近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン Vol.276

2017/09/15

┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
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   2.特別寄稿             清水昭博先生
   ―――――――――――――――――――――――――――
   3.咲読               風人
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   4.飛鳥悠遠             梅前
   ―――――――――――――――――――――――――――
   5.飛鳥情報
   ―――――――――――――――――――――――――――
   6.編集後記
   ―――――――――――――――――――――――――――
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 関西でも朝夕はめっきり秋めいてきましたね。ネット情報では、橘寺で
彼岸花が開花したと伝えていました。日の暮れが本当に早くなりましたね。
 さて、定例会が迫ってきました。事務局はテンヤワンヤの準備中です! 
まだ、若干名の受付が出来ますので、ご希望の方はお早めに申し込みくだ
さい。よろしくお願いします。               (風人)

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●1.お知らせ                          風 人 ○o。
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 第62回定例会の実施要項

「古代の片岡を考える」トーク&ウォーク

 講演会 「古代の片岡を考える」
 講 師  岡島永昌先生 (王寺町教育委員会)
 実施日  9月23日(土・祝日)
 講演会場 王寺町地域交流センター  フリールーム
 開 演  14:30頃(詳細別途申込者へ)
 終 演  17:00頃予定

 事前散策 岡島先生のご案内で、約6kmの現地見学を実施します。
 集合時間 10時30分頃(詳細別途申込者へ)
 集合場所 JR畠田駅前
 事前散策 JR畠田駅 → 尼寺北廃寺跡 → 芦田池 → 片岡王寺跡
      → 達磨寺 → 西安寺跡 → 王寺町地域交流センター(講演会場)
 コースマップ
https://drive.google.com/open?id=1uznj_TYjWC57kVLVl-PfIeWTA-Q&usp=sharing
         ウォーキング距離 約6km

 定 員  26名(会場定員まで)
 参加費  1,500円 (運営協力金)
 受 付  7月1日より定員まで
 申 込  両槻会事務局にメールでお申し込みください。
         asukakaze2@gmail.com


 岡島先生から頂いた講演概要

  平成12年(2000)に刊行された『新訂王寺町史』では古代の片
 岡に関して、敏達天皇系王族が新しい経済基盤を確立して勢力を強める
 ため、大和川水系を通じた交通の要地にあたる当地に進出し、片岡王寺
 を創建するなどしたと叙述されています。

  この町史の説は、非常に魅力あるものではありますが、2000年の
 町史刊行以後、王寺町でもようやく発掘調査が進みはじめ、おぼろげな
 がら古代の片岡を考える素材が出てくるようになりました。町史の説に
 導かれながらも、古代の片岡を一つずつ組み立て直していく時期にきた
 といえるでしょう。

  今回の定例会では、町史以後の片岡王寺、達磨寺、西安寺などの調査
 成果を紹介することで、古代の片岡を見つめ直す契機にできればと思い
 ます。


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●2.特別寄稿                  清水昭博先生 ○o。
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 (第35回・第36回で片岡地域を取り上げた時、清水先生が書いてくだ
さった特別寄稿です。第62回定例会でも、とても参考になりますので、許
可をいただいて再掲させていただくことにしました。)


今夏、坂田尼からの宿題 〜飛鳥と片岡をつなぐもの〜
                   帝塚山大学 清水昭博先生

 11月の定例会は「片岡山辺をあるく」。なぜ、両槻会が飛鳥ではなく片
岡(奈良県香芝市、王寺町周辺)の地を歩くのか、講師のわがままではない
のか?
 そうした疑問に対する回答になるかどうかはわかりませんが、今回は、飛
鳥時代の飛鳥と片岡にちなむ話題として、飛鳥の坂田寺と片岡の尼寺廃寺の
瓦の関係について、少しお話ししたいと思います。

 尼寺廃寺は香芝市尼寺にある古代寺院です。尼寺廃寺といいますが、じつ
は遺跡は二箇所に分かれています(尼寺北廃寺と尼寺南廃寺)。しかし、遺
跡は200mしか離れていません。立地だけでも、両寺が深い関係にあるこ
とがわかります。そして、その関係は出土瓦にも表れています。

