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人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラム

自社配信と合わせ1万6千部。NLPや認知的不協和等確かな理論に自らの体験と成功事例を加え教科書に載ってない人の育て方や組織作りをお届けします。

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創刊日:2007-11-05  
最終発行日:2017-08-16  
発行周期:週刊  
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『 前を向いているか 』人と組織の悩みコラム Vol.1173

2017/08/16

2017年8月16日号
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        人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラム
        発行者:株式会社フェイス総合研究所
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◆ 前を向いているか ◆


「うちの社員は、全員が受身になっていて困りますよ」
「自分がお店にいないとトラブルなどが起こってしまいますし、
  動きが止まってしまうような気がして、困ったものです」

私の顧問先のA社の課長職である佐藤さん(仮名)は、自分の部下の主体性の無さ
を嘆かれました。

佐藤さんは個人的な能力の高さで大きな成果を出し、課長職に抜擢されたものの、
最近は価値観が多様化するメンバーをマネジメントすることに、なかなか苦戦して
いる様子が伺えました。

話を聞いていくと、
「意見をぶつけずに、自分に合わせてくる」
「何かといえば、『佐藤課長のおっしゃるとおりです』」
「自分は部署を良くしたいだけなのに、挙がってくる部下の意見も結果中途半端な
 ものばかり、それであれば全部自分で決めたほうが早いので自分で決めてしまう
 ことが多いんです。そして、それが、さらなる『受身ループ』を生んでいること
 も薄々気づいているのですけどね」

なるほど、そこまで気づいていながら、なぜそうなってしまうのかを聞いてみると
佐藤さんからは意外なほどに正直な意見が出てきました。

「正直に言いますとね。失敗をして何かしらのお店のトラブルが明るみになった
 際に、『怒られるのは私』なんですよ。だから、どうしても失敗をさせない
 ようにしてしまっているんですね」
「ついには、この前部下の1人から苦言を呈されました
 『佐藤課長の言っていることは正しいかも知れませんが、いちいち細かいことに
  口を出されてしまっては、みな息苦しくて仕方がありません』
 とね」
「目を離せばどうなるかわからないですし、かといって自分が決めてしまっては
 受身になってしまいます。どうしたものか。」

私は、佐藤課長に、過去に私も同じような失敗をした体験を話しました。

私がそこで学んだのは、
『自分の経験してきたことを熱心に部下に伝えても、部下との信頼関係において
 大きくプラスにはならない。それどころか『マイナス』にさえ変化してしまう
 こともあります』
ということでした。

過去、私は部下から
「正直に言うと、針生さんから『信頼されていない』と感じてしまいます。
 『俺の言うとおりにやれ』と言われましても私は針生さんと違います」
という言葉をもらったことがあります。

そして、上司からは「自分が成長している姿を見せきれていないのでは」と
フィードバックをもらいました。

周囲から期待されていたのは『上司自身が新しいことに挑戦している姿』。
そして『部下を信頼して任せる姿勢』でした。
私がそのような姿を見せたときに、部下は『勇気をもらえる』ということなのです。

一通りの話を聞いた佐藤課長は、
「自分のすべきことは『自分にしかできないこと』なんですね。
 部署間の意思疎通を図ったり、メンバーの意見を上司に通したり、
 ほかにもあるはずなのに、ついつい『自分ができること』なので口を出して
 しまっていたことに気づきました。
 本来、前を向いて進まなければならない私が、後ろを向いてメンバーの方ばかり
 見ていたようですね。」
と、ちょっと恥ずかしそうに話されました。

そして私は今でも佐藤課長にお目にかかるたび、6〜7年前くらいによくテレビで
流れていたあるCMのシーンを思い出してしまいます。
とある湖畔でキャンプを楽しむ親娘。
お父さんが、子供に将来の夢を聞くと、「パパみたいな建築家」。
満足げに照れるお父さん。
その後、娘から「じゃあ、パパの将来の夢はなに?」と素朴な質問をされると、
お父さんは「だって、パパはもう・・・」と言葉を詰まらせる。

自分自身も、上司として、また人として年を重ねてきた今も、前を向いているかどうか、
そんなことを考えさせられます。


株式会社フェイス総合研究所
上席執行役員  針生 英貴


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