークに変わり、当日は秋晴れに恵まれました。天気予報を覆す事務局長
のパワーはさすがだと感心しました。もちろん出発式での挨拶がいつもど
おりの人徳アピールだったのはいうまでもありません。

 講師の岡島先生を先頭に、参加者17名で最初に訪れたのは尼寺北廃寺
跡です。35回の時は基壇の高まりと礎石が一部残っているだけの野っぱ
らでしたが、今は立派なガイダンス施設が建って、史跡公園としてきれい
に整備されていました。
 尼寺廃寺は飛鳥時代後半に創建された古代寺院です。200mほど離れ
て北廃寺と南廃寺の2つの寺跡がありますが、今回立ち寄ったのは北廃寺
跡だけです。平成3年度からの発掘調査で、北に金堂、南に塔を配置し、
それらを回廊で囲んだ東に中門を設けた、東面する法隆寺式伽藍配置であ
ったことがわかりました。寺跡の東側には今も南北に延びる幹線道路が通
っていて、大きな道に面して門が造られたのかなぁという感じでした。い
つも思うことですが、実際に現地を訪れると広さや地形とか位置関係がよ
く分かります。
 塔跡での説明のあと学習館に移動しました。ここには基壇の断層を剥が
したものと地中から見つかった塔心礎や舎利荘厳具が展示されています。
この塔心礎がとにかくでかい。「日本最大級の心礎」と呼ばれるだけのこ
とはあります。そしてまっぷたつに割れています。この石がいつ割れたの
かなぜそれがわかるのかという参加者の質問にも丁寧に説明していただき、
また、当時の石工集団の技術がいかにハイレベルだったかというオマケの
話まで聞くことができました。
 そして、この学習館では尼寺廃寺の遺跡に関わる仕事をしているガッキ
ー先生に事務局長が何か説明を…と無茶振りする一幕もありました。

 しばらく展示を見学したあと、次は片岡王寺跡に向かいました。行く道
中では乳垂(ままたれ)地蔵尊と芦田池に立ち寄りました。乳垂地蔵は、
乳の出が良くなるという御利益があるお地蔵様で、なんと由縁は推古天皇
の時代まで遡るそうです。芦田池は聖徳太子の進言によって推古天皇の時
代に造られたため池の一つ「肩岡池」の伝承があるそうです。少し歩いた
だけでも片岡には聖徳太子に関わる伝説が多いことに気づかされます。私
たちが歩いていた道は當麻街道と呼ばれる古代道路沿いにあたり、「すぐ
 たいま」と書かれた古い道標が残っていました。
 遺跡を巡りながら先生は古代の道路がどの向きにどう延びていたかをわ
かりやすく説明して下さったので、「片岡おもしろーい」と思ったのは私
だけではなかったのではないでしょうか。午後からの講演がとても楽しみ
になりました。

 片岡王寺は「王寺町」の名前の由来にもなったお寺で、7世紀に敏達天
皇系王族によって創建されたと伝わる、南から塔、金堂、講堂が並ぶ四天
王寺式伽藍配置の古代寺院です。明治20年頃までは塔や金堂の基壇や礎
石が残っていたそうですが、今は伽藍のあった場所はほとんどが王寺小学
校の敷地内になっています。最近の調査では東側の国道168号線に沿っ
て寺域を示す雨落溝などが確認されているそうです。小学校の校庭を通ら
せてもらい、途中遺構の説明を聞いて、片岡王寺の法灯を繋ぐ放光寺へ向
かいました。
 落雷や兵火などで荒廃していたのを中世に再興されたそうで『放光寺古
今縁起』には片岡王寺の系譜が記されていて貴重な文献史料となっている
ようです。境内には天文銘の石灯籠が残っていました。放光寺の隣には片
岡神社があり、延喜式神名帳に「片岡坐神社」として記載される古社で宮
座も残っているそうです。