 7世紀中頃、両寺で最初に作られた軒丸瓦(屋根の軒先に使う丸瓦)に、
同じ木製の型(笵といいます)で蓮華の文様をかたどった瓦が使われている
のです。さらに注目すべきは、その同じ笵を使った瓦が坂田寺でも出土して
いることです。

 どうして坂田寺、尼寺北廃寺、尼寺南廃寺は同じ笵を使っているのでしょ
うか? 瓦は職人が作るものであり、職人や工房のつながりがあることはわ
かります。しかし、飛鳥時代、瓦作りの技術はとても貴重で、瓦葺き建物も
寺に限られるという時代でした。寺の建立が権力者たちのステイタスとなっ
た時代です。職人の背後には、それを指示する人々がいたのです。その人々
とは寺院建立のスポンサーとなった豪族や王族、そして、寺院で活動する僧
尼たちでした。瓦の関係の背後にはそのような「人の関係」がうかがえるの
です。

 三寺の関係はどのように考えられるでしょうか。寺院建立のスポンサーと
みた場合、坂田寺は飛鳥大仏や法隆寺釈迦三尊像の作者で有名な鞍作止利の
一族、鞍作氏です。尼寺北廃寺、尼寺南廃寺は諸説ありますが、わたしは敏
達天皇の孫、茅渟王一族の僧寺、尼寺と考えています。

 敏達天皇関連系図
 https://www.facebook.com/asukakaze210/

 法隆寺の仏像を鞍作止利が造っているように、鞍作氏と王族の関係を背後
に想定することもできるでしょう。しかし、それ以上の関係は追及できそう
にありません。

 それよりも気になるのは、坂田寺が尼寺ということです。記録に残る坂田
寺の縁起は複雑ですが、『日本書紀』によって鞍作氏が建立した尼寺である
ことがわかります。また、鞍作氏は日本最初の尼である善信尼を輩出してい
ます。奈良時代には坂田寺の尼信勝の活躍も知られますので、飛鳥、奈良時
代を通じて尼寺であったことは確かです。

 瓦の話に戻りましょう。
 三寺の瓦は、詳細な観察によって、笵の傷み具合にちがいがあることがわ
かっています。傷みの少ない順に、坂田寺、尼寺南廃寺、尼寺北廃寺と続き
ます。木製の笵を作成した当初に傷みはないでしょうから、瓦づくりもこの
順でおこなわれたとみることができます。つまり、坂田寺にあった笵が片岡
の尼寺南廃寺、尼寺北廃寺へと移動したことがわかるのです。

 尼寺南廃寺は地元、般若院にある毘沙門天像に刻まれた銘文「華厳山般若
院 片岡尼寺開山…」から尼寺(片岡尼寺)であったことがわかります。結
論をいえば、坂田寺から尼寺南廃寺への笵の移動の背後には尼あるいは尼寺
の関係があったと、わたしは考えます。尼寺北廃寺と尼寺南廃寺はその立地
や瓦の関係から、僧寺と尼寺の関係で捉えることができるでしょう。尼寺南
廃寺から尼寺北廃寺への移動は、同じスポンサーを介しての関係によるもの
とみられます。

 坂田寺の瓦が尼、尼寺の関係で動くという考えは、坂田寺と非常によく似
た文様の瓦が出土する和歌山県の古代寺院の状況からも補強できます。和歌
山県では紀ノ川流域の西国分廃寺、最上廃寺、北山廃寺の三寺から坂田寺系
の瓦が出土し、坂田寺の影響をうかがうことができます。そして、それらの
寺々の周辺にも尼寺である証拠がわずかながら残されているのです。北山廃
寺の近くには「尼寺」、最上廃寺には「尼岡」の地名が残ります。西国分廃
寺は奈良時代に紀伊国分尼寺に転用されたとする説もある寺です。もしそう
した考えが正しいとすると、その前身の寺も尼寺であった可能性が高いでし
ょう。

