金融・保険

保険商品選択のノウハウ

保険とは何かというそもそも論だけでなく、保険加入に際し て知っておいた方がいいTips、さらに実際に発売されている具体的な保険商品に ついての注意点にも踏み込み、ご紹介と解説をいたします。

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創刊日:2007-07-16  
最終発行日:2009-07-14  
発行周期:不定期  
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サンプル記事

2000/01/01

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               保険商品選択のノウハウ 第0号

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 金融庁は4月19日、生命保険各社による過去5年間の保険金不払いが、国内の全
38社合計で44万件、359億円に上ったとする調査結果をまとめ、自民党の金融調
査会と財務金融部会の合同会議に提出しました。日本生命保険など主要12社では
26万件、269億円に達するそうです。

 保険会社が支払いを渋ること自体も問題ですが、そもそも契約者が、保険とは
どのようなもので、自分が加入している保険は生活設計に対して本当に有効であ
るのかという判断力もないまま、国民皆加入的な状態まで市場が膨らんでいるこ
とを問題視する必要があると筆者は考えます。

 2000万円の死亡保障をつけたとして、バブルの頃に終身保険に加入した人なら
約800万支払うことになります。マイホームの頭金になる金額は、決して安い買
い物とはいえないでしょう。

 ところが、家や自動車と違い、保険は目に見えるモノではありません。その上
一般の人には売り方も内容もわかりにくくなっています。保険会社もビジネスで
すから、支払いも責任もを少なくしてより多くの加入者を集めるための工夫をし
ます。

 たとえば、生保の場合、営業担当者(いわゆる外務員のおばちゃん)が実は
「契約の媒介」と呼ばれ、実際には契約締結権がないことを承知している契約者
はどれくらいいるでしょうか。加入者は営業担当者との間で契約がまとまっても、
保険会社が認めなければその契約は成立しないし、営業担当者のセールストーク
が間違っていても生命保険会社が責任を負う必要はありません。誰だって直接の
窓口である営業担当者を信用するしかないのに、実際に彼らは無権利なのです。
「加入」という入り口が、すでにそうしたトラブルの温床になっています。

「責任開始日」という言葉はどうでしょうか。最近ではインターネットを使った
Web上の申し込みやクレジットカードによる保険料引き落としなど加入形態が広
がりましたが、それとともに保険期間の最初にあたる責任開始日もわかりにくく
なりました。なぜなら、引き落とし時期が商品によってまちまちだからです。ま
た、商品によってはクーリングオフが有効であったりなかったりします。たとえ
有効でも、8日以内のものもあれば1ヶ月以内のものもあります。自分の加入する
商品について、きちんと確認しておかなければなりません。

 がん保障や重度障害保障の場合、いくら高い保険金で加入しても、加入後一定
期間内の事故については約束した保険金は支払われず、それまで支払った保険料
を返戻するだけという場合もあります。しかも、保険商品によってその期間が2
年であったり3年であったりします。

 死亡保障や医療保険などは、年齢や家族構成の変化と共に増額することもある
でしょう。しかし、保険の多重契約による保険金詐欺防止という口実で、他社の
保険に加入したら報告をしておかないと、事故があっても保険金を支払ってくれ
ない保険会社もあります。これなどはもっともトラブルになりやすいケースです。

 最近のCMに出てくる保険商品は、耳障りのいいペットネームがついていて、
保険の内容がわかりにくいものが多くなりました。そのわかりにくさをいいこと
に、損害保険(傷害保険)なのに生命保険のような装いで売っているものや、無
選択型保険(医師の診査などがいらないもの)を健康な40代に売りつけるなど、
顧客の利益に明らかに反する例もあります。

 これらは保険のわかりにくさをあらわすほんの一部の例です。とにかく、契約
者はこうした危うさをきちんと把握しておかないと、支払い以前に加入の時点で
“騙された”と思うようなことになるのです。

 そこで本稿では、保険とは何かというそもそも論だけでなく、保険加入に際し
て知っておいた方がいいTips、さらに実際に発売されている具体的な保険商品に
ついての注意点にも踏み込み、ご紹介と解説をいたします。

 商品は、生命保険だけでなく損害保険も含みます。

 保険の新規加入、もしくは更新、別商品への見直しなどの参考情報としていた
だければ幸甚です。

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著者:草野直樹
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