小説

今日も魔法をかけてしまいました♪

つれづれなるままに、日暮らし、他人もすなり日記を交えて物語を書いていこうと思いまするる。事実も入ってますが、あくまでも物語だと言うことをお忘れなく♪

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【melma! ファンタジーマガジン】

2007/06/18

【第2話】

 ある日突然、夫に転勤の話が浮上した。そろそろ来る頃かな?と予感はしていたので、その件に関して何も異論は無かった。今の生活も悪くは無かったが、結婚生活を5年位経過していたMasacoは「そろそろ環境を変えてみたいな・・・」と感じていたのは事実だった。迷わず夫と一緒に転勤生活をすることに決めた。

 義父母にとってみれば、孫が存在しているので寂しかったかもね?事実、生まれた時から子供をよく可愛がってもらっていたし。Masacoはどちらかと言えば?自分の時間を有意義に使用したい女だったので、子供を無償で快く面倒見てくれる義父母の存在は助かった。

 転勤してから実際、環境は一転した。今まで有閑マダムを気取った生活をしていたのに団地妻である。いろいろと拘束が自分の身に押し寄せた。周囲の人たちはそれを感じている人も存在したが、敢えて口に出さなかった。何よりも災いしていたのは、その転勤先は天災で大被害を被った土地柄だった。今でこそ回復はしたが、その傷跡はまだまだ感じる。

 その異質な雰囲気をMasaco自身が体験で感じたのは、実際にその地に住んでからだった。今までの暮らしとかなりギャップがあった。分かりやすく言えば?シンデレラ物語。

 「来るべきでは無かったかも知れないな。。。。。」と直感した。これは第六感と言うべきか?女の感と言うべきか?今までの価値観を何となく通用させない何かが存在した。例えば?彼女がAと言えば?Bの方向へ流れていく。。。と言った感じである。

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 転勤生活から2年位経過した年のMasacoの誕生日だった。義母からバースデープレゼントが届いた。英国製の高級傘だった。が、あまり嬉しくなかった。普通の人は「こんな高い傘貰えて嬉しい。」と感じるのであろうが。それは他人だからそう思うのである。

 13日の金曜日に届き、彼女の誕生日より少しばかり早かった。あと、そういう違和感を一層感じさせたのには理由がある。Masacoは義父母と同居していた頃に英国人の友人が出来ていた。彼は大学の交換留学生で来日したのだが、実に優秀な少年だった。Masacoはその友人宅に逆に招かれて、ホームステイに出掛けた事も有った。なので特別な思い入れをその国には持っていた。その国が最近テロの被害に遭った。彼女はとてもそその家族のことを心配していた。そんな時期にタイミング悪く届いた品物だったので、尚更気味が悪かったのである。

 あとで確認するとそれは偶然の一致で、義母はただ単に流行りのその傘をプレゼントしたかっただけだと理解した。嫁の誕生日など正確に記憶していなかったのである。ただ、女というのはその場で方便を使うのが得意である。『あのおばあちゃんのことだから、悪戯心が走ったのかも知れないな?』という感ぐりもMasaco自身は何となく感じていた。なのでこの件についてはまだまだ謎めいているのであった。

 見方を変えれば?人間と言うのは無意識で何かを行動してしまい、別段意味はないことなのに相手に誤解されてしまう。。。ということも多々有ると思う。

 例えば?たまたま緑の服を着ただけなのに、『今日はそういう気分なんだ。。。』とか?周囲に別解釈をされたりとか。(こういう場合、彼女は周りの反応をすごく滑稽に感じていたのである。)

(つづく・・・・・)

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創刊日:2007-06-06  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
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