 坂田寺を中心とした尼寺のネットワーク
 https://www.facebook.com/asukakaze210/

 さらにいえば、坂田寺とよく似た瓦は飛鳥の奥山廃寺にもあります。奥山
廃寺は小墾田寺と呼ばれた寺で、尼寺です。また、奥山廃寺と同じ笵で作ら
れた瓦は、遠く愛知県の東畑廃寺でも出土しています。東畑廃寺からは全国
で唯一、飛鳥の橘寺と同じ型で作られたセン仏(火頭形三尊セン仏)が出土
しますが、橘寺も尼寺です。東畑廃寺も尼寺との関係が深いように思います。

 今回は、飛鳥と片岡の関係を坂田寺と尼寺廃寺の瓦を通じて検討してきま
した。そこにわたしは尼、尼寺の関係をみたのですが、瓦にみえる各地への
坂田寺の影響は、飛鳥時代(7世紀中頃〜後半)の坂田寺の実力を示すもの
といえるでしょう。また、それは、善信尼と信勝尼の時代をつなぐ、歴史に
名を残さなかった坂田の尼たちの活動の軌跡を示すものともいえるのではな
いでしょうか。

 大学の夏休みも終わりに近づいた9月中旬、彼岸花が咲き始めた飛鳥へ向
かいました。飛鳥駅から平田を越え、稲渕の棚田を下り、阪田へ。この夏の
いくつかの発表に関連し、なぜか登場してきた坂田寺。何かしらのご縁を感
じ、この夏、わたしに与えられた宿題を提出する想いで、夏休み最後の飛鳥
行に坂田寺を訪ねたのです。しかし、坂田原を通り抜ける風は涼やかで、も
うすでに秋色に染まっていました。


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●3.咲読                     風人   ○o。
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 まだ先だと思っていた第62回定例会が、来週末に迫ってきました。咲読
も回を重ねて6回目になりました。今回の咲読では、これまで書いてこなか
った道の話をしようと思います。
 定例会で取り上げる西安寺や片岡王寺・尼寺廃寺の伽藍の方位は、近くを
通る道路に影響を受けています。この古道は当麻に通じることから、当麻道
(街道)と呼ばれているようです。ただ、『日本書紀』の壬申の乱の記述に
見える当麻道とは違っています。こちらは竹ノ内峠越えの道ですので、やや
こしいですね。片岡地域を縦断する道は当麻街道と呼ぶことにしましょうか。
寺院の方位にまで影響を与えたのですから、立派な道だったのでしょうね。
達磨寺と片岡王寺の間隔が道路幅だったのでしょうか。現在の道路幅と同じ
になりますね。それでは広すぎますが、どうだったのでしょうか。すみませ
ん! 宿題です。
 今回取り上げるのは、この当麻街道ではありません。(^^ゞ 以前から気
になっている保津・阪手道です。この道は、奈良盆地の南半分を北西から南
東へ斜めに通ると考えられています。保津・阪手道というのは田原本町内の
字名で、本来の道路名称は失われています。
大和の古代道路網図参照リンク
https://www.facebook.com/asukakaze210/
 
 さて、保津・阪手道は地形に沿った道で、古墳時代前期初頭の地割に沿っ
た道であったと推測されています。現在、発掘調査で道路遺構が確認されて
いるのは、田原本町の保津から阪手までの間で、連続して道路遺構が検出さ
れています。また、阪手から南東方向に斜行する道路痕跡があり、桜井市大
西付近まで辿れます。北西へは、近江俊秀先生の復元案に従えば、近鉄田原
本線に沿うように道路が延長されており、最終地点が王寺町舟戸付近になっ
ています。そうです! 舟戸神社の在る舟戸です。西安寺跡付近になります。
 舟戸神社の祭神は、久那斗神(くなどのかみ)と天児屋根命とされていま
す。この久那斗神とは、道の分岐点で旅人の道中の安全をはかる神とされて
います。また、外部から邪霊が侵入するのを防ぐ神でもあります。『日本書
紀』では、伊奘諾尊が黄泉国に行った折、黄泉比良坂で雷神に追いかけられ、
杖を投げ「これ以上来るな」といったので、その杖をクナドノカミと名づけ
たとあります。舟戸付近で、当麻街道と保津・阪手道が衢を形成していたと
考えるのも面白いですね。