 片岡王寺跡と国道168号線を挟んで向側に達磨寺が建っています。こ
ちらの方丈院の軒先をお借りして昼食タイムとなりました。美しく整えら
れたお庭を眺めながら重要文化財の建物でお弁当を食べるって贅沢ですねー。
 そして、お腹がいっぱいになったあとは、達磨寺本堂の見学です。

 達磨寺の境内には史跡がたくさんあって、本堂が古墳の上に建っている
というのは有名ですが、1号墳〜3号墳まであって達磨寺古墳群と呼ばれ
ています。本堂の下にあるのが3号墳になります。聖徳太子が飢人を助け
篤く葬ったという、いわゆる『飢人伝説』がもとになり、その飢人が実は
達磨大師の化身で、3号墳は達磨大師の墓であると伝承されてきました。
本堂には聖徳太子像と達磨大師像が安置され、真ん中には千手観音さまが
おられました。平成16年に建て替えられたばかりの新しい本堂は、出土
した文化財の展示室にもなっていて、本堂下に埋納されていた石製宝篋印
塔に、入れ子式に入っていた合子やハート形の舎利といっしょに、有名な
水晶製五輪塔の舎利容器も見学できました。また発掘に直接携わった岡島
先生から発見時の生々しいエピソードなども聞かせていただきました。
 本堂見学のあと境内にある他の史跡も案内していただきました。王寺町
のゆるキャラ「雪丸君」のモデルになった聖徳太子の愛犬雪丸の像もあり
ました。

 そして、最後のポイント西安寺跡の舟戸神社に向かいました。神社の近
くからは古代の瓦がたくさん見つかっていて、うんと以前から古代寺院跡
であると考えられていたそうです。2015年の調査で拝殿の北側から塔
基壇と塔心礎、礎石の一部がみつかりました。昨年の調査では塔跡のさら
に北側に金堂跡と思われる礎石が見つかっています。出土した瓦から創建
年代は7世紀前半と考えられ、考古学的には古代寺院跡であることは分か
りましたが、では、いつ誰が建てたお寺なの?ということになると文献か
らはよく分からないようです。

 この日に訪れた尼寺廃寺、片岡王寺、西安寺などの古代寺院が建てられ
た飛鳥時代の片岡はどんな風だったのでしょう。これまでは、難波と大和
を結ぶ要衝の位置にあり、経済的・政治的基盤を構築するために、敏達天
皇系王族が片岡の地に、聖徳太子の上宮王家が大和川を挟んだ斑鳩の地に
進出してきて、それぞれ尼寺廃寺や片岡王寺、法隆寺若草伽藍を創建して
いった、と考えられてきました。
 岡島先生は、片岡の古代寺院の調査が進んだことで、もう一度再考する
時期に来ているのではと、考えられているようです。そのお話はこの後の
講演会でのお楽しみとなりました。     (レポート担当:らいち)

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●6.飛鳥情報                        ○o。
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  ―――――――――――――――――――――――
  ●三輪山セミナー
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月30日(土)
    内 容: 「古代の王宮にそびえる大聖標」
           辰巳 和弘氏(古代学研究者)
    時 間: 14:00〜(受付12:30〜)
    場 所: 大神神社 大礼記念館
    受講料: 200円
    詳 細: http://oomiwa.or.jp/topics/topics_seminar/

  ―――――――――――――――――――――――
  ●近つ飛鳥博物館 秋季特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「古墳出現期の筑紫・吉備・畿内―2・3世紀の社会と経済―」
    会 期: 9月30日(土)〜11月26日(日)
    時 間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 近つ飛鳥博物館 特別展示室
    料 金: 一般650円、65歳以上・高校・大学生450円
         中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方 無料
    詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition/special2

   ≪ミニシンポジウム≫
   「古墳出現期に至る吉備と畿内の交流」
    開催日: 10月15日(日)
    内 容: 基調講演
         「集落・墳墓からみた古墳出現期前後の吉備社会」
           河合 忍氏(岡山県古代吉備文化財センター主任)
         「畿内からみた古墳出現期の社会」
           廣瀬 時習氏(近つ飛鳥博物館総括学芸員)
         討論
          進行 市村 慎太郎氏(近つ飛鳥博物館総括学芸員)
    詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition/special2/kanren03

