近畿

飛鳥遊訪マガジン

飛鳥地域の歴史・文化・景観が好きな皆さん♪「両槻会」は、そんな皆さんと一緒により飛鳥を楽しもうと活動しています。飛鳥遊訪マガジンでは、歴史だけではない飛鳥の魅力もお届け出来ればと思います。皆さん!ご一緒に、もっと飛鳥を楽しみませんか♪

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飛鳥遊訪マガジン Vol.246

2016/07/08

 ┏○INDEX‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥┓

   1.両槻会からのお知らせ
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   2.飛鳥・藤原夜話           青木先生
   ────────────────────────────
   3.飛鳥咲読              風 人
   ────────────────────────────
   4.ももと飛鳥と三十一文字と      も も
   ────────────────────────────
   5.飛鳥情報               
   ────────────────────────────
   6.編集後記
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 ┗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。o○┛
   蒸し暑いですね! 35℃を超えるか超えないか! そんな日
  が続いています。7月上旬にしてこの気温、先が思いやられます
  ね。打水、縁台、風鈴の音、そんなので涼が取れた昔を懐かしく
  思います。体温に近い気温になると、とてもそんなものでは涼を
  得ることは出来ません。気候の変動は、私達からそんな風情まで
  取り上げてしまいました。寂しいと思うσ(^^)は、もう歳なのか
  もしれません。(^^ゞ せめて、熱中症にはならないように風情
  とは縁のないエアコン生活に浸りましょうか。(風人)

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 ●1.両槻会からのお知らせ                  ○o。
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  ●第57回定例会予定 
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   第57回定例会は、橿原考古学研究所主任研究員 鈴木一議先生をお
  迎えし、「発掘調査から見えてきた飛鳥京跡苑池のすがた」と題する
  講演会を開催します。

  第57回定例会
  「発掘調査から見えてきた飛鳥京跡苑池のすがた」
    開催日 : 7月16日(土)
    講 師 : 鈴木一議先生(橿原考古学研究所主任研究員)
    会 場 : 飛鳥資料館 講堂
    時 間 : 12:10〜
          *講演は、3時間を予定しています。(休憩有り)
    定 員 : 40名
    運営協力金:1,000円(バス代・入館料別、傷害保険料含む)
           *学割有り
    受 付 : 受付中(定員になり次第締切)
    備 考 : 午前中に講演内容に即した自由参加の事前散策を行います。
          橿原神宮駅東口 9:25集合予定
          詳細は両槻会HPを参照ください。
          参加者には詳細案内を送ります。

  ::鈴木先生から頂いた講演概要::::
    飛鳥京跡苑池は、平成11年度(1999)におこなわれた発掘調査で、
   はじめてその存在が明らかとなった飛鳥時代の庭園遺跡で、国の史跡
   ・名勝に指定されています。 平成22年度(2010)から、史跡整備に
   むけて発掘調査が再開され、毎年継続的に調査がおこなわれています。
    今回の講演では、これまでの発掘調査成果を踏まえ、現在どの程度
   まで飛鳥京跡苑池の姿が明らかとなっているのかを確認した上で、今
   後の課題などにも触れたいと思います。
    今回の事前散策と講演で、飛鳥京跡苑池を体感していただければと
   思います。
  :::::::::::::::::::
        
   講師の鈴木先生は、最近の橿原考古学研究所が行った飛鳥地域の調査
  をほぼ全て担当されており、飛鳥京跡苑池遺構を始めとして小山田遺跡
  や飛鳥宮に関わる調査に携わっておられます。主題となる苑池の講演の
  他、最近の興味深い調査に関してもお話をいただけるものと思います。

  第57回定例会予定ページ
  http://asuka.huuryuu.com/yotei/teireikai-57/yotei-57.html

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  ●第58回定例会予定 
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   第58回定例会は、明日香村教育委員会の相原嘉之先生をお迎えし、 
 「飛鳥の王宮をめぐる諸問題」と題する講演会を開催します。

  第58回定例会
  「飛鳥の王宮をめぐる諸問題」
    開催日 : 9月10日(土)
    講 師 : 相原嘉之先生(明日香村教育委員会)
    会 場 : 飛鳥資料館 講堂
    時 間 : 13:10〜(予定)
          *講演は、3時間を予定しています。(休憩有り)
    定 員 : 40名
    運営協力金:1,000円(バス代・入館料別、傷害保険料含む)
           *学割有り
    受 付 : 7月末頃より受付開始
    備 考 : 詳細は、決定次第当メルマガや両槻会HPでお知らせします。
          なお、参加者には詳細案内を送ります。

