近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン Vol.247

2016/07/22

 ┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
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   2.飛鳥・藤原の考古学           あい坊先生
   ────────────────────────────
   3.飛鳥咲読                風 人
   ────────────────────────────
   4.朝顔の花                yukaさん             
   ────────────────────────────
   5.飛鳥情報               
   ────────────────────────────
   6.編集後記
   ────────────────────────────
 ┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。o○┛
   関西では、梅雨が開けました。暑い夏の始まりですね。私には
  高齢の母が居るのですが、夏が始まるなり熱中症の危機が襲いか
  かっています。室内の方が危ないというのが、まさにその通りの
  結果になってしまいました。皆さんもお気をつけください。(風人)

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 ●1.両槻会からのお知らせ                  ○o。
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  ●第57回定例会のご報告
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   7月16日に第57回定例会を無事終了しました。ご参加くださった
  皆さん有難うございました。

   第57回定例会の関連資料ネット版及び当日レポートを両槻会サイト
  にUPしました。是非ご覧ください。

  第57回定例会 当日レポート
  http://asuka.huuryuu.com/kiroku/teireikai-57/teireikai57-1.html
  第57回定例会 関連資料ネット版
  http://asuka.huuryuu.com/kiroku/teireikai-57/teireikai57-2.html

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  ●第58回定例会予定 
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   第58回定例会は、明日香村教育委員会の相原嘉之先生をお迎えし、 
 「飛鳥の王宮をめぐる諸問題」と題する講演会を開催します。

  第58回定例会
  「飛鳥の王宮をめぐる諸問題」
    開催日 : 9月10日(土)
    講 師 : 相原嘉之先生(明日香村教育委員会)
    会 場 : 飛鳥資料館 講堂
    時 間 : 13:10〜(予定)
          *講演は、3時間を予定しています。(休憩有り)
    定 員 : 40名
    運営協力金:1,000円(バス代・入館料別、傷害保険料含む)
           *学割有り
    受 付 : 受付中
    備 考 : 詳細は、決定次第当メルマガや両槻会HPでお知らせします。
          なお、参加者には詳細案内を送ります。

  ::相原先生から頂いた講演概要::::
    飛鳥・藤原地域には、豊浦宮から藤原宮まで、多くの宮殿が造られ
   ました。当初、天皇の宮殿は、居住空間である後の「内裏」だけがあ
   れば十分でしたが、政治システムが整備され、充実してくると、そこ
   に儀式の場である「大極殿」や「朝堂院」、そして官衙(役所)が付
   随するようになります。このような宮殿構造を研究することは、時の
   最高権力者である天皇が、どのような思想のもとに政治を行おうとし
   ていたかを探ることにもなります。今回は、飛鳥の宮殿についての概
   説と若干の私説、そして、造営期間や労働力、構造からみた宮殿の変
   遷について、紹介したいと思います。
  :::::::::::::::::::

  第58回定例会予定ページ
  http://asuka.huuryuu.com/yotei/teireikai-58/yotei-58.html


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 ●2.飛鳥・藤原の考古学             あい坊先生 ○o。
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「孝徳朝の王宮と改革(5)−前期難波宮の造営 再考−」     

  難波長柄豊碕宮は、大化5年(649)には造営が開始され、白雉3年
 (652)9月に完成、「宮殿の様子は言葉で言い難いほど立派であった」
 と記されています。王宮の造営には2年9ヶ月以上の歳月をかけて造営さ
 れていると考えられます。私もこれまでは、そのように考えていました。
 しかし、2〜3年の歳月で、前期難波宮跡のような大規模な王宮を造営で
 きたのでしょうか?今回は、その造営期間について、再検討してみたいと
 思います。 