   ≪現地見学会 (要申込)≫
   「脇本から纏向へ」
    開催日: 10月22日(日)
    時 間: 10:00〜15:00ころ
    定 員: 45名(応募者多数の場合は抽選)
    詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition/special2/kanren05

  ―――――――――――――――――――――――
  ●桜井市立埋蔵文化財センター 発掘調査速報展
  ―――――――――――――――――――――――
  「50cm下の桜井」
    会 期: 10月1日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 桜井市埋蔵文化財センター展示収蔵室
    料 金: 一般200円、小・中学生100円
    詳 細: http://www.sakurai-maibun.nara.jp/tenji/Sokuhou.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●聖徳太子を学ぶ連続公開講座(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 10月1日(日)
    内 容: 「聖徳太子にまつわる遺跡群」
           相原 嘉之氏(明日香村教育委員会文化財課長)
         「聖徳太子絵伝を読む2」
           千田 稔氏(奈良県立図書情報館長)
    時 間: 14:00〜15:30(開場・受付 13:00)
    場 所: 明日香村中央公民館1階ホール
    定 員: 200名
    詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2466

  ―――――――――――――――――――――――
  ●帝塚山大学附属博物館 企画展示
  ―――――――――――――――――――――――
  「仏教美術のススメ1〜仏像のひみつ〜」
    会 期: 10月2日(月)〜11月3日(金・祝)
    時 間: 9:30〜16:30
        (講座等学校行事のある場合は一時的に閉館することあり)
    場 所: 帝塚山大学附属博物館
    料 金: 無料
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/temporary/

   ≪やさしい仏像講座 (要申込)≫
    開催日: 10月6日(金) (申込〆切 〜9/26)
    時 間: 14:00〜15:30
    内 容: 「お釈迦さまのひみつ」
    定 員: 30名

    開催日: 10月14日(土) (申込〆切 〜10/4)
    時 間: 11:00〜12:30
    内 容: 「仏像のひみつ」
    定 員: 30名

    開催日: 10月20日(金) (申込〆切 〜10/10)
    時 間: 14:00〜15:30
    内 容: 「ちょこっと学芸員−仏像調査体験−」
    定 員: 10名

  ・・・・・・

    場 所: 帝塚山大学附属博物館講座室
    講 師: 戸花 亜利州氏(帝塚山大学文学部講師・附属博物館学芸員)
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/temporary/2017/05/31/11_1.html

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  ●飛鳥資料館 秋季特別展
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  「高松塚古墳を掘る−解明された構築過程−」
    会 期: 10月6日(金)〜12月3日(日)
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
    料 金: 一般270円、大学生130円
         高校生、18歳未満、65歳以上は無料(年齢のわかるものが必要)
    詳 細: https://www.nabunken.go.jp/asuka/kikaku/post-32.html

   ≪講演会≫
    開催日: 10月28日(土)
    内 容: 「高松塚古墳の構築技術を解明する」
           廣瀬 覚氏(奈良文化財研究所主任研究員)
    時 間: 13:30〜
    場 所: 飛鳥資料館講堂

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  ●橿原考古学研究所附属博物館 秋季特別展
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  「黒塚古墳のすべて」
    会 期: 10月7日(土)〜11月26日(日)
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 橿原考古学研究所附属博物館 特別展示室
    料 金: 一般800円、高校・大学生450円、小・中学生300円

   ≪研究講座≫
    開催日: 10月15日(日)
    内 容: 「黒塚古墳の埋葬空間と副葬品配置」
           岡林 孝作氏(奈良県教育委員会文化財保存課課長補佐)
         「中国六朝墓葬の地域性と黒塚古墳」
           藤井 康隆氏(名古屋市博物館主任学芸員)
    時 間: 13:00〜16:15(開場12:00)
    場 所: 橿原考古学研究所講堂
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top.html

