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【スポーツ栄養情報】セリア通信 vol.6 貧血〈2〉

2007/10/09



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■╋┓   スポーツ栄養情報 セリア通信 
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■╋■╋━ vol.6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━2007/10/09 ━━━━



 日に日に秋が深まってきました。

 昨日は『体育の日』でしたね。皆さんはどのように過ごされましたか?

 ちなみに私は・・・完全休養日でした。(笑)



 先日、朝のジョギング中に、ある畑に沢山のカラスが舞い降りて、

 さかんに何かを突っついていました。

 近づいてみると、そこは落花生を収穫した後の畑でした。

 穫りこぼした殻付きの落花生を食べていたんですね。

 栄養価の高い、なかなかの御馳走です。

 でも「食べ過ぎると鼻血が出るよ〜っ」と忠告しておきました。(笑)



 さてさて、先週から『貧血』についてお話ししています。

 吸収の良いヘム鉄は、赤身の肉や魚から摂りましょう、という提案でした。


 赤身の肉や魚が良いのには、まだ他にも理由があります。

 それは『タンパク質』の重要性なのだそうです。


 専門的な話になってきましたので、山根さんにバトンタッチしますね。(笑)



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 一般に栄養学においてカラダづくりの栄養素として挙げられるのが、

 『タンパク質とミネラル』です。

 筋肉はもちろん、皮膚や髪の毛、骨などの組織を構成する最も重要な栄養という意味で

 『構成素』とも呼ばれます。

 

 【タンパク質が血液を造る】
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 タンパク質とミネラルは、当然、血液を造る材料としても欠かすことが出来ません。

 ところが、血液について考えた時、鉄欠乏性貧血という言葉が先行するために、

 鉄分摂取が注目されるだけで、タンパク質の重要性が語られることはありませんでした。

 液体というイメージが邪魔をしていることもあるでしょう。

 ところが、多くの選手の血液検査データを調べてみると、その関連を見過ごすことが出来ないのです。



 【赤血球の占める割合】
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 血液検査の項目の中で、赤血球数( RBC )とヘマトクリット値( Ht )に注目してみて下さい。

 血液1dlあたりに赤血球がどれくらいの数と割合を占めているかという数値です。

 実は「貧血または、鉄欠乏性貧血」と診断を受けた選手のほとんどが、共に基準値を下回っています。


   ■血液検査の見方について http://www.janis.or.jp/users/nrcbc/html/kensasb.htm


 酸素を運搬することで知られているヘモグロビンは、別名「血色素」と言い、

 赤血球中に存在する色素タンパクです。

 赤血球の赤色の正体がヘモグロビンだということです。

 赤血球が十分に造られないと、ヘモグロビンも不十分になってしまいます。

 お互いに深い関係にあることがお分かり頂けましたか?



 【貧血予防には十分なタンパク質を】
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 つまり、貧血予防には鉄分(ミネラル)だけでは不十分なのです。

 もう一つのカラダ作りの栄養素で、むしろ主役とも言えるタンパク質の摂取が、

 重要な鍵を握っているのです。

 夏は猛暑での厳しい練習で食欲が減退気味になります。

 甘い物や口当たりの良い麺類などで食事を済ませてしまいがちです。

 普段より練習量が増えているにも関わらず、カラダ作りの基本である栄養をきちんと摂らずに、

 やり過ごしていませんでしたか。

 心当たりのある人は、貧血状態になっている可能性があります。



 【肉、魚貝類、豆、豆製品を十分に】
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 今からでも遅くありません。

 肉類、魚貝類、豆類、豆製品をしっかり食べるように心掛けましょう。

 そして、鉄分の補給はサプリメントを上手に利用すると回復が早く体にも負担がかかりません。

 どうぞ参考にして下さい。


 ■セリアFe■ http://www.cf-seria.com/fe2.html 
 
 ■セリアJobb(ジョブ)■ http://www.cf-seria.com/job2.html


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 筋肉だけではなくて、血液もタンパク質で出来ているんですね。

 栄養素というのは、一つだけで役に立つものなんて無いんだなぁ、と感じます。

 すべてはバランスを取り合って、機能的にもつながって、正しく作用するんですね。

 身体というのは、どうして生まれた時からそのしくみを知っていて、

 まるで機械のように働くんでしょう?

