雑学

季節を感じる言葉 −日本人の情緒と歴史的背景−

このメールマガジンは、俳句に使われる季題(季語)を中心に、日本人が古来からその言葉(生物、現象、風習等)にどういう思いをはせてきたのか、代表的な俳句等を交えながら思うところを綴っていきます。タイトルほど大袈裟でなく、楽しい情報誌にしたいと考えています。

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創刊日:2007-09-10  
最終発行日:2010-11-18  
発行周期:週刊  
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季節を感じる言葉

2010/11/18

第百二十二回
http://feels-season.com/huuzoku.html


 大根引く

 「だいこひく」と発音します。京家では「おおねひく」と言うようです。

 大根、蕪、人参は「掘る」とは言いません。

 大根は日本人が大好きな野菜で作付け面積、生産量ともに全野菜のトップです。

 地中海沿岸から中央アジア地域の原産と言われていて、古くはエジプトのピラミッド人夫に食料として配られていたそうです。

 こんなもので力が付いたのでしょうか。

 日本へは稲作文化と共に伝えられ有史以前から栽培されていたようです。

 日本書紀には「於朋花(おほね)」と言う名で出てきます。

 この「おほね」が「おおね」となり「大根」の字があてられ、「だいこん」と読むようになったと言われています。

 江戸時代に飢餓対策として栽培が奨励され品種も大幅に増え100種に達しました。

 春の七草の中の「涼白(すずしろ)」もこの大根のこと。「涼」は小さい。「白」は根が白いと言う意味。

 現在は辛みが少なく荷崩れしにくい上に一年中取れ、病気に強いと言う理由で全生産量の95%が青首大根です。

 青首は上部が地上に出ているため、ほぼ10kgくらいの力で抜けます。

 その為幼稚園児が畑実習で大根引きをすることも珍しくありません。

 一方練馬大根は40kgの力が要ると言われています。

 漬物に使われるのは三浦大根が多いとのことです。

 引いたばかりの大根は畑に横に倒しておき、猫車で集められて農家の近くで再び土を被せられます。こうしておくと春頃まで瑞々しく保てるのだそうです。



  大根引き大根で道を教へけり  小林一茶



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