  ::相原先生から頂いた講演概要::::
    飛鳥・藤原地域には、豊浦宮から藤原宮まで、多くの宮殿が造られ
   ました。当初、天皇の宮殿は、居住空間である後の「内裏」だけがあ
   れば十分でしたが、政治システムが整備され、充実してくると、そこ
   に儀式の場である「大極殿」や「朝堂院」、そして官衙(役所)が付
   随するようになります。このような宮殿構造を研究することは、時の
   最高権力者である天皇が、どのような思想のもとに政治を行おうとし
   ていたかを探ることにもなります。今回は、飛鳥の宮殿についての概
   説と若干の私説、そして、造営期間や労働力、構造からみた宮殿の変
   遷について、紹介したいと思います。
  :::::::::::::::::::

  第58回定例会予定ページ
  http://asuka.huuryuu.com/yotei/teireikai-58/yotei-58.html


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 ●2.飛鳥・藤原夜話                青木先生 ○o。
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「第17回 奈良から東京へ」

  今回だけは事情があって、自分の身の上話になってしまうことをはじめ
 にお断りしておきます。このような場所で、いきなり自分の話を切り出す
 など大変恐縮ですが、筆者は2016年3月末で奈良を離れ、4月から東
 京のとある大学で仕事をしております。ものすごく都会にある大学なので、
 住み慣れた奈良とはあまりにも違う環境に少々戸惑っています。

  思い起こせば2007年に奈良文化財研究所へ赴任し、石神遺跡、甘樫
 丘東麓遺跡、高松塚古墳、藤原宮跡など、飛鳥・藤原地域の遺跡調査に従
 事できたことは自分にとって大きな財産となりました。その後、2011
 年から平城地区へ異動となり、平城宮跡はもちろんのこと、東大寺や薬師
 寺といった名だたる寺院の調査に携わる機会が多くなり、飛鳥・藤原地区
 にいた頃に考えていた仮説を立証し、発展させることができたことは、学
 徒として大変ありがたい経験でした。これだけの経験ができた奈良には、
 やはり一方ならぬ思い入れがあります。だからこそ、奈良を離れるなど思
 いもよらぬ出来事でした。離れる決心はなかなかつきませんでした。

  とはいえ一度決めたこと、これからは後進を育てていくという仕事に従
 事する以上、教室やフィールドで飛鳥や奈良の良さを伝えていくことがで
 きたらと念じております。もちろん活動は学内にとどまらず、それ以外の
 場所でも時間を見つけて奈良のよさを発信できればと思っています。

  ただ、自ら先頭に立って発掘調査をする機会は、今後はとても少なくな
 ると思います。大学という組織に身を置くため、学生指導の一環として毎
 夏発掘調査をおこなうのですが、これはあくまで学生諸君が主役であり、
 自分が掘り道具を握りしめて、あれやこれや作業員さんや同僚らに指示を
 出しつつ、遺跡と格闘しながら解を求めていくというシーンは、きわめて
 稀になるでしょう。調査者として、これは羽をもがれたような気持ちです。
 考古学を志して大学へ入学して22年、遺跡調査員をはじめて19年、遺
 跡調査を通じて研究のヒントを得て、発展させてきた立場の人間として、
 新しい職務に対して不安な気持ちがないといったら、やはり嘘になります。
 それでも、東京へ行くことを決断したのは、亡き恩師の学恩に報いること、
 そして自分が調査者という立場だけでなく、考古学から得た知見を後進に
 伝えることを選択したほうが、こんなちっぽけな自分でも、もう少し周り
 のお役に立てるのかもしれないと考えたためです。