 あとは、食べていればイイだけですもんね。(笑)

 

 だからこそ「食べる」ということを大切にしなきゃいけないんですね。

 フムフム、何だか少しずつ分かって来たゾ。


 トレーニングをしても栄養を補給してあげなければ、カラダは悲鳴を上げてしまいます。

 せっかく日々練習に励んでいるのならば、同じくらい、食事にも気を配りたいものですね。

 疲労回復の度合いも随分変わってくると思いますヨ。



 ★☆山根さんから一言☆★───────────────────────────────☆
  
  先日、私の父が全日本フィールドアーチェリー選手権に出場を果たしました。今年77歳。

  昨年の大会後、実は体力の低下からランキングを維持するのも難しいと

  一時は引退も口にしていたのでした。父の話に耳を傾けてみると、

  どうやら一人暮らしを始めて食欲が著しく低下していました。

  ただでさえ加齢と共に消化吸収力が弱っている上に食事量の低下。

  これは父の体力のみならず気力すらも奪っていたのでした。そこで早速食事療法を伝授。

  お陰様で次第に元気を取り戻しました。今年は昨年より強い弓を引いているらしいのです。

  父へのアドバイス。ポイントはタンパク摂取でした

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 山根さんのお父様はアーチェリーの選手なんですね!

 77歳で競技を続けてらっしゃるなんて、本当に頭が下がります。

 山根さん、最高の親孝行をされてますね〜。(笑)



 食べ物の美味しい季節です。
 
 今こそ、あなたも、食の大切さを見直してみませんか?

 それでは、来週まで御元気で〜!




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 ◆(有)シーエフ スポーツ事業部 http://www.cf-seria.com/

 ◆スポーツ栄養アドバイザー山根武司のブログ http://isumicity.exblog.jp/

 ◆御意見、御質問などはこちら mag@cf-seria.com

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創刊日:2007-08-28  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
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  • 山根2007/10/12

    >Rainbowさん

    コメント有り難うございます。ご訪問嬉しく思います。

    高地トレーニング中に腹痛を起こすケースもあるようです。以前、菅平高原で合宿中に腹痛を起こし病院に運ばれた選手を診断した医師によると、酸素需要が急激に増すと供給を追いつかせようとして脈拍が上がります。その時、やはり肝臓などがうっ血して腹痛を起こすのだそうです。お酒を飲んだ翌日、レース出場に出場し激しい腹痛を起こす人もあるようです。内臓疲労にもご注意下さい。

  • 山根2007/10/12

    >サイド アウィータさん

    お役に立てたなら何よりです。

    こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

  • Rainbow2007/10/10

    なるほど

    質問、回答。共に参考になりました。

    つい最近私も同じ事に出くわして気になっていました。食事、休養を深く考えていない現状に反省です。

  • サイド アウィータ2007/10/09

    疲労を残さないようにトレーニングしたいと思います。

    アドバイス有難うございました。

    これからも宜しくお願いします。

  • 山根2007/10/09

    >サイド アウィータさん

    ご質問有り難うございました。

    運動中の腹痛に関しては専門家によって様々な研究がなされていますが、原因を特定するのは難しいようです。私が多くの選手を見てきた中で考えられる一番多いケースは肝臓などの臓器がうっ血して悲鳴をあげている状態です。疲労を残したままレースを迎え、オーバーペースで走った時に起こりやすいですね。大会前には疲労を抜くなど、十分な調整を行って下さい。また、ウオーミングアップをしっかり行い、ペース配分を考えてレースに臨んで下さい。日頃からサラサラな血液にしておくように食事も気をつけましょう。