 これまでの理解 
  難波長柄豊碕宮が完成するまでは、『日本書紀』によると、既存の施設
 を改築した多くの仮宮を転々としています。某宮→子代離宮(こしろのか
 りみや)→某宮→蝦蟇行宮(かわずのかりみや)→小郡宮→難波碕宮(な
 にわさきのみや)と移動します。このうち小郡宮は新しい礼法を反映した
 宮ですが、小郡を改修して建てられたことが記されています。そして、子
 代離宮は子代屯倉の地に造営されたことが記されています。さらに蝦蟇行
 宮の「蝦蟇」とは河津の意味で、難波堀江に面する場所と推定されます。
 一方、難波碕宮は上町台地の地形的特徴を示す碕に所在する宮殿であるこ
 とから、小郡宮などと同一の可能性もあります。つまり、これらの宮は上
 町台地の先端に造られた仮宮と考えられ、大化3年以降は小郡宮を拠点と
 して営まれていたといえます。 

  白雉2年(651)12月には味経宮で、2100名もの僧侶が読経と
 燃灯行事を行います。味経宮が、これだけの人を収容できる規模をもつこ
 とがわかります。しかし、当時、難波長柄豊碕宮と二つも大規模な造営し
 たとは考えられず、遺跡としても確認されません。そこで味経宮を改称し
 たのが、難波長柄豊碕宮であると考えられ、2年9ヶ月以上を費やして完
 成したと考えられており、白雉2年には難波長柄豊碕宮と命名したと記さ
 れています。 

 2年9ヶ月で造営できるか? 
  しかし、わずか2年9ヶ月(以上)で、前期難波宮のような大規模な宮
 殿を造営できるのでしょうか?飛鳥の王宮を造営するのに、通常1年以上
 かかります。しかもこれは、後の内裏に相当する部分だけです。そのよう
 な中、藤原宮は遷都するまで、中断時期を除いて8年10ヶ月かかってい
 ます。しかもこの段階では大極殿・朝堂院も出来ていません。難波宮は建
 築様式が掘立柱建築ではあるが、その規模・構造は藤原宮にちかいもので
 す。このことからわずか2年9ヶ月では難波宮の造営は困難ではないかと
 思います。また、乙巳の変以降、小郡宮をまず造営し、その後に難波長柄
 豊碕宮を造営する二段階造営となりますが、あえて、小郡宮を造営する必
 要があったのでしょうか?最初から難波長柄豊碕宮を造営すればよかった
 のではないか?とも思えます。そして、大化改新を実践する王宮として、
 難波長柄豊碕宮を造営するのなら、なぜ4年の間も造営に着手しなかった
 のかとという疑問も湧きます。これらのことは、大化改新の位置づけと難
 波宮の問題に直結する問題ともなります。 

 新しい解釈 
  では、これらを踏まえて、難波長柄豊碕宮の造営を再検討してみたいと
 思います。王宮が完成するのは、白雉3年(652)9月に「宮殿を造る
 ことは終わった。その宮殿の様子は言葉で言い難いほど立派であった」と
 記されていることから、この時であることは間違いありません。問題は造
 営開始時期です。そこで注目されるのは大化元年(654)12月9日に
 「都を難波長柄豊碕に遷す」とあることです。ここでは難波長柄豊碕宮と
 は書いておらず、この記事は難波遷都を宣言した記事と理解でき、その宮
 の場所を決定したといえます。そして、翌年3月19日に「新しい宮を造
 る」という記事です。従来、この「新しき宮」についての指摘はあまりな
 されていません。しかし、「新しい宮」を難波長柄豊碕宮と推定すると、
 新しい解釈ができます。この記事を造営開始とみることができ、6年10
 ヶ月の歳月をかけて完成したと読み解くことができます。これは藤原宮と
 比較しても、妥当な期間だと考えられます。難波宮の造営には、これまで
 になく広大な敷地を造成する必要があります。そのため、造営期間は長期
 におよびました。そのため当初は既存施設を改修した子代離宮や蝦蟇行宮
 などに滞在して、飛鳥と難波を行き来していたと考えられます。大化3年
 には新しい儀式・政治を行う拠点を造る必要がでてきました。しかし、難
 波長柄豊碕宮は、未だ完成まで遠いことから、小郡の地に儀式のできる小
 郡宮を造営します。そして大化4年には造営途中の難波碕宮(難波長柄豊
 碕宮)を視察し、白雉3年9月に完成します。つまり、これまで指摘され
 ていたような、乙巳の変後に小郡宮を造営し、その後に難波長柄豊碕宮を
 造営するという二段階造営ではなく、すでに改新の詔を発する時には、計
 画が決まっており、そのわずか3ヶ月後には造営が始まったと考えられま
 す。難波長柄豊碕宮は大化改新を実践するために用意されていた王宮だっ
 たのです。