  はじめは、この連載も東京へ行くことをきっかけに、もう止めてしまお
 うかとの思いも去来しました。調査の前線にいる人間としてお伝えしてき
 たため、そこから一線を引く身として続けるのはおこがましいと考えたた
 めです。でも、是非連載を続けてほしいと口には出さないものの、顔がそ
 う言っている両槻会の事務局のみなさんを拝見し、この記事を読んで下さ
 った方からわざわざお問い合わせをいただくなど、少しはこんな記事でも
 役に立っているのかもしれないと思い、考えを改めました。ですので、も
 う少し連載を続けて、自分なりの飛鳥・藤原の魅力を発信できればと考え
 ております。せめてもの罪滅ぼしとして、連載を続ける予定ですので、い
 ましばらくお付き合いいただければ幸いです。次回からはまた版築土のよ
 うに硬い、専門的な議論へ回帰しますが、なるべくかみ砕いてお話しでき
 ればと思っています。


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 ●3.飛鳥咲読                    風 人 ○o。
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  第57回定例会の咲読4回目です。これまでは、苑池の考古学的な成果
 というより、『日本書紀』に書かれた史料から、苑池の様相について綴っ
 てきました。そこからは、苑池は単なる池ではなく、薬草に関する施設の
 存在や禽獣類が飼育されていた可能性が見えてきました。さて今回は、南
 池の構造に関わる疑問や推測をご紹介したいと思っています。

  苑池の南池は、南北約55m、東西約65mの五角形を呈していますが、
 南の角はやや丸みを帯びた曲線状になっています。特に南東角では、曲線
 状の護岸を見せています。また、西側の護岸は高さ約1.5mであるのに
 対して、東側の護岸は高さ3.5m以上となり、高低差のある構造であった
 ようです。池の底には、石が平らに敷き詰められていました。そして、池
 の中には、中島と島状の石積みがつくられていました。また、ご存知のよ
 うに、南岸には石造物群が設置されていました。

  このような概観を呈する南池なのですが、第8次発掘調査の時でした。
 中島を中心にした柱穴列と思われる整然と並ぶ土坑群が発見されました。
 また、以前から石造物群の周辺や東西護岸付近にも柱穴列と思われる土坑
 が発見されており、木製の施設の存在が知られていました。木製施設は、
 橿考研のお馴染みのイメージイラストにも一部が反映されており、西岸で
 は池の景観を楽しむ京都の夏の風物詩「床」のような存在ではないかと考
 えられてきました。また、東岸では、水際に下りられるような足場のよう
 に描かれています。

  http://asuka.huuryuu.com/bunko/sakiyomi/57/enchi-il.jpg
  (第8次発掘調査現地説明会説明板より)

  第8次調査の現説時には、中島の周辺に関しては調査中であったため、
 イラストには反映されなかったようです。

  さて、中島を取り囲むように検出された柱穴列は、長方形を示し、東西
 14間以上(約35m以上)、南北7間(約17m)の規模を持ちます。
 また、柱穴群が表す長方形は、長軸が東西で約9度南北に振れを持ってい
 ます。(東で南に約9度振れる)

  柱穴群が造られた時期を考えてみましょう。
  第8次調査では、中島の全体を掘り出しています。それにより、規模は
 東西約32m、南北約15m、高さは池底から約1.3mであることが確認
 され、盛り土により構築されており護岸は4石程度の石を積んでいました。

  さらに、中島は2時期の変遷があることが分かりました。中島の下層に
 は、一回り小さな島が造られていたようです。苑池の築造当初より造られ
 ていたと考えられるもので、改修により曲線をより強調した現在図面等で
 示される不定形な外観に改修されていると考えられました。

  調査の結果、柱穴列(木製施設)は、中島の改修とほぼ同時期に造られ
 ていることが分かりました。そして、程なく撤去されていることも分かっ
 ています。つまり、木製の施設は、短期間で役目を終えたことになります。

  苑池の変遷に関しては、資料でまとめたいと思っているのですが、この
 飛鳥京跡苑池、一筋縄では行かないようです。

  これまでの調査で、苑池が造られたのは、斉明朝(7世紀中頃)、改修
 が行われたのが天武朝(7世紀後半)と考えられています。つまり、木製
 施設も天武朝の改修期の直後に存在したことになります。

  中島を取り囲む柱穴列は、現在、テラスまたは舞台のような構造物であ
 ると考えられています。ということは、例えばこのような感じだったかも
 しれません。

 http://asuka.huuryuu.com/bunko/sakiyomi/57/enchi-il2.jpg

  南東の高台に建つ建物から、池に浮かぶ舞台で行われる舞を楽しんだの
 かも知れないと想像してみるのは如何でしょうか。想像の翼を大きく広げ
 てみると、飛鳥川を挟んだ西には川原寺が有り、このお寺には伎楽集団が
 居ました。彼らが賓客の前で演じたのかも知れません。苑池からは、「川
 原」・「川原寺」と墨書された土器が出土しているのも、なにやら関連め
 いていて面白いと思います。