 保津・阪手道に関連する遺跡に羽子田遺跡(田原本町)があります。この
遺跡からは、道路幅が変わる2時期の道路が確認されています。また、この
他、道路側溝と思われる溝が複数確認されており、現代まで踏襲される間に
複数回の付け替えが行われた可能性があるそうです。保津・阪手道は6世紀
後半に側溝を伴って整備され、側溝は奈良時代後半まで維持・管理されたよ
うです。これは、何を意味するのでしょう。

 6世紀の王宮の所在地は、磐余を中心にしていました。保津・阪手道が磐
余に続くと考えてみるのはどうでしょうか。6世紀磐余の諸宮と難波津を繋
ぐ重要な道であった可能性も有るのではないかと思われます。
 河内湖から大和川を遡行した人・物は、亀の瀬で舟を下り、陸路を磐余に
向かったと考えてみました。
 大和川を海石榴市まで遡行するのも、もちろん考えられますが、古代に帆
を持った剣先船が陸運より効率の良いほど利用出来たのかどうか、それと天
候に左右されやすい水運がそんなに効率が良かったのかどうか、私は疑問に
思っています。
 また、この道は、もしかしたら隋使裴世清を飛鳥に導いた道でもあったか
も知れないと思います。外交使節に整備された道を見せることは、自国の力
を見せることに繋がります。道中には、阿斗桑市(衢・田原本町阪手付近か)、
最も賑やかだったに違いない海石榴市などが在ります。その繁栄ぶりをアピ
ールするには、このルートは優れているように思えます。
 保津・阪手道の本来の名前は、磐余道、磐余街道であったのかも知れませ
ん。

 またこれは、敏達王統が片岡に進出する道でもあったように思います。忍
坂に拠点を持った彼らが、片岡にその痕跡を色濃く残すには、この道が重要
な役割を果たしたに違いないと私は思います。
 古代片岡北部(王寺町)は、奈良盆地の水の出口であると共に、大和の陸
路の入口でもあったのでしょう。そう考えると、先の当麻街道や竜田道の意
味も見えてくるように思えます。

 6回にわたって綴ってきました咲読で、片岡地域の面白さに気付いていた
だければ良いのですが、如何だったでしょうか。書き手の方は、四苦八苦!
力不足を感じた今回でした。お許しを頂きますように。
 次号からは、第63回定例会の咲読が始まります。引き続き私が担当を務
めさせていただきます。


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●4.飛鳥悠遠                   梅前   ○o。
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「野口王墓にて」

 初めて飛鳥応援大使の会合に出席した年ですから、もう一昨年のことにな
ります。集合までに時間があったので、それまでの間、自転車で飛鳥のあた
りを巡ってみようと思い立ちました。

 飛鳥駅前で自転車を借り、地図を片手に最初に向かったのは野口王墓でし
た。皆さんご存知のように、そこは天武と持統の合葬陵とされていて、彼ら
も登場する長い小説をその年上梓したばかりだった私は、二人に対するお礼
もかねて、そこにどうしても行ってみたかったのです。
 ペダルをこぎこぎ緩やかな坂道をのぼり、東側に自転車をとめると、私は
小高い丘のようになった陵へ向かってのぼり始めました。10月も半ば、と
てもよく晴れていて、汗ばむほどの陽気でした。
 傾斜が急になったあたりで、車椅子を押す男性が、でこぼこ道に車輪をと
られて難儀しているのに出会いました。私は車椅子の前に回りこみ、前輪を
持ち上げて坂道を上るお手伝いをしました。こうすると少しの力で障害物を
乗り越えることができるのです。