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  ●東大寺東塔院跡発掘調査の現地説明会
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  「東大寺東塔院跡発掘調査の現地説明会」

    開催日: 10月7日(土)
    時 間: 10:00〜15:00  ※小雨決行
    場 所: 東大寺東塔院跡発掘現場
    詳 細: http://www.todaiji.or.jp/
         https://www.nabunken.go.jp/fukyu/event2017.html#account02

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  ●飛鳥学冠位叙任試験
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    開催日: 10月8日(日)
    時 間: 9:00〜16:30(正午まで受付)
    場 所: 明日香村内(近鉄飛鳥駅で解答用紙配布・回収)
    詳 細: http://www.asukabito.or.jp/infoDetail355.html

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  ●飛鳥史学文学講座(要申込)
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    開催日: 10月8日(日)
    内 容: 「飛鳥大仏:その歴史と研究 〜近年の調査成果を踏まえて〜」
           長谷 洋一氏(関西大学文学部教授)
    時 間: 13:15〜(約2時間)
    場 所: 明日香村中央公民館
    詳 細: http://asukamura.com/?p=9623

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  ●古都飛鳥文化祭2017
  ―――――――――――――――――――――――
  「悠久の飛鳥〜古代から現代、そして未来へ〜」
    開催日: 10月14日(土)、15日(日)
    場 所: 国営飛鳥歴史公園石舞台地区あすか風舞台ほか
    詳 細: https://asukamura.com/?page_id=9784

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  ●古都飛鳥歴史講座
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  「古代飛鳥の新研究」
    開催日: 10月14日(土)
    内 容: 「細川谷古墳群の基礎的研究」
           辰巳 俊輔氏(明日香村役場)
         「甘樫丘をめぐる遺跡の動態」
           相原 嘉之氏(明日香村教育委員会)
    時 間: 14:30〜(14:00開場)
    場 所: 万葉文化館企画展示室
    詳 細: https://asukamura.com/?page_id=9784
    https://www.facebook.com/%E5%8F%A4%E9%83%BD%E9%A3%9B%E9%B3%A5%E6%96%87%E5%8C%96%E7%A5%AD-1616468045290243/

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  ●忍坂街道まつり
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    開催日: 10月14日(土)

    午前の部(ウォーク)
     内 容: 「秋の忍阪をゆく!〜ウォーク」
     時 間: 8:30〜(8:00受付)
     場 所: 近鉄大和朝倉駅〜外鎌山〜大伴皇女墓〜鏡王女墓〜舒明天皇陵
          〜赤坂天王山古墳群〜石井寺〜生根神社

    午後の部(講演会など)
     内 容: 「赤坂天王山古墳群の謎に迫る」
            丹羽 恵二氏(桜井市教育委員会文化財課)
     時 間: 13:00〜14:30(12:00〜受付)
     場 所: 忍阪生根会館
     定 員: 先着100名(午前の部参加者優先)

     詳 細: https://sakurai-kankou.jimdo.com/イベント/

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  ●帝塚山大学市民大学講座
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    開催日: 10月14日(土)
    内 容: 「近江の仏教美術と博物館」
           和澄 浩介氏(滋賀県立近代美術館学芸員)

    開催日: 10月28日(土)
    内 容: 「狙われる仏像−仏像盗難被害の現状と対策−」
           大河内 智之氏(和歌山県立博物館主査学芸員)

  ・・・・・・

    時 間: 14:00〜15:30
    場 所: 帝塚山大学2号館2101教室
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/lecture/

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  ●公開講座&ウォーク(要申込)
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  「大化の改新と藤原鎌足の遺跡を訪ねる」
    開催日: 10月15日(日)
    時 間: 10:00〜15:00(受付 9:30〜)
    場 所: 集合 明日香村役場前
         講座 飛鳥資料館講堂
    講 師: 牟田口 章人氏(帝塚山大学文学部教授)
    コース: 明日香村役場〜飛鳥宮跡〜万葉文化館〜大原神社〜入鹿の首塚
         〜水落遺跡〜飛鳥資料館
    詳 細: http://www.asukabito.or.jp/