  また、天皇の祭祀に関わっているのかも知れません。苑池は、藤本山
 (岡寺山)を借景としているのではないかとも考えられます。特に西側か
 ら見ると、宮の建物群は見えなくなっており、秀麗な山容を持つ藤本山が
 際立って見えます。また、妄想域に入りますが、舞台の長方形の長軸は藤
 本山山頂方向を向いているように見えます。三輪山や藤本山のように円錐
 型の山容は、信仰の対象となることがしばしばあります。なにか祭祀が行
 われたのではないかと・・・。(^^ゞ 構造物が短期間の使用に終わった
 のは、祭祀が行われたからと考えるのが分かりやすいかも知れませんね。

  最後は、いつものように妄想話で終わってしまいました。いよいよ、定
 例会実施日が近づいてきました。当日は、鈴木一議先生に飛鳥京跡苑池遺
 構の全てを語っていただければと思っています。直近の発掘調査担当者の
 お話を聞ける機会など、そうそう有るものではありません。きっと得るも
 のは大きいだろうと、σ(^^)も楽しみにしています。まだ、直前まで受付
 け出来ますので、興味を持っていただいた方は、是非お申し込みください。
 お待ちしています。


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 ●4.ももと飛鳥と三十一文字と            も も ○o。
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  笹の葉さらさら・・と、歌にも歌われる七夕。
  細い竹に色とりどりの願い事を書いた短冊を吊るす七夕祭り、一体何を
 祝いお祀りしているのか?って、考えたことはないですか?あら、ないで
 すか、そうですか・・・。

  今の七夕祭りが行われるようになったのは、五節供の設定された江戸時
 代の頃だそうで、どうして、7月7日になったのかにも色々と説があるよ
 うです。

  中国の伝承をあげれば、まずは西王母。  西王母は、月と女性をあら
 わし、万物の絶対神のように描かれています。西王母は、世界を秩序付け
 る為に機織りをし、頭には「玉勝」と呼ばれる機織りの道具が載っていま
 す。この西王母が旦那(なのか?)である東王父と逢う日が1月1日と7
 月7日であったとされていて、どういうわけだか元日の方の影が薄くなっ
 て、7月7日の日付と彦星と織り姫のお話とが結びついたみたいです。西
 王母と東王父が何故離れて住んでいるかは追いかけると大変になるので。m(__)m

  そもそも今の「タナバタ」は、日本と中国の信仰と行事が混ざった結果
 だと言えるようです。日本の方は、古くからの祖霊信仰と棚機津女信仰、
 中国は乞巧奠と呼ばれる行事になります。

  祖霊信仰は、今で言う盂蘭盆会のような感じだそうで、昔はこの時期が
 農閑期に当たることから、収穫祭を兼ね祖先や神様をお祀りしたんだそう
 です。新暦になった今は、気候的にも時期的にもピンと来ない収穫際です
 が、旧暦で言うと丁度この7月辺りが畑作の収穫も終わり、ほっと一息で
 きる大事な骨休めの期間だったらしいです。ちなみに、今年の旧暦での七
 夕は8月9日になるようです。うん、真夏だ(笑)。

  「棚機津女」は機織りをする神聖な女性をさし、日本の神話などにでて
 くる女性の神様の殆どが棚機津女の性質を併せ持っていると言われていま
 す。
  「棚機」の「棚」は、今で言う物を置く棚の意味もありますが、元々は
 日常生活と区切る為に神聖なものを一段高く上げる、と言う意味があるん
 だそうです。「棚機津女」は神様用の布を織るので、身を清める為の水辺
 の傍にその機屋は別に設えられたのだそうです。日常とは一線を引くため
 に水辺に設けた神聖な機屋で神様の為の布(衣)を織る棚機津女は、神職
 のひとつ、巫女的な存在だったのかもしれませんね。

  乞巧奠は、中国でももともとは魔除け(季節的な祓えでしょうか)のよ
 うなものだったのが、織り姫・彦星の星祭りの伝承とくっ付いて、技芸上
 達を願う行事に変化していったようです。