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 ●3.飛鳥咲読                    風 人 ○o。
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  第58回定例会に向けての咲読を始めます。担当は、風人が務めさせて
 いただきます。

  第58回定例会は、明日香村教育委員会文化財課課長 相原嘉之先生を
 お迎えし、「飛鳥の王宮をめぐる諸問題」と題する講演会を開催します。

  今回は、お馴染みの相原先生にご登壇をいただきますが、先生には過去
 3度の講演をお願いしており、今回は4回目となります。

 1回目 両槻宮をめぐる諸問題
 2回目 嶋宮をめぐる諸問題
 3回目 飛鳥寺西をめぐる諸問題

  各回、それぞれに熱を込めた講演をいただき、話し切っていただく講演
 会としても定着してきたのではないかと思います。
 
  先生には、準備していただいたお話を全てお聞かせくださいと、3時間
 に及ぶ講演時間を準備し実施してきました。これまで、1回の定例会で優
 に3回分の講演内容を話していただいてきました。今回もまた、お願いは
 ただ一つです。全てをお話しください!です。ご参加の皆さんと、飛鳥の
 王宮をしっかりと学びたいと思っています。

  関連する宮殿は、豊浦宮に始まり藤原宮に至る飛鳥時代のほぼ全ての宮
 を見て行くことになります。我が国が古代国家として誕生し、成熟してい
 く過程が見えてくるような企画になります。

  取り上げる宮殿は、主な宮殿をあげるだけで、かなりの数になってきま
 す。

 592年 豊浦宮     推古天皇 (豊浦寺下層)
 603年 小墾田宮    推古天皇 (雷丘東方遺跡・石神東方遺跡<仮称>)
 630年 飛鳥岡本宮   舒明天皇 (飛鳥宮跡I期か?)
 636年 田中宮     舒明天皇 (橿原市田中町か?)
 640年 百済大宮    舒明天皇 (桜井市吉備)
 642年 飛鳥板蓋宮   皇極天皇 (飛鳥宮跡II期)
 645年 難波長柄豐碕宮 孝徳天皇 (前期難波宮跡)
 654年 飛鳥河邊行宮  斉明天皇 (稲渕宮殿遺跡・水落遺跡(A期以前)
 655年 飛鳥川原宮   斉明天皇 (川原寺下層遺跡・水落遺跡(A期以前))
 656年 後飛鳥岡本宮  斉明天皇 (伝飛鳥板蓋宮跡III−A期)
 667年 近江大津宮   天智天皇 (錦織遺跡)
 672年 飛鳥浄御原宮  天武天皇 (伝飛鳥板蓋宮跡III−B期)
 694年 藤原宮     持統天皇 (藤原宮跡)

  他にも、火災などにより建て替えの間の行宮なども有りますので、それ
 らも見ていくことになります。次号でご紹介したいと思っている耳梨行宮
 なども、その一つになると思われます。

  発掘調査が進んでいる飛鳥宮跡第III期遺構など、所在が明確になって
 いるものも有りますが、なお所在が不明なものも数多くあります。狭い飛
 鳥地域の中に埋もれているはずなのですが、1400年の歳月は、天皇の
 宮殿すら探査を難しくしているようです。その所在地の推定が、飛鳥好き
 にとっては楽しいのですが。

