近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン

2016/09/16

 ┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
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   2.飛鳥悠遠             梅前佐紀子さん
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   3.飛鳥咲読              風人
   ────────────────────────────
   4.飛鳥情報
   ────────────────────────────
   5.編集後記
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 ┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。o○┛

  雨が続いています。来週は、またまた台風が列島に接近して来るよう
 です。秋の長雨は、秋霖や、すすき梅雨などとも言われますが、そろそ
 ろ秋晴れの下で飛鳥を歩いてみたいですね。今年はキトラ関連のイベン
 トも有りますので、これからしばらくはイベントが目白押しですね。ど
 うか、晴れますように。  (風人)


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 ●1.両槻会からのお知らせ                  ○o。
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  ●第59回定例会予定
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   第59回定例会は、紅葉の奥飛鳥を歩きます。

    第58回定例会「天空の里(尾曽) 再び」

    開催日 : 11月19日(土)
    ウォーキング予定
      桜井駅バス → 談山神社 → 冬野 → 畑 → 尾曽 → 上 → 
          細川 → 石舞台公園 解散
    ウォーキング距離 : 約7〜8km
               *アップダウン有 やや健脚コース
    定 員 : 30名
    運営協力金:1,000円(バス代別、傷害保険料含む)
           *学割有り
    受 付 : 受付中
    備 考 : 参加者には、事務局下見後に詳細案内を送ります。

     このウォーキングコースは、第13回定例会で歩いていますが、
    奥飛鳥ウォーキングへのリクエストが多くありましたので、再び
    訪ねてみようと企画しました。

    第13回定例会のレポと資料集を参考にしてください。
    http://asuka.huuryuu.com/kiroku/teireikai-13/teireikai13-1.html
    http://asuka.huuryuu.com/kiroku/teireikai-13/teireikai13-2.html

    :::::::::::::::::::

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  ●HP更新の休止に関するお知らせとお詫び
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  第58回定例会の纏めとして、HPにレポートや資料集を掲載しなけれ
 ばならないのですが、スタッフが1名抜けましたので手が回らず、更新
 が遅延しています。誠に、申し訳ありません。

  元々2名のスタッフと5名のサポートスタッフでやりくりしていたの
 ですが、更に手薄になってしまいました。
     また、私も私事ではありますが、ほぼ寝たきりの母との二人暮らしに
  なっており、事務局の仕事をする時間が限られているのが現状です。
  
  両槻会事務局では、定例会と飛鳥遊訪マガジンを存続させるために、
 やむなくHPの更新を休止することにいたしました。楽しみにしてくださっ
 ていた方も居られるかと思いますが、なるべく早く更新が出来るように
 努めますので、ご理解くださいますようにお願いいたします。
 
  なお、日々の活動報告、予定、お知らせなどは、両槻会公式facebookを
 新設いたしますので、そちらを閲覧いただきますようにお願いします。
 よろしくお願いします。

  両槻会公式facebook  
  https://www.facebook.com/asukakaze210/


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 ●2.飛鳥悠遠                梅前佐紀子さん ○o。
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 「歴史小説について」

  皆さん、歴史小説はお好きですか? 
  この「飛鳥遊訪マガジン」を購読なさっている皆さんは、歴史好きなこ
 とは間違いないと思うのですが、こと「歴史小説」に関して言えば、「も
 のすごく好き」か「全く興味ない」のどちらかに二分されるのではないで
 しょうか。皆さんは両槻会の定例会で現地を踏査したり、専門の先生の講
 義を聞いたりしている(あるいはしたいと思っている)はずなので、どち
 らかといえば、小説などの「作り事」よりも、実際はどうだったのかとい
 う「事実」のほうに興味をお持ちの方が多いのではないかとお察しします。 

  実は私も、歴史小説はあまり得意ではありません。 
  嫌いではないのですが、歴史小説によくある、「お勉強」的なところが
 どうも苦手なのです。物語を楽しみたくて読んでいるのに、「仏教伝来は
 書紀では552年とされているが、法王帝説、元興寺縁起では538年と
 されており、それが通説となっている。書紀の記事には造作があるから、
 仏教伝来は通説どおり538年と考えてよい」などと書いてあると、「仏
 教伝来は538年!」(いろいろ説があるようですが)と、頭を「お勉強
 モード」に切り替えねばならず、物語の世界に遊んでいた心が、いきなり
 現実の世界に引き戻されてしまうからです。 

