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資源株と先物取引のココだけの話

「でっかく儲かる資源株の全て」の著者、緒方史法が語る、資源株と先物取引のマル秘情報を毎日配信中。

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LNG船の船腹逼迫・フレート先高により商船三井に注目 (2007年8月23日発行 コードワン通信Vol.9)

2007/08/23

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 株式会社コードワン投資研究所  コードワン通信 [Vol.9]

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 お世話になります、コードワン投資研究所 編集の「カネヤン」です。

 海外株式市場が軒並み続伸する中、日経平均も415円高と、ようやく引値
 ベースで1万6000円を回復しました。

 海外の株式市場を見ていると、底打ち完了のように見え、FT100も現在
 73.5ポイント高と、続伸しています。

 日本では慎重な意見が多いですが、海外では案外、楽観視しているような
 気がします・・・さすが外人は度胸がありますネ(笑)

 では、本日のコードワン通信に行ってみましょう。


● もくじ ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  【01】資源株関連ニュース
    ・・・・・「LNG船の船腹逼迫・フレート先高により商船三井に注目」

  【02】商品先物関連ニュース
    ・・・・・「中国の天然ゴム輸入が4〜6月の低調から回復傾向示す」

  【03】コラム『天網恢恢(てんもうかいかい)』
    ・・・・・「穀物相場は需給逼迫の現れか?」

  【04】セミナー情報
    ・・・・・「海外資源株から見る商品先物価格の行方」

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 【01】
  □ 資源株関連ニュース  筆者:緒方史法

   ■ LNG船の船腹逼迫・フレート先高により商船三井に注目

    8月に間に欧米メジャーがフリーで運航中のLNG(液化天然ガス)船
    10隻すべてを押さえ、全船とも用船先を確定したとの観測がある。

    わが国は世界最大のLNG輸入国であるが、冬場に向け遠距離航路か
    らLNGを輸入することが必須となるが、フリーの船腹がかなり早い
    段階で買い占められたのと同様の状況に陥ってしまったことになる。

    わが国は最大の需要国であるが、LNG船は造船コストが非常に高価
    であるため船腹の実数が不足している。

    現在、国際海運市場にフリーのLNG船は存在しないと言われており、
    今後LNG船の船繰りを巡ってスポット用船料が急騰するとみられて
    いる。

    わが国の海運会社大手3社のなかでLNG(液化天然ガス)船について
    世界最大の保有数を誇っているのが商船三井(東証9104)である。

    海外海運企業は相次いで株式配当を実施、見直し買い機運となって
    きているが、わが国でも20日に日興シティが日本郵船(東証9101)を
    2M据え置きながら目標価格を1140円から1175円に引き上げ、商船三
    井(東証9104)を1Mに格上げ、目標価格も 1700円から2020 円に引き
    上げ、川崎汽船(東証9107)も1Mに格上げ、目標価格も 1550円から
    1895円に引き上げている。

    LNG(液化天然ガス)用途としては都市ガスや化学工業の原料、火力
    発電所の燃料などに利用される。

    LNGによるガス焚きの火力発電は各電力会社の主力で東京電力は東
    事業所の中核発電所である袖ヶ浦火力発電所に東京ガスと共同で大
    型のLNG受け入れ施設を建設している。

    万一の場合の代替えとして、火力発電用直焚き重油について東電向
    けに供給義務のある民族系元売り各社は最大手の新日本石油(東証
    5001)、国内探鉱開発の石油資源開発(東証1662)などへも影響が及
    ぶかもしれない。

    この日前引けは商船三井(東証9104)が1594円と前日比58円高、日本
    郵船(東証9101)が1101円と前日比51円高、川崎汽船(東証9107)が
    1454円と前日比48円高。


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       その他の資源株関連トピック・・・

           「石油精製元売り株は新日石・昭和シェル中心に強気継続」

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【02】
  □ 商品先物関連ニュース  筆者:緒方史法

   ■ 中国の天然ゴム輸入が4〜6月の低調から回復傾向示す

    世界最大の天然ゴム消費国である中国の天然ゴム輸入が復調気配
    にある。2004年、2005年の鈍化から昨年は大きく伸びたが今年に
    入り再び鈍化していた。

    今年は年初1月に天然ゴムが15万トンと前年同月11万2655トンから
    33.9%増、合成ゴムが10万8544トンと前年同月8万8882トンから
    22.2%増と幸先良い出足となったが、その後は前年並みとなり4月
    〜6月は合成ゴムが安定したペースで増勢を維持したのに対し、天
    然ゴム輸入は5月、6月が低調となり、年初からの累計輸入量も対
    前年同期比でマイナスとなるまでに至った。

    それが7月の通関ベースでは15万トンと増加、年初1月から7月累計
    では86万トンと前年同期比1.5%増まで復調した。なお、合成ゴム
    輸入も10万9131トン、年初1月から7月累計では82万8000トンと前年
    同期比4.9%増。

    季節的にはここから合成ゴムの輸入比率が落ち天然ゴムの輸入シェ
    アが増加することになる。

    なお、年間の天然ゴム輸入量は2006年が161万トン、2005年が140万
    7000トン、2004年が127万3000トン。2002年が96万トンであったこ
    とを考えれば極めて飛躍的な伸びである。

    2006年の年間輸入量に占める天然ゴム/合成ゴムの比率は55%:45%
    (2002年当時は天然ゴム/合成ゴムの比率は45%:55%)。

    年初1月からのペースでは漸く天然ゴムの比率が上がりはじめたばか
    りであり、年後半にかけて天然ゴムの輸入比率が増加してくる可能
    性は高い。

    近年、長期契約増加で見え難くなっている中国の動向であるが、10月
    の国慶節前に輸入のピークを一旦迎えることを考えれば、現在の安値
    は中国の輸入促進にはうってつけのものといえる。