「ありがとうございます、助かりました」
 車止めがあって結構大変でしたが、無事に陵の前の広場にたどり着くと、
男性は額に汗を浮かべてお礼を言いました。車椅子に乗っているのは彼の弟
さんでしょうか、息子というには少々年のいった感じがする男性で、足が不
自由なだけではないらしく、何の表情も浮かべず座っているだけでした。
「天智天皇陵に行ってきたんです」
と、車椅子を押していた男性が話しかけてきました。
「天智天皇陵? 京都の、ですか?」
と問いかけると、ええ、と彼は白い歯を見せて笑い、大きなデジタル一眼レ
フを取り出して、画面をスライドさせながらその写真を見せてくれました。
「この陵の、真北にあるんです。不思議ですよね。兄と弟で、同じ経度の北
と南に」
 彼はそう言って、北の空をのぞむように顔をあげました。
「ご一緒にいらしたんですか?」
 車椅子に目をやりながら訊ねると、はい、もちろん、と彼は笑顔でうなず
きました。
「この陵は向こう側を回る道があると聞いたんですけど、車椅子で行けます
かね?」
と彼が言うので見に行くと、道は狭くて段差もあり、車椅子ではとても行け
そうにありません。戻ってそう伝えると彼は、
「じゃあ、あなただけ行ってきてください。僕らはゆるゆると戻ります。お
世話になりました」
と頭を下げました。
 陵を一周してから見おろすと、車椅子がまた坂道の途中で悪戦苦闘してい
るのが見えました。陵の西側には道があったのですが、東側に車を止めてし
まっていたようです。再び手を貸し、坂が緩やかな場所まで来ると、彼は
「ここまでで結構です。ありがとうございました。お気をつけて」
と言いました。

 自転車を置いた場所まで戻って見上げると、彼が白い歯を見せ片手を上げ
るのが見えました。会釈を返し、自転車のペダルを踏みこみながら私は、こ
の陵に眠る天武天皇という人は、もしかしたらあんな人だったのかもしれな
いな、とふと思ったのでした。


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●5.飛鳥情報                        ○o。
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  ―――――――――――――――――――――――
  ●万葉古代学公開シンポジウム
  ―――――――――――――――――――――――
  「万葉集の中の漢籍・仏典を考える−新しい万葉集の世界を拓く−」
    開催日: 9月16日(土)
    内 容: 総論
         「万葉集の受容した漢籍・仏典とその表現形成の研究」
           辰巳 正明氏(國學院大學名誉教授)
         個別報告
         「万葉集の仏典受容と作品形成
           −大伴家持の「悲世間無常歌」を考える−」
           鈴木 道代(國學院大學助教)
         「山林仏教と詩歌−山上憶良と東アジアの仏教」
           山口 淳史氏(大東文化大学教授)
         「万葉集の中の儒教と仏教の受容−その葛藤と作品形成の問題−」
           辰巳 正明(國學院大學名誉教授)
         ディスカッション
         「テーマ『無常』ということ」
           辰巳正明氏・山口淳史氏・鈴木道代氏
    時 間: 14:00〜17:00(開場 13:30)
    場 所: 奈良県立万葉文化館
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=192

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  ●歴史ミニ講座
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  「片岡地域の古代寺院」
    開催日: 9月17日(日)
    内 容: 「寺院から見た古代の片岡地域」
    講 師: 岡島 永昌氏(王寺町教育委員会学芸員)
    時 間: 11:30〜12:00(開場11:00)
    場 所: 王寺町地域交流センター リーベルルーム
    詳 細: http://home.oji-kanko.kokosil.net/ja/rekisikouza