  逆に、歴史小説をお好きな方の中には、そうした知識を得るために歴史
 小説を読む、という方も多いと思います。司馬遼太郎氏の小説などは、そ
 の代表といっていいでしょう。私も氏の小説や随筆を読みますが、読む時
 には「お勉強モード」のスイッチを入れ、「物語モード」は切っておきま
 す。そのほうが楽ですし、疲れません。 

  司馬遼太郎氏に代表される「知識系」の歴史小説では、「神視点」が多
 く使われています。「神視点」とは、物語の舞台となっている時代ではな
 く、現代からその時代を俯瞰するような記述のことです。登場人物からす
 ればそれはまさしく「神」にしかできないことなので、「神視点」という
 わけです。司馬遼太郎氏がよく使う、「これは余談だが」のあと、博識を
 いかんなく披露する文章などがそれにあたります。 

  けれども私は、小説の中のそうした「神視点」が、読んでいて辛いので
 す。 

  この二人はこれからどうなるんだろう、とドキドキしながら読んでいる
 恋愛小説の途中に、「これは余談だが、この二人がのちに結婚式を挙げた
 のは、まさに今二人が初詣をしている、この明治神宮であった」なんて書
 いてあったら、「ああ、結局結婚するんだ、この二人」と興ざめしてしま
 うではありませんか。 

  歴史小説は、結末がわかっている究極の「ネタバレ」です。だから神視
 点の多用もいたしかたないことなのかもしれませんが、それじゃあまりに
 もつまらない。もっと、物語の内容でドキドキしたい。結末がわかってい
 たとしても、これから先一体どうなるの、という気持ちでページをめくり
 たい。 

  そこで私は、自ら小説を書きました。主人公は、古代を実際に生きた一
 人の女性です。執筆を通じ、彼女が私をさらに奥深い飛鳥へと導いてくれ
 ることになりました。そのお話は、また次回以降にいたしましょう。


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 ●3.飛鳥咲読                    風人 ○o。
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  今号より、第59回定例会の咲読を始めます。二ヶ月に一度の定例会を
 実施してきました両槻会ですが、第60回定例会で丸十年の節目を迎えま
 す。いよいよカウントダウンが始まったような感じがしているのですが、
 回数を誇るだけではなく、益々、充実した定例会にしていきたいと思って
 います。

  さて、第59回定例会は、ウォーキングになります。これまでの定例会
 で、時間に余裕のある時には、懇親会として参加された皆さんにお話をし
 ていただくことや、ウォーキング案を募集することも有るのですが、両槻
 会が開設当時によく歩いていた奥飛鳥ウォークを希望される方が多くいら
 っしゃいます。そこで、今回は、第13回定例会として実施しました「天
 空の里」を再訪することにしました。

  天空の里といっても、運送会社のCMで有名になった南信州の遠山郷でも、
 もちろんチベットの村でもありません。もう、十数年前になりますが、私
 が藤本山に登った時に、展望台の東側から撮った写真が、とても印象深い
 風景として撮れました。その景観から、私が勝手に天空の里と呼ぶように
 なったのです。

  小さな写真しか準備できませんでしたが、ご覧ください。
  https://2.bp.blogspot.com/Xy4yTa7sYw0/V9SZLGOQrXI/AAAAAAAAGpg/PGkPoVfkCYsP2wiiOtLDoNwwsMbZFtxYwCLcB/s1600/s20051218107.jpg

  現在は、手前の植林が成長して、この景色をカメラに収めることは難し
 くなっています。

  天空の里尾曽(おそ)は、僅か数軒の集落なのですが、藤花山威徳院と
 いう大きなお寺が在ります。前回訪れた時は早春でしたが、紅梅がとても
 綺麗でした。その紅梅の向こうには、畝傍山や二上山が見えます。さぞや
 夕景も綺麗なのだろうなぁ~と思うのですが、そのチャンスはまだ有りませ
 ん。