  乞巧奠が日本に持ち込まれたのは、遣唐使によってだと言われています。
 その影響か奈良時代頃には、今の七夕の原型のような宴と祀りが宮内では
 行われていたようです。飾りつけと言ってしまって良いかどうかわかりま
 せんが、平安時代には、供物台を設えて野菜や果物、天の川に見立てた琴
 などを置き、五色の糸や梶の葉が飾られた事が記録として残っているそう
 です。(神社等で結構再現されているようです。)

  現在では、七夕の行事を7月7日か7月6日のどちらに開催するのかは、
 その行事の形態や地域によって違いがあるようです。6日に行われるもの
 は、穢れを祓う禊の意味の濃いものではないかということですし、7日に
 行われるものは、宮内の七夕の宴の色濃いものだとも言われています。
 (勿論例外もあります。) 

  ともかく、「五色の短冊」は、金銀の針に五色の糸をつけて飾ったりし
 たことの名残だと言われていますし、願い事を書くのは乞巧奠の名残りだ
 と言われているようです。また「7」は、縁起の良い数字とされ供物の数
 や種類なども7で揃えられたりするようです。

  「七夕」と書いて「タナバタ」と読むのは、今では極普通のことですが、
 昔々は「しちせき」とか「なぬかのよ」と読んでいたそうです。で、「タ
 ナバタ」と読んだのは「棚機」の方。

  この漢字の変化がそのまま「七夕祭り」の変化と言っても良いようにも
 思えてきます。

  日本での7月7日の行事として最古の記録は、『日本書紀』持統5年
 (691)7月7日。公卿を集め宴を催し朝服が配られたようです。半年
 間の労を労うって言う意味もあったのかもしれません。夏のボーナス?(笑)

  あ!万葉集の話まで、辿りつけなかった・・・・((((o_ _)o


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 ●5.飛鳥情報                        ○o。
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  ●平城京左京三条二坊十四坪(奈良警察署跡地) 現地説明会資料
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  http://www.kashikoken.jp/from-site/2016/narakeisatsu2016_paper.pdf

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  ●帝塚山大学考古学研究所 市民大学講座
  ──────────────────────────────── 
   第370回
    開催日: 7月9日(土)
    演 題: 古代オリエントとアルファベットの成り立ち
    講 師: 竹内茂夫氏(京都産業大学文化学部国際文化学科准教授)
   第371回
    開催日: 7月23日(土)
    演 題: 魔女狩りとヨーロッパ宗教史
    講 師: 岡野彩子氏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招へい研究員)
   ・・・・・
    会 場: 帝塚山大学 奈良・東生駒キャンパス5号館5104教室
    時 間: 14:00〜15:30
    詳 細: http://www.tezukayama-u.ac.jp/social/institute/arch/lecture/

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  ●大和を掘る34−2015年度発掘調査速報展−
  ────────────────────────────────
    会 期: 7月16日(土)〜9月4日(日)
    時 間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
    会 場: 橿原考古学研究所附属博物館
    入館料: 大人400円
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/museum/index.html

  ────────────────────────────────
  ●万葉古代学講座 万葉文化館開館15周年記念 リレー講座
  ────────────────────────────────
   テーマ「大和の古代文化」
    開催日: 7月17日(日)
    演 題: 持統天皇と役行者
    講 師: 菅谷文則氏(奈良県立橿原考古学研究所所長)
   ・・・・・
    定 員: 150名(当日先着順) 
    時 間: 14:00〜15:30(開場13:30〜)
    会 場: 奈良県立 万葉文化館
    申 込: 不要
    聴 講: 無料
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=152

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  ●万葉集をよむ
  ────────────────────────────────
    開催日: 7月20日(水)
    演 題: 笠女郎と大伴家持(587〜608番歌)
    講 師: 井上さやか氏(万葉文化館指導研究員)
    時 間: 14:00〜15:30
    定 員: 150名(当日先着順・開場は13:30)
    会 場: 奈良県立万葉文化館 企画展示室
    参加費: 無料
    ギャラリートーク:7月29日(金)・8月5日(金)・8月19日(金)
    詳 細: http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=154