    上海取引所在庫の多くは低グレードのSCR5級とそもそもタイヤ向きで
    はない。またディーゼル価格上昇で内陸輸送よりも価格が抑制されて
    いるアジア域内のコンテナ輸送のほうがコスト的にも効率的。

    東京ゴム先物、中部大阪ゴム先物も復調傾向といえるが、株価・為替・
    他商品に影響されやすく手がかりを欠く状況にある。

    そうした意味では横浜ゴム(東証5101)など主要タイヤ株の復調は好感
    されるところ。英国に本部を置く国際ゴム研究会(IRSG)の予想では
    2006年の世界ゴム需要は2140万トン(前年比2.1%増)、うち天然ゴム
    920万トン(前年比1.5%増)、合成ゴム1220万トン(前年比2.5%増)、
    2007年度需要予想では2230万トン(前年比2.1%増)、うち天然ゴム960
    万トン(前年比4.4%増)、合成ゴム1260万トン(前年比3.5%増)。

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 【03】
  □ コラム『天網恢恢(てんもうかいかい)』
                 筆者:北浜の豕(きたはまのいのこ)

   ■ 穀物相場は需給逼迫の現れか?

    CBT穀物相場が上昇し、高止まり感があったCBT小麦相場が再度高値
    を更新し、CBT小麦相場は未曾有の高値へ向かい始めた。

    調整局面では減少していた出来高が回復した事で、更なる高みを目
    指しそうな勢いである。欧州・アフリカ・アジアなどからの旺盛な
    需要を背景にした上昇であるが、もう暫くは上昇と調整を繰り返し
    ながらの推移となることが考えられる。

    追随の勢いがあるのがCBTコーンであり、直近の高値である360.00¢
    /ブッシェル(8/9)をあっさりと抜き、その前の高値371.00¢/ブッ
    シェル(7/13)までは、もう少しといったところである。

    CBTコーンの上昇背景は小麦に同じく需要によってもたらされている
    と言っても過言ではない。特に飼料用の穀物需要は振興国を中心に
    拡大する状況にあり、豊かになる振興国の食肉需要を支える為に不
    可避な需要であると言っても過言ではないであろう。

    それに加え過去最高の作付け面積を誇るコーンは、バイオエタノー
    ルの需要によって新たな消費先が生まれたことが穀物の消費連鎖に
    変化をもたらしたことは言うまでもない。

    世界各国が原油高騰の最中で次世代エネルギーとしてバイオエタノ
    ールの精製事業を拡大しており、安価であり生産プラントが石油ほ
    どの大きさを必要としないところが、消費拡大を招く要因の一つに
    もなっている。

    ただし、コーンの場合は振幅が以外に大きいこともあり、4営業日
    連続の上昇となったことで、若干の調整があるとも考えられる。
    ただし下値は小さいと考えられ、上昇トレンドを維持できるかがポ
    イントなることが考えられる。

    CBT大豆は、コーンよりは滑り出しが若干遅めの上昇であり、上昇
    場面では調整幅が小さい事もあり、下値固めをこなしながらの展開
    が予想される。

    大豆の上昇要因として材料視されているのは、穀倉地帯北部での豪
    雨である。これまで乾燥気候が懸念されていた穀倉地帯南部にとっ
    ては恵みの雨であるが北部では洪水に発展した地域もあり、着サヤ
    の時期である大豆にとって過度な降雨が豆の育成において病気や品
    質悪化などの悪影響を及ぼす可能性が高いため、イールドの減少が
    懸念され始めている。

    需給面からは、バイオディーゼルによる需要が拡大傾向にあること
    を支援材料として、作付面積の減少から相対的な収穫量が減少傾向
    にあることは間違いがない為、相場の下地をしっかりと固めながら
    の推移となると予想される。

    米国の穀物価格の上昇と原油の高騰に見られるような輸送コスト等
    は、世界的な食糧価格を引上げる結果をもたらしているが、これが
    金融商品としても派生し、国内でも「世界食糧関連ビジネスファン
    ド 」が販売されビジネス展開されていることは、穀物を始め食糧品
    の価格の先高感を匂わしており、安易に下落を狙い仕掛けることは
    避けた方が得策といえるかも知れない。

    国内の穀物相場は、為替の後押しもあり切り替えして高値を目指す
    ことが考えられるが、チャートでは充分なトレンドになっていない
    ため取組むタイミングが難しい場面でもあり、注意して取組みたい。


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       その他本日掲載のコラム・・・

           「弱り目に祟り目の砂糖市場」

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 【04】
    □ セミナー情報

   ■2007年9月13日(木)18:20〜19:40(17:45受付開始)

    ◇『海外資源株からみる商品先物価格の行方
              〜原油価格のコンセンサスを探る〜 』
      講師:株式会社コードワン投資研究所 代表取締役 緒方史法

    ■ 主 催 ■ 東京工業品取引所
    ■ 日 時 ■ 平成19年9月13日(木) 17:45受付 18:20〜19:40
    ■ 会 場 ■ 東京工業品取引所 地下1階セミナールーム
    ■ 住 所 ■ 東京都中央区日本橋堀留町1-10-7(〒103-0012)
    ■ 電 話 ■ 03-3661-9191(大代表)
    ■ 定 員 ■ 80名
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