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  ●歴史に憩う橿原市博物館 夏季特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「天武天皇 覇者の世界」
    会 期: 9月18日(月・祝)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館受付 16:30まで)
    場 所: 歴史に憩う橿原市博物館
    詳 細: http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/29summer.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●万葉集を読む
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月20日(水)
    内 容: 「大伴家持と坂上大嬢(727〜740番歌)」
           大谷 歩氏(万葉文化館主任技師)
    時 間: 14:00〜15:30(開場13:30)
    場 所: 奈良県立万葉文化館
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=180

  ―――――――――――――――――――――――
  ●鎮守の森を観に行こうかい(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
  「猿石からキトラ古墳へ」
    開催日: 9月24日(日)
    集 合: 8:20 近鉄桜井駅北口前広場
         9:15 近鉄飛鳥駅前
    講 師: 大脇 潔氏(古代瓦研究家・元近畿大学教授)
         紀和 邦明氏(郷土史研究家)
         橋本 輝彦氏(纏向学研究センター)
         新井 博子氏(森林インストラクター)
         吉堂 求氏(環境省自然公園指導員)
    コース: 近鉄桜井駅〜近鉄飛鳥駅〜吉備姫王・猿石〜欽明天皇陵
         〜飛鳥歴史公園〜高松塚古墳〜文武天皇陵〜栗原寺跡
         〜竹林寺〜呉津彦神社〜キトラ古墳〜檜隈寺跡〜島農園
         〜近鉄飛鳥駅
    詳 細: https://sakurai-morinokai.jimdo.com/お知らせ/鎮守の森を観に行こうかい/

  ―――――――――――――――――――――――
  ●三輪山セミナー
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 9月30日(土)
    内 容: 「古代の王宮にそびえる大聖標」
           辰巳 和弘氏(古代学研究者)
    時 間: 14:00〜(受付12:30〜)
    場 所: 大神神社 大礼記念館
    受講料: 200円
    詳 細: http://oomiwa.or.jp/topics/topics_seminar/

  ―――――――――――――――――――――――
  ●近つ飛鳥博物館 秋季特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「古墳出現期の筑紫・吉備・畿内―2・3世紀の社会と経済―」
    会 期: 9月30日(土)〜11月26日(日)
    時 間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 近つ飛鳥博物館 特別展示室
    料 金: 一般650円、65歳以上・高校・大学生450円
         中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方 無料
    詳 細: http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition/special2

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  ●桜井市立埋蔵文化財センター 発掘調査速報展
  ―――――――――――――――――――――――
  「50cm下の桜井」
    会 期: 10月1日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 桜井市埋蔵文化財センター展示収蔵室
    料 金: 一般200円、小・中学生100円
    詳 細: http://www.sakurai-maibun.nara.jp/tenji/Sokuhou.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●聖徳太子を学ぶ連続公開講座(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 10月1日(日)
    内 容: 「聖徳太子にまつわる遺跡群」
           相原 嘉之氏(明日香村教育委員会文化財課長)
         「聖徳太子絵伝を読む2」
           千田 稔氏(奈良県立図書情報館長)
    時 間: 14:00〜15:30(開場・受付 13:00)
    場 所: 明日香村中央公民館1階ホール
    定 員: 200名
    詳 細: http://www.library.pref.nara.jp/event/2466

  ―――――――――――――――――――――――
  ●帝塚山大学附属博物館 企画展示
  ―――――――――――――――――――――――
  「仏教美術のススメ1〜仏像のひみつ〜」
    会 期: 10月2日(月)〜11月3日(金・祝)
    時 間: 9:30〜16:30
         (講座等学校行事のある場合は一時的に閉館することあり)
    場 所: 帝塚山大学附属博物館
    料 金: 無料
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/temporary/2017/05/31/11_1.html

  ―――――――――――――――――――――――
  ●飛鳥資料館 秋季特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「高松塚古墳を掘る−解明された構築過程−」
    会 期: 10月6日(金)〜12月3日(日)
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
    料 金: 一般270円、大学生130円
         高校生、18歳未満、65歳以上は無料(年齢のわかるものが必要)
    詳 細: https://www.nabunken.go.jp/fukyu/event2017.html#exhibit05