  今回の予定ルートを紹介しましょう。
 桜井駅集合の後、バスにて談山神社に向かいます。ウォーキングは、多武
 峰談山神社を出発しますが、談山神社の拝観は現時点では予定していませ
 ん。西門から南に山道を冬野集落に向かいます。談山神社から冬野までは、
 上り坂が続きます。標高489mの談山神社バス停から666mの明日香
 村の最も高い位置に在る集落、冬野まで、標高差177mの急坂です。ゆ
 っくり、休憩を交えながら上ることにしましょう。今年、一度、冬野集落
 を訪ねたのですが、上りは厳しかったです。

  冬野集落では、城砦のような地形を楽しみ、波多神社や良助法親王冬野
 墓を見学する予定です。

  冬野からは、舗装道路を上畑まで緩やかに下ります。牛舎や山羊を見な
 がら、のんびりと下って行くと上畑の旧分教所跡から、尾曽に抜ける旧道
 を下ることにします。標高572mから417mまで、一気に下ります。
 かなりの急こう配になりますので、ゆっくりゆっくりと下って行くことに
 しましょう。怪我をしては、何もなりません。

  下り切ると、そこが天空の里になります。狭い平らな空間なのですが、
 この行程で平らなところを見ると、ホッとします。(笑)  威徳院からの景
 色を楽しみ、疲れた足を休めたいと思っています。

  ここからは、路面の状況や天候にもよりますが、威徳院への旧参道を下る
 か、上の気都和既神社へ下ります。上 → 細川 → 上居 → 石舞台公
 園へと下り、ウォーキングを終える予定です。

  距離的には、7〜8kmではないかと思うのですが、山道の細かなターン
 などを計測できませんが、まず、10km未満であると思います。ただ、ア
 ップダウンが厳しいものになりますので、やや健脚向きと思っていただけれ
 ばと思います。

  一人では、なかなか行き難いコースになりますので、この機会に是非ご参
 加いただければと思っています。万一のギブアップがご心配の方も居られる
 かと思いますが、冬野まで行ければ車が入れますので、タクシーなども呼べ
 ると思われます。その点は、安心してもらえるのではないでしょうか。

  次号からは、ポイントとなる地点を紹介して行きます。 


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 ●4.飛鳥情報                        ○o。
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 ●特別陳列「モンゴル草原7世紀の極彩壺色壁画「オラーン・ヘレム墓」
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    会 期: 10月2日(日)まで開催中
    会 場: 橿原考古学研究所附属博物館 特別展示室
    入館料: 大人400円

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 ●二上山博物館スポット展示
──────────────────────────────
  平成28年度第3回スポット展示
   「飛鳥時代の大刀」
    会 期: 9月25日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00
    場 所: 二上山博物館常設展示室 入口付近
    入館料: 大人200円

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 ●上野誠の吉野万葉塾 (申込要)
──────────────────────────────
    開催日: 9月18日(日)
    時 間: 14:00〜
    会 場: 吉野町中央公民館
    内 容: 「万葉びとの洗濯」
           上野誠氏(奈良大学文学部教授)
    参加費: 500円
    定 員: 40名
    申 込: 往復ハガキ、FAX、mail(PCのみ)のいずれかで下記まで
         件名に万葉塾参加希望と明記・名前、住所、電話番号を明記
          〒639-3111 奈良県吉野郡吉野町上市133
            吉野町教育委員会事務局 
           tel:0746-32-0190 fax:0746-32-5689 
           mail:syaki_e@town.yoshino.lg.jp
    詳 細: http://www.town.yoshino.nara.jp/about/post-2.html

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 ●葛城市歴史博物館 第17回特別展
────────────────────────────────
  「葛城古寺探訪−二上・葛城・金剛山麓の古代寺院」
    会 期: 9月17日(土)〜11月27日(日)
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    会 場: 葛城市歴史博物館
    入館料: 一般200円 高校・大学生100円
   
   ≪公開講座≫(申込要)
    開催日: 9月24日(土)
    内 容: 「飛鳥時代の古墳と仏教文化」
    講 師: 千賀 久氏(葛城市歴史博物館長)