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  ●万葉集を読む
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    開催日: 10月18日(水)
    内 容: 「大伴家持と坂上大嬢(741〜755番歌)」
           井上 さやか氏(万葉文化館指導研究員)
    時 間: 14:00〜15:30(開場13:30)
    場 所: 奈良県立万葉文化館
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=180

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  ●ふるさと歴史講座
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    開催日: 10月21日(土)
    内 容: 「蘇我氏の遺跡をさぐる」
           高橋 幸治氏(明日香村教育委員会)
    時 間: 13:30〜
    場 所: 明日香村中央公民館
    詳 細: https://asukamura.com/?p=9819

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  ●秋季特別展「黒塚古墳のすべて」名古屋講演会
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    開催日: 10月21日(土)
    内 容: 「3・4世紀の東海と初期倭王権」
           赤塚 次郎氏(NPO法人古代爾波の里・文化遺産ネットワーク理事長)
         「大和(オオヤマト)のなかの黒塚古墳」
           豊岡 卓之氏(橿原考古学研究所副所長)
    時 間: 13:30〜(受付〜13:00)
    場 所: 名古屋大学経済学部カンファレンスホール
    定 員: 450名(事前申込不要)
    詳 細: http://www.kashikoken-yushikai.org/

  ―――――――――――――――――――――――
  ●吉野歴史資料館 歴史講演会
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 10月22日(日)
    内 容: 「葛城地域と壬申の乱」
           下大迫 幹洋氏(香芝市教育委員会事務局副主幹)
    時 間: 14:00〜15:30
    場 所: 吉野町中央公民館3・4研修場
    定 員: 80名(先着順)
    申 込: はがき、またはFAXで、住所・氏名・連絡先・希望受講講座名
         を明記の上、吉野町教育委員会事務局社会教育係まで
    連絡先: 〒639−3111 奈良県吉野郡吉野町上市133
         TEL 0746−32−0190
         FAX 0746−32−5689

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  ●大和発掘!斑鳩考古学セミナー(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 10月26日(木)
    内 容: 「(仮)宮滝遺跡について−7・8世紀の吉野離宮を中心に−」
           中東 洋行氏(吉野町教育委員会主事)
    時 間: 13:00〜15:00
    場 所: 法隆寺iセンター
    詳 細: http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/cgi-bin/events/details.cgi?pid=1455759880

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  ●纏向学研究センター 東京フォーラム(要申込)
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  「卑弥呼発見!親魏倭王卑弥呼に制詔す−卑弥呼の外交−」
    開催日: 10月29日(日)
    内 容: 講演
         「卑弥呼の外交−男弟の役割」
           刈谷 俊介氏(日本考古学協会員)
         「卑弥呼以前の伊都国の外交」
           柳田 康雄氏(國學院大學教授)
         「卑弥呼への回賜の品々とそのゆくえ」
           福永 伸哉氏(大阪大学大学院教授)
         「卑弥呼と韓の辰王、燕の公孫淵」
            東 潮氏(徳島大学名誉教授)
         シンポジウム
          コーディネーター 寺澤 薫氏(纏向学研究センター所長)
    時 間: 10:20〜16:00(開場 9:50)
    場 所: よみうりホール(東京都千代田区有楽町1−11−1)
    詳 細: http://www.makimukugaku.jp/info/event.html#foram29

o〇━━
●7.編集後記                   梅前   ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 大西先生の特別寄稿、あい坊先生の寄稿、風人の咲読、らいちの定例会
レポート、飛鳥情報と、盛りだくさんな号になりました。お楽しみいただ
けましたでしょうか。
 第63回定例会の受付も始まりました。今回はちょっと小粋に「ドライ
ブ定例会」です。一人ではなかなか行けない場所を訪れる、両槻会ならで
はのディープな企画です。車なので、参加人数に限りがあります。お申し
込みはお早めにどうぞ。

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創刊日:2007-11-11  
最終発行日:  
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