  ―――――――――――――――――――――――
  ●橿原考古学研究所附属博物館 秋季特別展
  ―――――――――――――――――――――――
  「黒塚古墳のすべて」
    会 期: 10月7日(土)〜11月26日(日)
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 橿原考古学研究所附属博物館 特別展示室
    料 金: 一般800円、高校・大学生450円、小・中学生300円
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/tenrankai/yokoku/yokoku.html
    
  ―――――――――――――――――――――――
  ●飛鳥史学文学講座(要申込)
  ―――――――――――――――――――――――
    開催日: 10月8日(日)
    内 容: 「飛鳥大仏:その歴史と研究 〜近年の調査成果を踏まえて〜」
           長谷 洋一氏(関西大学文学部教授)
    時 間: 13:15〜(約2時間)
    場 所: 明日香村中央公民館
    詳 細: http://asukamura.com/?p=9623

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  ●帝塚山大学市民大学講座
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    開催日: 10月14日(土)
    内 容: 「近江の仏教美術と博物館」
           和澄 浩介氏(滋賀県立近代美術館学芸員)

    開催日: 10月28日(土)
    内 容: 「狙われる仏像−仏像盗難被害の現状と対策−」
           大河内 智之氏(和歌山県立博物館主査学芸員)

  ・・・・・・

    時 間: 14:00〜15:30
    場 所: 帝塚山大学2号館2101教室
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/lecture/

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  ●公開講座&ウォーク(要申込)
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  「大化の改新と藤原鎌足の遺跡を訪ねる」
    開催日: 10月15日(日)
    時 間: 10:00〜15:00(受付 9:30〜)
    場 所: 集合 明日香村役場前
         講座 飛鳥資料館講堂
    講 師: 牟田口 章人氏(帝塚山大学文学部教授)
    コース: 明日香村役場〜飛鳥宮跡〜万葉文化館〜大原神社〜入鹿の首塚
         〜水落遺跡〜飛鳥資料館
    詳 細: http://www.asukabito.or.jp/

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  ●大和発掘!斑鳩考古学セミナー(要申込)
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    開催日: 10月26日(木)
    内 容: 「(仮)宮滝遺跡について−7・8世紀の吉野離宮を中心に−」
           中東 洋行氏(吉野町教育委員会主事)
    時 間: 13:00〜15:00
    場 所: 法隆寺iセンター
    詳 細: http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/cgi-bin/events/details.cgi?pid=1455759880

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  ●纏向学研究センター 東京フォーラム(要申込)
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  「卑弥呼発見!親魏倭王卑弥呼に制詔す−卑弥呼の外交−」
    開催日: 10月29日(日)
    内 容: 講演
         「卑弥呼の外交−男弟の役割」
           刈谷 俊介氏(日本考古学協会員)
         「卑弥呼以前の伊都国の外交」
           柳田 康雄氏(國學院大學教授)
         「卑弥呼への回賜の品々とそのゆくえ」
           福永 伸哉氏(大阪大学大学院教授)
         「卑弥呼と韓の辰王、燕の公孫淵」
            東 潮氏(徳島大学名誉教授)
         シンポジウム
          コーディネーター 寺澤 薫氏(纏向学研究センター所長)
    時 間: 10:20〜16:00(開場 9:50)
    場 所: よみうりホール(東京都千代田区有楽町1−11−1)
    詳 細: http://www.makimukugaku.jp/info/event.html#foram29


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●6.編集後記                   梅前   ○o。
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 夏休みに瀬戸内海を旅してきました。斉明天皇が西征の折、戦勝を祈願し
て鏡を納めたとされる大山祇神社、熟田津ともいわれる松山などを訪れまし
た。心身ともにリフレッシュ。旅っていいですね。
 第62回定例会が来週に迫りました。若干ですが、残席あります。皆さま
ぜひお申込みの上ご参加下さい。

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創刊日:2007-11-11  
最終発行日:  
発行周期:隔週金曜  
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