    開催日: 10月22日(土)
    内 容: 「葛城の古代寺院」
    講 師: 神庭 滋氏(葛城市歴史博物館学芸員)

    開催日: 11月5日(土)
    内 容: 「瓦から読み解く葛城の古代寺院」
    講 師: 清水昭博氏(帝塚山大学教授)

  ・・・・・・
    時 間: 各回14:00〜
    場 所: 葛城市歴史博物館2階「あかねホール」
    http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,136,html

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 ●キトラ古墳壁画「四神の館」開館記念シンポジウム (当日受付可)
────────────────────────────────
    開催日: 9月18日(日)
    時 間: 13:00〜16:30
    会 場: 明日香村中央公民館
    内 容: 報告
        「キトラ古墳の概要と四神の館」
            建石徹氏(文化庁古墳壁画対策調査官)
        「キトラ古墳壁画を守る」
           早川典子氏(東京文化財研究所修復材料研究室長)
        「キトラ古墳壁画を調べる」
         高妻洋成氏(奈良文化財研究所保存修復科学研究室長)

         記念講演
          「古墳壁画の意義」
            木下正史氏(明日香村文化財顧問 )
         パネルディスカッション
          「キトラ古墳壁画の未来」
            森川・木下・建石・早川・高妻 各氏
          コーディネーター
            関口和哉氏(読売新聞大阪本社編集委員)

    参加費: 無料
    定 員: 250名
    

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 ●帝塚山大学附属博物館ミニ企画展示
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  「瓦アート〜アートな視点から見みたKAWARA〜」
    会 期: 9月24日(土)〜10月8日(土)
          ※日曜・祝日休館
    場 所: 帝塚山大学附属博物館
    時 間: 9:00〜16:30
    料 金: 無料
    出品作家: 安藤はるか(絵画)
          タナカ ヒロユキ(切り絵)
          西村 崇則(彫金)
    展示解説: 10月8日(土)15:45〜
          出品作家による展示解説を行う予定
http://www.tezukayamau.ac.jp/museum/temporary/2016/07/25/_kawara_1.html

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 ●二上山博物館特別展
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   尼寺廃寺跡整備記念
   「尼寺廃寺跡とその時代−尼寺廃寺跡の造営とその背景−」
    会 期: 10月1日(土)〜11月27日(日)まで
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    場 所: 二上山博物館・特別展示室
    休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
    入館料: 大人200円
    詳 細: http://www.city.kashiba.lg.jp/kanko/0000003666.html

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 ●飛鳥資料館秋期特別展
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  「祈りをこめた小塔」
    会 期: 10月7日(金)〜12月4日(日)
          ※月曜休館
    場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    料 金: 一般270円(170円)
    主な展示品(予定):
     百万塔(奈良文化財研究所)・百万塔未製品・百万塔(法隆寺)
     銭弘俶八万四千塔(金胎寺) 重要文化財
     銭弘俶八万四千塔(黒川古文化研究所)
     銭弘俶八万四千塔(金剛寺)・泥塔経(奈良国立博物館)ほか

   ≪講演会≫
    開催日: 11月26日(土)
    時 間: 13:30〜
    会 場: 飛鳥資料館講堂
    内 容: 「銭弘俶八万四千塔について」
           服部敦子氏(帝塚山大学講師)
         「データ分析からみた百万塔(仮)」
           森本晋氏(奈良文化財研究所企画調整部長)
   ≪ギャラリートーク≫
    開催日: 10月28日(金)
    時 間: 10:30〜・13:30〜
    会 場: 飛鳥資料館 特別展示室(地階)
    詳 細:https://www.nabunken.go.jp/asuka/kikaku/post-22.html


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 ●5.編集後記       風人 ━━━━━━━━━━━━━

  慣れない編集が続きます。時間が取れないので、レイアウトが上手くい
 ったか不安です。編集が遅いので、誤字脱字が発行当日までかかってしま
 います。もう、なんとも泣きたい気分ですが、意地を原動力にして、発行
 を続けたいと思います。


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創刊日:2007-11-11  
最終発行日:  
発行周期:隔週金曜  
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