  今回は、各宮殿の造営体制や造営期間にも注目します。また、構造の変
 遷にもスポットを当て、そこから見えて来る大きくは東アジアの情勢や古
 代国家としての成長過程を考えることになります。相原先生の独自の見解
 などもご披露くださるとのことですので、どうぞお楽しみにご参加いただ
 ければと思います。

  第58回定例会は、9月10日の開催ですので、近年の天候を鑑みて事
 前散策は行わないことになりました。ただ、特別回として、難波宮ウォー
 クを検討しています。事務局スタッフで仮の下見をしたのですが、マニア
 ックではありますが、楽しかったので実施出来ればと思っています。大阪
 歴史博物館見学、難波宮史跡公園見学、難波大道探歩などを予定している
 のですが、開催するかどうかを含めて、もう少し検討させてください。実
 施が出来れば10月の予定として皆さんにお知らせしたいと思っています。


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 ●4.朝顔の花                   yukaさん ○o。
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  夏の早朝に咲く花といえば、朝顔。
  旧暦7月の七夕のころ(新暦では8月)に咲くため、牽牛花(牽牛子)
 とも呼ばれています。明日香村越にある牽牛子塚古墳は、斉明天皇と間人
 皇女の合葬墓とされる7世紀後半の終末期古墳ですが、別名を「あさがお
 づか古墳」ともいいます。

  現在、私たちが目にする「朝顔」は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性
 植物で、奈良時代に遣唐使が薬として日本に持ち帰ったのが始まりとされ
 ています。薬になるのは種の部分で、今でも「牽牛子」の名で生薬として
 使われています。粉末にして下剤として使用されますが、その花の美しさ
 が注目され、観賞用として品種改良が盛んになったのは江戸時代になって
 からだといいます。

  つまり、万葉の昔に詠まれた朝顔とは、このヒルガオ科の朝顔ではなか
 ったことになります。

  平安時代の漢和辞典『新撰字鏡』に「桔梗 阿佐加保」という記載があ
 るため、朝顔=桔梗とするのが定説となっていますが、他にも木槿、昼顔
 であるともいわれています。

  朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけり
                    (万葉集巻10−2104 作者不詳)

 「朝顔は朝露に濡れて咲くというけれど、夕方の翳った光の中でこそ美し
 くみえるのに」というのですが、朝顔の花は通常夕方にはすでに萎んでお
 り、朝顔ではないことがわかります。やはり、桔梗または木槿、あるいは
 昼顔を詠んだものとするのが適当と思われます。おそらく、朝に咲く美し
 い花のことを「朝顔」と呼んでいたのでしょう。万葉仮名では「朝皃」
 「安佐我保」「朝容皃」と表記されるようです。

  萩の花尾花葛花なでしこの花をみなえしまた藤袴朝顔の花
                         (万葉集巻8−1538)

  この山上憶良の歌はよくご存知かと思います。
  読んでそのまま、秋の七草を列挙したものですが、今でも朝顔は秋の訪
 れを告げる花として、秋の季語となっています。夏の花、というイメージ
 が強い朝顔ですが、実は10月ぐらいまで咲いています。そのことを知ら
 ず、涼しくなってから朝顔とコスモスが同時に咲いているのを見て不思議
 な気持ちになったことがあります(笑)

  ただ、面白いことに、夏から秋へと季節が進むにしたがって、開花時刻
 が早くなっていくのだそうです。気温が下がって日の出も遅くなるのだか
 ら、開花もその分遅くなるのでは?と普通は思いますよね。

  実は、朝顔の蕾には明暗の時間を計る力が備わっており、暗くなってか
 ら8〜10時間後に花を咲かせるのだそうです。今ごろの時期は、日没が
 午後7時ぐらいで、日の出は午前5時ごろですから、ちょうど10時間。
 夜が明けるとともに、朝顔が開花することになります。

  ところが、先ほど述べたように、日の出が遅くなると開花が早まるため、
 夜明けにはすでに花が開いているのです。10月ごろの日没はだいたい午
 後5時半過ぎ、10時間後に咲くとして午前3時半。当然真っ暗です。で
 も、この時期の朝顔は真夜中にすでに花を咲かせているのですね。