  ────────────────────────────────
  ●平城宮跡資料館夏期企画展(こども展示)
  ────────────────────────────────
  「ナント!おいしい!?平城京!!−奈良の都の食事情−」
    会 期: 7月23日(土)〜8月31日(水) 
    時 間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
    場 所: 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館
    入館料: 無料
    詳 細: https://www.nabunken.go.jp/fukyu/event2016.html#exhibit02

  ────────────────────────────────
  ●第4回宇陀文化財講座「宇陀の考古と仏教美術(1)」
  ────────────────────────────────
    開催日: 7月30日(土)
    時 間: 10:00〜12:00
    会 場: 奈良県立橿原考古学研究所 室生埋蔵文化財整理収蔵センター 講座室
    内 容: 「平安時代の室生寺の仏たち」
            近藤謙氏(奈良県地域振興部文化資源活用課 学芸員)
         「宇陀周辺の山林寺院」
            大西貴夫氏(奈良県立橿原考古学研究所調査課 指導研究員)
    参加費: 無料
    定 員: 90名(申込不要・先着順)
    詳 細: http://www.kashikoken.jp/event/koukaikouenkai/2016/udabunkazai04.pdf

  ────────────────────────────────
  ●夏休み子供文化財教室
  ────────────────────────────────
    開催日 : 7月28日(木)・29日(金)
    時 間 : 10:00〜16:00 
    場 所 : 桜井市立埋蔵文化財センター内および上之宮遺跡園池遺構
    体験内容:
     28日(木) 開講式、バックヤードツアー、展示見学、
           土器洗い、土器接合、遺物写真撮影
     29日(金) 上之宮遺跡での測量体験、
           滑石を使った勾玉・管玉・小玉作り、閉講式
    対 象: 桜井市内の小学4〜6年生 先着20名
    費 用: 500円(材料費・保険料)
    持ち物: 弁当、水筒、筆記用具、帽子、汚れてもよい服装
    申 込: 往復ハガキに(1)住所(2)氏名(3)学校名(4)電話番号 
         を記入のうえ(※往復ハガキは1枚につき1名)
            〒633-0074 桜井市大字芝58-2
              桜井市立埋蔵文化財センター まで
    詳 細: http://www.sakurai-maibun.nara.jp/kodomokyousitu.html

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  ●桜井市纒向学研究センター 東京フォーラムV (申込要)
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  「卑弥呼」発見!「鬼道を事とし、能く衆を惑わす」―卑弥呼の鬼道― 
    開催日: 10月9日(日)
    時 間: 10:00〜16:00 
    会 場: 一ツ橋ホール (東京都千代田区一ツ橋2−6−2 日本教育会館3F) 
    定 員: 780名(事前申込先着順。定員になり次第締切) 
    参加料: 1,000円(資料代含む。当日徴収) 
    講 演: 「共立された卑弥呼―女王の実像―」         
            苅谷俊介氏(日本考古学協会会員・俳優・考古見聞会主宰)  
         「”親魏倭王”卑弥呼」          
            石川日出志氏(明治大学教授)  
         「卑弥呼の鬼道と壷形墳の誕生」          
            辰巳和弘氏(元同志社大学教授)
         「女王卑弥呼の衣服」         
            武田佐知子氏(追手門学院大学教授)   
     ≪シンポジウム≫ 
       コーディネーター:寺沢薫氏(桜井市纒向学研究センター所長)
       パネリスト   :苅谷俊介氏・石川日出志氏・辰巳和弘氏・武田佐知子氏 
    申 込: 往復ハガキに郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号を明記
          *往復ハガキ1枚につき1名 
            〒633-8585
              奈良県桜井市粟殿432−1
               桜井市観光まちづくり課 
               「桜井市纒向学研究センター東京フォーラムV」担当宛て 
    詳 細: http://www.makimukugaku.jp/info/event.html#forum-5


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 ●6.編集後記                     もも ○o。
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  先日来、少し調べ物で古代の韓半島や中国大陸を流離ってました。国名
 と時代がすぐに浮かばないと大変ですね。頭が煮えそうになりました。
  でも、度々横道に逸れつつも、かなり面白かったです。「へぇ〜」って
 思えることが一杯あるっていうのは、ホント楽しいです。で、古代中国の
 歴史も面白いかもなんて思い始めてます。(笑)

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創刊日:2007-11-11  
最終発行日:  
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