  同じ季節でも気温が高いほど開花が遅れる傾向があるので、実際にはも
 う少し早い時間に咲いているのかもしれません。

  それだけでなく、開花している時間の長さも、気候によって変動します。
  花が萎むのは、植物組織の老化を促進するエチレンによるものです。リ
 ンゴなどの果実が成熟すると放出することでよく知られていますね。朝顔
 では、花弁の細胞がエチレンを作るため、それによって花がしおれます。
 おそらく、暑さや乾燥といった気候的な要因も影響していると思われます。
 花弁の水分が蒸発しやすい9月頃までは、午前中に萎んでしまいますが、
 冷涼になる10月頃になると昼過ぎまで咲いているケースが多いのもその
 ためでしょう。

  雨の日は湿気が多いため、晴れている日より長い時間咲いているともい
 われます。

  これらの性質は、品種によって異なり、とりわけ朝顔は多種多様な品種
 があるため一概にはいえませんが、いずれにしてもこれだけの短い時間し
 か咲かないのに何故毎年ちゃんと種を残すことができるのか?という疑問
 が生じてきます。

  朝顔は、開花前に蕾の状態で自家受粉を行っているそうです。雄しべが
 成長して伸びる際に、雌しべに触れることで、受粉しているのです。開花
 中に虫による他家受粉が行われるケースもあるそうですが、虫にとっては
 早朝涼しいうちのほうが活動しやすいから、他のどの植物よりも早い時間
 に咲いてしまおうという朝顔の本能が働いているのかもしれませんね。

 「早朝の凛とした空気の中で咲く美しい花」を表す呼称を、桔梗や木槿に
 とってかわりその名をほしいままにしてきた朝顔。

  儚げに見えて、したたかさも併せ持つ日本らしい花です。それは、蕾に
 備わる生物時計、子孫を残すための自家受粉といった朝顔の生理が証明し
 ているようにも思います。

  万葉集に詠まれた「朝顔」の話ではありませんでしたが、万葉の昔から
 人々はそのような目には見えない自然の摂理を、朝露を浴びて咲く花に感
 じていたのかもしれません。もしも、当時の人たちがこのような生態をも
 つヒルガオ科の朝顔を知っていたら、そこにどのような想いを投影して三
 十一文字に詠み込んだのでしょうか?


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 ●5.飛鳥情報                        ○o。
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  ●報道発表資料 など
  ────────────────────────────────
   古代の盤上遊戯「樗蒲(かりうち)」の復元
   https://repository.nabunken.go.jp/dspace/bitstream/11177/5570/1/BB20733945.pdf

   史跡・名勝 飛鳥京跡苑池第8次調査出土海老錠について
   http://www.kashikoken.jp/from-site/2016/enchi8_ebijo_paper.pdf

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  ●帝塚山大学考古学研究所 市民大学講座
  ──────────────────────────────── 
   第371回
    開催日: 7月23日(土)
    演 題: 魔女狩りとヨーロッパ宗教史
    講 師: 岡野彩子氏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招へい研究員)
   ・・・・・
    会 場: 帝塚山大学 奈良・東生駒キャンパス5号館5104教室
    時 間: 14:00〜15:30
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/social/institute/arch/lecture/

  ────────────────────────────────
  ●葛城市歴史博物館 平成28年度夏季企画展
  ────────────────────────────────
  「空から見た大和の古墳」
    会 期: 8月28日(日)まで開催中
    場 所: 葛城市歴史博物館1階「特別展示室」
    観覧料: 一般200円

   ≪対談≫
   「空から見た大和の古墳」
    開催日: 8月21日(日)
    時 間: 14:00〜
    場 所: 葛城市博物館2階 あかねホール
    講 師: 梅原章一氏(航空写真カメラマン)
    聞き手: 千賀久氏(葛城市博物館館長)
    入 場: 無料
    定 員: 200名(要申込)
    申 込: 葛城市歴史博物館(電話:0745-64-1414)
  
  ────────────────────────────────
  ●大和を掘る34−2015年度発掘調査速報展−
  ────────────────────────────────
    会 期: 9月4日(日)まで開催中
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    会 場: 橿原考古学研究所附属博物館
    入館料: 大人400円

   ≪土曜講座≫
    開催日: 7月23日(土)・8月6日(土)
         8月20日(土)・9月3日(土)
    時 間: 各回13:00〜15:10 
    場 所: 奈良県立橿原考古学研究所 講堂 
    参加費: 無料(申込不要)
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/top-koushin/tenrankai/pdf/2016%20yamato34.pdf

  ────────────────────────────────
  ●飛鳥資料館 第7回写真コンテスト 
  ────────────────────────────────
  「飛鳥の石」
    会 期: 7月26日(火)〜9月4日(日)
          *月曜休館 
    時 間: 9:00〜16:30
    場 所: 飛鳥資料館 特別展示室
    入館料: 大人270円
    *来館者投票期間:7月26日(火)〜8月21日(日)
    詳 細: https://www.nabunken.go.jp/asuka/-201540.html

  ────────────────────────────────
  ●平城宮跡資料館夏期企画展(こども展示)
  ────────────────────────────────
  「ナント!おいしい!?平城京!!−奈良の都の食事情−」
    会 期: 7月23日(土)〜8月31日(水) 
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館
    入館料: 無料
    詳 細: https://www.nabunken.go.jp/fukyu/event2016.html#exhibit02

  ────────────────────────────────
  ●平成28年度 大和発掘!斑鳩考古学セミナー(申込要)
  ────────────────────────────────
  第2回
   開催日: 8月25日(木)
   演 題: 平成27年度奈良県立橿原考古学研究所実施の発掘調査成果について
   講 師: 青柳泰介氏(奈良県立橿原考古学研究所 総括研究員)
   会 場: 斑鳩文化財センター内 映像ホール
         (斑鳩町法隆寺西1−11−14)
   定 員: 60人(要申込・先着順)
   参加費: 300円(資料代)
   申 込: 各講座開催月の 1 日 午前8時30分から電話受付
         斑鳩町観光協会 TEL:0745−74−6800
          *先着順、定員になり次第受付を終了します。
   問 合: 一般社団法人斑鳩町観光協会
          電話:0745−74−6800
   詳 細: http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/cgi-bin/events/details.cgi?pid=1455759880

 ────────────────────────────────
  ●吉野町歴史資料館 公開講演会(申込要)
 ────────────────────────────────
    開催日: 9月4日(日)
    時 間: 14:00〜
    会 場: 吉野町中央公民館
    内 容: 「平成27年度 史跡宮滝遺跡試掘調査」
           中東洋行氏(吉野町教育委員会事務局主事)
         「日本書紀の中の吉野」
           菅谷文則氏(奈良県立橿原考古学研究所所長)
    参加費: 500円
    問合先: 吉野町教育委員会事務局

 ────────────────────────────────
  ●上野誠の吉野万葉塾 (申込要)
 ────────────────────────────────
    開催日: 9月18日(日)
    時 間: 14:00〜
    会 場: 吉野町中央公民館
    内 容: 「万葉びとの洗濯」
           上野 誠氏(奈良大学文学部教授)
    参加費: 500円
    問合先: 吉野町教育委員会事務局


 o〇━━━
 ●6.編集後記                     もも ○o。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  朝一から、蝉がジャンジャン鳴いています。ミーンミーンとか言う可愛
 いらしい擬音では済まされないぐらい。それこそジャーーン!ジャーン!
 の大音量です。大きな立木が無い場所でも聞こえる蝉の声。反対に近頃あ
 まり聞えなくなったのが風鈴の音。もしかして騒音扱いされている?そう
 思うと何だかちょっぴり寂しいですね。

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